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2014年12月30日 (火)

来年もよろしく

来年もよろしく

年末年始にかけてパソコンを触れない状況になりますので、今年の更新は、これが最後になると思います。

お読みいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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強迫観念

強迫観念

朝日新聞 社説:日韓国交50年―歴史の節目に歩み寄り
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

いまだ晴れぬ歴史の情念が、日本と韓国の間に重い澱(おり)のように横たわっている。戦時下で将兵たちの性の相手をさせられ、人権や尊厳を傷つけられた慰安婦たちの問題である。



日韓は建設的な議論を重ね、歩み寄る必要がある。両首脳には来年こそ、隣国関係の改善に指導力を発揮してもらいたい。

日韓の問題についての記事を読んでいると、「仲良くしなければいけないという強迫観念」にとりつかれているんじゃないかと感じる時がある。隣人と仲良くできた方が幸せだけれど、仲良くしなければならないと思い込んでしまうと不幸だ。

  *      *     *

隣人とは、適度に実利の範囲で付き合えば、それで十分に幸せだ。それ以上を求めるなとは言わないが、無理して求めて、不幸になっては、隣人との関係も悪くなるだろう。

  *      *     *

仲が悪くても良いじゃん、という開き直りが必要なのではないか。

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2014年12月29日 (月)

償うべきは誰か

償うべきは誰か

中日新聞 社説:見ず、聞かずの原発被害 年のおわりに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014122902000097.html

一方、飯舘村に先立つ浪江町の集団ADRでは、精神的慰謝料の「一律月五万円増額」という和解案が示されましたが、東電が和解を拒んでいます。救済されずに放置される、理不尽ともいえる状況の一つ一つが被災者の心を傷つけます。



事故は子どもや若者の夢を奪い、大人たちも先の見えない暮らしの中にとどめおかれている。この救済すら終わっていないのに、再稼働を促す政府の方針に沈黙はできない-。発信されたのは「福島を忘れさせない」という強いメッセージでした。

会場に酒井さんの姿がありました。飯舘村の集団ADRの横断幕に「償(まや)え!」という福島の言葉とともに、原発事故で傷つく前の美しい古里の風景写真を刷り込みました。

この叫びを見過ごし、孤立させることがあってはなりません。

精神的被害を与えたのは誰でしょうか?

東京電力に責任の一部があることは間違いありません。けれど政府やマスコミや有識者や反原発活動家の責任を問わないで良いのでしょうか。実態の何倍もの危険を言い立て恐怖感を煽った責任は問わないで良いのでしょうか。

  *        *        *

被害者を救済する為には、ほんとうの責任者よりも「お金を持っていて、世間的な立場の弱い」ものの責任として賠償させた方が、話が早いのは理解しますが、騒ぎ立てた人々が放置されている現状が良いとは思えません。

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2014年12月28日 (日)

性悪説ではないが

性悪説ではないが

毎日新聞 社説:リベンジポルノ 根絶へ厳しい対応を
http://mainichi.jp/opinion/news/20141228k0000m070102000c.html

恋愛や夫婦関係にあった当時に撮った裸などの写真や動画を、別れた後に腹いせでインターネットに流出させる「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」の被害が深刻化している。



リベンジポルノが広く知られるようになったのは、東京都内で昨年起きたストーカー殺人事件がきっかけだ。被告は被害者の画像をネットに流していた。

警察などによる公式的な統計はないが、事件後に同様の被害に遭った若者を中心に民間団体などへの相談件数が急増しているという。警察は今後、被害者の立場で一層積極的に取り締まりに当たるべきだ。



被害を根っこから絶つためには啓発や教育も重要だろう。他人に見られて困るような写真や画像を撮らせないよう家庭や学校でしっかり教えたい。ネット空間で知り合った人ならばなおさらだ。いったん海外に流れれば消去は国内以上に困難だ。ネットの利便性の裏側にひそむ危険性について認識を深めさせたい。

社説の主旨とは関係ないが連想したことを書く。

世の中にはリベンジポルノのような下らないこと、自分に関係した人間、自分自身の思い出を傷付けるようなことをする人間がいる。これは嫌なことだが現実だ。

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左翼・右翼・リベラル・保守に限らないけれど、様々な主張をする人々は、こういった人間がいるという現実を見ていなければならない。見ていなければ、その主張が現実になった時、不幸がおとずれるから。

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性悪説ではないが、リベンジポルノをするような人間がいる社会に届く言葉、出来ればそういった人間にも届くような言葉が必要とされているのだと思う。

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2014年12月27日 (土)

派兵しなかったら

派兵しなかったら

中日新聞 社説:ドイツの決算 アフガン派兵代償高く
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014122702000112.html

アフガニスタンに駐留していた国際治安支援部隊(ISAF)が年内で任務を終了する。戦後、段階的に軍事力行使を拡大してきたドイツにとって初の本格的な戦闘参加だったが、代償は高かった。

犠牲になった兵士五十五人、延べ派兵人数十三万五千人、戦費八十七億ユーロ(約一兆二千八百億円)-アフガンでのドイツの“決算”だ。犠牲者は米軍に比べれば少ないが、海外派兵の歴史が浅いドイツ社会には大きな衝撃だ。



ISAFは欧米の集団安全保障の枠組みであるNATOが主導。ドイツのアフガン派兵は名実ともにNATOに一体化するため、制約を取り払い、軍事力行使の範囲を広げてきた延長線上にある。国際協調と国際貢献の名のもとに高い代償を支払ったドイツの経験。日本の集団的自衛権行使容認を考える上で、学ぶべき教訓は多い。

ドイツはアフガンへ派兵し高い代償を支払ったのは事実で、しかもアフガニスタンの状況は良いとは言えないのも事実だ。では、ドイツはドイツ自身の為には派兵しなかった方が良いのだろうか。

ドイツが派兵しなかったら、アフガニスタンの状況はどうだっただろうか?
ドイツが派兵しなかったら、国際社会での、あるいはNATO内でのドイツの立場はどうなっただろうか?

  *      *      *

ドイツに学ぶべき教訓は多いという事に異論はない。しかし、この社説には不満がある。それは派兵しなかった場合の代償として何を支払っただろうかということについて書いていないことだ(小論文の書き方のHowTo本によると、対立する議論についても書いておく方が説得力が増すそうです)。

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2014年12月26日 (金)

欠落してる

欠落してる

西日本新聞 社説:燃料電池車 「水素社会」へ普及促進を
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/135998

自動車が、燃料電池車(FCV)としては世界初の市販車「MIRAI(ミライ)」を発売した。FCVはホンダが2015年度に、日産自動車も17年中の発売をそれぞれ目指している。

FCVは車にとどまらず、地球環境に優しい「水素社会」の扉を開く可能性を秘める。官民が一体となって普及を進めてほしい。



水素は爆発力が強く、安全な貯蔵、輸送、管理の技術を要する。ガソリンより割高な価格を引き下げる方策もこれからだ。FCVの普及を、そうした課題の克服や利用拡大につなげ、次世代の「水素社会」への足掛かりとしたい。

その水素はどうやって作るんだい?

石油などの化石燃料から作るのかい、それとも原発で作るのかい?

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食べる、消費するところだけじゃなくて、作るところも意識しないと責任ある大人とは言えない。

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アイヌ差別の言説をなくしたいなら

アイヌ差別の言説をなくしたいなら

東京新聞:「アイヌ」ヘイト頻発 反「差別」声上げる時
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014122402000155.html

アイヌ民族の存在を否定するヘイトスピーチ(差別扇動表現)が全国各地で頻発している。金子快之(やすゆき)・札幌市議(44)のアイヌ民族否定発言が火を付けた形だ。差別と偏見に満ちた「在日特権」なるデマが蔓延(まんえん)したのは、メディアの大半が「報じると相手の宣伝になる」などと黙殺したからである。「在日特権」の愚を繰り返さないためにも、アイヌ差別の言説を野放しにしてはならない。

人の口には戸は立てられない。「アイヌ差別の言説を野放しにしてはならない」と批判しても、そんな言説はなくならない。こういった差別・被差別にかかわる人々は、学問としてやっている人々だけじゃない。いや、学問や論理で批判しても、感情レベルで納得させないと差別は無くならない、そのような言説もなくならない。

   *        *        *

人間は集団を作って生きるので、仲間を助けようとするし、仲間が不当に扱われていたら怒る。つまり、アイヌの人々が日本の仲間であると認識したら、意識しての差別はなくなる(無知や不理解は残るだろうけれど)。

つまり仲間であるという儀式を行えば良い。保守の(右の)方々は天皇陛下を無視できない。天皇陛下に臣下の礼をとるというか、天皇陛下の民であるということを世間に知らしめるようなセレモニーやイベントをすれば良い。

   *        *        *

薩摩隼人も東北の蝦夷も長い時間をかけて日本に同化していった。そして何か問題があるだろうか。アイヌも同じように同化して何か問題があるだろうか(もし、アイヌの方々が日本になりたくないのであれば、日本と対立するのは当然だろう)。

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民主主義の自由はどこまで

民主主義の自由はどこまで

時事通信:親北朝鮮野党の解散決定=「民主主義の危機」の声も-韓国憲法裁
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014121900534

南北分断という特殊事情があるものの、政党活動や結社の自由など民主主義の基本的権利に制限を加える決定で、「民主主義の危機」との声も上がっている。保守、進歩両陣営の対立が一層激化する見通しで、朴槿恵政権の強権イメージがさらに強まりそうだ。

民主主義には言論や思想の自由が必要だけれども、どこまでの自由があるのだろうか。私は「国家の存続を否定しない限りにおいて」という制限がつくのだろうと思っている。そして、この制限は無意識に刻まれていて気がつかないので、大きな自由があるように錯覚しているのだとも思っている。

