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2014年7月26日 (土)

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言うが

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言うが

朝日新聞 AERA記事:集団的自衛権の影響 英語教育、パスポート用意する母親も
http://dot.asahi.com/aera/2014072400036.html

小学4年になる娘は1歳から英語教室に通わせた。自身の就職活動や働きながらの子育てを通して、この国で女であることの生きにくさを痛感してきたからだ。ただ、憲法改正に前のめりな安倍晋三首相の「妄想狂的なところ」に怖さを感じ、第2次安倍政権が発足した後、5歳の長男にも英語教育をほどこし始めた。いざというときの海外避難に備えて外貨預金をし、家族全員のパスポートも常備している。

原発事故の直後、東京を脱出しようと本気で考えた、。311直後、同じように考えた人は多いだろうし、実行した人も多いだろう。原発事故直後の脱出を私は非難しない。私達は情報を持っていなかったから。しかし、今は違う。いま、それなりに情報を持っている状況で被曝を恐れて東京を脱出すると言ったら正気を疑うだろう。

東京よりも自然放射線による被曝が大きい場所はいくらでもある。東京より西日本の方が大きいし、中国や台湾の原発も近くなる。海外に目を向けても同じことだ。

被曝を恐れて東京を脱出するのは良いけれど、もっと被曝する場所に行ってどうする。

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安倍政権は集団的自衛権の行使を容認した。それを恐れて海外に避難するとする。では、その国は集団的自衛権を封印しているのだろうか。

私の知るかぎり、先進国で集団的自衛権を否定している国はない。アメリカはもちろん欧米諸国もNATOなどの軍事条約を結んでいて、集団的自衛権を容認している。というか集団的自衛権を前提とした国家運営をしている。

日本の集団的自衛権を恐れて他国にいく。日本と同じような生活をしたければ、その国は日本よりもっと集団的自衛権を行使していることだろう。発展途上国では治安の不安や内戦の危険を無視できない。

集団的自衛権を恐れての行動としては、お笑いというしかない。

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賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言うが、愚者は刺激に反応するだけで自分自身の経験にすら学んでいないのではないかと思うときがある。

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コメント

歴史に学べと言うやからは、往々にして我が国の昭和のいくさばかりを引き合いに出しますが、集団的自衛権に関しては、義和団の乱や第一次世界大戦に関してはひたすらースルーしています。
ましてやよそ国同士のいくさに付いてはなおのことスルーしています。自国のいくさてならば、ひたすら日本悪いで片づけてしまう所を、よそ国どうしのいくさならば、客観的に見る事が出来ると言うのに、それができないのは自身の経験ばかりに頼る愚者の発想なのですな。

投稿: DUCE | 2014年7月26日 (土) 23時17分

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