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2014年7月10日 (木)

パレスチナとイスラエルの違い

パレスチナとイスラエルの違い

朝日新聞:イスラエル、ガザ全域を空爆 衝突、拡大の一途
http://www.asahi.com/articles/ASG784K6QG78UHBI01B.html

イスラエル軍は8日未明、パレスチナ自治区ガザに拠点を置くイスラム組織ハマスを標的とする新たな「境界防衛」作戦を開始し、ハマスの軍事拠点など約50カ所を空爆した。ハマス側もイスラエル南部へのロケット弾攻撃を強めている。イスラエル人少年3人の誘拐・殺害事件をきっかけにした衝突は、拡大の一途をたどっている。

イスラエルとパレスチナの衝突が止まりません。多くの犠牲が出ていますが、止まる気配はありません。

今回の衝突のきっかけは、「イスラエル人少年3人の誘拐・殺害事件」でした。イスラエル人少年の殺害のあと報復としてパレスチナ人の少年が殺害されました。私はパレスチナにもイスラエルにも利害やシンパシーを持っていませんけれど、この事件への対応の違い(と信頼感)に、パレスチナとイスラエルの違いを見ます。

最初のイスラエル人少年3人の殺害はハマスの犯行という報道もありますが、パレスチナ側の捜査が進展しているという報道はありません。彼等は殺人犯人を捕まえようとしているのでしょうか。捜査し逮捕する意志と能力があるのでしょうか。

一方、パレスチナ人少年が殺害された事件で、イスラエルは容疑者を逮捕しました。

CNN:パレスチナ少年殺害でユダヤ人を逮捕 イスラエル
http://www.cnn.co.jp/world/35050447.html

エルサレム(CNN) エルサレムでパレスチナ人の少年が誘拐、殺害された事件を捜査しているイスラエル警察は6日、ユダヤ人の容疑者数人を逮捕したと発表した。

警察の報道官はまた、イスラエル北部で先月、ユダヤ人の少女(19)が殺害された事件で、犯行を認めたアラブ人のタクシー運転手を逮捕したことも明らかにした。いずれも「民族主義的」な動機による犯行だったとの見方を示した。

こういった事件で、犯人を逮捕し処罰すること(処罰しようとすること)は、事件を事件として終わらせ、衝突や紛争に発展させないための必要条件です。人間は賢いですけれど、時として愚かな行動をします。あるていどの大きさをもつ社会なら、理不尽な理由で殺人をする人間も出てきます。パレスチナ人の少年が殺されたことは悲劇です。しかし、さらなる悲劇を起こさないためには(報復の応酬を起こさないためには)犯人処罰(あるいは犯人処罰をしようと努力すること)が必要です。

  *        *       *

イスラエルには殺人事件の犯人を逮捕し処罰する意志と能力がある。では、パレスチナには犯人処罰をする意志や能力があるのでしょうか。それとも、イスラエル人の少年は死んでもかまわないと思っているのでしょうか。

殺人事件と犯人逮捕、このことにイスラエルとパレスチナの違いを感じてしまいます。パレスチナは事件を事件として扱えないのでしょうか。そうであれば、パレスチナが国家として存続することは出来ないでしょう。

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