  *        *        *

日本に「日本の滅亡を願う政党」は存在できないし(反日的と批判される政党も、本人たちの主観では日本の為と信じている)、アメリカにも他の民主国家にも、その国の滅亡を願う政党は存在しない。もちろん悪政によって、滅びに導いてしまう政党はあるだろうけれど。

  *        *        *

民主主義の強さは自由であること、逆に言えば、自由にやっても国家を解散しないこと。

バラバラの人間を集めて、「さぁ一緒に・自由に」と言っても続かない。自由にやったらバラバラになるし、一緒にやることを重視したら自由がなくなる。集団の永続と自由さは対立する。でも、民主国家は自由でありながら解散しない。言論の自由は最重視されているのに解散することは議題にもならない。それは何故か。無意識のレベルで国家の永続を願うように刻まれているからだ。

  *        *        *

無意識に刻まれていて、違反することが出来ないものであれば、法律で禁止する必要もないし、行政も取り締まる必要もない。韓国での状況は判らないけれど、解散の決定をしたと言うことは、(北朝鮮の存在によって)この無意識の刻みが弱いからだ。

  *        *        *

民主主義は神聖な法則というよりは、実用品で、そのように取り扱うべきだ。大きな人間集団が意思決定しようとするときの方法にすぎない。で、あれば、その集団にとっての利益とは何かを議論することは出来ても、その集団の存続を否定する議論をすることは出来なくて当然だ。

  *        *        *

民主主義は神の真理でも神聖な法則でもない。実用品なのだから、そのように取り扱おう。

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2014年12月25日 (木)

野党こそ

野党こそ

中日新聞 社説:政治は全国民のために 第3次安倍内閣発足
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014122502000110.html

ただ、気になることがある。

衆院選で自民、公明両党の与党合わせて三分の二以上の議席を再び獲得したことを受けて、異なる意見に耳を傾けない政治が横行しないかということである。

安倍首相はきのう、自民党両院議員総会で、先の衆院選を振り返り、「勝利の喜びに浸ることは、きょうをもって過去のことにしなければならない」と述べた。

選挙での勝利に傲(おご)らず、謙虚に政権運営、政策遂行に努めることは当然だ。

テレビの政治討論の番組を見ていると、政治家どうしの話が噛み合ってない場合が多々ある。そもそも彼等は対話をするつもりがあるのだろうか、と感じる。多分、そこで行われていることは対話ではなく、自分達の支持者へのアピールなのだろう。

  *        *        *

与党ではなく野党の側に、特にそういった態度を感じる。与党の側もアピールしているのだろうが、与党のアピールには「話し合おうとしています」というもの含まれるのに対して、野党の側は自分達の主張を叫んでいるだけ。野党は、そこに安住している。

  *        *        *

対話・話し合いは大事だ。でも、話し合おうとしていないのは、驕る自公政権ではなく、いこじな野党の側ではないか。

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2014年12月24日 (水)

発症と増加を区別しましょう

発症と増加を区別しましょう

47NEWS:福島で甲状腺がん増加か 子ども4人、放射線影響か確認
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014122301001939.html

福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、事故直後の1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども4人が、4月から始まった2巡目の検査で甲状腺がんの疑いと診断されたことが23日、関係者への取材で分かった。25日に福島市で開かれる県の検討委員会で報告される。

甲状腺がんと診断が確定すれば、原発事故後にがんの増加が確認された初のケースとなる。調査主体の福島県立医大は確定診断を急ぐとともに、放射線の影響かどうか慎重に見極める。

1986年のチェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がんが急増した。

「甲状腺がんと診断が確定すれば、原発事故後にがんの増加が確認された初のケースとなる」、これは間違いです。初めての発症かもしれませんが「増加」かどうかは不明です。増加というからには、事故前の傾向・発症率と比較して、増えたと言わなければなりません。新しい患者がでたから増加したと言うのは単純にすぎます。

  *        *        *

こんな記事を読まされていると、原発についての記事も信頼できなくなってくるよ。

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1点刻みの方がマシ

1点刻みの方がマシ

読売新聞:「1点刻み」大学入試見直し答申、不安や反発も
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20141223-OYT8T50064.html

年複数回実施し、将来はコンピューター出題方式の導入を目指す。各大学が個別入試に使う成績は、1点刻みではなく段階別評価で示す。実現すれば共通1次試験導入(1979年)以来の大改革だが、新テストの内容の具体化はこれからで、高校や大学側には不安や反発の声もある。

一点の差で合否が決まる事に対する答えとして「1点刻み」を止めて「段階別評価」にするのであれば、バカとしか言いようがない。試験する側から考えたら1点刻みではなくなっても、受験する側から考えたら1点刻みのままだからだ。1点刻みのままである理由は、あるランクの合否は、だいたいの点数で決めるわけにはいかず、合格点の上か下か、まさに1点の差で合否がきまるのだかから。

  *        *        *

志望校が要求するランクに合格するため、自分の点数を1点刻みで心配する。それは、成績が1点刻みであっても段階別であっても変わらない。表面的な批判を避ける為の愚策にしか思えない。

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2014年12月23日 (火)

表現の自由と見聞きしない権利

表現の自由と見聞きしない権利

スポニチ:ろくでなし子「マ××」「チ××」連発、裁判官に制止された
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/12/23/kiji/K20141223009507440.html

五十嵐容疑者は意見陳述で「事実関係を争っていない。ブログなどで自分の活動を宣伝しており、証拠隠滅のしようがない」と主張。女性器や男性器を示す単語を何度も口にしたため、裁判官が数回制止し、「表現を工夫しないと陳述を制限する」と注意した。

2つの逆なことを書く。

ひとつめは、当人にとって、その言葉でしか表現できないものあるのなら、特に刑罰を定める裁判では、しゃべらせる必要があるのではないか。

ふたつめは、表現は、発信者と受信者がいて成り立つのだから相手が不快に思うのであれば抑制すべきではないか。相手を不快にするのが目的でないならば。

  *        *        *

しかし、もっとも、そんな言葉を聞かされた裁判官の心証がどうなるかは判りませんけれど。

表現は「言わずにはいられないから言う」場合と「相手を動かす・説得する為に言う」場合があります。もちろん、混在している場合もあります。「相手を動かす・説得する為に言う」のであれば、相手を考えるべきでしょう。

  *        *        *

私は、表現は自由であるべきだと思うので、分離を十分にした上で、認めるべきと思っています。見たくない気分の時に目に入ってこなければ良いのです。今回の場、明確に欲しい人にしかデータは渡っていないように思えるので、罪に問うべきではないと考えています。彼女の芸術を理解は出来ませんけれど。

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2014年12月22日 (月)

政治は万能ではない

政治は万能ではない

西日本新聞 社説:エネルギー政策 民意とずれては進まない
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/134977

政治や行政の役割とは何だろうか。民意に基づき、国民の意思を実現するための制度や政策を進めることが基本ではないか。だが、エネルギー政策は違うようだ。

2011年3月の東京電力福島第1原発事故で国民の意識は変わった。脱原発の流れが広がった。今も原発の再稼働に反対する声が強い。その中で経済産業省の原発回帰の姿勢が際立ってきている。

既成事実を積み上げ、国民に仕方ないと思わせ、従わせようという戦術か。だが、原発をめぐる国民の合意ができないままでは、かえって行政の停滞を招かないか。

国民主権の民主国家では民意が政治を動かす。民意は絶対的な力を持つ。しかし、それが無理な場合もある。経済的・物理的に無理なものは、政治がいくら決めてもどうにもならない。

  *        *        *

経済的なもの、例えば物価上昇に困っている国が国民の総意として価格統制を行ったとする。価格統制された物資は不足することになるだろう。外国からの輸入品なら買えなくなるし、国内生産であったとしても生産者の意欲を削いでしまう。結局、国民に物資は届かない。

  *        *        *

民意が脱原発を求めれば、脱原発になると考えるのは政治だけを考えれば正しい。しかし、経済や物理を考えると早急な脱原発は不可能だし、長期的に考えても経済的な負担が大きい。

  *        *        *

実際の担当者ではないが政治に興味のある人間、あるいは新聞の社説といったものは政治が万能であるかのように考えがちだ。しかし、政治は万能ではない。出来ないことは出来ないのだ。

  *        *        *

私も年をとって、ちょっとだけ会社内での地位も上がった。新人の時には上司や会社は万能の存在に見えた。自分の待遇や仕事上のことなどは上司や会社が決めたことで、彼等が決定は万能であるように思えた。しかし、ちょっとだけ会社内での地位も上がり会社の事が判ってくると、会社の出来ることや出来ないことが判ってきた。会社は万能ではない。出来ないことは出来ない。

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野党的な存在は、政治や政府を万能だとは思わない方が良い。その方が現実的な政策を考えることが出来るから。

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2014年12月21日 (日)

なんだかなぁ~

なんだかなぁ~

しんぶん赤旗:NHK討論 山下書記局長の発言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-24/2014112404_01_0.html

山下 消費税増税は社会保障のためだと言いながら、年金は毎年下がる、医療費は上がる、介護のサービスは取り上げられる。社会保障切り捨てのオンパレードです。

NHKスペシャルの「老後破産」という番組で、長年働いた高齢者が年金だけでは食べていけず、野草をつんでしのぐ姿、病気になっても窓口負担が払えず病院に行けない姿、ベッドからトイレまで行くのも苦労するのにヘルパーを頼めない姿が映っていました。胸が痛みました。社会保障が本来の役割を果たせていません。社会保障の切り捨てから充実への転換がどうしても必要です。私たちは、年金削減をストップして、低すぎる年金の底上げをはかります。国の責任で高過ぎる医療費の窓口負担、国保料の軽減をはかる。特養ホームの待機者、待機児童をゼロにする。

