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2014年5月31日 (土)

国会の6分の1は国民より優先される

国会の6分の1は国民より優先される

朝日新聞 社説:憲法と国民―決定権は私たちにある
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

集団的自衛権をめぐる今週の衆参両院の審議で、安倍首相は憲法解釈を変え、自衛隊による米艦防護やペルシャ湾での機雷除去に道を開くことに強い意欲を示した。

首相は答弁で「国民の命や平和な暮らしを守る」と繰り返し強調した。熱意はわかったが、だったらなおさら、なぜそのための憲法改正案を国民に問おうとしないのだろうか。



憲法についての最終決定権者は国民であり、それを担保するのが国民投票だ。それをないがしろにするのは、どんなに多数の支持を得た政権であっても、許されることではない。

国民投票を実施するには、両院の3分の2が必要です。逆に言えば、方院の3分の1(国会全体の6分の1)の議員の意見が国民全体の意見よりも優先される場合があるということ、国会議員の6分の1で国民の意思表明を邪魔することが可能というとです。

  *        *       *

「なぜそのための憲法改正案を国民に問おうとしないのだろうか」

国会の少数派が国民に問うことを邪魔しているからじゃないでしょうか。

  *        *       *

憲法96条の規程はおかしい。国民の意思表示を邪魔することが、あまりにも簡単になっている。私は、要件を緩めて、片院の3分の1程度の議員数で要求できるようにするべきだと思っている。なぜなら、少数派の意見であっても国民投票の対象に出来るようにすることは、少数意見の尊重にほかならないのだから。

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2014年5月30日 (金)

なんか下品

なんか下品

人民日報:日本が南中国海をかき乱すのはなぜか
j.people.com.cn/n/2014/0530/c94474-8735268-2.html

日本の政治屋とメディアは最近、南中国海情勢に異常な関心を示し、異常に活発に動いている。まず日本政府が南中国海情勢に深い「憂慮」を表明。続いて安倍晋三氏はさらに明確に「対岸の火事ではない」と述べた。だが日本側の「憂慮」という言い分の背後に透けて見えるのは、その喜び勇んだ顔だ。そして「対岸の火事」に対して、日本は実はとっくに介入し、懸命に火に油を注いでいるのだ。

人民日報って中国の公式の意見というか、一種の「権威」だよね。事実かどうか、賛成するかどうかは別にして。で、その新聞に「日本の政治屋」とかって言葉が乗るのはどんなもんなんだろうか。こういった新聞は、はっきりと悪口とわかる悪口で罵倒するより、いわれた方が3日ぐらいたってから怒り出すぐらいの上品な罵倒をするべきなんじゃないか。

  *      *      *

王様や貴族の間の駆け引きの場所なんじゃないか、表の世界の言論や外交というものは。だから、罵倒も上品であるべきと思うのですよ。

  *      *      *

昔の中国は、もうすこし上品だったような気がする。

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で、健康被害は?

で、健康被害は?

中日新聞:30キロ圏避難に最長29時間 川内原発事故で推計
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014052901001524.html

鹿児島県は29日、九州電力川内原発(薩摩川内市)で重大事故が起き、住民が自家用車で避難する際の推計時間を公表した。半径30キロ圏の住民約21万人の9割が圏外に出るまでに、最長で28時間45分、最短で9時間15分かかると見込んだ。南九州自動車道が使えない場合が最長で、幹線道路の渋滞地点で交通誘導が実施されれば最短になる。

で、それで避けられる健康被害はどの程度なのでしょうか?
避難ストレスで起きる健康被害はどの程度なのでしょうか?

原発事故対策では不思議なほど健康被害の予測数が出ません。これは原発推進派も反原発派も怠慢ではないでしょうか。

  *        *        *

以下妄想です。

おそらく最悪のケースで2~3人の健康被害が出るのでしょう。

原発推進派にとって少数でも健康被害が出るとは言いたくない。そして、反原発派にとっては少数の犠牲者では宣伝戦に使えないのでしょう。

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2014年5月29日 (木)

中国は嘘の吐き方を勉強しよう

中国は嘘の吐き方を勉強しよう

時事通信:自衛隊機が「10メートルまで接近」=昨秋の防空圏設定当日-中国
自衛隊機が「10メートルまで接近」=昨秋の防空圏設定当日-中国

中国国防省の耿雁生報道官は29日の定例会見で、中国が東シナ海上空への防空識別圏設定を発表した2013年11月23日、自衛隊のF15戦闘機2機が中国空軍輸送機を34分間にわたり追跡監視し、一時約10メートルまで接近していたと主張した。その上で「事故を引き起こしかねない危険な行為」と非難した。

すみません、笑ってしまいました。だって言い訳が「あんたもやってるじゃっん!」って、子供か!

  *        *       *

日本が中国の戦闘機が航空自衛隊の偵察機に30メートルまで接近したと非難したことへの反応でしょう。でも、こういうのは日本が非難するまえに公表していないと説得力を欠きます。非難うんぬんは別にして事実として公表していれば、言い返す言葉にも説得力が出てきます。

だけど中国はそういうこともせず、証拠写真の1枚も公開せず(少なくとも日本のマスコミは報道していません。私の見た限りにおいて、ですが)、言葉だけの非難をしても、失笑はあっても説得力はありません。

  *        *       *

中国の国内向けには十分なのかもしれませんが、外向けには、特に政府や政治家の嘘に向き合わなければならない民主国家の国民向けとしては失笑レベルの反論と思います。

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想定外と言い訳する政府をお望みなら

想定外と言い訳する政府をお望みなら

北海道新聞 社説:集団的自衛権 安保法制事例 現実無視の想定ばかり
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/541945.html

シーレーン防衛では、ホルムズ海峡を念頭に新たに「民間船舶の国際共同護衛」を挙げた。だがこれも従来の「機雷掃海」の事例と同様、戦争状態時に日本の商船が海峡を航行するとは考えにくい。

見逃せないのは、邦人の生命が脅かされた際の「領域国の同意に基づく邦人救出」の事例だ。PKOでの「駆け付け警護」と同様、武器使用緩和を前提としている。

中日新聞 社説:集団的自衛権 平和主義守り抜くなら
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014052902000092.html

例えば、政府が検討事例に挙げた、紛争地から避難する邦人を輸送する米輸送艦の防護である。

首相は十五日の記者会見で、お年寄りや乳児を抱く母子を描いたイラストを示しながら、「彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」と、行使容認の必要性を強調した。

しかし、これは現実から懸け離れた極端な例である。米艦艇に輸送を頼らなければいけない緊迫した状況になるまで、お年寄りや乳児を抱える母子が紛争地に取り残されるだろうか。

非現実的なと思える状況でも考えおかなければ非常時に困ります。想定外と言い訳すれば良いのであれば罰ですが。

  *        *        *

ホルムズ海峡の向うには原油があります。原発の止まっている今、原油の重要度は上がっています。ホルムズ海峡が封鎖されたら、それは石油ショック以上の衝撃です。そうなった時の備えはいらないのでしょうか。また、国際環境が激変し、戦地に日本人が取り残されることがないと言いきれるのでしょうか。

中日新聞や北海道新聞は、そうなった時に、「なにぶん、想定外ですので」と言い訳する政府がお望みなのでしょうか。

  *        *        *

そうならないように、外交努力で、という意見を聞くことがあります。外交努力が重要なことは事実ですけれど、それが失敗した時にどうなるかを考えておかなければなりません。

その時、外交が失敗したから死んでね、と言うのであれば別ですが。

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2014年5月28日 (水)

ゲリラは面倒

ゲリラは面倒

ニコニコニュース:「#すき家ストライキ」にゼンショーユニオンが呼びかけ 「違法なストはやめましょう!」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1086173?news_ref=top_topics_topic

ツイッターなどネットで呼びかけられている「#すき家ストライキ」の期日が、明日5月29日に迫っている。すき家のアルバイト店員たちが「肉(29)の日」に合わせて、一斉欠勤のストライキを起こそうとネットで呼びかけている運動だ。

きちんとした労働組合の行うストライキなら要求も明確だし交渉相手も目に見える。だけど、こういった「ストライキ」の場合は、要求が明確ではないし誰と交渉すれば良いのかも判らない。

会社としては、要求が上がってきて面倒であっても労働組合を育てておいた方が交渉できるという意味で良いのではないか。

  *        *        *

戦争に例えると、相手が正規軍なら戦争で勝った負けたが判ってやりやすけれど、ゲリラ相手だと占領したのに戦争が終わらない。譲歩したのに対価はない。何故だかわからない損害が増えていたりする。などといったわけがわからない状態になってしまいかねない。

  *        *        *

会社とは何だろうか?

アルバイトとであっても働く仲間として、身内と思うならば待遇(安全や給与などなど)に神経を使わなくてはならないし、身内ではないなら(お客様と同じように)、自分達が何を提供できるかを他社と競わなければならない。その競争に負けたら(お客様を他の店に取られたとの同じように)売上が落ちてしまうだけのことだ。

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景気がよいと良いことが起こり、悪いと

景気がよいと良いことが起こり、悪いと

中日新聞 社説:人手不足深刻化 真っ当な経営を目指せ (2014年5月26日)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014052602000109.html

日本経済が二十年近くに及ぶデフレの中、小売りや外食などサービス産業の多くは低廉で使いやすいパートやアルバイトら非正規労働を活用してきた。一円の安さを競う価格競争のために人件費を切り詰めるビジネスモデルである。その究極の姿は、低賃金で若者らを使い捨てにするブラック企業である。

働き口が少ないデフレ不況期にはそんな劣悪な雇用モデルでも通用する余地はあったが、雇用環境が好転すれば働き手がいち早くそっぽを向く職場である。人を人とも思わないような企業に将来はないことが明白になった。

中日新聞 社説:EU極右躍進 統合の指針示さねば (2014年5月28日)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014052802000096.html

予想されていたとはいえ、統合を促進する場と位置付けられる欧州議会(定数七五一)でEU解体、ユーロ離脱などを掲げる諸勢力が合計で二割近い支持を集めたことは、既成政党にとって衝撃だった。

原因ははっきりしている。五年前に表面化した金融危機、ユーロ危機の対応策として採られたEU主導の緊縮政策が、南欧諸国を中心に市民生活を直撃し、失業、社会保障の削減など社会不安を募らせ、移民排斥や民族主義の土壌を広げていることが根底にある。

景気がよくなるとブラック企業が窮地におちいり、景気が悪くなると排外主義が広がりゴタゴタしはじめる。

景気がよいと良いことが起こり、悪いと悪いことが起こる。

  *        *        *

色の白いは七難隠すと言いますが、景気の良いのは社会問題を隠してしまいます。隠れているだけで、解消したわけでも消えてしまった訳でもありませんけれど、苦しむ人の数が減るのですから良いことです。

  *        *        *

政治は(そして政治を批判する有識者も)景気を良くする(悪くしない)ことを重視するべきだ。特に野党やマスコミは政治的な得点稼ぎのために、政府の足を引っ張るようなことをするべきではない。

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2014年5月27日 (火)

どんだけぇ~

どんだけぇ~

新華社通信:中国外交部、「ベトナムは信義に背いている、国際信用度はかなり低い」―中国紙
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/383861/

ベトナム外務省が23日、西沙(パラセル)諸島に関して「歴史的、法的根拠がある」と表明したことに対し、中国外交部の秦剛報道官は26日の定例記者会見で、「中国人は西沙群島(諸島)の争う余地のない主人である。ベトナム側は歴史を歪曲し、事実を否定し、言動が矛盾しており、信義に背いている。ベトナムという国の国際信用度は低い」との立場を示した。

