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2014年10月13日 (月)

それでどうなるの?と言う疑問を

それでどうなるの?と言う疑問を

日本経済新聞 社説:「イスラム国」への流入を断て
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO78342510T11C14A0PE8000/

外国人の戦闘員は中東諸国の出身者や、米欧に渡ったイスラム系移民ばかりではない。北大生のように、イスラム教とは無縁の者が入信したうえで加わる場合も少なくないという。

貧困や格差、偏見など様々な要因から社会への不満や絶望を抱える若者に、現代社会の秩序を否定する過激思想が巧みにつけ込む。ネット上では「イスラム国」への参加を誘う広報誌を簡単に見つけることができる。

国際社会が連携し、多様な手段を使って忍び寄る危険な情報に目を光らせ、勧誘のネットワークを断つことが重要だ。疎外感を抱く若者を生む根っこにある社会問題を、粘り強く解決する努力も怠るわけにはいかない。

NHKのニュースで、イスラム神学者が欧米の社会を批判しているところを見た。記憶で書くので不正確だと思うが、こんなことえを言っていた。

「民主主義などと言うが、結局、金持ちの意見が通る。庶民の立場なんて考慮されない」

「だから、イスラムの神の教えに従った統治が必要」

イスラムの教えが正しかどうか私には判らない。それは判らないけれども、判ることがある。それは、統治は人間の行為だということだ。民主社会の意思決定が金持ちによって行われるとするならば、イスラム社会の(イスラム教の教えに従った国の)統治は、イスラム神学者によって行われる。

だれかが統治をする、だれかが意思決定をする。その事は変わらない。

NHKのニュースで、この場面を見たとき、思わず「結局、オレに統治させろ!、ということかい?」「金持ちよりアンタが有能だと言えるのかい?」と、(心の中で)ツッコんでしまった。

  *        *        *

「貧困や格差、偏見など様々な要因から社会への不満や絶望を抱える若者に、現代社会の秩序を否定する過激思想が巧みにつけ込む」

自分はエンジニアだ。技術職。ものやシステムを作るのが仕事。で、昔のものを見ると「なんでこうなっているだ」と頭を抱えることがある。自分が作ったものでも、他人が作ったものでも。現実の製品やシステムに不満が出ないなんてことはない。で、作り直したくなるわけだ。

でも、どんなに技術や道具が進んでも変わらないものがある。それは、私の頭の程度だ(作る人間の頭の程度、と言ってもよい)。頭の程度が変わらないので、良い道具を使ったとしても、作品の程度は変わらない。経験を積んで、多少の改良は出来るようになっているかもしれないが、その程度だ。

社会を変革する、良い社会を目指したい。それは素晴らしいことで必要な事だ。しかし、作り手たる人間の程度が変わらなければ、社会の程度は変わらない。大変革をやっても得られる利益は大きくない。

ちょっとずつの改良、これが現実的な答えだ。

  *        *        *

何かを売り込みにきたら「それで、どうなるの。誰が幸せになるの?」と考える覚めた部分が必要だ。熱くなっても良いが冷静な部分を残しておかなければならない。

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