私も、このNHKスペシャルの「老後破産」を見たのですが、う~ん、どうなんでしょうか。山下局長の言う「野草をつんでしのぐ姿」は農家の方で、元気でも年金いっぱいあってもやってて不思議でないし、「病気になっても窓口負担が払えず病院に行けない姿」や「ベッドからトイレまで行くのも苦労するのにヘルパーを頼めない姿」なんかも、そんなに厳しいと感じなかったんだよね。

自己責任というか、脱サラしてレストランをやってたけど潰れてしまってとか、港区で6万円の家賃でとか(私自身6万もの家賃を払ったことないし)。

  *        *       *

この手の「可哀想」などと言う番組を見ても同情できないことが多い。作り手が下手なのか、自分の感情に欠落があるのか。それとも、社会が豊になって、「可哀想」のレベルが変わってしまったのか。

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ところで、共産党からは(民主党もだけど)、ビジネスを盛んにするというメッセージを感じないんだよね。とにかく誰かが稼がないと、何事も始まらないんだけれど。

共産党は老人政党なので(ビラくばりでもお年寄りが多いし)、どうしても年金問題などに力点が置かれるのも判ります。ビジネスに興味がなく年金に熱心だと、若者に未来はないよ。

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2014年12月20日 (土)

程度問題ですが

程度問題ですが

毎日新聞:人工声帯市長:市議会で辞職要求の動き…ネットで批判の渦
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m040044000c.html

咽頭(いんとう)がんの手術を受け、声帯を切除したため電気式人工咽頭(人工声帯)を使っている山形県酒田市の本間正巳市長(67)に対し、市議会の一部会派が辞職を求めようとしたところ、インターネット上などで批判される騒ぎとなっている。

本間市長は11月25日に公務に復帰。12月5日に市議会で人工声帯を使って議案説明した。その際、「声が聞き取りづらく、職務を全うできるのか」との声が上がった。16日の市議会運営委員会で、第3会派「市民の会」の議員が、市長辞職勧告決議案の提出を各会派で協議するよう提案。だが、他会派から「そこまでする必要はない」など反対論が相次ぎ、提案は退けられた。

その人の仕事に「聞き取りやすい声が出せること」が、どれくらい大事だろうか。その人が(声を出せないことで)失敗したら、どれくらいの損失があるだろうか。

  *        *        *

例えば、小学校の先生、子供の担任が電気式人工咽頭(人工声帯)を使うようになったら、保護者はどう反応するだろうか。何事にも、本音と建前と実態と理想がある。

  *        *        *

障害者の社会参加は大事だし、反対するつもりはない。しかし、市長は市民の命を預かる立場だ。数年前、伊豆大島市の市長が災害時に、市を不在にしていて批判されたことあった。災害時、市長は前線司令部の司令官だ。不在であっては批判されて当然だ。

声が出ないこと、それが緊急時にどんな影響を与えるだろうか。指示を出すのに手間取ってしまったりしまわないだろうか。そして、それが被害を拡大したら。

  *        *        *

「障害者は市長になれない」と「市長は万全の状態で職務にあたるべき」は同じコインの裏表。

  *        *        *

傷害イコール排除が間違っていることに疑問の余地はない。しかし、絶対に排除しないのも間違っている。

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2014年12月19日 (金)

年寄りには年寄りの責任がある

年寄りには年寄りの責任がある

毎日新聞:衆院選:前回の投票者数60代は20代の倍以上
http://mainichi.jp/select/news/20141214k0000m010206000c.html

「高齢者と若者の経済格差は拡大するばかりだ」。学生たちのそんな意見を踏まえ、高齢化の経済への影響を研究する吉田浩・東北大経済学部教授は、新規国債発行額や公費負担額と過去の国政選挙投票率の相関を調べ、「投票棄権のコスト」を求めようと試みた。

その結果、1度の国政選挙で「若年世代」(50歳未満)の投票率が1%下がると、「高齢世代」(50歳以上)に比べ、1人当たり年13万5000円の負担増−−とはじき出された。「議会制民主主義で、政治家が投票率の高い世代を優遇する可能性は否定できない」と吉田氏は指摘。「一種の政治不参加へのペナルティー(罰金)だ」と警告する。

若かったとしても選挙権を与えられたら、政治参加は権利ではなく義務だ。社会の一員としての社会の維持に責任があるのだ。そして、棄権して自分自身が損をしても、それこそ自己責任と言える。でも、この種の議論を聞いていて、不満に思う事がある。

  *        *       *

若者は棄権をして、若者が損をする。それはそれで良い。しかし、それを見ている年寄りのやるべきことは何だ?

選挙に行こうと呼びかけることは必要だけれど、それ以外に若者の為になる政策を考え、そのような政策や行動をとる政党や政治家に投票すべきじゃないか。若者が投票しないから、やったお得だとばかり自分のことだけ考えて、そういった政策を行う政党に投票して良いのか?それが年寄りのやるべきことか?

  *        *       *

年寄りには年寄りの権利があるけれども、年寄りには年寄りの責任がある。若者の事を考えることも年寄りのやるべきことであり責任だ。

  *        *       *

若者の投票率が低くて、若者が損をしている。その事を訴えるのは良いけれど、それが年寄りが年寄りの事だけ考えて良いという免罪符と思ってはならない。

  *        *       *

若者に言いたい。希望的に過ぎるけれども、年寄りが若者の事を考えて投票するようになったとする。でも、それは「大人が子供の事を考えて」の事に過ぎない。親や先生の言い分が、正しいけれども納得できないと感じた事があるならば、自分の考えを社会に反映させるためにも政治参加するべきで、その為のもっとも簡単な方法が投票に行くことだ。

  *        *       *

若者は投票しよう。年寄りは(自分の事だけじゃなく)若者の事も考えて投票しよう。

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よけいなお世話!

よけいなお世話!

産経新聞:「憲法9条をノーベル平和賞に」 韓国元首相らが推薦署名に賛同
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180055-n1.html

戦争放棄を定めた日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦しようという署名活動が韓国でも始まった。聯合ニュースが18日伝えた。



ただ、韓国は、ノーベル賞受賞をめぐり日本への対抗意識が強いお国柄だ。今年のノーベル物理学賞に3人の日本人の受賞が決まった際には、主要メディアが「韓国人が受賞できない理由」について、日本と比較する特集記事を掲載したほど。それだけに、今回のような、日本の受賞を韓国が支援するという動きは異例のことだ。

よけいなお世話です。

本人達の「善意」は疑いませんが、成功しても失敗しても、良いことが起きるような気がしません。とれたらとれたで、自分達が応援したからだから、このノーベル賞は韓国が受賞したようなものとか言ってきそうですし、取れなかったら日本の努力が足りないとか右傾化してるからだとか言ってくるに違いありません。

ほっといてくださいな。

  *       *       *

世界にはウソと偽善が満ちています。ウソと偽善が必要とされている場合もあります。憲法九条はその最たるものの一つだと思います。

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2014年12月18日 (木)

説得力が

説得力が

河北新報 社説:再犯防止/孤立防ぐ支援策の強化を
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20141218_01.html

全ての取り組みの基盤になるのは孤立を防ぐことだ。社会復帰を見守る人や支援する体制をきちんと用意し、そのメッセージを送り続けることに尽きる。

刑法犯の大半を占める窃盗犯について、仮出所者が2年以内に再び刑務所に入る率は約15%で、満期出所者の約35%を大きく下回るという実態も、犯罪白書では指摘されている。

保護観察の対象となって住まいや職の手当てがされやすい仮出所者と、そうではない満期出所者では周囲の関わりに大きな差が出る。見守りや指導のケアが再犯を防ぐポイントであることを数字は裏付けている。

いえ、出所後のケアが大切じゃないと言うつもりは、全くないんですが、仮出所になる人間というのは刑務所の中でも模範囚と聞いているのですよ。つまり、強制された理不尽な規則にも(嫌々かもしれませんが)従っているということです。そういった人間ばかりの仮出所者と、そういった人間じゃなくても出所する満期出所者とを同じに考えることが出来るのでしょうか?