他人や他国の悪口は控えるか婉曲に表現するものじゃないでしょうかねぇ。それが文明と言うか文化でしょうに。

  *      *     *

言われた本人も気がつかないような、だけどボディーブローのように効いてウェットのある悪口、そういう悪口が文化的な悪口なんかじゃないかと思うのです。

  *      *     *

私はベトナムという国の国際的信用度は判りませんけれど、ベトナムは(一度は植民地にされましたが)フランスとの戦いに勝って追い出し、アメリカとの戦争に勝ち、中越紛争で中国に勝利した国です。国連の常任理事国5ヶ国のうち3ヶ国に勝った強い国であると思っています。

  *      *     *

「ベトナムという国の国際信用度は低い」なんて悪口としてストレート過ぎて笑いを誘ってしまいます。もちろん笑われているのは中国ですが。

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中国の国家イメージ

中国の国家イメージ

朝日新聞:中国漁船が体当たり、ベトナム漁船沈没 南シナ海
http://www.asahi.com/articles/ASG5V7KN9G5VUHBI04Q.html

中国が石油掘削を始めた南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の近海で26日、ベトナム漁船が中国漁船の体当たりを受けて沈没した。乗っていた漁民10人は別のベトナム漁船に救出された。ベトナム紙トイチェなどが伝えた。

事故・事件は片方の側だけから見てはいけません(例え自分自身が関わっていてもです。両側からの視点で見えなければ、自己の利益を最大には出来ません)。ですから、この件についても中国側の報道や発表を見てみたいと思っています。

だけど、中国に対する印象というか国家イメージからすると、中国側がゴリゴリ無茶をしたんだろうなと思ってしまします。先入観はよくないですけど。

  *       *      *

先ごろ中国とベトナムの艦船が衝突した時にもベトナム側からの映像が流された。ベトナムの艦船にはジャーナリストが乗っていたりする。

中国は宣伝戦と意識して実行する時はともかく、実利を求めて何かをするとき、イメージを悪くしすぎ。

もうちょっと他人の目を気にした方がいいんじゃないか(無理なの?)。

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民主主義にも暴力が必要

民主主義にも暴力が必要

日本経済新聞 社説:ウクライナ新政権のもとで混乱収拾を
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO71832780X20C14A5EA1000/

欧米が大統領選の実施を重視してきたのも、有権者の直接投票で新大統領を選び、新政権を発足させることで「正統性」をめぐる対立を収拾できるとみたからだ。ポロシェンコ氏にはまず、挙国一致内閣を発足させるとともに、親ロ派との直接対話を通じて国内の融和と安定に尽力してほしい。

今回、ドネツク州など東部の多くの選挙区では武装勢力の妨害で投票ができなかった。「正統性」の問題が完全に解消されたわけではないが、親ロ派もポロシェンコ氏が地方の自治権拡大やロシア系住民の権利擁護に取り組む姿勢を見せていることを注視すべきだ。まずは武装解除を進め、新政権との対話に応じるのが筋だろう。

ちゃんとした選挙が出来なければ、民主国家と言えません。どんな理由があっても選挙だけは出来なくちゃなりません。政権の正当性が疑われてしまいますから。その意味では、「ドネツク州など東部の多くの選挙区では武装勢力の妨害で投票ができなかった」のですからウクライナは、民主国家としては不完全と言えます。

  *        *       *

ところで、ウクライナが完全な選挙を実施できなかったのは、武装勢力があり、実効支配が十分ではないから。言葉を変えると、その領域では暴力を十分に持っていないから。

  *        *       *

ウクライナは東部で暴力を十分には持っていないから民主国家としては不完全、つまり、民主主義を実施するにも暴力が必要だと言える。

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2014/05/28 05:50 修正
 修正前:その意味では、「ネツク州など東部
 修正後:その意味では、「ドネツク州など東部

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2014年5月26日 (月)

もはや極右ではない・リベラルの失敗

もはや極右ではない・リベラルの失敗

AFPBB News:フランス政界に激震、欧州議会選で極右政党が首位
http://www.afpbb.com/articles/-/3015873

22~25日に投票が行われた欧州連合(EU)の欧州議会選挙で、フランスの極右政党・国民戦線(National Front、FN)が仏有権者の4分の1余りからの支持を得て同国の首位政党となる見込みであることが分かり、仏政界には激震が走っている。

仏内務省が発表した開票率80%の暫定結果によると、マリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首(45)が率いる反移民・反EU政党の国民戦線が26%の得票を確実にした。これによりフランスが欧州議会に保有する74議席中の3分の1を国民戦線が占めることになる。

極右・極左などの「極」と言う字は、極端という意味です。極端な人間は少数派です、定義上。と言うことは、投票の26%を獲得し議席の3分の1を獲得するそれなりの大きさを持った政党を極右とは言えません。「極右」などというレッテルを張るよりも国民の中心が右の方向に動いているということを認識するべきであると思います。

  *      *      *

今回の選挙では「反移民・反EU政党」が勢力を拡大したと伝えられています。ヨーロッパで反移民の動きがあること(それも根強い)を見ると、私は、リベラルな、寛容の精神を訴え、多文化共生を訴える方々は庶民の事を理解していなかったのではないかと思います。

異教徒・異文化・異民族の移民が来たら、隣人になったら、庶民はどう感じるだろうか。それを理解していなかったのではないか。

  *      *      *

自分が子供のころ大阪万博がありました。私は小学生でしたが大阪万博に行きました。外国人を生で見たのは、その時が始めてではないかと思います。

当時の日本人の大部分にとって外国人を生で見ると言う経験は、一生に何度もあるものではありませんでした。

距離があれば寛容にもしていられる。タテマエも言っていられる。接する機会が少なければ日常じゃないから。

時代は進み、通勤の途中で外国語を耳にすることも多くなり、街中で外国人を目にすることも多くなった。日常になり隣人になったら、寛容なんてことは言っていられなくなる。キリストは言いました、「汝の隣人を愛せよ」と。生理的にダメな隣人を愛するのは、敵を愛するよりも難しかったりする。

恋人時代の週一回のデートなら、相方のおかしなしぐさを魅力的にも感じることもあるだろうけど、結婚して日常になったら我慢できなくなったりする。

異民族が日常になれば反発も大きくなる。生理的にダメって人間も増える。

  *      *      *

リベラル、エリート、知識階層は、異文化・異民族・異教徒の隣人に対する庶民の耐久性・感受性を見誤った。その結果がこの選挙結果に出ているのではないか。

  *      *      *

異民族・異文化・異教徒を乗り越えるためには、それ以上の価値観で上書きするしかない。移民の国アメリカが何かあると(イベントなどで)星条旗をふりまわしているのは、異民族・異文化・異教徒を乗り越えるために「アメリカという価値観」で上書きしようとしているからだろう。

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2014年5月25日 (日)

こわいな

こわいな

47NEWS:中国機が自衛隊機に異常接近 東シナ海で
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014052401002282.html

防衛省によると、中国機の異常接近があったのは、東シナ海中央部の日本の防空識別圏と、中国が昨年に設定した防空識別圏が重なる空域。中国戦闘機は海自OP3Cには約50メートル、空自YS11EBには約30メートルまで近づいた。接近はいずれも数秒間だった。

ふたつの意味で怖いです。ひとつめは事故が起きる可能性。2001年に米軍の電子偵察機に中国軍の戦闘機が衝突して墜落するという事故がありました。同様の事故が起きないか心配です。

ふたつめは事故の始末のつけ方です。中国が激昂してしまって、というか中国国内の事情で日本に対して事実と理性に基づいた対応が出来なくなったりしないか心配です。

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2014年5月24日 (土)

予後はどうなりますか?

予後はどうなりますか?

朝日新聞:美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見
http://www.asahi.com/articles/ASG5R517DG5RUGTB00R.html?iref=comtop_6_04

人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。

福島原発事故で漏洩した放射能で鼻血を含めて健康被害があるとは思っていませんけれども、「因果関係は否定できない」と関連を主張しているなら訊きたいことがあります。それは、鼻血を出した人の予後がどうなるかと言うことです。

    *        *        *

私は放射線被害の専門家でもありませんし、医者でもありません。素人です。難しいメカニズムを説明されても、もっともらしいか、もっともらしくないかぐらいしか判断できません。私は技術者ですから、多少は科学や技術の言葉を知っていますが、自分の専門分野以外では下手な理解は危険であることも知っています(生兵法は怪我のもと、です)。

ですから、素人として、患者が医者に尋ねるようにお聞きしたい。

鼻血を出した人はどうなりますか?

予後はどうですか?

    *        *        *

お聞きしたい理由は2つ。

1つめは、鼻血に対して、どれくらい怖がるべきか判断の材料になるから。

予後が良好であるならば、鼻血を出したとしても心配する必要はありません。通常の鼻血と同じように止める処置を行えば良いのですから。もし、予後が悪いのであれば、特別の処置をとる必要があります。すぐに病院にいかなければなりません。

お聞きしたい理由の2つめは、「因果関係は否定できない」と主張している方々の理解度を測る物差しになるから。

予後が予想できないのであれば、あてずっぽに言っているのとあまりかわらない。

予後が良いと予想しているのであれば、ある意味、「逃げ」ている。多くの鼻血は出たところで問題ありません。それと同じであるなら、福島原発事故で漏洩した放射能による鼻血と普通の鼻血の区別がつかないと言っているようなものだから。

予後が悪いと判断しているのなら、そういった経過をたどっている人がある程度の人数いるのであれば、「因果関係は否定できない」と主張してい方々の理解は正しい(少なくとも無視できない)ということが判る。予後が悪いと予想して、でも、そんな人がいなければ、彼等の理解は間違っている(無視してもかまわない)ことが判る。

    *        *        *

鼻血を問題にしている方々が、ほんとうにメカニズムを理解しているのであれば、予想が出来るはずだ。でなければ、根拠もなく、あれずっぽに騒いでいるだけだ。

素人が不安がるのは理解できるけれど、専門家なら根拠がなければならない。

    *        *        *

いままでのところ、鼻血を出して、その予後が悪いという話は聞きません。ですから、私は、福島原発事故と鼻血との関連を主張している方々は、あてずっぽに適当に騒いでいるだけか間違った理解をしていると判断しています。

    *        *        *

一般人としては、私は、原発事故と鼻血は無関係なものとして行動しています。新しい事実があれば、いつでも意見は変えますけれどもね。

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2014年5月23日 (金)

クスッと笑おう

クスッと笑おう

News ポスト セブン:年金75歳支給 支払った保険料の元を取るには86歳までかかる
http://www.news-postseven.com/archives/20140523_256873.html

田村大臣は、「上乗せ部分が発生するので中長期的にみれば財政的には中立だ」と“損はしない”と説明し、大メディアも「働き続ける高齢者の増加が見込まれるなかで、年金のもらい方の選択肢を広げるねらい」(朝日新聞)と解説しているが、騙されてはいけない。

平均寿命(男80歳、女86歳)から考えると、75歳受給では男性はわずか5年あまりしか年金を受け取ることができず損するのは明らかだ。



「財政的には中立」どころか、国は支払う年金が減るからボロ儲け、国民は大損する制度ではないか。

※週刊ポスト2014年5月30日号

え~っと、平均寿命とは別に平均余命というのがありましてですね、75歳の平均余命は統計によると男性11年・女性15年です。75歳+11年は86歳、 75歳 + 15年は90歳です。75歳まで生きた人間は、86~90歳まで生きるのです。65歳で考えても83~88歳です。記事タイトルにある「元を取るには86歳」というのは平均的には達成可能なのです。

 厚生労働省:日本人の平均余命 平成21年簡易生命表
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/01.html

平均すると達成可能、多くの人は損はしまません。にも関わらず、「わずか5年あまりしか年金を受け取ることができず損するのは明らかだ」というのは煽りです。嘘吐きとまでは言いませんが、煽り文句であることは確かです。

  *        *        *

煽り文句をイケナイとは言いません。彼等も商売ですから。でも、そういった煽り文句をクスッと笑えるような、メディアを見る目を持ちたいものだと思います。

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信念と現実

信念と現実

スポーツ報知:「美味しんぼ」の雁屋哲さん、取材対応を先延ばし
http://www.hochi.co.jp/topics/20140523-OHT1T50053.html

東京電力福島第1原発事故による健康影響の描写などで議論を呼んだ漫画「美味(おい)しんぼ」の作者雁屋哲さんが22日、「まだ冷静な議論をする状況にない」として、メディアの取材を受けるのを先延ばしにする意向をブログで明らかにした。

ブログによると、雁屋さんは7月末まで海外に滞在中。漫画に対して反響が大きく、ファンから描き続けてほしいとのメッセージが多く届いたという。

「人は信じたいものを見る」というような言葉があります。反原発派、特に「鼻血」などの健康被害を主張する反原発派の方々のことを見ていると、この言葉を、対話の不可能性を示す言葉として思い起こします。

でも、この言葉をいったカエサル(シーザー)は、戦争に勝った後に、この言葉を発しました。敵が見事に罠にかかったことを表して言ったのです。つまり、なぜ敵は罠にかかるような判断をしなのか、の理由としてです。

  *        *        *

人は信じたいものを見ます。しかし、いつか現実にぶつかって結果を突きつけられます。

  *        *        *

反原発派、と言うか原発危険神話を信仰している方々は、いつか現実にぶつかるでしょう。何年経っても健康被害が出ないという現実に。そのとき、彼等は、失った時間(人生には時間制限があります。例えば出産はその最たるものです)をどう思うのでしょうか。

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沖縄は諦めてください、ですか?

