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2014年6月17日 (火)

1000万ももらえば

1000万ももらえば

毎日新聞:成果賃金:首相「年収1000万円」将来的引き下げに含み
http://mainichi.jp/select/news/20140617k0000m010112000c.html

安倍晋三首相は16日、衆院決算行政監視委員会に出席し、働いた時間に関係なく成果に応じて賃金を払う新たな制度案の対象者について「現時点では1000万円が目安になる」と述べ、年収1000万円以上の従業員とすることを明言した。そのうえで「経済状況が変化する中で、その金額がどうかということはある」と語り、基準となる年収を将来的に引き下げる可能性に含みを残した。

年収1000万もあれば残業代なくてもよいでしょ、というのは理解できないこともない。高給取りは、24時間戦ってくださいってことで(そのぶん手抜きしないと死んじゃうよ)。

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でも、それは良いんだけれど「成果に応じて賃金を払う」というは微妙だ。成果なしに支払いがあるのは良くないんだけれど、成果をどこまで正確に計ることは可能なんだろうか。正確に成果を計れたとして、その成果の理由が本人の努力によるものなのか、それとも会社の持つブランドやノウハウや組織的能力にどの程度支えられているものなのか判るのだろうか。

能力主義や成果主義は、言葉としては良いけど現実に適用できるかというと難しさがある。

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もうひとつ、支払いを成果主義的にすると個々人の収支が明確になる。経営側にとって、それは悪いことではないけれど、働く側にとっても他社で働いた場合との比較ができる訳で、また、個々人の仕事の境目が明確になれば、組織との一体感も減る。

これは経営側にとっても厳しい話ではないかと思う。

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解雇のしやすいアルバイトを使って人件費の固定化を避けたら、労働者に逃げられてしまっている会社がある。同じようなことが起こるのではないか。

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コメント

2014年6月16日月曜日
あなたを出稼ぎ労働者に仕立て上げるためのトリックとは?

:派遣労働は素晴らしいと、執拗に情報操作された
:ノマドは、出稼ぎ労働者を格好良く言った言葉
:すべての労働者を「出稼ぎ労働者」に仕立て上げる

http://www.bllackz.com/2014/06/blog-post_16.html

投稿: tea | 2014年6月17日 (火) 15時23分

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