  *        *        *

この社説もそうですが、仮出所と満期出所を比べて、ケアはが大事という言説には、出所者の性格・人格といったものに触れていません。

  *        *        *

人間の性質を偏見や先入観をもって見てはいけませんけれど、そういった事に全く触れない言説には、なんだかウソくさいというか、偽善臭というか、都合の悪いものを見てないようで、説得力を感じなくなるのです。

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歴史に学ぶ

歴史に学ぶ

産経新聞:「民主主義守るために野党再生」 細野氏、出馬表明詳報
http://www.sankei.com/politics/news/141217/plt1412170027-n1.html

今日両院議員総会で年明けの代表選が決まりました。これまで仲間といろいろなことを話をしてきましたが、ここは非常に民主党にとっては厳しい局面ではありますが、日本の国の民主主義を守っていくためには、野党が再生をしなければならないと。

う~ん、小泉さんが圧勝した時にも、秘密保護法が成立した時にも、民主主義の危機だとか民主主義が終わるとか言われました。なんだか自分が子供のころから言われていたような気がします。でも民主主義は死んでいません。

  *        *        *

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言います。と言うか、愚者は歴史を知らず、自分の体験という限られた世界しか知らない・考えないということでしょう。

  *        *        *

「民主主義の危機」と同じようなものに「戦争になる」があるでしょうか。中曽根さんが靖国参拝したころから、同じようなフレーズで言われていました。

  *        *        *

何度も同じことを言われていると飽きてしまいます。オオカミ少年化してしまいます。と言うか、これを真に受ける人々は歴史や体験に学ばないのでしょうか。

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2014年12月17日 (水)

多文化主義は何と戦う

多文化主義は何と戦う

産経新聞:終わり見えないテロとの戦い 試される「多文化主義」
http://www.sankei.com/world/news/141216/wor1412160048-n1.html

シドニーで起きた人質事件はモニス容疑者の単独犯行とみられるが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」によるテロの脅威は残ったままだ。終わりの見えないテロとの戦いが続くなかでイスラム教徒への排斥機運も懸念され、移民国家が国是に掲げる「多文化主義」が試されている。

多文化主義・多文化共生は、人間の本能に逆らうものだ。人間は群れを作る生き物で、群れを大切にする。例えば、「絆」を大切にすることに反対が少ない反対する人でも大きな声では言いにくいのは、その本能があるからだ。

では、群れの仲間とそうじゃないのを、どう区別するのだろうか。それは「文化」だ。家族や友人知人といった範囲を越えた人間を区別するには「文化」が目印になるのだ。多文化共生社会とは、群れがごちゃまぜになった状態ってことで、人間に動物的なレベルでストレスを与える。

多文化主義は人間の本能と戦っている、と私は思う。

   *        *        *

人間の本能を利用して多文化を進める方法がひとつある。それは、「文化」を上回る何かで群れを定義することだ。例えば、「国家」。愛国心を高めて、同じ国民同士なら文化の違いなんて問題にならないくいらいに、国民同士の結びつきを強くすること。あるいは、同じような効果もつシンボル(皇帝や思想・宗教といったもの)を使うこと。

しかし、それを「多文化」と言えるのかどうかは微妙なところだが。

   *        *        *

多文化主義は人間の本能と戦っている、短期的(数年~十数年)にはともかく、長期的(数十年以上)には成功しないだろう。

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勝てるの?

勝てるの?

産経新聞:引退会見詳報(5)完 「尖閣の中国公船、私なら追っ払う」「言いたいこと言い、憎まれて死にたい」
http://www.sankei.com/politics/news/141216/plt1412160052-n1.html

--週刊誌で「シナと戦争して勝つこと」と発言。文学者としての発言なのか、政治家としての発言か。日本政府が尖閣諸島を国有化した後に海域の緊張が続いている

「私が首相なら追っ払う。ある週刊誌のインタビューで『一番したいこと』を聞かれたので『シナと戦争して勝つこと』と。私は日本人として言った」

--衝突が起きてもいいのか

「衝突を仕掛けているのは中国だ。けんか仕掛けているのは向こうだ。日本の領海に入っているのはシナ人の方だ。頭を冷やした方がいいよ、シナの人は」

石原さんの言うことは、元気で気持ちよいのだけれど、心配もある。それは「勝てるのか?」「犠牲はどれほどでるのか?」ということです。政治は現実を扱うものです。実際にやったらどうなる?成功するのか。失敗したらどうなるか。それが心配なのです。そして、その心配に石原さんは応えられていないのです。

  *        *       *

実際にやったらどうなる?

その心配に答えられないこと、それが石原さんの政治家としての限界と石原さんの政党の限界を定めています。

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2014年12月16日 (火)

お腹がすいてても

お腹がすいてても

読売新聞:自民圧勝「他党よりまし」65%…読売世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20141216-OYT1T50123.html?from=ytop_top

読売新聞社は15~16日、衆院選結果に関する緊急全国世論調査を実施した。



自民党に対抗できる野党が「必要だ」とする人は82%に上った。「1強多弱」の政治状況が続くことは好ましくないとする声が強く表れた。

お腹がすいてても、おいしくないご飯は食べたくないし、ましてや毒は食べられない。お願いだから自民党よりましな政党を作ってくれ(自民党はおいしくはないけれど、他より毒が少ない)。

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与党勢力は減っていません

与党勢力は減っていません

北海道新聞 社説:衆院選、自公が圧勝 異論も聞き入れる政治を
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/580386.html

衆院選は自民、公明の政権与党の圧勝となった。

国民は引き続き自公連立政権に国のかじ取りを任せた。安倍晋三首相はこの2年間進めてきた政策を加速させる構えだ。

だが、与党は公示前勢力を下回った。全てが信任を得たと考えるのは早計だろう。

朝日新聞デジタル > 2014衆院選によると、解散前の与党勢力は324議席(自民:293、公明:31)で、選挙後の与党勢力は326議席(自民:291、公明:35)なので、2議席増なのですが。また、自民党は1議席減っていますが、衆議院の定数が480から475へ5議席減っているので、割合としてはむしろ増えています。

「党は公示前勢力を下回った」と言うのは間違いです。

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2014年12月15日 (月)

共産党へのイジメですか?

共産党へのイジメですか?

時事通信:共産党の志位氏「画期的な躍進」【14衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014121501132

共産党の志位和夫委員長は15日、衆院選を受けて記者会見し、議席を公示前の8から21に増やしたことについて「画期的な躍進と言っていい。安倍政権があらゆる問題で白紙委任を与えられたと考えるなら大きな間違いで、共産党の躍進に示された民意を真剣に受け止めるべきだ」と語った。

共産党は、この選挙で議席を倍増させたので、喜んで当然なのですが、その選挙自体の価値を攻撃する(価値を引き下げようとする)動きもあります。

河北新報 社説:第3次安倍政権へ/「白紙委任」と勘違いするな
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20141215_01.html

ただ、ここはもう少し、深い分析が要る。

見落としてならないのは、戦後最低に落ち込んだ投票率だ。半数近くが選挙に背を向けては、「信任を受けた」と胸を張れまい。

低下傾向にあるとはいえ、有権者が唐突な解散・総選挙に戸惑い、意義を見いだしかねたことも要因の一つとみて間違いない。

自民党政権を軽視、あるいは、攻撃する理由として「投票率が低かったこと」を使う例は今後も出てくるでしょう。でも、それは、今回の総選挙の価値を(低投票率ということで)軽視するような言説は、同時に、共産党の躍進も軽視すると言うことです。

  *        *        *

自民党の国会議員は、今後、低投票率だから云々と言われたら、共産党に話を振ると良いと思います。

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喧嘩上手でなければ

喧嘩上手でなければ

読売新聞:第3極、議席伸ばせず…維新・次世代・生活
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news/20141215-OYT1T50031.html?from=ytop_main2

次世代の党は、石原慎太郎最高顧問の知名度を頼りに、保守層を中心に支持を訴えた。自民党との政策の違いを明確に打ち出せるかどうかが焦点だったが、憲法改正や集団的自衛権行使の限定容認など、路線は安倍首相に近く、十分に差別化を図れなかった。石原氏が選挙期間中に引退を明言したことも、期待をしぼませる一因となった。

今回の選挙では、次世代の党は大敗しました。自民や民主が現状維持(微増・微減)であったことを考えれば、1人負けと言っても良いような結果です。

  *        *       *

私は、次世代の党の石原さんも平沼さんにも、「喧嘩が強い」という印象を持っていません。石原さんは一匹狼で組織を作れない。平沼さんは小泉さんとの権力闘争に負けて自民党を飛び出した。

政治家は喧嘩に強くなければなりません。その意味で次世代の党の敗北は意外ではないのかもしれません。

  *        *       *

政策には同意するところも多かったので、残念でもあります。

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歴史修正主義

歴史修正主義

レコードチャイナ:中国で初の国家哀悼日迎える、各地で南京事件の追悼イベント―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a99016.html

2014年12月13日、中国では南京事件の犠牲者を悼む初の国家追悼日を迎え、各地でさまざまな追悼イベントが行われた。新華社が伝えた。

南京事件は1937年に起きました。犠牲者数については色々と数字がありますが、起きた年については1937年で間違いありません。
何が言いたいかというと、2014年の現在から見て77年たっているという事です。

さて、「南京事件の犠牲者を悼む初の国家追悼日」だそうですけれど、つまり、初めて、一回目。77年間放っておいて、今年始めたってことです。日本の場合、広島の原爆記念日は1947年からしています。原爆が落とされたのが1945年ですから、翌年は無理でも、翌々年にはしているのです。

  *       *       *

文化が違い、国家体制が違い、経済や社会の復興の速度も異なるので同じには扱えませんけれど、77年たって追悼行事を始めるのは何故でしょうか。歴史的な事実の新発見があったという話は聞きませんから、歴史認識・歴史の利用方法が変わったのでしょう。

これを「歴史の修正」と呼んでも間違いではないと思います。中国は歴史を利用するため、歴史修正主義的に行動していると思います。

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2014年12月14日 (日)

発達段階?

発達段階?