沖縄は諦めてください、ですか?

朝日新聞:「タブー」の日本版海兵隊、進む創設準備 訓練を公開
http://www.asahi.com/articles/ASG5P6KFHG5PUTIL04Y.html?iref=comtop_6_03

「日本版海兵隊」を創設する準備が急ピッチで進んでいる。陸上自衛隊の水陸機動団だ。上陸機能を備えた部隊は長年、国是の「専守防衛」と相いれないとされてきた。機動団の中核を担う部隊を中心に22日、国内初となる陸海空3自衛隊合同の離島上陸・奪回訓練が公開された。自衛隊はどこに向かっているのか。

沖縄は群島と言うか島がいっぱいです。どれかの島が侵略されたら、奪い返す為には逆上陸しないといけません。ですから「上陸機能を備えた部隊は~(中略)~国是の『専守防衛』と相いれない」という方針は、沖縄にとって「奪われたらそのままにします」、と言うことに等しいのです。土地を奪われ故郷を追われても取り返せないのです。

  *       *      *

自衛隊は上陸機能を備えた部隊を持つべきです。

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2014年5月22日 (木)

意味ある方策・平等や自由は害悪になる事も

意味ある方策・平等や自由は害悪になる事も

朝鮮日報:旅客船沈没:旅客船乗務員に制服着用を義務化へ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/22/2014052201500.html

海洋水産部のある幹部は「船長や航海士、またそれ以外の乗務員も通常の勤務時から責任感を持ち、緊急時にはセウォル号であったように先に逃げ出すのではなく、まずは乗客の救助に当たらねばならない。それを促すため常に制服を着用することを義務化する」と述べた。制服には氏名と職責が明記された名札も必ず付けさせるという。

「服の乱れは、心の乱れ」という言葉を聞いた人は多いだろう。人間を外見で判断してはならないけれど、けれども服装に心が影響されるのは事実だ。

  *      *       *

船長や乗組員・原子力発電所の所長や所員、あるいは警察官や軍人といった特別の尊敬と義務を背負った人々をどう育てるかは、その社会の命運を決める。

  *      *       *

制服を着ているから威張る、それだけだどダメだけれど、服装に誇り(意地?心意気?)を感じるのも人間なので、制服着用を求めることは効果のある方法だと思う。

なんだか、セウォル号の事故以来はじめての有効だと思える対策だ。

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最後は人間

最後は人間

朝鮮日報:【コラム】日本にもいた「災害現場の悪魔」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/21/2014052101133.html

災害に最もうまく対処している国は日本だと思っていた。災害と共に暮らしている上、責任感・節制・正確さのある国民性も有名だからだ。そこで、朝日新聞の元主筆・船橋洋一氏が書いた『福島原発大災害の真相』(原題『カウントダウン・メルトダウン』)を読んだ。結論から言うと、当初の考えとは異なる教訓を得た。

2011年3月11日の津波で、福島第一原子力発電所は停電し、原子炉を冷却できなくなった。こういう場合に備えて存在している原子力安全保安院所属の検査員4人は、いざ事態が深刻になるや、現場から逃げ出した。原発を運営する東京電力の社員は、家族に連絡して逃亡した。一番最初に空っぽになったのは社宅だった。

故吉田所長は逃げませんでした。現場も政府も混乱し逃げた人間もいたでしょうが、故吉田所長は逃げませんでした。だからフクシマ50がありえた(吉田さんが現場放棄していたら、どうなっていたでしょうか)。この点が船長が逃げ出したセウォル号のケースと全くちがいます。

  *        *       *

ところで「東京電力の社員は、家族に連絡して逃亡した。一番最初に空っぽになったのは社宅だった」って本当なんでしょうか?

私は、首都圏に住んでいます。事故後には家族を実家に避難させることも考えました(実行はしていません)。どんなタイミングで(どんな状況になったら)避難させるか真剣に考え報道やネットに注意していました。ですから憶えていますが、東京電力の社宅が空っぽになったなどという報道は無かったし、ネットでもそういったことで騒ぎにはなっていないと記憶しているのですが。

もしかしてガセ?

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被害は何故起きた

被害は何故起きた

朝日新聞 社説:大飯差し止め―判決「無視」は許されぬ(2014年5月22日)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

だが、判決は「自然の前における人間の能力の限界」を指摘した。「福島原発事故がなぜ起き、なぜ被害が広がったか」にすら多くのなぞが残る現状で、限られた科学的知見だけを根拠に再稼働にひた走る姿勢を厳に戒めたといえる。

福島原発事故では、漏洩した放射能による健康被害は出ていないし、死者も出ていない。あれだけの事故で死者ゼロ。被害は、直接的な放射能によるものより、風評によるものや避難ストレスによるものの方が圧倒的に多い。そして、風評やストレスは電気や原子力関係者よりもマスコミが関与する(関与できる)部分が多い。

だから、マスコミが「なぜ被害が広がったか」なんて言うと、自分が起こした事故や事件について無自覚無責任な権力者のような印象を持ってしまう。

  *        *        *

福島原発事故は安全神話を吹き飛ばした。同時に、原発事故で何万人も死ぬという危険神話も吹き飛ばした。いまだに、反原発派ですら「鼻血が出る」と騒ぐ程度の「被害」しか見つけられないのだから。

  *        *        *

安全神話と危険神話、両方ふっとんだ事を忘れて、今後の原発政策を考えても良い結果は得られない。

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2014年5月21日 (水)

政権が変わって、解釈が変わる。何が悪いの?

政権が変わって、解釈が変わる。何が悪いの?

毎日新聞 社説:憲法と多国籍軍 政権で解釈変わるのか
http://mainichi.jp/opinion/news/20140520k0000m070114000c.html

やはり政権ごとに憲法9条の解釈がころころ変わるということではないか。自民党の石破茂幹事長が週末のテレビ番組で、自衛隊が将来、国連決議にもとづく多国籍軍に参加する可能性があるとの考えを示した。

安倍政権による解釈変更は、憲法が変わるのではなく、三権分立のうちの一つである行政府が憲法をこう解釈するということにすぎない。行政府の憲法解釈・憲法の理解であるならば、政権が変わったら解釈も変わって当然ではないだろうか。

いままで、変わらなかったのは、政治的な力関係や国際状況によって維持されてきたにすぎない。

  *       *      *

行政府の憲法解釈が変わっても、立法府の解釈が変わらないのであれば、昔からの憲法解釈に基づいた立法を行えば良い。自衛隊法などの関連法の内容が昔からの憲法解釈に基づいてたものであれば、行政府の憲法解釈がどうであろうが、行政府の具体的な行動は、昔からの憲法解釈に基づいたものになる。

そして、最終的には最高裁判所が判断する。最高裁判所が憲法違反と判断すれば、行政府も立法府も逆らえない。

それが三権分立というものだ。

  *       *      *

安倍政権が変えようとしているのは、行政府の判断だ。政権交代があって行政府の判断や行動が変わる。それの何が悪いのだろうか?

もし、安倍政権が集団的自衛権についての憲法解釈を変えて、で、社民党が政権を取ったら(ありえないとは思いますが)、その社民党政権は自民党安倍政権の憲法解釈を墨守しなけれなばいけないのだろうか。

政権が変われば解釈も変わって当然だと私は思う。

  *       *      *

「政権ごとに憲法9条の解釈がころころ変わるということではないか」と非難する理由が私には判らない。

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小さすぎて見えない

小さすぎて見えない

中日新聞:作者側に理解示す 美味しんぼ問題で嘉田知事
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20140521/CK2014052102000026.html

一方で「低線量被ばくなどは医学的、科学的に証明されていない。皆で考える、建設的な意見表明の場にするべきで、あげつらうのは作品の価値を低める。福島の皆さんの苦しみ、生活困難への共感は一貫して持ち続けていきたい」とも述べた。

低線量被曝での健康被害について判っていることがあります。それは、無いか、あったとしても、すんごく小さいってことです、探しても見つからないほど小さいのです。それが、医学的科学的に判っていることです。福島原発事故からの3年数ヶ月の時間もそれを証明しています。

  *        *        *

反原発派の方々も健康被害を指摘できていません。マンガの世界で鼻血をだしたりすることがせいぜいなのです。もちろん鼻血が出ていると主張する方もいらっしゃいますけれど、極小数、そして政治的。

  *        *        *

健康被害がゼロであると科学的に証明することは困難でしょう。どこまで行っても未知のものが残るから。無いと証明するのは困難です。でも、あったとしても、見つからないくらい小さいということは実証されているのです。

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領土と女

領土と女

WSJ:ナイジェリア女子生徒捜索、現地の狩人も参加
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303923004579571131959938264

これまでの生涯で、ジャングルの中でネズミやアンテロープ(レイヨウ=ウシ科の哺乳類)を追い続けてきた地元のハンター(狩人)数百人が先週、ライフル銃を持ってこの地に集結した。史上最大の狩りの計画を立てるためだ。彼らは拉致された223人の女子生徒を捜す計画だ。



しかし彼らハンターたちの申し出は、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が恐ろしい兵器を持つ一方で、ますます失っているものを鮮明にしている。それは一般市民からの支持だ。ボコ・ハラムによる誘拐や殺人といった凶行を受け、ナイジェリアの田舎の人々は彼らに反感を抱くようになった。

男が(特に若い男が)無条件で頭に血が登るようなことだと言えば言い過ぎかも知れませんが、領土(ナワバリ)と女を取られるのは屈辱であり怒りをまねきます。群れる動物である人間の本能的な怒りと言ってもいい。

  *        *        *

いわゆる「従軍慰安婦」問題。私は強制的な連行は無かったと思っている。暴力的な方法で少女を略奪すれば、その集団の怒りを、手をつけられないほとの怒りを招くから、何万人も少女を略奪すれば暴動が頻発して当然で、そして、そんな記録は残っていないから。

「従軍慰安婦」は経済的な方法で(売春婦を募集するような方法で)集められたのだろう。それを強制と言えるかどうか微妙なところだ。

  *        *        *

この問題の難しい所は、韓国は「強姦」のようなものと言い、日本は「売春」と言っているけれど、実際、強姦じゃなくて売春であるとしか思えないけれど、売春であっても名誉なことではない(評判を貶めるには十分である)ことです。

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2014年5月20日 (火)

ひとりよがり

ひとりよがり

毎日新聞:集団的自衛権:憲法壊すな…大江さんら官邸前で抗議集会
http://mainichi.jp/select/news/20140521k0000m040076000c.html

憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する作家の大江健三郎さんや脚本家の倉本聰さんらが呼びかけて結成した「戦争をさせない1000人委員会」は20日夜、東京都千代田区の首相官邸前で抗議集会を開いた。清水雅彦日体大教授(憲法学)が「憲法と国会、国民を無視した行為だ」と訴えると、約300人の参加者は「憲法破壊、絶対反対」とシュプレヒコールを上げた。

憲法で国会は国権の最高機関と決まっている。だから内閣は、いつでも内閣総理大臣をクビにできる。国民は、直接的な方法は無いけれど、支持率を下げることで、内閣への不信任を表すことが出来る。

本当に安倍政権が、憲法や国会や国民を無視しているのであれば、国会も内閣支持率も異なった状況になっているだろう。

  *        *        *

そういった事実の前にして「憲法と国会、国民を無視した行為だ」という言葉を聞くと、なんだか不思議というか、このひと判ってんのかしら?と疑問に思ってしまう。ひとりよがりな人間に見えてしまう。

  *        *        *

彼等が民衆の支持を得ることはないだろう。

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無意味な反対運動(素振りをしているのですか?)

