« ニューヨークタイムスの差別発言?に思うこと | トップページ | それでも、まだマシ »

2014年9月 9日 (火)

警察は敵ではない

警察は敵ではない

財経新聞:【コラム 江川紹子】ヘイトデモは保守本流から外れた非愛国的行為
http://www.zaikei.co.jp/article/20140908/212846.html

過去のヘイトデモの映像を見ていると、警察が何もしていないことに驚く。あたかも、差別・憎悪表現をまき散らしている人たちを警官隊が守っているかのような錯覚に陥る場面もあった。現場にいた人の話を聞いても、特定の人の名前を挙げて、「殺せ、殺せ」と叫んでも、警察官は見ているだけで、たまりかねて「やめさせてくれ」と申し入れた人を制するような場面もあった、という。

警察は敵ではない。こういったデモに対立する側の人間からすると敵対しているように見えるかもしれないが、警察がこういったデモの側にあるわけではない。彼らの望みは、現行法の下でおだやかに(暴力行為なしに)デモを終わらせること。そう思っているので、彼らの行動が完璧だとはいわないまでも十分に役割を果たしていると思っている。

  *       *      *

「警察官は見ているだけで、たまりかねて『やめさせてくれ』と申し入れた人を制するような場面もあった」、過激な言葉を吐くデモ隊に対して止めさようとすれば、どうなるだろうか。うまく止まるかもしれないが、一歩間違えば暴力沙汰になる。

ヘイトスピーチ規制法などが出来て、止めることの法的根拠がはっきりしていて、警察の側に準備(機動隊とか)があって、圧倒的に制圧できるのでなければ、警察もやりたくない(やらせたくない)だろう。

  *       *      *

シリアで国連のPKO要員が反体制派に拉致されるとう事件があった。国連は中立ということになっているが、政治的な立場によっては国連の活動が邪魔だったり敵対しているように見えることもある。

  *       *      *

いくつかの政治的立場があって対立があって、そこに軋轢がある、暴力的になりかねない場合、そういった状況では、秩序を保つ側にある警察がいちばん苦労する。警察は敵ではない。自分の側でないものは、敵対する側だ、なんて思ってはいけない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« ニューヨークタイムスの差別発言?に思うこと | トップページ | それでも、まだマシ »

コメント

>『やめさせてくれ』と申し入れた

もし、そのとおり警官が制したなら、法でなく私法で対処したことになる。
私法とはリンチである。
気に入らないヤツをやっつけたということ。

いかにも正義面して、法を無視して情を優先する。
リンチを推奨する。
これが、どんな恐ろしいことに繋がるか、意識していない「知識人」ほど始末に悪いものは、ない。

投稿: a | 2014年9月12日 (金) 21時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/60286433

この記事へのトラックバック一覧です: 警察は敵ではない:

« ニューヨークタイムスの差別発言?に思うこと | トップページ | それでも、まだマシ »