読売新聞:深刻な若年層の棄権…ネットで投票呼びかけ
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141213-OYT1T50083.html

特に若年層の低投票率は深刻だ。総務省の抽出調査によると、前回選の年代別投票率は最も高い60歳代の74・93%に対し、20歳代は最低の37・89%。30歳代の投票率も全体平均を下回る50・10%と2番目に低く、将来世代の多くが投票を棄権している実態が浮かび上がった。

自分も20代のころよりも50代となった現在の方が政治に感心があり、投票に行く割合も高いです(最近は殆ど棄権していません)。もしかしたら、人間には発達段階のようなものがあるのかも知れませんね。年を取ると政治に興味が出てくるとか(年を取ると群れのリーダーとして振る舞いたいという欲求が出てくる?)。

  *        *        *

さてと、投票してきますかね(投票所まで徒歩20分)。

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良い傾向

良い傾向

読売新聞:「賃上げに最大限の努力」…政労使会議の合意案
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141213-OYT1T50011.html?from=ytop_ylist

さらに合意文書案は、円安に伴う原材料価格の高騰に苦しむ中小企業に配慮し、経済界の中の大企業が仕入れ価格へのコストの転嫁を容認する方針も打ち出した。中小企業の業績の改善が、中小企業の従業員の賃金アップにつながるからだ。

具体的には「経済界は、取引企業の仕入れ価格の上昇などを踏まえた価格転嫁や支援協力について総合的に取り組む」との表現を新たに盛り込んだ。

どこまで効果があるかは判りませんけれど良い傾向です。

  *       *       *

民主党政権では、こういうことは出来ない。権力をふりかざして要請することは出来るだろうけれど、それだけだ。良い関係を作っていなければ、相手はうごかない。経済界に(少なくとも民主党よりは)信頼されている安倍政権だから、交渉も出来るし結果も出せるのだ。

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2014年12月13日 (土)

お灸をすえろ

お灸をすえろ

明日は投票日です。ど政党に投票するべきでしょうか。投票しないべきでしょうか。

昔、「自民党にお灸をすえる」という言い方があったことを思い出します。いまの政党でお灸をすえられるべきなのは、どの政党でしょうか。私は民主党と維新の党だと思います。

  *        *        *

政治は現実を扱うものです。現実に対処できなければ政権を担当してはいけません、権力を握ってはいけません。民主党と維新の党は政権・権力を強く意識した政党ですから、彼らは現実対処能力で評価されなければなりません。

現実には何種類かあります。「人間の心や感情という現実」もあれば、「事実としての現実」もあります。人間は事実がどうあれ感情的なものが納得しないと動きませんし幸せにはなれませんから、感情や心を軽視してはなりません。一方、事実を無視して判断しても成功はおぼつきません。

  *        *        *

民主党や維新の会は「感情という現実」には対処できているけれども、「事実という現実」には対処できていませんし、その能力も意志もないように見えます。

例えば原発問題です。

感情として原発が怖いとういのは理解できます。しかし、事実としては漏洩した放射能では1人も死んでないし、これからも1人も(原発敷地外では)死なないでしょう。また、原発を再稼働させない限り、日本は、発電所の燃料費として3兆円のお金を毎年支払わなければなりません。お金は払えば減ってしまいます。これが「事実としての現実」です。

怖いから再稼働させない(だけど、実は、1人も死んでない)のは「感情としての現実」に対しては正しいでしょうが、「事実としての現実」に対処しているとは言えません。

  *        *        *

先の大戦で日本は「感情としての現実」には対処できていたかも知れませんが、「事実としての現実」には対処できていませんでした。

感情としては、日系移民に対する待遇、中国大陸などで日本が得た利権に対する干渉、こういったことに日本が感情的なレベルで反発しても不思議はありません。これが「感情としての現実」でしょう。一方、アメリカと日本の国力(経済力・軍事)の差は大きなものがありました。これが「事実としての現実」。

「感情的な現実」に対処するなら開戦も答えになるでしょう。そして、結果はご存知のとおり。

  *        *        *

感情も大事だけれど、事実としての現実に対応出来ない政党は、文句を言う野党としては、存在しても良いですけれど、政権を目指す政党としては、存在してはいけません。だから、私は民主党と維新の党は、議席を減らすべき政党であると思います。

いま、お灸をすえられるべきは、民主党と維新の党であると思います。

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歴史修正主義という言葉が非難になるのはおかしい

歴史修正主義という言葉が非難になるのはおかしい

レイバーネット:石川源嗣のコラム : 歴史修正主義を軽視するな!
http://www.labornetjp.org/news/2014/1415943760481staff01

「慰安婦」問題、歴史修正主義はいまや、週刊誌などがあおる中、札幌にある北星学園大に、従軍慰安婦問題の報道に関わった元朝日新聞記者の非常勤講師の解雇を要求する脅迫状などが届き、当人には自殺するまで追い込むとの執拗な個人攻撃が続いている。断じて見過ごすわけにはいかない。

彼らの目的はここにある。歴史事実なんかはどうでもよい、デマでもウソでも、それを使って実害を与えて黙らせればよいのだ。もの言えぬ窒息社会を作ることが目的だ。

歴史修正主義の大キャンペーンで「戦争をする国」を強化する、特定秘密保護法、集団的自衛権と一体となった攻撃である。

だから歴史修正主義による歪曲を軽視してはならない。

保守派を非難する言葉として、歴史修正主義という言葉が使われることがあります。しかし、私は、この言葉で非難するのは無理があると思います。何故ならば、歴史も学問だから、固定されたものではなく、新しい資料や遺跡や遺物が発見されたら修正されるべきです。ですから、私に取って「歴史修正主義」という言葉は非難になりません。

いえ、むしろ、この「歴史修正主義」という言葉で非難しているとしたら、自分は新しい考え方や事実を受け入れられない頑固者ですって言っているようなものだと思います。

  *      *      *

いえ、科学や技術の世界にいると(興味を持っていると)、新しい学説や新しい技術で、いままでの学説や技術を書き換える修正するというのは当然のことで、それをいままでと違うからといって拒否していたら、あっというま時代遅れになってしまいます。そういう感覚をもっていると、「修正するのは悪」という感覚はおかしいと思います。悪く言うと既得権益にしがみついているって感じがします。

  *      *      *

どんな歴史観を持っていたとしても、脅迫や傷害はいけません。

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2014年12月12日 (金)

「自衛隊を解散せよ」と何故言わない

「自衛隊を解散せよ」と何故言わない

河北新報 社説:’14衆院選 立憲主義/民主政治の土台と心得よ
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20141212_01.html

安保環境の変化を受け活動拡大の法整備をどう進めるか。安倍政権は集団的自衛権に踏み込む際の憲法の制約を、読み方を変えるという禁じ手的な手法で乗り越えた。困難な憲法改正を避けた実質的な「解釈改憲」に映り、法秩序の形骸化、行政権の肥大化の懸念も指摘される。



条文に著しい不都合が生じ、改める必要があるのであれば、改憲を目指すのが筋だ。9条は平和国家の基本理念に関わる、現行憲法の象徴でもある。手続き法は整備され、ハードルの高さは回避の理由にはなるまい。

憲法九条を素直に読むと自衛隊の存在が合憲かどうか疑問に思えてきます。というか、自衛隊の存在を憲法の解釈で仕方しだいで合憲になるのなら、集団的自衛権が合憲かどうかなんて、どうにでもなります。

  *        *       *

集団的自衛権を問題にしながら自衛隊が合憲かどうかを問題にしないのは、単純に自衛隊の存在に慣れてしまっているからのでしょう。で、あれば、集団的自衛権にも慣れてしまうでしょう。

今回の総選挙で集団的自衛権が争点にならないのも、そういうこと(慣れはじめている)でしょう。

  *        *       *

原則にもとずいて憲法を考えるならば、自衛隊の存在そのものを議題にしなければなりません。自衛隊の存在を問題にしないで、集団的自衛権を問題にしても、説得力はありません。そして、自衛隊の存在を問題にする政党はありません。つまり、集団的自衛権を問題にする政党は、政争として問題にしているのであって、本気で法律や憲法を考えているではないと判断しています。

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原因はどこにある

原因はどこにある

朝日新聞:衆院選、半数超が消極的選択 関心のなさ突出 情勢調査
http://www.asahi.com/articles/ASGD94JLXGD9UZPS001.html

今回の衆院選で「投票先を決めるときの気持ち」について、「政党や候補者に期待しているから」と「期待はしていないが、他よりはよさそうだから」のどちらに近いかと尋ねた。結果は「期待している」という積極的な選択が33%、「他よりはよさそう」という消極的な選択が57%。

自民が今回、300議席を超す勢いなのは、消極的な気持ちでも投票先に自民を選ぶ人が多いからだ。投票態度を明らかにした人をみると、「他よりはよさそう」という層では、選挙区の投票先は自民候補が最多。比例区でも47%が自民で、19%の民主を大きく引き離し、特に比例区を中心とする自民議席増の見通しにつながっている。

朝日新聞的には、安倍自民党政権への支持は強くないのだと言いたいのでしょうけれど、自分としては、何故こんな状況になってしまったのだろうかと言うことに興味があります。

  *        *        *

この状況、つまり実務能力が自民党にしかなく、野党はニッチな主張と自民党政権への非難を繰り返すだけの状況をもたらした原因はどこにあるのでしょうか。

私は、衆議院総選挙が中選挙区(1996年まで)であったこと、それとマスコミ(と有識者)の姿勢にあると思います思います。

現在は、総選挙は小選挙区ですが1996年までは中選挙区でした。議員が3~4人選出される中選挙区だとニッチな主張をするだけでも、あるいは少数の人間の利益を代表するだけでも当選することが可能になります。当選者が1人の小選挙区だと過半数の支持を目指して様々な主張や利害関係者の支持を得ようとしなければなりませんが、中選挙区で3位~4位になれば良いと思えば、(例えば「護憲」といった)少数であっても確実な票を得ることが出来れば、当選できます。

つまり、小選挙区より中選挙区の方が、様々な意見を吸い上げることが出来るけれども、逆に言えば、少数者の代表者でしかない者(≒他のことを考えない者)を議員にすることになる。

政権運営には総合力が要求されます。国家・社会には様々な種類の人間がいるのです。政治は全ての種類の人間を相手にしなければなりません。要求を拒否するにしても対応・交渉・説得はしなければならないのです。そういった総合力は、ニッチな主張を訴えるだけの団体の代表では、それで当選できるから良いとしてきた人々には身につきません。