無意味な反対運動(素振りをしているのですか?)

中日新聞 社説:集団的自衛権 反対の民意に耳傾けよ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014052002000105.html

同じ時期に毎日新聞が実施した世論調査でも、集団的自衛権の行使に反対が54%、賛成39%と、ほぼ同様の結果となった。

世論調査には統計上、誤差がつきものだ。しかし、現時点の世論は、集団的自衛権の行使容認に賛成よりも、反対の方が多数と分析するのが妥当であろう。

首相の記者会見に先立ち、「集団自衛権 71%容認」と報じたメディアもあるが、ほかの調査との乖離(かいり)は否めない。

毎日新聞:本社世論調査:集団的自衛権 憲法解釈変更…反対56%
http://mainichi.jp/select/news/20140519k0000m010080000c.html

集団的自衛権の行使を巡っては、武力行使の範囲が拡大し、歯止めが利かなくなる懸念が指摘されている。前回4月の調査で行使について「全面的に認めるべきだ」「限定的に認めるべきだ」「認めるべきではない」の三つの選択肢で聞いたところ、「限定的」を含めると「認めるべきだ」が半数を超えた。「限定的」を含めず、二つの選択肢で聞いた今回の調査で反対が過半数になったのは、限定が利かなくなることへの懸念が反対に反映されたためとみられる。

全面容認・限定容認・反対の三択肢だと、全面容認+限定容認が反対を上回る。容認・反対で聞くと、反対が多くなる。

  *        *       *

安倍政権がやろうとしているのは、必要最小限度の範囲で集団的自衛権を容認することです。その選択肢をなくして、賛成反対を聞いたとして、どんな意味があるのだろうか。

私は、「全面的に認めるべきだ」「認めるべきではない」の2択の調査に意味が無いとは言わないけれど、政治的な未来を予測するためのものとしては意味が無いと思う。何故なら、安倍政権が強引に限定的に集団的自衛権を認めたとしても、やってもいない全面容認への賛成反対の割合は、政権の支持率にも安倍さんの政治力にも影響を与えないだろうから。

  *        *       *

政権がやろうともしていないことに反対したところで、どんな意味があるのだろうか。彼等は誰と戦っているのだろうか。

  *        *       *

歯止めが云々~と言うならば、そのロジック(歯止めが聞かなくなるロジックや止める仕組み)について論ずるべきで、その論によって限定容認の世論を打破するべきだ。素振りのような世論調査をしても意味が無い。

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2014年5月19日 (月)

癒着を非難するまえに

癒着を非難するまえに

産経新聞:朴大統領「救助は失敗した」海洋警察解体を表明、国民に謝罪談話
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140519/kor14051910080002-n1.htm

さらに朴氏は、救助活動に批判が出ている海洋警察について、「(救助活動は)事実上失敗した」とし、組織の解体を宣言。海の災害救助機能は、新設の「国家安全庁」に統合させることを明らかにした。

事故をめぐる原因と背景に関し、与野党と民間による調査委員会を構成して真相を糾明できるよう、特別法の制定も提案した。

セウォル号の運航会社をめぐっては「国民は官僚と(同社の)癒着があったと疑っている」と指摘。「社会全般の腐敗を清算していく」として官民癒着体質の一掃に言及した。

セウォル号の沈没事故で最大の問題は、船長を始め乗組員が乗客を見殺しにして自分達だけが逃げ出したことだ。企業が過剰積載や安全設備の省略で金儲けしようとするのは世界共通で、時としてハミ出してしまって、事故が起きるのも世界共通。しかし、やっぱり、船長や乗組員の行動が被害を拡大したことは疑いようのないことだ。

船長が「とにかく甲板に出ろ」と放送させていたら、過半の人間は助かっていたのではないか。

  *        *        *

安全管理・検査を厳重に行うために業官の癒着を無くそうとすることに反対はしない。けれども、ある業界(今回の場合は海運業界)について詳しく有能な人間を集めると、互いに知り合いだったりすることは良くあることで、それを排除しようとして、素人集団に検査をさせるようなことをしても安全になるとは思えない。

安全にしようとして、そのために癒着を排除しようとして、プロフェッショナルを排除してしまって、素人集団にまかせるなんてことがなければ良いのだけれど。

  *        *        *

安全を求めるなら、何故、乗客を見捨てるような人間が船長になれたのかを問うべきだ。乗組員の多くも何故船長と同じような行動をしたのだから、船長個人が特殊な人間とも思えないところに根の深さを感じる。

  *        *        *

よい意味でのプライド(自分の船を無事に目的地に着ける意地。どんな状況になっても乗客に死者を出さないと言う意地)を持った船長を育てることが出来るかどうかが韓国海運の安全を決めるだろう。それに比べれば、業官の癒着なんかは大きな問題ではない。

  *        *        *

良い意味でのプロとしてのプライド、これは社会を支える大きな柱なのだ。

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侵略されろってことですか?

侵略されろってことですか?

沖縄タイムス 社説:[集団的自衛権]国民不在の危険な陶酔
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=69853

重大な岐路に立っているからこそ、何度でも同じことを強調したい。

個別的自衛権と集団的自衛権は、その性格がまったく異なる。「必要最小限の範囲」であれば集団的自衛権の行使も容認される、という考えはこじつけである。

必要最小限度であっても認めない。これはつまり、必要であっても、集団的自衛権を行使しなければ日本が侵略され戦場になるとしても、認めないってことでしょうか。

つまり、日本は侵略されろ、戦場になっても死んでも我慢しろってことでしょうか。

  *        *        *

必要最小限でも認めないってどういうことでしょうか。必要最小限度の範囲を議論するならともかく。

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2014年5月18日 (日)

最低賃金

最低賃金

しんぶん赤旗:米NY ファストフード店員 マンハッタンに叫ぶ 最賃上げ求め世界同時行動
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-17/2014051701_04_1.html

米国各地で15日、ファストフード店で働く労働者らが最低賃金の引き上げなどを求めて一斉にストライキや集会を行いました。ニューヨーク市マンハッタンの集会では、数百人が最賃を時給15ドル(約1524円)まで引き上げることを求めて、声を上げました。

がんばれば、そこそこの生活が出来るような社会であるべきで、そのがんばるも特殊な頑張りじゃなくて、フツーの人がフツーの努力で、そればりの確率で成功しなければならないと思う。でなければ、大部分の人間が不幸な社会と言うことになってしまうから。

  *       *      *

科学技術が進み、特に情報技術の進展によって、「頑張れば出来る。経験を積めば熟練して能力が上がる、給料も上がる」というような中産階級を支えてきた仕事が少なくなっているのではないか。

そして、社会が用意できる仕事が二極化してきているのだとしたら、最低賃金をあげるのは必要なことだ。でなければ、貧困層の増大とそれによる社会の活力の低下をもたらすことになる。

  *       *      *

情報技術によって、仕事の二極化、低賃金の単純労働(ロボットよりも安いコスト)か機械には出来ない仕事の2種類になった時、機械には出来ない仕事を支える人々はどこから出て来るのだろうか。

例え、そういった仕事(機械には出来ない仕事)に就かないとしても、ポテンシャルをもった人間を多量に用意しなければ、クオリティは維持できない。庶民の人々のレベルを維持しなければ、頂点のレベルも維持できない。庶民の人々の生活レベル・文化・知識・モラルのレベルを維持しなければ、頂点のレベルも維持できない。

  *       *      *

社会が用意できる仕事の量と種類が変わっていっているのだから、最低賃金といったものへの考え方も変わるべきだ。

  *       *      *

「時給15ドル(約1524円)」だと、月収20万~30万程度、年収で300万程度だろうか。高いか安いかは判断しないけれども(社会保障にもよるから)、そういった仕事の人々が多少なりともクリエイティブな活動をしたり十分に子供の教育を出来るようでなければ、社会は様々な意味で貧困化するだろう。

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2014年5月17日 (土)

批判の功罪

批判の功罪

毎日新聞 社説:社説:人口目標1億人 信頼ないと子は増えぬ
http://mainichi.jp/opinion/news/20140517k0000m070124000c.html

国内で出生率が高いのは、多世代同居で祖父母が孫の世話をしたり、近隣の支え合いが残っていたりする地域が多い。失業率や離婚率が高くても子供がたくさん生まれている沖縄は、近隣の関係が密な上に「産めば何とかなる」という楽観的な雰囲気が出生率向上に影響しているとの指摘もある。社会に対する信頼や安心があり、生活を楽しむ人が増えなければ子供も増えないだろう。

国家・社会・企業・制度、その他のいろんなものマスコミや有識者や様々な人々が批判する。このままでは、とんでもないことになると。そして、その批判が受け入れられないとなると、この先、日本はお先真っ暗だと言う。

最近では、秘密保護法のとき、このままでは日本の民主主義の終わりだなんて言われた。美味しんぼでは、多分、作者は、自分の主張を受け入れない日本は終わりだ死ぬ死ぬみんな死ぬと騒ぐだろう。

こんな言説は、「社会に対する信頼や安心」に資するだろうか。

   *        *        *

権力は批判されなければならない、社会の仕組みも見直し続けなねればならないし、批判されるべきだろう。そうやってこそ、良い社会になり「社会に対する信頼や安心」が出来る。

   *        *        *

でもなぁ、批判の為の批判というか、事実と時間に耐えない批判や誠実さに欠けるものが多すぎるんじゃないかと思う。

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やり逃げ?

やり逃げ?

日本経済新聞:美味しんぼ、編集部「批判受け止める」 最新号で見解
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1603Q_W4A510C1CC1000/

19日発売の最新号では「編集部の見解」を表明し、残留放射性物質や低線量被曝(ひばく)の影響について改めて問題提起するために作品を掲載したと説明した。

さらに放射線の専門家や地元自治体などから寄せられた「事実と異なる」との批判や、「事実を大切にし、きちんとした視点の企画」と支持する識者の意見などを、特集記事として10ページにわたって載せた。

「美味しんぼ」は次号からしばらく休載するとしたが、編集部によると休載は以前から決まっていたという。

休載になることを予想してたってことでしょうか?

もしかして、計画的やり逃げ?

