« まともな政府がない不幸 | トップページ | 建前よりも »

2014年7月23日 (水)

判官びいき・宣伝戦

判官びいき・宣伝戦

毎日新聞:社説:イスラエル ガザ市民の殺傷やめよ
http://mainichi.jp/opinion/news/20140723k0000m070148000c.html

大切なのはイスラエルもハマスも武器を置くことだが、軍事力で圧倒的に勝るイスラエルの自制が欠かせない。ガザに地上侵攻すれば死者が増え、市民をさらに苦しめるという潘基文国連事務総長の警告にもかかわらず、イスラエルは侵攻に踏み切った。主な目的はハマスの拠点を攻撃すると同時に、ハマスが攻撃や物資補給に使うトンネルを破壊することにあるようだ。

イスラエルの政府や軍は自制すると決めたら自制できる。パレスチナ人の子供が(ヘイトクライムで)殺されたとき、犯人(容疑者)を逮捕している。するかしないかは別にして、イスラエルは自制できる。

また、この一連の事態の切っ掛けとなったユダヤ人の子供3人が殺害された事件で、パレスチナ側は捜査を行っているのだろうか。イスラエル政府はこの事件をハマスの犯行と予想しているが、ハマスの犯行であれば、パレスチナは捜査も犯人処罰も出来ないだろう。

  *        *        *

ユダヤ人の子供が殺されて、まともな捜査がされているようにも見えない。パレスチナ自治区からはロケット弾が発射されつづけている。

パレスチナが暴力を止めないまの段階で、イスラエルに自制を求めることは、自分達の子供が殺されても我慢しろと言っているのに等しい。

  *        *        *

「軍事力で圧倒的に勝るイスラエルの自制が欠かせない」

これには同意する。しかし、パレスチナ側が暴力を止めない限り、ときとしてヘイトクライムがあって殺人事件があるのも人間集団だから仕方ないことかもしれませんけれど、捜査と犯人処罰をしないかぎり、イスラエル政府は自国民を護るために行動しないわけにはいかない。

つまり、イスラエルの自制とともにパレスチナが暴力を自制できることも必要なのだ。

  *        *        *

パレスチナが暴力を止められず、ヘイトクライムによる殺人の捜査も行わないなら、悲劇は終わらない。

  *        *        *

しかし、日本のマスコミはパレスチナの側の問題にふれない、ハマスに対して自制を求めないように見えるのは気のせいだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« まともな政府がない不幸 | トップページ | 建前よりも »

コメント

エジプトが両国に「無条件停戦」を提案。
両国は、ともに「拒否」。

停戦を言うなら「無条件」しか無いでしょうし、
停戦を提案されれば、両国とも「拒否」は、当然でしょう。

停戦を本気でさせたいなら、武器供給を両国にしないで、在庫が尽きるまでさせれば、終わる。
戦争は止めて~と言いながら、武器を供給している限り、停戦は、無い。

投稿: a | 2014年7月23日 (水) 09時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/60029476

この記事へのトラックバック一覧です: 判官びいき・宣伝戦:

« まともな政府がない不幸 | トップページ | 建前よりも »