  *        *        *

2009年に成立した民主党政権成立の立役者、鳩山さん・菅さん・小沢さん、こういった方々は中選挙区制度で育った政治家です。

  *        *        *

民主党政権には、旧社会党など中選挙区の時代の野党の系譜を引いています。彼らは強固だけれどニッチな団体の代表者の集まりに過ぎず、自分たちの政策が実現することもなかったので、互いの主張を真剣にすり合わせると言うこともありませんでした。当然、そういう能力も身についていませんでした(必要なのは、相手を打ち負かす交渉術ではなく、相手と共存するできる落としどころを見つけて妥協する交渉能力です)。

そして、当然のように民主党政権は失敗しました。

  *        *        *

民主党に求められることは、安易な自民党攻撃ではなく、自分達の内部で良いから、対立する利害を調整すること、対立する利害関係者の間をとりもって妥協点をさぐること、そういった能力を身につけることです。

  *        *        *

マスコミや有識者の責任は言うまでもありません。自民党の批判をしているだけの政党、現実的な対案を持たない政党を批判しませんでした。批判は、攻撃でもありますが、育てることでもあります。

マスコミは民主党を甘やかすことで、彼らが成長するチャンスを奪ってしまいました。

  *        *        *

自分は自民党に代わり得る政党があることは良いことだと思うので、実務者能力がありさえすれば、多少の主張や政策の違いに目をつぶってでも投票するかもしれません。

いまのところ、実務者能力があるのは自民党だけなので、自民党に投票するつもりですが。

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2014年12月11日 (木)

危険ドラッグはダメ

危険ドラッグはダメ

産経新聞:「危険ドラッグ」使用容認派も 関関同立大新入生の意識調査 過半数「知っている」
http://www.sankei.com/west/news/141209/wst1412090022-n1.html

調査はアンケート方式で今年4月に実施し、約2万2千人が回答。このうち、「危険ドラッグを知っている」と答えた学生は約1万1千人で全体の半分以上。この調査を始めた平成21年は約20%だった。

また、危険ドラッグを使うことについて「他人に迷惑をかけなければ個人の自由」と答えた学生は1456人。使用される場面を見たことがあるとした学生も全体の2・7%にあたる594人いた。

自分が卒業した高校は、あまり、がらの良くない高校だった。自分が入学した時に40人だったクラスが35人になるような学校で、減った5人のうち2人がバイク事故で死亡し、2人が学業不振で(勉強しなくなって)退学し、のこりの1人は落第するような学校だった。

  *       *      *

私と同じクラスにシンナーをやっていたのがいる。

最近は「シンナー遊び」と言っても若い人は判らないだろうけれども、危険ドラッグのようものと思ってもらって、そう大きな間違いはないだろう。

  *       *      *

「シンナー遊び」で、大量にシンナーを呼吸すると、脳が萎縮し知能が低下する。また、内臓がやられるのか不健康になり、髪の毛が白くなり、皮膚にもツヤがなくなる。

若さいっぱいの高校生のハズなのに白髪が混じり、顔が白っぽくなりシワが出来る。

これは自分の経験に過ぎないので、科学的でもなければ権威もない。けれど、私が見聞きした事実だ。

  *       *      *

危険ドラッグは覚醒剤以上の危険性があると言う。であれば、脳や内臓に悪影響があっても不思議ではない。

頭がバカになり、若くして白髪とシワだらけの顔になる。

危険ドラッグなんて、やっちゃダメだ。

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自分らしく

自分らしく

NHK:子どもの性同一性障害 ~揺れる教育現場~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3591_all.html

母親
ありのままで生きることの怖さを今、感じている。
こうして(自分を)出したら、みんなはどうやって言うんだろう。」

3日後。
始業式の朝です。
まりあさんは悩んだ末、女の子用のTシャツは着たものの、スカートをはくことは諦めました。
友達の反応が怖かったからです。
この日は母親と一緒に登校。
教室に入ることができず、別室で一日を過ごしました。

学校側はその後、まりあさんの主治医を招き研修会を実施。
できるかぎり、本人に寄り添った支援をしていきたいとしています。
自分らしく生きたいという、まりあさん。
しかし、今も友達からからかわれることもあり、不安を抱えたまま学校生活を送っています。

「自分らしく」とか「ありのまま」と言うのは危険な言葉だ。人間はそれ自身で矛盾している存在だから、なにかを「自分らしさ」として主張すれば、それと矛盾する部分を否定してしまう。

自分自身の性的な認識に正直でありたいと言うのも「自分らしさ」なら、周囲の反応が怖いというのも「自分らしさ」なのだ(表現する勇気を持てと言うのは、(臆病な人間にとっては)男は男らしくというのと同じぐらいの押し付けだ)。

   *     *      *

無理して、女の子の服を着ることもないんじゃないかな。怖ければ出来るようになるまで待てば良い。

   *     *      *

臆病な自分、慎重な自分も「自分らしさ」なのだから、それに従うことも「自分らしく」生きることだから。

   *     *      *

Aさんの「ありのまま」とBさんの「ありのまま」はぶつかる。ある種の性的な認識や嗜好を嫌悪する人達がいる。その嫌悪はその人達にとっての「ありのまま」なのだから。自分の「ありのまま」を認めさせようとすれば、どうしたって大きな争いになる。それを判らないで「ありのまま」であろうとすることは不幸への道だ。

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2014年12月10日 (水)

他が情けないから

他が情けないから

朝日新聞:公示後に増えたつぶやきは 衆院選関連350万件分析
http://www.asahi.com/articles/ASGD946D7GD9PTIL014.html?iref=comtop_6_01

〈経済政策の失敗を糊塗(こと)するために衆議院を解散する。こんなデタラメな自公を支持することは社会の自滅を意味する〉と東京都西東京市の調査研究会社経営、高島史郎さん(52)は7日未明、自宅のパソコンから投稿した。「自民300議席」などと予測するニュースサイトを見て、思わず書き込んだ。4~6月期と7~9月期の2期連続で国内総生産(GDP)の実質成長率がマイナスとなり、経済政策は失敗したと感じているのに、与党への支持は揺るがない。高島さんは「党利党略で解散したとしか思えない」と話した。

安倍さんの自民党よりも民主党や第3極の政党や共産党が情けなさすぎるから、仕方ないから自民党なんだよ。

「こんなデタラメな自公を支持することは社会の自滅を意味する」

違うよ。自民党よりマシな政党がないことが社会の危機なんだよ。野党が批判しかできない政党であることが危機を招いているんだよ。

自民党への支持と圧勝は、こういったことの結果にすぎないんだ。

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世論調査の矛盾が示すもの

世論調査の矛盾が示すもの

中日新聞:秘密法、反対が賛成上回る 中部9県、世論調査
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014121002000082.html

中日新聞社が九日まとめた衆院選の電話世論調査で、中部九県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、静岡、石川、富山)の有権者に十日施行の特定秘密保護法への賛否を尋ねたところ、反対が38・9%と賛成の26・2%を10ポイント以上上回り、批判的な見方が多いことが分かった。

衆院選の投票先を決める際、政党や候補者の秘密保護法への態度をどの程度参考にするか聞いた質問では、「大いに参考にする」と「ある程度参考にする」が計45・0%。「参考にしない」と「あまり参考にしない」が計39・7%で、投票の基準だと考える有権者の方が多かった。



安倍政権が進める原発の再稼働については、「反対」が57・5%で、「賛成」の26・3%を大きく上回った。終盤情勢で自民党は優位に立つが、再稼働には根強い反対があることが浮き彫りになった。

中日新聞:自民300超の勢い維持 衆院選終盤情勢、自公で3分の2
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014121002000083.html

十四日投開票の衆院選について、本紙は九日、独自の調査に共同通信社が七、八両日に行った電話世論調査を加味し、終盤情勢を分析した。自民、公明両党の与党で、定数四七五の三分の二(三百十七議席)以上を維持する情勢。約四割が投票先を決めておらず、今後の選挙戦次第で情勢が変わる可能性がある。

特定秘密保護法、原発再稼働、(引用した記事にはありませんが)集団的自衛権の行使容認、こういった個別の問題に対して賛否を問うと、自民党の方向性と逆であることが多い。引用した記事でも「特定秘密保護法への賛否を尋ねたところ、反対が38・9%と賛成の26・2%」、「原発の再稼働については、『反対』が57・5%で、『賛成』の26・3%」とばっています。でも、今回の総選挙では自民党の圧勝という予想が多くされています。前回の総選挙で圧勝したから、特定秘密保護法も原発再稼働も集団的自衛権も進んだというのに、世論はそれに反対しているのに、国民は再び圧勝させようとしています。

何故でしょうか。

野党によっぽど魅力がないのでしょうか。

それとも世論調査の方法が間違っていて、実はたいした反対ではないのでしょうか。

   *        *        *

私は、こう思います。特定秘密保護法や原発再稼働や集団的自衛権の行使容認は、現実世界では必要なことで、現実世界で有能でなければ政治家として成功できない。この二つのことが組み合わさると、こういった結果になるのではないかと。

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2014年12月 9日 (火)

安倍さんが原因ではない

安倍さんが原因ではない

ハフィントンポスト:いったい何のための総選挙なのか(山口二郎)
http://www.huffingtonpost.jp/jiro-yamaguchi/snap-election_b_6279654.html?utm_hp_ref=japan

私は、この2年間の日本社会の変化、より正確に言えば劣化こそが、最大の判断材料になると考える。この2年間で日本社会は殺伐たるものとなった。在日コリアンに対するヘイトスピーチが野放しにされ、歴史修正主義論者は新聞、雑誌で「国賊」や「売国奴」などの言葉を多用するようになった。朝日新聞の慰安婦報道に関する「誤報」の撤回を契機に、リベラルなメディアに対する攻撃が吹き荒れ、21世紀の日本でマッカーシズムが出現した。