  *        *        *

以前から決まっていた休載ということは、反省や謝罪の意味はないってことですね。

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2014年5月16日 (金)

鼻血の何が問題なのか

鼻血の何が問題なのか

J-CAST:福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」
http://www.j-cast.com/2014/05/16204959.html?p=all

一方、岡山大大学院の津田敏秀教授は、最終報告については、まだメドが立っていない状況だと取材に話した。ただ、「鼻血と被ばくは関係ないと政府が言っていることは、科学的な根拠がありません。チェルノブイリでも報告があるわけですから。美味しんぼの騒ぎは、重要な問題だとは思っていないですね」と言っている。

放射線被曝によって起きる鼻血は、現在判っている限りでは、高レベルで被曝した場合であって、放射線被曝としては重篤な状態だ。まさに生きるか死ぬかといった状態なのだ。

しかし、原発事故によって鼻血が出る(出た)といった証言はあっても、死んだという証言はない。

つまり、これが真実であるとすると、鼻血の原因は被曝ではないか、被曝であるなら判っているものとは全く別の仕組みによって起きているということ。そして、注目すべきは鼻血や不定愁訴はあっても死んだという報告や証言は全くないと言うこと。

  *        *       *

私は、福島で鼻血が増えているとは全く思わないけれど、増えているとしても言いたいことがある。

それが、何で問題なんだ?

死んでないでしょ?

止まるでしょ?

  *        *       *

鼻血が止まらない、あるいは頻発するなら、放射能をどうこういうより、それ以外の病気を疑った方が良い。原発のせいにして、他の病気を見落としてしまって、取り返しのつかなくなるまえに、医者に行け。

  *        *       *

放射能を浴びるとハゲる、という話を子供のころに聞かされた。中国が水爆実験をして、日本に放射能の雨が降って、その雨を浴びるとハゲる、という話だった。

当時は真剣だったけれど、いまではお笑いになっている。

  *        *       *

漏洩した放射能で鼻血が出たとしても(私は違うと思うが)、福島原発事故の最大の健康被害が鼻血というのは、ある意味、反原発派の渾身のお笑いなのかもしれない。次の原発事故では、鼻血がでるので避難しましょうとでも言うのだろうか。

バカバカしい。

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政治はご都合主義なのです

政治はご都合主義なのです

時事通信:戦後安保政策の転換=集団的自衛権
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014051500890

集団的自衛権の行使容認に向け、安倍晋三首相が表明した「基本的方向性」は、憲法解釈の変更を閣議決定し、それにより自衛隊の海外での武力行使に道を開こうとする内容だ。歴代の内閣が積み重ねてきた解釈を一方的に否定するもので、憲法9条が形骸化するとの批判は避けられない。戦後日本の平和国家としての歩みは大きな転換期を迎える。

日本が、自らに集団的自衛権の行使を禁止するという縛りは、それも憲法問題にして、簡単には動かせないようにしている理由。私は、タテマエは戦争反対とか歴史の反省とか色々あっても、本音としては、アメリカの支援要請を断る口実なのだったのだと思う。

で、現在、集団的自衛権の行使容認をしようとしているのは、アメリカが圧倒的に強い時代は終わり、アメリカひとりに任せておいては安心できなくなったからだ。

  *        *       *

時代は変わる。政治は時代に合わせて変わる。タテマエを信じてというか、適度な融通が出来ないと滅んでしまう(融通を効かせ過ぎると、それはそれでダメだけれど)。

  *        *       *

甘いものばっかり食べてると、しょっぱいものも食べたくなる。寒くなれば服を着て、熱くなれば服を脱ぐ。世界が変われば自分も変わる。人生は固定的ではない。

思想や主義は、幸せに生きるための道具なのだから不都合があれば変えてしまえば良い。

いま、日本は集団的自衛権を行使したほうが幸せに生きられる環境にあるのではないか。

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2014年5月15日 (木)

保証は

保証は

朝日新聞:同調する野党、反発する野党 集団的自衛権巡り温度差
http://www.asahi.com/articles/ASG5H41MZG5HUTFK009.html?iref=com_alist_6_02

民主党の海江田万里代表は「集団的自衛権の行使が限定的なものだという保証はどこにもない。限定的という印象を強く植えつけようと、手の込んだ芝居を見せられた感じだ」と語り、首相会見を批判。「戦

国家の基本は暴力の独占にある。ある領域で暴力を独占し外部からの暴力を排除できることこそが、国家の成立&存続の条件だ。別な視点から言えば、そういった暴力装置の存在と暴力装置の人々が従う正当性ということでもある。

日本で言えば自衛隊と警察や税務署などの権力装置が機能していることとそこで働く人々が従う権威と正当性ということになる。

「集団的自衛権の行使が限定的なものだという保証はどこにもない」

保証は、さきに言った権力装置、言葉を替えればそこで働く人々が従う権威、つまり日本は国民国家だから国民が保証となるだろう。

  *        *       *

日本は国民国家だ。国民が戦争を望めば、あるいは愚かであれば、戦争を防ぐあらゆる保証は無効化されるのだ。

  *        *       *

ぶっちゃけた話をしてしまえば、「保証はどこにもない」というのは全く正しい。国民が戦争を望まないという保証はないし、愚かでないという保証もないのだから。

  *        *       *

保証を求める、という気持ちは判る。しかし、世界は流動的で、生きている限りいろんなことが起きる。保証はホドホドにしか得られないもので、人間は(そしてあらゆる生き物は)危なっかしく生きることしか出来ないのだ。

完全な保証を求める人間は、石のように固まって(死んでいるかのように)いることを望んでいるようなもので、生き生きとした生活は危なっかしいものなので、「生き生きとした保証された生活」は矛盾を(無理な事を)望んでいることを知るべきだ。

  *        *       *

「保証」ほどほどに求めよう。

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ふわふわ

ふわふわ

朝日新聞 社説:路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

変わらなければ。

変えなければ。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を経験した2011年。「第二の敗戦」といった言葉も飛び交うなか、日本社会は深い自省と、根源的な変革を求める空気に満ちていた。



たんぽぽのように、日常に深く根を張り、種をつけた綿毛が風に乗って飛んでいく。それがどこかで、新たに根を張る。

きょう、集団的自衛権の行使容認に向け、安倍政権が一歩を踏み出す。また多くの綿毛が、空に舞いゆくことだろう。

社会は変わっている。

深く、静かに、緩やかに。

なんかなぁ~、気持ちや理想はわかんないでもないんだよなぁ~、でもなぁ~、具体的に何を実現したいのかとか、それ実現できるのとか、不利益を受けるもいるいんじゃない?とか、現実のこと考えていないように思ってしまう。地に足がついていない。社会の上澄みだけを(不満の上澄みと言うべきか)飲んでいる印象をうける。

  *        *       *

かっこいいイメージ図や設計図はあっても、それを作るための工場や職人のことを考えていないような事をやってもモノは出来ないし、ニーズや社会に与える影響を考えることなしに製品を社会に送り出すのは無責任だ。

  *        *       *

朝日新聞的なものが上手くいかず、だけど人を惹きつける(だから少数派ではあっても無くならない)理由が凝縮されたような社説だ(あるいは社説のようなポエム?)。

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2014年5月14日 (水)

経営者の甘え

経営者の甘え

朝日新聞:すき家のゼンショーHD社長「3K仕事やりたがらない」
http://www.asahi.com/articles/ASG5G5FL3G5GULFA02J.html?iref=comtop_6_02

人手不足に悩む外食大手ゼンショーホールディングスの小川賢太郎社長は「日本人はだんだん3K(きつい、きたない、危険)の仕事をやりたがらなくなっている」と嘆く。傘下の牛丼チェーン「すき家」では2月以降、アルバイト不足で一時閉店が相次ぎ、28店が今も休業中。景気回復に伴う人手不足は、外食や小売りで深刻だ。原則である24時間営業をやめる店も出ているといい、「深夜営業が一番難しい」。

日本の経営者は従業員・社員に対して甘えていた(甘えることが許されていた)のではないだろうか。

  *        *        *

会社が従業員や社員に対して無理・無茶な要求しても、社員は頑張って応えてくれる、逃げ出したりしない、と思っているのではないだろうか。しかし、会社が従業員や社員を守らなくなってきている現在、従業員や社員も会社の無茶な要求に応えなくなってきているのではないか。

  *        *        *

いったん就職したら会社は、定年退職するまで従業員・社員の家族と生活を守る。少なくとも最大限の努力をする。それがあれば、会社は無茶な要求も出来た。しかし、いつクビを切られるかもしれないのであれば、自分を守ってくれないのであれば、会社の無茶な要求に応える義理もなくなる。

  *        *        *

年功序列と終身雇用は従業員・社員に甘えを許したけれど、同時に、経営者にも甘えを許してきたのではないだろうか。

  *        *        *

会社は誰の者か、という問いがある。もし、会社が従業員のものではないなら、会社は従業員に何を与えられるか、そしてそれは他社よりも良いものかを自らに問わなければならない。何故なら、それは労働という対価を払ってくれる外部の人間(つまり「お客様」)なのだから。

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なぜ船長?

なぜ船長?

NHK:若田さん地球に帰還へ ソユーズに乗る
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140514/k10014430921000.html

去年11月から国際宇宙ステーションに滞在し、日本人として初めて船長も務めた宇宙飛行士の若田光一さんが、日本時間の14日午前11時ごろ、地球に帰還します。若田さんは、午前4時半前にロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗り込み、まもなく、国際宇宙ステーションを離れます。

お疲れ様でした。無事これ名馬、と言いますから何事なく任務終了となって良かったと思います。

  *        *       *

ところで、宇宙ステーションなんだから、「船長」じゃなくて、ステーション長、日本語にするなら「所長」とか「駅長」なんじゃないだろうか。

くだらなくてごめん。

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通説と異なっていても、それだけではかっこ良くない

通説と異なっていても、それだけではかっこ良くない

中日新聞 社説:美味しんぼ批判 行き過ぎはどちらだ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014051402000092.html

漫画作品だけに、創作部分も多いだろう。表現の隅々にまで、被災者の心と体に寄り添うような細心の注意が必要なのは、言をまたない。その意味で、配慮に欠けた部分もある。

しかし、時間をかけた取材に基づく関係者の疑問や批判、主張まで「通説とは異なるから」と否定して、封じてしまっていいのだろうか。

「主張まで『通説とは異なるから』と否定して、封じてしまっていいのだろうか」、今回の批判は、被害があるから(あるかもしれないから)批判されているのであって、通説と異なるからではない。

  *        *        *

ハンセン氏病の元患者の宿泊を拒否して事件になったことがある(参考:ハンセン病元患者宿泊拒否事件)。こういった時に、宿泊拒否した側を、「不安がある」とか「『通説とは異なるから』と否定して、封じてしまっていいのだろうか」と言って擁護できるだろうか。

  *        *        *

ところで、鼻血が出てどんな不都合があるのだろうか。確かに、血で汚れるとかはあるだろうけれど、それだけのことでしかないように思えるのだけれど。

  *        *        *

中日新聞らしい社説でした。

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2014年5月13日 (火)

集団的自衛権を急げ

集団的自衛権を急げ

WSJ:中国の挑発行為に高い代償―ASEANとの外交交渉は進まず
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303352004579559462201908716?tesla=y

中国は、国際社会の無法者というレッテルを貼られるのを望んでいない。最終的には法に基づく国際ルールを変えたいという意図があるかもしれないが、中国は長年かけて国際社会の一員になろうと莫大な労力をつぎ込んできた。

さらに、中国の挑発行為で東南アジア諸国は米国に接近し、一部の国は中国のライバルである日本との距離を縮めている。軍事専門家らは、中国のパワーに対抗する新たな地域グループ結成の可能性が、中国の行動を抑止する効果を生むかもしれないと考えている。

集団的自衛権の行使を認めてベトナムやフィリピンと(そして米国と)同盟を組んで中国を抑止するべきだと思う。

  *        *      *

集団的自衛権の行使を認めないということは弱い者が強い者に踏み潰されてゆくのを、ただただ指を加えて見ていることだ。そして自分の番になったら、唯一人で、味方は誰もいないということだ。

集団的自衛権の行使を認めるべきだ。

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スピリッツ編集部の姿勢は?

