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2014年7月15日 (火)

国家指導者の一存で戦争が出来てなにが悪い?

国家指導者の一存で戦争が出来てなにが悪い?

しんぶん赤旗:主張 9条覆す閣議決定 この歴史的暴挙、国民は許さず
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-02/2014070201_05_1.html

閣議決定は、日本が武力攻撃を受けていなくても、海外での武力紛争の発生により「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」に集団的自衛権の行使ができるとしています。「脅威が世界のどの地域において発生しても、我が国の安全保障に直接的な影響を及ぼし得る状況になっている」というのが口実です。政府の一存で「明白な危険」があると認定すれば、自衛隊は「世界のどの地域」へも出兵し、武力の行使ができるようになります。

国家というものは戦争をする能力をもつものだ。いや、ある地域で圧倒的暴力を獲得したものを国家と呼ぶので、戦争をする能力を持たないものは国家と呼べないと言うべきかもしれない。であるならば、問うべきは「政府の一存で」あるいは時の政治指導者の一存で戦争ができるかどうかではなく、政治指導者が正しく判断できるかどうか。正しく判断できる政治指導者をどうやって選ぶかだ。

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憲法は権力を縛るもの、という言葉を何度も見聞きした。それは子供の意見に見える。家の中だけ考えて親と子供の関係で、子供が自由に振る舞いたいと思えば、親の権力を縛るのは良い戦術だろう。しかし、家の外の世界もある。家の外の世界を考えたとき、親の手足を縛りすぎれば、(親の収入や社会的地位が下がってしまうので)子供の自由度も下がってしまう。

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憲法を「権力を縛るもの」とだけ考えないで、「権力に与える自由の範囲」を考えるべきではないか。出来ないことを決めるのも大事だけれど、何をなすべきか何をできるべきかも考えるべきだ。

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すぐれた国家指導者を選べなかったは衰退する。権力の一存、政府の一存で戦争ができるかどうかより、より良い国家指導者を選ぶことができるかのどうかの方がよほど大事だ。

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コメント

>政府の一存で
まさかいちいち国民投票にでもかけろとでも?

投稿: DUCE | 2014年7月16日 (水) 21時58分

>政府の一存で「明白な危険」があると認定すれば、自衛隊は「世界のどの地域」へも出兵し、武力の行使ができるようになります。

という法を作ればね。
法を作るのは国会。
国会は与党だけじゃない。
共産党も参加してでしょ。

次の臨時国会から、自衛隊の位置付けと出兵に関する法の整備をすることになっている。


国会は法を作り、行政は法に基づいて運営をし、司法はその法が憲法に違反したものでないか審査する。
イメージ操作しようとして三権分立を理解していことがバレちゃったね、共産党さん。

投稿: a | 2014年7月18日 (金) 19時46分

× 理解していことが
○ 理解していないことが

投稿: a | 2014年7月18日 (金) 19時47分

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