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2014年7月 2日 (水)

当然の帰結

当然の帰結

47NEWS:全国で抗議「憲法破壊、許すな」 集団的自衛権行使容認に反対の声
http://www.47news.jp/47topics/e/254889.php

神奈川県横須賀市のフリーターの女性(23)は、短文投稿サイト「ツイッター」で抗議行動があると知って参加。「首相は国を守るためと言っているが、逆に日本が攻撃される可能性を高める。(行使容認で)自衛隊に入る人がいなくなったら徴兵制になるのでは」と心配し「これだけ反対をしている人がいる。与党だけで決めるのはめちゃくちゃ」と訴えた。

東京都府中市の男性(53)は行使容認について「普通に憲法9条を読んだら、そんなことはできないはずだ。これでは解釈で何でもできてしまう。立憲主義ではない」と語気を強めた。

「普通に憲法9条を読んだら、」集団的自衛権どことろか自衛隊の存在だって違憲じゃないでしょうか。自衛隊の存在を肯定しておいて、「普通に読んだら」なんて言っても説得力はありません。

それとも、この男性は自衛隊の解散を求めているのでしょうか。であれば、話の筋は通っています。賛成はしませんし、世間で多数派にもなれないでしょうけれど。

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憲法改正には、国民投票が必要で、さらにその前提に国会の両院で3分の2以上の賛成で発議することが必要だ。そして、閣議決定による「解釈改憲」には政権を担当しておけばよく、衆議院の過半数で可能となる。もちろん衆議院だけの過半数では権力基盤が弱すぎて解釈改憲なんて出来ないだろうけれど。

国会で(つまり国民の)過半数を越える人々が賛成、しかし、3分の2には届かない。そういった政策があるとき、憲法改正は出来ないけれど、なんとか実施はしたい、そういった政策をなんとか実施しようとしたら、どうなるだろうか。

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3分の2と過半数、このギャップが今回の事態をまねいたと言える。ある意味、当然の帰結だ。

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憲法改正の発議が3分の2ではなく、過半数で出来ていたら、国民投票されていただろう。そして、その結果に政権は逆らえないだろう。

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コメント

「我が窮情(九条)」を歌っている
沢田研二も、集団的自衛権反対デモに
参加したんだろうか?

投稿: にゃ | 2014年7月 2日 (水) 09時22分

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