スピリッツ編集部の姿勢は?

J-CAST:「鼻血原因は被ばく」「福島はもう住めない」 「美味しんぼ」過激内容に福島県のほか大阪府・市も抗議
http://www.j-cast.com/2014/05/12204449.html?p=all

インターネット上でも、さっそくさまざまな意見が寄せられ、再び騒動となっている。そうした中、スピリッツ編集部は12日、公式サイト上にコメントを掲載した。4月28日発売号の際に載せたコメントと同様に、鼻血や疲労感と放射線の影響については、「因果関係について断定するものではない」としている。



なお、美味しんぼの「福島の真実編」は次号で完結する。雁屋氏は4日のブログで、最終話は特に「はっきりしたことを言っている」ために「鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない」と予告している。

編集部は「因果関係について断定するものではない」と逃げ道を作っています。逃げられるほどの道には見えませんが。一方、作者の雁屋氏は「最終話は特に『はっきりしたことを言っている』」としています。

作者は確信犯的に暴走していますが、編集部はあいまいな態度です。

さて、編集部はどうオチを付けるんでしょうか。小学館はどうするんでしょうか。スピリッツのお取り潰しもありそうな感じになってきました。

  *        *        *

ところで、「福島はもう住めない」とか言っちゃっても、実際に人は住んでるし、3年たっても何も起きてない。

時間は、最大の審判者でもあります。3年たって現状が物語ることは、福島には人が住めるであって、住めないなんてことではありません。

  *        *        *

時間という審判は、素人にも判りやすい審判です。時間がたって証拠が出てくれば誰だって判ります。例えば、試合が終わってから、どっちの方が強いと言うのは素人にだって出来るくらい簡単なこと。難しいのは試合が始まる前に、どちらが強いか言うこと。

  *        *        *

福島原発事故から3年が経過しました。試合が終わったとは言えませんが、だいぶ経過し結果が出てきています。その結果とは、福島には人が大勢住んでいること、そして、それが物語る原発事故で漏洩した放射能での健康被害の小ささです(ゼロに近い)。

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2014年5月12日 (月)

原発事故の被害はたいしたことないと印象づける美味しんぼ

原発事故の被害はたいしたことないと印象づける美味しんぼ

朝日新聞:がれき処理の大阪府市「美味しんぼ」に抗議 「不適切」
http://www.asahi.com/articles/ASG5D3GDLG5DPTIL008.html

抗議対象は12日発売号。放射線医学の専門家が「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1000人ほどを対象に、お母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と断定はできませんが、眼や呼吸器系の症状が出ています」「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったのです」と話す様子が描かれている。

「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったのです」

へぇ~、そうですか。で、そのあとどうなったの? 不快感だけですか?

もしかして、原発事故の被害は不快感だけだと言いたいのでしょうか、美味しんぼは?

花粉症より、ぜんぜんたいしたことないですね。

  *        *       *

いまままで、不幸なことですが、様々な公害が起きてきました。その被害は単なる不快感などと言うレベルなどではなく悲惨なものでした。「美味しんぼ」を読んではいませんが、報道をみるかぎり、不快感や鼻血といったレベルで、生死に関わるものではありません。水俣病や四日市喘息のような深刻さがありません。

福島原発事故の被害って、不定愁訴やメンタルレベルのものだけなんですかね?

美味しんぼについての報道をみていると、反原発の方々は、福島原発事故の被害を不定愁訴レベルであると(反原発派であっても、その程度しか主張できない)と思ってしまいます、と言うか再確認してしまいます。

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既得権益を放棄できれば

既得権益を放棄できれば

ニコニコニュース:民主、若者支持狙いイベント=「尾木ママ」招き討論
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1062668?news_ref=top_topics_topic

民主党は11日、主に20、30歳代の有権者と党所属国会議員らが交流するイベントを東京都内で開いた。若年層の支持拡大を図る狙いがあり、海江田万里代表は「民主党は未来に対して責任を持つ政党だ。若い人に人気がないのは非常に残念だ」と語った。

既得権益は政府与党やその関係者にだけにあるのではなく、野党勢力の側にもある。若者に人気がないとしたら、野党勢力が動脈硬化を起こし、既得権益となってしまっているということではないだろうか。

  *        *        *

反戦平和運動・反原発運動など、長い歴史を持つ。長い歴史を持つということは悪いことではないけれど、既得権益化しやすいということでもある。

  *        *        *

そして、野党勢力は現実にぶつかることが与党よりもすくない。実際に自分の政策を実施し、成功したり失敗したり、成功しても(必ず不利益を受ける人はいるので)批判されたり。こういったことを経験することが、野党勢力は与党よりも少ない。

実施したら批判され変化せざるを得ないけれど、野党勢力は批判されることも変化を強いられることも少ない。

旧態依然と続けられるのが野党勢力なのだ。そして、そのなかでそこそこの地位を築いてしまったらどうなるだろうか。そして、そんな政党は若者にどう思われるだろうか。

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2014年5月11日 (日)

原発の何がいけないか~鼻血のバカバカしさ

原発の何がいけないか~鼻血のバカバカしさ

朝日新聞 社説:原発と火山―噴火の脅威を直視せよ( 2014年5月11日(日)付)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

高温の火山噴出物が火山ガスと一体となって広がる火砕流が半径100キロ以上も流れ、破滅的な被害を出す。川内原発の周辺には破局的噴火で山が陥没したカルデラ地形が複数ある。



破局的噴火で壊滅的打撃を受けるのは原発だけではない。だが、原発が破壊されれば放射性物質は世界にまき散らされ続ける。川内に限らず、日本の多くの原発に共通する難題だ。

噴火の影響評価手法は世界的にも確立していない。規制委には火山噴火をめぐる人知の限界も含めて、国民にわかりやすく説明する責任がある。

こういった社説を読むと、原発はケガレと扱われていると感じる。「火砕流が半径100キロ以上も流れ、破滅的な被害を出す」ような事態になったら、いったい何人が死ぬのでしょうか。その被害の大きさと原発があることで起きる被害の大きさを比べてみなければ、原発の危険性は判断できません。しかし、この社説もそうだけれど、いったい何人の人が、災害で死亡し、原発があることで加わる死者は何人かについて無視している。

大事なのは人の命なのだと思うのだけれど。

被害の大きさを無視して、そこに原発があることを非難するのは、原発がもたらすものを嫌っているのではなく、原発そのものを嫌っているように見える。論理的ではなく、ケガレのような扱い。

  *        *        *

美味しんぼで原発と鼻血を関連付けるような描写があり問題になっている。では、鼻血は何故いけないのだろうか。放射線被爆をして鼻血を出すような状態であれば、生死にかかわるからだ。生死にかかわる問題を放置してはいけない。

  *        *        *

だけど、ちょっと考えて見ればバカバカしさがすぐ判る。被爆しての鼻血は生死に関わるような状態で、世間で騒がれている鼻血はそうではないことが明らかだ。なぜなら、もし被爆しての鼻血であれば、すでに大量の死者が出ているはずで、マスコミは大騒ぎしているはずだからだ。権力がマスコミを抑えたとしても反原発運動をしている方々まで沈黙するわけが無いのだし。

自分のアタマを使おう。そうすれば嘘が見破れることもある。話は変わるけれど、戦時中、政府は(軍部は)マスコミを統制していたけれど、判る人には日本の敗戦が(不利であることが)判っていた。だって、戦場がだんだん自分に近づいてくるし、アタマの上を敵の飛行機が飛び回るんだから。

難しい軍事知識がなくても負けていることぐらい判る。いや中途半端な知識があるとかえって判断を誤るかも。

  *        *        *

原発と鼻血、もし鼻血が放射線被爆によるものであろうとなかろうと、その人が生きて生活できているなら、問題ではないんじゃないか。原発から出た放射能がどうのこうのという難しい知識はなくても、鼻血の原因が判らなくても、結果として、事故から3年以上たっても死んだ人間はいないってことは判る。なら、鼻血で騒ぐことに意味はあるのだろうか。

  *        *        *

今後、反原発活動家の方々が主張する原発事故による健康被害は、明確に診断できる病気ではなく、曖昧で証明不可能な不定愁訴になってゆくだろう。明確に診断できる病気であれば、原発事故との関連性について調査されてしまうから、そして否定されるから、曖昧な病気になってゆくだろう。

  *        *        *

自分の体が不調であるとき、なんでも原発に結びつけないように言いたい。

もしかしたら、それは別の病気で治療法が確立しているかもしれない。そんな病気になったのに原発に結びつけてしまって、医者に行かずに治療が遅れてしまうかもしれない。それは不幸な事態をまねく。なんでもかんでも原発に結びつけてはいけない。

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2014年5月10日 (土)

言わなきゃ伝わんない

言わなきゃ伝わんない

J-CAST:「美味しんぼ」原作者「鼻血ごときで騒ぐ人は発狂するかも」 「原発」続編は「もっとはっきりしたことを言う」と予告
http://www.j-cast.com/2014/05/05203950.html?p=all

作中では医師が「福島の放射線とこの鼻血とは関連付ける医学的知見がありません」と説明するものの、本人役で登場する前双葉町長の井戸川克隆氏は、自身も鼻血が出ることや疲労感が強くなったことを明かした上で「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」と口にしている。

「言わないだけです」ってのは説得力を無くしてしまうフレーズだと思う。だって、これが許されるなら何だって言えちゃうもの。例えば「朝鮮半島併合に韓国の人は感謝しているんです。みんな言わないだけです」とだって言えちゃう。

もっとトンデモなことを考えれば「日本人は宇宙人なんです。みんな言わないだけです」とでも言えちゃう。

  *        *        *

このフレーズを見た瞬間に、ああトンデモの人だと妄想を読んでいる気分で(事実としての興味ではなく、何故この人は妄想を語るのか、という興味で)読んでしまいます。

  *        *        *

「言わないだけです」はダメです。言わなくちゃ伝わりませんし、それで認められらたら何でも主張できるようになってしまいます。

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2014年5月 9日 (金)

スピリッツ編集部や小学館にも責任あり

スピリッツ編集部や小学館にも責任あり

ニコニコニュース:「美味しんぼ」作者、責任は「全て私にある」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1060535?news_ref=top_topics_topic

また、質問や意見などがスピリッツ編集部に多く届いていることに触れ、「書いた内容についての責任は全て私にあります」といい、「スピリッツ編集部に電話をかけたり、スピリッツ編集部のホームページなどに、抗議文を送ったりするのはお門違いです」と綴り、同公式サイトに意見を寄せるよう求めている。

マンガの内容の是非はおいといて、スピリッツ編集部や小学館に抗議をするのは普通のことだと思います。だいたい「美味しんぼ」というマンガは小学館やスピリッツという雑誌があるからこそここまで来た訳です。印刷するお金・書店に配布するお金は小学館が出しています。そして売上は小学館に入るわけです。

スピリッツ編集部や小学館に責任がないと言うのは通りません。

  *        *        *

責任があることと、どういう抗議が許されて、どんな抗議が許されないと言うことは別問題ですから。抗議するなら節度と礼儀が必要です。

話がそれますが、自分が怖いと思う抗議は、礼儀正しく淡々とこちらのミスを突いてくるものです。感情的に騒いでいる方の場合は、結局の所、その1人なので(そういう場合が多い)、面倒くさくて迷惑だけれど大きな力にはなりません。だけど、礼儀正しくこちらのミスを突いてくる方は、相手企業内で共感者や力・説得力を持っている場合が多いのです。