それらは、安倍首相の作為、不作為両面の意図がもたらした結果である。

ヘイトスピーチや右傾化そういったものの原因は安倍さんや安倍政権だろうか。私はそうは思わない。彼は加速したかもしれないが、原因や燃料が無ければ、そのそも起きないし加速も出来ない。彼が原因であるとは思わない。では、原因はなんだろうか。それは多文化交流の増加と人間の限界であると思う。

   *        *       *

ヘイトスピーチの根っこにある感情、嫌韓・嫌中感情はどうして生まれたのだろうか。それは日中・日韓の交流がハイレベル(社会的レベルの上層・経済的に余裕のあるレベル)から一般庶民のレベルにまで普及してきたからだ。あるいはテレビ向こう側からお隣さんレベルへと現実化したからだ。

私もテレビの向こう側なら韓国の文化も中国の生活も楽しむことが出来る。でも、お隣さんが、その民族のソウルフードの臭いを漂わせてきたりその民族の音楽を鳴らしたりしたら楽しめないだろう。

あるいは朝日新聞の「従軍慰安婦」報道のような根拠の薄い日本への非難だろう。

   *        *       *

そういったマグマが溜まっていて、吹き出したのが、ここ数年であり、その結果、出てきたのがヘイトスピーチではないか。安倍政権は(安倍さん本人にそういった指向があるのだろうが)、そういった世間の雰囲気に乗ったに過ぎないのでがないか。

   *        *       *

多民族になると、どんな国家でも軋轢を生じる。昨日の朝、NHKのワールドニュースを見ていたら、PEGIDA/ペギーダ(Patriotische Europaeer gegen die Islamisierung des Abendlandes/西洋のイスラーム化に反対する愛国的ヨーロッパ人)という人々のデモが流れていた。

ざくっと理解したところによると、ペギーダはネオナチほど過激ではなく一般人が参加しているようだ。日本で言えば在特会ほど過激ではないけれど、心情的には賛同する一般人といったところか。

右傾化・保守化は日本だけの現象ではなく、多文化・多民族化が進む地域では普遍的に起きている。

   *        *       *

異民族・異なる宗教が接触すれば、トラブルが起きやすくなる。そういったトラブルを避けようと思えば、多民族・多宗教であることを止めるか、あるいはアメリカのように、それ以上の価値観、例えば愛国心で上書きするしかない。

アメリカでは選挙の度に星条旗が振り回される。それは多民族を「アメリカ」という価値観で纏めなければ、アメリカは分裂し内戦になってしまうからだ。

   *        *       *

安倍政権は原因であるかもしれないが、それ以上に結果でもある。安倍政権が誕生した原因を判らないで安倍政権を非難しても良い結果は得られないだろう。

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それでも民主党には投票しない

それでも民主党には投票しない

日本経済新聞:麻生氏が釈明 「問題発言」巡り波紋、野党は一斉に批判
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H4T_Y4A201C1PP8000/

野党各党は一斉に批判。民主党の枝野幸男幹事長は埼玉県朝霞市で記者団に「言葉尻の問題ではない。若者の環境が見えていないことにびっくりしている」と述べた。

麻生さんの言葉遣いに問題があることは事実だけれど、彼は本質的な問題を指摘している。それなのに選挙戦術や政敵攻撃にしか使わない政党には投票できない。

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他国の歴史認識を非難する国家を近代的な主権国家と呼べるか

他国の歴史認識を非難する国家を近代的な主権国家と呼べるか

中日新聞 社説:「三十年戦争」に学ぶなら 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014120702000097.html

いわば不戦の誓いの下、欧州の安定を回復するため諸国代表が独南西部の地で開いたのがウェストファリア平和会議でした。オランダやスイスの独立を認めるなど、領邦国家の主権を尊重すること、紛争は国際協議によって解決を図ること、などが合意されました。

現代の国際政治の基本単位ともいえる「主権国家」という考え方が近代欧州史上初めて認められた会議ともいわれています。

統治の正統性というより、主権尊重、内政不干渉といった制度面から勢力均衡を図ることが最優先された。価値中立的な現実主義に則していたため、その後欧州以外の文明社会にも受けいれられるようになった」というのがキッシンジャー氏の歴史観です。その基本的な枠組みは、仏革命後の混乱を収拾したウィーン体制、二度の大戦の戦後秩序に至るまで通底している、といいます。

他国の歴史認識や宗教的儀式をどうこう言うことは、「統治の正統性」を追求することに繋がる。つまり、近代的な主権国家であるならば、他国の歴史認識や宗教的儀式をどうこう言うべきではないということ。

  *       *       *

中国や韓国が近代的主権国家であるならば、日本の歴史認識や靖国参拝に文句を言うことはないだろう。国民感情から言わざるを得ないとしても、形式的なものにとどめ実質的な交流を止めることは避けるだろう。

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2014年12月 8日 (月)

白河の清き流れに住みかねて

白河の清き流れに住みかねて

河北新報 社説:’14衆院選 政治とカネ/リセットでは済まされない
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20141208_01.html

どんなに忘れっぽい国民性だとしても、わずか一月半前の出来事を忘れてはなるまい。

9月に発足したばかりの第2次安倍改造内閣の閣僚2人が、政治資金の不明朗な会計や物品配布の責任を取り、辞任に追い込まれたという事実だ。

中でも看板閣僚だった小渕優子前経産相の件は、東京地検特捜部が政治資金規正法違反などの疑いで強制捜査に入り、元秘書が事情聴取されている。

違法性が極めて濃厚な「政治とカネ」をめぐる閣僚の疑惑が決着も見ないうちに、衆院解散が断行されたことをいま一度しっかりと記憶に刻みたい。



今こそ与野党の違いを超えて自浄能力を国民に示すことが求められている。全てを水に流してしまうリセットの思惑など入り込む余地はない。

政治家が賄賂を受け取ることは褒められたことではないけれども、悪いことではあるけれども、最優先の問題ではない。最優先の問題は国民の仕事を与え食わせることだ。それが出来ていて始めて清廉潔白であるかどうかが問題になる。

例えば、清廉潔白だが無能で失業者や餓死者を出す政治家と賄賂を受け取って私腹を肥やすが仕事を確保し美味い飯を確保する政治家とどちらが良いでしょうか。私は汚くても汚職してても国民を食わせる政治家が良いです。

   *        *        *

「白河の 清き流れに住みかねて もとの田沼の 濁り恋し」という川柳があります。これは今も昔も同じというか、下々の人間にとっては、仕事とメシを用意してくれる政権が良い政権で、それが出来ていていて、はじめて汚職してないとかが問題になるということです。

   *        *        *

民主党政権とその後の安倍自民党政権は、「国民を喰わせる能力」において野党と自民党に大きな差があることを実証してしまいました。政治とカネの問題を追求したいなら、その前に野党の政権担当能力(国民を喰わせる能力、国民を飢えさせない能力)をなんとかしないといけません。でなければ、飢え死にしても正義を求めろということになってしまいますから。

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韓国の月探査の実態

韓国の月探査の実態

朝鮮日報:【コラム】今さら月探査機の打ち上げとは
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/12/06/2014120601461_2.html

ただ確かなことは、3年後に現政権の任期が終わる前に、われわれが「国政課題」として月探査機を初めて打ち上げるということだ。NASAが製作した探査機に太極旗のマークが付けられることだろう。発射体(ロケット)も韓国製ではなく、他の国のものになる。これはすでに国家間の契約が済んでいる。

目標年度の2020年には、計1兆5000億ウォン(約1590億円)が投入された「韓国製ロケット」が登場するだろう。開発日程を数年前倒ししてこれを改良し、NASAの二つの探査機を打ち上げるのがわれわれの「月探査計画」だ。

ああ、これなら(予算を十分つければ)韓国の月探査は成功するだろう。

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2014年12月 7日 (日)

自民党は庶民の政党?

自民党は庶民の政党?

YAHOO:ビッグデータが導き出した第47回衆院選の議席数予測
http://docs.yahoo.co.jp/info/bigdata/election/2014/02/

最終的に、投票率が50%台前半だと自民党は300議席、公明党が48議席、投票率が約60%だと自民党は311議席、公明党47議席となり、与党合計は少なくとも348議席と解散前より与党の割合はさらに大きくなるとの結果になりました。

投票率が上がると議席が増えるということは、弱い支持が多いということです。特別な事情、例えば業界団体・労働組合に入っていて組織の指示で投票する人は、全体の投票率が低かろうが高かろうが投票しますから、投票率が上がって増えるぶんは、そういった事情ではなく投票する人達ですの票です。

そういった特別の事情のない人の票が増えたら選挙で有利になるということは、悪く言うと深く考えない人達、良く言うとしがらみのない一般庶民の人達に支持された政党であるということです。

  *        *       *

自民党は庶民に支持されている政党と言って良いのではと思います。

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政治家が庶民でないわけ

政治家が庶民でないわけ

東洋経済:「自民党300議席突破」は本当なのか 「情勢調査」から見えてくる、衝撃の選挙実態
http://toyokeizai.net/articles/-/55234?page=3

当選すれば、国が国民の税金から毎月の給料(歳費という)を保障し、3名の秘書も国家予算で賄ってくれる。だが、落選すれば、失業者である。次の選挙でリベンジしようにも、明日から路頭に迷い、生活費や活動費の金策に走らなくてならない。

