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2014年10月12日 (日)

自由化は格差拡大なので

自由化は格差拡大なので

北海道新聞 社説:北電再値上げ こんな圧縮 納得いかぬ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/568019.html

こんな状況だからだろう。自治体や企業の中には負担増を避けるために、「新電力」と呼ばれる大口需要者向けの電力小売業者から電気を購入する動きが拡大している。自己防衛に走るのは当然だ。

だが、一般家庭などは早くても電力小売り事業が全面自由化される再来年までは、北電から購入する以外に選択肢はほとんどない。

電気料金の値上げはあらゆる商品やサービスに波及する。そうでなくても値上げが相次いでいる。その影響は計り知れない。低所得者層ら弱者へのしわ寄せはいかばかりか。

自由化されると格差が広がるのは小泉改革で判っていることだ。アメリカは日本よりも大きな自由がある、そしてアメリカの格差は日本よりも大きい。電力が自由化されたら、大口需要者は価格交渉力があるので、安い電気を買うことができ、小口の需要家(一般家庭や小企業などの弱者)は価格交渉力が無いので高い電気を買わされることになりかねない。そして、安い電気を売ることを義務付けたら、それは価格統制なので、自由化とは言えない。

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自由化は悪いことではない。しかし、自由化が格差拡大をもたらすことを見落としてはならない。

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自由化されたら価格が下がる場合、それは供給に余裕がある場合だ。たくさん売りたいから安くする。では、供給に余裕が無い場合に自由化したらどうなるだろうか。より高く売ってより儲けようとするのは企業の本能だ。必ず値上がりする。

ところで、電気は余っているのだろうか?

節電節電と言っている時に自由化したら値段が上がると予想するのは当然と思うのだけれど、違うのだろうか。

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