  *        *        *

「全て私にある」というのであれば、そして、小学館やスピリッツと無縁で(影響を与えることなく)自分の主義主張を行いたいなら、同人誌・自費出版で行うべきでしょう。

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平和運動は

平和運動は

東京新聞:柵越えたら「デモ隊射殺」 砂川闘争 元米兵デニスさん証言
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014050802000113.html

早朝、上官から任務の説明があり、仲間の軍曹が「デモ隊が柵を越えて基地内にやってきたら、どうしますか」と質問すると、上官は「銃で撃て」と命令した。軍曹が「撃って、けがをさせるのですか」と聞き返すと、上官は「撃ち殺すということだ。撃ち殺せ」と答えたという。デニスさんは映像で「戦争でさえ一般市民を銃撃することはないと知っていたので、大変驚いた。そんな命令には従えないと思った」と振り返る。

民間人であっても軍事基地に不法侵入したら犯罪者であり処罰対象です。また軍の側にも防衛の権利がありますし、軍事基地への不法侵入ですから、軍事的な攻撃とみられてもしかたありません。私は「撃ち殺すということだ。撃ち殺せ」という命令に驚きませんし不法なものとも思いません。もっとも、自分がその立場にあった時に、従えるかどうかは判りませんけれど(戦闘状態になっている時に、敵兵に遭遇して、でも撃てない(殺すことをためらう)、と言うことは起こるそうですから)。

  *        *      *

反戦運動は注意しないと軍事行動になってしまう可能性があります。それも不十分な装備であるがゆえのバンザイ突撃のような悲惨な攻撃です。砂川事件では、日本の警察が阻止できたので良かったですが、もし警察の能力が不足していたら、本当にバンザイ突撃のようなことが起きたかもしれません。

  *        *      *

平和運動の指導者は、自分達を信じて(思想に共感して)参加した人々の命をまもることを意識しなければなりません(あるいは、軍に民間人の虐殺をさせて社会混乱を起こす。その為に参加者の命を使う。革命家なら、これくらういの事は考えるでしょう)。

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2014年5月 8日 (木)

護憲派になろうかな、いやダメだ

護憲派になろうかな、いやダメだ

時事通信:「グレーゾーン」先行案浮上=公明に配慮-政府・自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014050700834

一方、公明党内には、グレーゾーン事態をめぐる与党協議に時間がかかれば、集団的自衛権の議論を先送りできると期待する向きもある。公明党幹部は「グレーゾーンの法整備だけでも1カ月で結論は出せない。かといって集団的自衛権と並行してはできない」と自民党を強くけん制しており、両党の綱引きが続きそうだ。

で、集団的自衛権について議論・決断するのを避けるために、議題になるものってどんなのとググってみると。いろいろあるみたいですが、こんなのもあります。

毎日新聞:集団的自衛権:法整備、政府が原案 18件改正を明記
http://mainichi.jp/select/news/20140508k0000m010161000c2.html

・米国が他国から武力攻撃を受けた場合、米国の要請を受け、他国から米国へ向かう弾道ミサイル迎撃や米艦の防護、臨検



・国連PKOに参加した自衛隊が、離れた場所の外国部隊や文民の救援要請に応じ、現場に駆け付けて武器を使用することを可能とする(駆け付け警護)

集団的自衛権が行使できないから出来ないと言ってきたことじゃん。これが集団的自衛権なしに出来るのであれば、集団的自衛権の行使はいらないかも。

  *        *        *

憲法九条を素直に読んだ場合の解釈と現実がどんどん離れてゆく。憲法を無視するなら、憲法改正にエネルギーを使うのは無駄以外のなにものでもない。

  *        *        *

しかし、憲法は国の法律の根幹です。それを無視したり、無視までは行かないまでも無理な解釈をするようになれば、何が正しいのかが判らなくなります。それは個人が好き勝手なことをする。権力を握れば好き勝手できるという社会をもたらしてしまうでしょう。

憲法改正して、わかりやすい現実に即したものにするのが一番ですが、間に合わないから(出来ないから)、憲法解釈をかえるべきです。

  *        *        *

しかし、与党の中では護憲派というか平和主義的な公明党が実質的に憲法九条の死文化をすすめて行くのは皮肉な状況です。

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2014年5月 7日 (水)

正しい責任追及が出来ていないから

正しい責任追及が出来ていないから

中央日報:【取材日記】「独島旅客船に異常なし」と叫んだ海洋警察
http://japanese.joins.com/article/027/185027.html?servcode=100&sectcode=120

ドルフィン号は精密検査も受けた。故障の約1カ月半前の3月18日だ。韓国船級が「1種中間検査」を実施した。エンジンの部品を外して検査する項目が含まれた検査だ。ここでも結論は「異常なし」だった。それでも旅客船は問題を起こした。これをどう説明するべきか。韓国船級の釈明のように、検査当時は完全だったが、その後に問題が発生したのかもしれない。しかしその言葉をそのまま受け入れる国民はどれほどいるだろうか。政府が安全検査を任せた機関(韓国船級)も、セウォル号の惨事をきっかけに海洋警察などが実施した緊急安全点検の結果も信じることができない世の中は、誰が作ったのだろうか。

事故があった時に、再発防止や改善を目指しての行動と、責任追及はズレることがある。そして、感情的な行動と再発防止は全く違うものだ。

  *        *       *

「緊急安全点検の結果も信じることができない世の中は、誰が作ったのだろうか」という問いには、正しい責任追及が出来ていないマスコミが一番の責任者じゃないかと答えたい。

  *        *       *

これは韓国の日本に対する態度から類推したものです。韓国は感情を全面に出して、事実や証拠を大事にしているようには見えません。事実を無視して感情にとらわれていては良い事故対策なんて出来ません。

  *        *       *

事故や不祥事があって、責任者に責任を取らせて、クビをとって、惨めな姿を曝させることで溜飲を下す。日本のマスコミや野党にも、その傾向があります。韓国の状況を、対岸の火事と笑っていられるほどの自信は私にはありません。

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救える命はどれくらい?

救える命はどれくらい?

西日本新聞 社説:原発避難計画 実効性のチェックが要る
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/86546

原子力発電所の再稼働に向けた心配が、また一つ浮き彫りになったと言えるのではないか。

福岡、佐賀、長崎の3県が発表した九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で重大事故が起きた場合の住民避難シミュレーションだ。



避難計画は原発の危機管理の重要な柱だ。訓練を重ねて検証しなければ「机上プラン」に終わる。政府は審査に加え、避難計画の実効性や妥当性についても、責任を持って検証すべきである。

避難は命を失わないために(あるいは健康被害を受けないために)行うものです。ですから「逃げた」という事実や「逃げられる」という計画で十分なのではなく、危険な場所から安全な場所に移動することで、命を救うこと、健康被害を避けることが必要なのです。

つまり、避難することで何人の命を救え、健康被害者の数を抑えられるかというのが真の実効性であり妥当性評価の物差しになる。

  *        *       *

何人の命を救えるのか、避難しなかった場合と避難出来た場合の具体的な数字を出して欲しい。でなければ判断できない。

  *        *       *

ところで、福島原発事故では良好に避難したとは言えませんけれども、漏洩した放射能での死者はゼロであり、健康被害もゼロです。

「ゼロ」をさらに減らすのは、かなり困難な要求と言えるでしょう。

いえ、むしろ下手な避難で交通事故などで死者が出てしまうことの方が心配です。ですから、安全重視のゆっくり避難の計画の方が妥当性が高いと思います。

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2014年5月 6日 (火)

政治の犠牲者かもしれません

政治の犠牲者かもしれません

読売新聞:旅客船沈没、捜索の民間潜水士死亡…事故後初
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140506-OYT1T50021.html?from=ycont_latest

韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故で、韓国政府の事故対策本部は6日、捜索活動に参加していた民間潜水士が死亡したと発表した。



民間潜水士を巡っては、対策本部が先月下旬、10分間も潜れない人がおり「作業に支障を来す」として、投入の中断を決定。家族の反発を受け、再度捜索活動に加わっていた。

亡くなれれた潜水士の方のご冥福をお祈り申し上げます。

  *        *        *

「作業に支障を来す」との判断が政治や面子によるものではないとは言いません(自分には判りません)。しかし、「家族の反発を受け、再度捜索活動に加わっていた」という部分に嫌なものを感じてしまいます。遺族の感情やマスコミ報道や世論に負けて、安全軽視の捜索活動をしていたのではないかと嫌な感じを持ってしまいます。

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事故から3週間が経過し行方不不明者の生存の確率は低くなってしまっています。そのようなことを理由にして潜水士のリスクを回避するのは、政治的・マスコミ対策的には許されないかもしれません。しかし、人間の命を大事にするならば、誰かが(非難されるのを覚悟で)やらなければなりません。

また、マスコミや有識者もそういった判断を(非難されるのを覚悟で)是としなければなりません。韓国にはそういったことが出来ていない(理性的な判断or人命優先が出来ていない)のだと思います。

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日本は寒国よりも政治が優先されない(≒現実が優先される)社会だと思いますので、こういった事態や事故は起こりにくいとは思いますが、起きないとは思えません。マスコミの論調や政治家の発言を聞いていると「正しさ」それも政治的あるいは感情的な正しさを優先しているのではないかと思うようなことがあるからです(例えば、原発がいまだに停止しているのは何故でしょうか。犠牲者数からすると再稼働しても社会全体の利益・社会全体で支えられる命の数からすると原発は再稼働させるべきなのですが)。

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現実というものがありまして

現実というものがありまして

北海道新聞 社説:野党再編の迷走 数合わせの発想捨てよ(5月5日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/537379.html

維新は憲法を「国家・民族、国民の自立を損なわせしめた占領憲法」と位置づけ、ほぼ全否定する。結いは「戦後、日本国憲法が果たしてきた役割を正当に評価する」との立場で相いれない。

理念を置き去りにした政党合流は長続きしない。数の上で国会運営が少しは有利になるかもしれない。その一方で個別の政策をめぐる党内対立を招くのは必至だ。

与党は改憲や原発・エネルギー政策など、次々と重要課題を投げかけるだろう。そのたびに党内が紛糾するのでは与党への対抗勢力にはなり得ない。

民主党が示した(示している)ように、数合わせでは上手くいかないことに同意する。しかし、同意できない部分もある。

「与党は改憲や原発・エネルギー政策など、次々と重要課題を投げかけるだろう」

重要課題を投げかけるのは、現実であって、与党ではない。いや、与党は投げかけるだろうけれど、その問題は現実から発生したもので、与党はそれに向き合っているにすぎないのだ。

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政治の問題や課題は、国会や地方議会やさまざまな場所で議論され戦われる。しかし、それらは現実の社会から発生したものだ。その事を、政治問題は現実の問題であることを忘れてはならない。その事を忘れると、交渉や討論が「言葉遊び」や「人間関係の戦い」になってしまう。いや、政治的お遊戯になってしまうと言うべきか。

  *        *      *

少数野党が政治的な力(数の力)を求めて合従連衡することを否定はしない。しかし、現実の問題から目を逸らした合従連衡は政治的お遊戯だ。

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2014年5月 5日 (月)

雁屋哲さんにとっての「不都合な真実」

雁屋哲さんにとっての「不都合な真実」

ニコニコニュース:美味しんぼ原作者“過激”予告「鼻血ごときで騒ぐ人は発狂するかも」。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1055075?news_ref=top_topics_topic

人気マンガ「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲氏が5月4日、「ビッグコミックスピリッツ」22・23合併号に掲載された「福島の真実篇」が物議を醸していることについて、公式サイトで言及。まだ続く同篇が今後さらに「はっきりとしたことを言っている」と予告した上で、すべて掲載が終わってから本格的な反論をすると“宣言”している。

福島はこういったマンガなどによる風評被害で苦しんでいるというのが、作者の雁屋哲さんにとっての「不都合な真実」であるように思える。

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雁屋哲さんは、引いたり撤回したりするつもりはなさそうです。「美味しんぼ」は連載終了になるのではないかと予想します。

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2014年5月 4日 (日)

憲法96条こそ重要

憲法96条こそ重要

毎日新聞:憲法記念日:改憲ムードの中、都内各地で集会
http://mainichi.jp/select/news/20140504k0000m040046000c.html

憲法改正を目指す「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」(桜井よしこ代表)は千代田区でシンポジウムを開いた。作家でNHK経営委員の百田尚樹氏らが、尖閣諸島領有権問題などを挙げ、将来的に9条を改正すべきだと主張。自民党の船田元・憲法改正推進本部長は、改正の発議要件を定めた96条などを先行改正する方針に触れ、「姑息(こそく)かもしれないが、理解を得やすい部分を直した上で9条改正を実現したい」と述べた。

憲法9条よりも96条の方が本質的な問題だと思う。憲法96条で国民投票へのハードルを高く設定してあるがゆえに、国民は憲法について考えることが少なかった。国会については議員をえらぶ選挙があるから、選挙の度に考えさせられる。投票しない人も、考えないで投票する人もいるだろうけれど、様々な討論が行われマスコミも論陣を張っているのだから。

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憲法について国民は、判断を求められることがなかったし、これからも当分無いだろう。

国民は憲法について判断することを求められない。これは憲法96条の規定の厳しさによるものだ。

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「姑息(こそく)かもしれないが、理解を得やすい部分を直した上で」

憲法96条の改正は、姑息ではなく、日本国憲法の本質を左右するものだ。

条文は変更できないので解釈変更でやってゆく憲法なのか、国民の判断によって憲法を新しくし、ムリな解釈をしなくてよくするのか。言葉を変えると、国民投票で改憲が否決された場合、変更はされないけれど、憲法にお墨付きがついたことになり、ムリな解釈をすることは出来なくなるから、96条は解釈の幅を決めるとも言える。

国民の側から言うと、国民は憲法に従うもの(そして抜け道を探すもの)なのか、それとも、国民は憲法を作る立場、つまり憲法の主人なのかどうかと言うこと。

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憲法96条の改憲こそ重要だと思う。

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2014年5月 3日 (土)

変えられない法律は形骸化あるいは原理主義化する

変えられない法律は形骸化あるいは原理主義化する

朝日新聞 社説:安倍政権と憲法―平和主義の要を壊すな
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

国会の多数決だけで、憲法を改めることはできない。

憲法を改正するには、衆参両院の3分の2以上の賛成で発議し、国民投票で過半数の承認を得なければならない。憲法96条が定める手続きだ。

安倍首相は昨春、この手続きを緩めようとして断念した。

時の政権の意向だけで憲法が変えられては、権力にしばりをかける立憲主義が侵される。こう気づいた多くの国民が、反対の声を上げたからだ。

安倍首相は、今年は違うやり方で、再び憲法に手をつけようとしている。

条文はいじらない。かわりに9条の解釈を変更する閣議決定によって、「行使できない」としてきた集団的自衛権を使えるようにするという。これだと国会の議決さえ必要ない。

その結果どうなるか。日本国憲法の平和主義は形としては残っても、その魂が奪われることになるのは明らかだ。



いまの政権のやり方は、首相が唱える「憲法を国民の手に取り戻す」どころか、「憲法を国民から取り上げる」ことにほかならない。

「国会の多数決だけで、憲法を改めることはできない」

はいその通りです。現在もそうですし、安倍さんが変えようとした時も、国会での発議の条件を「3分の2」から「過半数」にしただけで、国民投票を無くすなんてことは言っていません。この「国会の多数決だけで、憲法を改めることはできない」と、「安倍首相は昨春、この手続きを緩めようとして断念した」を読むと、安倍さんは権力が勝手に憲法を変えられるようにしようとしているように思えますが、私には事実と違うように思えます(朝日新聞はいいがかりをつけているように思えます)。

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「条文はいじらない。かわりに9条の解釈を変更する」

宗教の経典・神の言葉、こういった人間には変えられないものがあります。そういったものがある時、そして、それが現実と合わなくなった時、人々はどうするでしょうか。ムリムリな解釈をしてでも現実に合うように解釈してなんとかする現実主義か、言葉のままに従う原理主義かです。

日本国憲法の改憲の可能性が見えない以上、現実主義者は解釈改憲を行おうとするのは当然です。

  *        *        *

解釈改憲も禁止してしまうと、次は、言葉の定義の変更です。アメリカ軍の作戦に参加しても、個別的自衛権の範囲だと言うようになるでしょう。そういえば、一時期、公明党は個別的自衛権の範囲で出来ることを広げれば、集団的自衛権を容認しなくても良いといういうようなことを言っていましたね。

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「いまの政権のやり方は、首相が唱える『憲法を国民の手に取り戻す』どころか、『憲法を国民から取り上げる』ことにほかならない」

憲法96条を変更し、発議の条件をおもいっきり緩めよう。そうすれば、国民は望めば、集団的自衛権を明確に否定することだって出来るのですから。

  *        *        *

自分は、改憲の発議は、両院ではなく片方の院の過半数で出来るようにするべきだと思う。両院の賛成が必要だと、衆議院の優越性などの片院の既得権を剥奪・制限しようとすることは出来なくなりますから。あるいは地方議会にも改憲の発議の権利を与えても良いかもしれない。そうすれば国会自身が問題を起こしたとしても、発議が出来る。

国民投票が頻発して困らない程度にハードルを下げるべきだ。そうすれば、少数派の意見も国民に問うことも可能になるし、国民が憲法の主人になれる。

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変えられないルールは形骸化するか原理主義化する。

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2014年5月 2日 (金)

連続事故の論理

連続事故の論理

産経新聞:交通機関で再び事故の韓国「どうかしている」 ソウル地下鉄追突、怒りと嘆きの声
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140502/kor14050219450014-n1.htm

2日、ソウルの地下鉄で起きた追突事故。300人以上の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号沈没事故の捜索活動が続く韓国でまた公共交通機関の事故が起きた。「どうかしている」。市民から怒りと嘆きの声が噴出した。



車内に来た乗務員は「その場で座って」と呼び掛けていたが、すぐ「退避して」と言葉を変えた。乗客らは非常レバーを操作してドアを開け、線路へ降りたという。

事故は連続する場合があります。大きな事故があると関連機関は緊張します、自分達も事故を起こしたらどうしようかと。そして、いつもり緊張感を持って仕事をすることになります。

緊張感を持って仕事をするのは良いことなのですが、普段と違うことをする、違う状態で仕事をするのは危険なことでもあります。余計なことをしてしまう。緊張のあまりミスをするなどです。

先の沈没事故に続き地下鉄の事故です。韓国の交通機関の方々のストレス(緊張)は尋常ではないでしょう。

事故が連続しないと良いのですが。

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権力と戦うつもりで、民衆と戦ってしまった

権力と戦うつもりで、民衆と戦ってしまった

朝日新聞 社説:朝日支局襲撃―「排他」に立ち向かう
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

ヘイトスピーチをめぐる京都での訴訟で、訴えられた市民団体側は「表現の自由の範囲内だ」と正当性を主張した。だが、他人を排除し、傷つける言葉は許されるのか。表現・言論の自由の大切さを説き続けた私たちとしても、「それは違う」と言わずにはいられない。

事件以来、多くの読者から叱咤(しった)激励をいただいた。その声にも支えられ、私たちは自由な言論を守ろうと努力してきた。

特に、戦争に協力した戦前への痛切な反省から、権力が自由を制約する動きには、全力で立ち向かってきたつもりである。
特定秘密保護法案の審議のときもそうだった。

ただ、これだけ排他的な言葉が世にあふれる前に、できることはなかったか。

朝日新聞は(そして、いわゆるサヨクは)権力と戦っているつもりだったのかも知れませんが、実際には民衆の感情と戦っていた(戦っている)のではないでしょうか。

例えば公式な靖国参拝を望む人々がいます。国家のため(みんなのため)に戦って死んだのだと認めてもらいたい人々がいます。そういった人々に、朝日新聞は、悪いことをして死んだのだから反省しろと言っていなかったでしょうか。

「従軍慰安婦」についても同じようなものです。自分達の祖先を貶められてうれしい人はいません。また、冤罪を防ぐために、他人を非難するならば徹底的な証拠集めをするべきでしたが、しませんでした。なんとなく日本全体が悪いのだと非難しました。民衆は自分を日本人と思っていますから、自分達を非難されたと思います。強姦魔だと非難されたと思った人が多く出ても不思議はありません。朝日新聞は戦前の日本を攻撃するつもりだったのかも知れませんが、結果としては、日本の民衆への攻撃となりました。

  *        *        *

朝日新聞は「権力」と戦うつもりで、民衆を攻撃してしまいました。そして、攻撃する理由(手段)として、近隣民族を利用しました。その結果の「排他」ではないでしょうか。

全ての原因と責任が朝日新聞にあるとは言いませんが、多くの理由を作ってしまったのは事実であると私は思います。

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2014年5月 1日 (木)

主人公死亡により

主人公死亡により

毎日新聞:漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c.html

小学館が28日に発売した週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」5月12、19日合併号の人気漫画「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲作・花咲アキラ画)で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す場面が描かれ、読者から問い合わせが相次いでいることが分かった。同誌編集部は「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した」などとするコメントを発表した。

漫画の内容は、主人公である新聞社の文化部記者の山岡士郎らが取材のために福島第1原発を見学。東京に戻った後に疲労感を訴えて鼻血を出し、井戸川克隆・前福島県双葉町長も「私も出る」「福島では同じ症状の人が大勢いる。言わないだけ」などと発言している。

放射線を鼻血が出るほど被爆してしまうと、生命の危険があります。主人公の山岡さんは死んでしまうかもしれません。主人公の死亡により連載終了となってしまうのでしょうか。

もしも、山岡さんが死なず、いままでどうりのグルメな生活をしたりしたら、「放射能なんてたいしたことない」「鼻血が出ても、いつもとおなじ仕事や生活が出来る」というメッセージになってしまいかねません。それとも、延々と、体調が悪いよ~と反原発一直線のマンガになってしまうのでしょうか。

  *        *        *

事故直後ならともかく3年以上も経過し、一般にも放射線被曝についての知識を持っている人が増えました。専門家には負けるでしょうけど、大きな方向性というか、どのていどの危険性なのかと言ったことを知っている人が増えました。

3年前なら、「読者から問い合わせが相次いでいる」とか「物議」なんてことは無かったでしょう。

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毎日新聞:漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c2.html

立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)の話 放射線影響学的には一度に1シーベルト以上を浴びなければ健康被害はないとされるが、心理的ストレスが免疫機能に影響を与えて鼻血や倦怠感につながることはある。福島の人たちは将来への不安感が強く、このような表現は心の重荷になるのでは。偏見や差別的感情を起こさない配慮が必要だ。

コンテンツは自由であるべきと思うけれども、被害が出る(可能性)のあるものについては、警告を付けるなどするべきだ。「ビッグコミックスピリッツ」の表紙に「精神的被害をもたらす可能性があります」などと警告表示をしても良いかもしれない。

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BSで海外のニュースを見ていると、時々「ショッキングな場面があります」という警告があるときがある。主権者として国民は、残酷なことであっても起きている現実を知らなければならない。つまり報道する大義はある。一方で、フラッシュバックなどの被害を起こすことは避けねばならない。それで、警告してから(ダメな人にチャンネルを変える時間を与えて)報道するのだろう。

報道に大義があるなら、漫画家には表現の自由がある。

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風評被害は難しい。被害者可哀想、と思うのは簡単だけれど、加害を起こす(加害の原因となる)ものを規制するのは、とても難しい。

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