候補者たちは、「人生を賭けた大博打」に、残りの数日をかける。やりようによってはまだひっくり返せる選挙区もあろう。

引用元の記事は、選挙情勢を分析しているのだが、選挙情勢以外のことについて書く。

   *        *        *

「落選すれば、失業者である。次の選挙でリベンジしようにも、明日から路頭に迷い、生活費や活動費の金策に走らなくてならない」

こういった生活、生き方が出来る人は、どんな境遇のどんな性格の人だろうか。まず思うのは、お金持ちだ。落選して失業者になっても生活に困らないだけのお金があれば平気だろう。次に思うのは、業界団体・政治団体の人間で、政治そのものが仕事であるひと。

一般的な庶民ではない、やや特殊な立場の人間であるように思える。

   *        *        *

政治家に庶民感覚を求める言葉を見るけれども、こういった記事を読むと、無理な要求なんじゃないかと思うと同時に、そうであって良いのかという疑問も感じる。

落選した政治家は、どう待遇するべきなのだろうか。

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2014年12月 6日 (土)

投票する理由

投票する理由

朝日新聞:一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)
http://www.asahi.com/articles/ASGD46SYDGD4UEHF049.html

自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。

だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。

私が投票したからといって社会や政治が変わるとは思わないけれど、たぶん、多くの人が、自分が投票しても変わらないと思っているのだろうけれど、投票に行く。それは何故なのだろうか。

私の場合の理由を書く。

1つ目は、絶対に変わらないとは言えないから。万分の1・億分の1の確率でしかないけれども、自分の1票で結果が変わる可能性はある。

2つ目は、選挙に正当性を与えるため。民主国家では政治指導者は選挙で選ばれる。であるならば、選挙は正しく、選挙は大勢の人間で行われなければ、選挙結果に正当性は産まれない。自分が投票することは、少しではあるけれど確実に投票率を上げる。それは選挙の正当性を(ほんの少しではあるけれど)強くする。

3つ目は、日本国民であることを確認するお祭りだから。政治を「まつりごと」と言うことがある。選挙は「内戦」であり「お祭り」だ。お祭りは見物するよりも参加する方が面白い。そして、このお祭りに参加することが出来るのは日本国民だけだ。日本に住んでいても日本国籍がなければ(日本国民でなければ)、見物することは出来るけれども、参加することは出来ない。選挙に参加することは、日本国民であることを確認することでもある。

  *        *        *

投票しなかったからといって罰則はない。けれども参加した方が面白い。参加するなら真剣に参加した方が面白い。権利があるなら投票しよう。

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2014年12月 5日 (金)

与野党伯仲では危ない

与野党伯仲では危ない

朝日新聞:自衛隊の街 訴えは
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141205011370001.html

旭川市は明治時代に旧陸軍第7師団の軍都として発展が始まり、いまも陸自第2師団がある。今津氏も自衛隊関係者の票に期待するが、隊員の家族らには不安な思いものぞく。

駐屯地近くに住む隊員の父親(64)は「命に関わる場所に行ってほしくない。同盟国軍の目の前の危機を見過ごせないのはわかるが、運用が際限なく広がらないか。アベノミクスは評価するが投票には迷う」。

中国が台頭しアメリカの力が相対的に落ちている状況下で日本はどうするべきだろうか。アメリカにとって、より良い同盟国として振る舞わなければ、中国と単独で立ち向かわなければならなくなりかねない。日本は、残念ながら、中国にもアメリカにも大きさ(人口・経済力・軍事力)ではかなわない。日本はどちらかと同盟を組みつつ自分を守って行くしかない。

私はこういった現状認識なので、アメリカが集団的自衛権の行使を要求してくるのであれば、日本は、受け入れるか、アメリカとの同盟を毀損してでも拒否するかの2択になるだろうと思っている。そして、中国よりもアメリカの方が、まだましだ。中国の属国になるよりも、多少の危険があってもアメリカと同盟を維持強化するべきだと思っている。

  *        *       *

「命に関わる場所に行ってほしくない。同盟国軍の目の前の危機を見過ごせないのはわかるが、運用が際限なく広がらないか」

与野党伯仲であれば、野党の意見が(自民圧勝よりも)大きく影響する。自民党が軍事的に正しい判断が出来るとは言わないが、民主党や社民党や共産党よりもマシな判断が出来るとは思っている。

何を心配しているかというと、与野党伯仲の場合、野党を宥めるために軍事的には愚かな妥協を自民党はしてしまわないだろうかと言うことだ。

  *        *       *

自民党が圧勝した方が自衛隊員の方々の安全性は高まると私は思っている。いや、与野党伯仲の方が自衛隊員の方々に無理を要求すると言うべきかもしれない。

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どうしようもないこと

どうしようもないこと

中央日報:【社説】なぜ権力暗闘で国民が被害を受けなければいけないのか=韓国
http://japanese.joins.com/article/577/193577.html?servcode=100&sectcode=110

いわゆる「チョン・ユンフェ文書」波紋はいくつか危険要素を含んでいる。「秘線」の心理的背景となる大統領の不透明、相次いだ人事雑音、大統領側近の秘書官3人と公職紀綱秘書官の葛藤、文書流出という1級保安事故、青瓦台公式報告書の質の問題、大統領の弟の事件関与などだ。こうした要素を見ると、今回は前政権が経験したものよりはるかに深刻だ。

国民が納得できないのは、なぜこうした権力の葛藤で国家と国民が被害を受けなければならないのかという点だ。

社長がバカをやれば社員が苦しむ。メーカが欠陥商品を売れば消費者が被害を受ける。原因を作った者とは別な人間が被害をうけることは、あることなのだ。

国家指導者がバカをやれば国民が被害を受けるのも、どうしようもない現実なのだ。

  *        *        *

韓国も日本も国民主権の民主国家だ。国民主「権」つまり、権利。権利があれば責任がある。国民が選んだ政治家がバカであった場合、その責任は国民にある。

もっとも、これは、言い訳というか支配層が責任逃れをするための方便に見えなくもないのだけれど。

民主国家ではなく、例えば王政国家であれば、あまりに酷い政治をしたら、革命が起きたり他国に侵略されたりして(国民も被害を受けるけれど)支配層は命にかかわる被害を受ける。民主国家の場合は、国民が選んだということで、指導者といえども国民の1人なので、責任逃れをしやすい。

かと言って、国民の意見を吸い上げる公式な方法(選挙など)がなくて良いとは思えないのだけれど。

  *        *        *

政治指導者がバカで国民が被害を受けるのは韓国に限らない。日本も、民主党政権で鳩山さんや菅さんが首相だったという立派な実績がある。

政治家がバカであれば、国民が被害を受ける。せめて選挙に行こう。

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民主党政権の功績

民主党政権の功績

北海道新聞:道内民主、復調途上 候補擁立遅れ響く 全道世論調査
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/578069.html

北海道新聞社が2、3日の両日に行った衆院選全道世論調査では、自公両党の安定した序盤の戦いぶりが目立つ。突然の解散・総選挙で、前職が候補者としてそろっていた自公両党に比べ、民主党は候補者の擁立遅れなどが響いているとみられ、「与野党伯仲」の結果を望む層も取り込み切れていない。

望ましい選挙結果を聞いたところ、「自民党などの与党の勝利」が34%とトップで、次いで「与野党伯仲」の33%、「民主党など野党の勝利」22%と続いた。一方、小選挙区では自民党が安定した戦いを繰り広げているほか、比例代表の支持率も自民党が民主党に先行。道内の有権者は、自民党による現在の「1強多弱」の政治状況を望ましいとは思っていない傾向があるが、民主党の支持にはつながっていないようだ。

つまり、人々は、与野党伯仲が望ましい、つまり野党に頑張ってもらいたいと思っている。けれども民主党には投票しない。何故なのだろうか。自分は民主党政権の学習効果が出ているのだと思う。やらせるには能力が必要で、その能力が民主党にはないということを学習したのだ。

   *        *        *

民主党に政権担当能力が無いことを世間に知らしめた、これは民主党政権の最大の功績かもしれない。

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2014年12月 4日 (木)

何に抗議しているの?

何に抗議しているの?

ロイター:米NYでも白人警官不起訴、抗議活動で交通に支障も
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JI0C420141204

米ニューヨークで今年7月に黒人男性が取り押さえられた際に白人警察官に背後から首を絞められ、その後死亡した事件で、ニューヨーク市の大陪審は、警察官を不起訴とする決定を下した。これを受けて市民らが大規模な抗議活動を行い、一部で交通にも影響が出ている。

何に抗議しているのでしょうか、何を求めているのでしょうか。結果としての人種差別撤廃を求めているのは判るのですが、その為に何をするべきだと言っているのでしょうか。単純に怒りをぶつけたり、結果を要求しているようにも見えてしまっています。よくわかりません。

  *        *        *

人種差別撤廃という結果を求めての抗議であるならば、主旨には賛成しますが、具体的手段の提示のない要求には「できたらいいですね」としか思えません。

裁判所(陪審員)の出した結果に抗議しているのであれば、これは危険な要求です。市民の感情にまかせた処罰は私刑そのもので、裁判は、そういった感情の暴走から距離をおかねばなりません。

  *        *        *

オバマ大統領は、警官の小型カメラ装着を増やそうとしています。良いアイデアだとは思いますしトラブルを減らす効果もあるでしょうけれど、おそらくそれでは解決にはなりません。同じ画像を見ても理解・解釈は個々人で異なります。白人警官と黒人容疑者の間にトラブルが起きたとき、その画像や音声が記録されていたとしても解釈の違いで争いが起きるでしょう。

  *        *        *

裁判所(陪審員)が自分の好み(信念)と違った判断をしても、その判断を正しいと受け入れられる。そういった裁判への信頼を作ることが(市民・国民の信頼を得ることが)解決になるでしょう。難しいことですが。

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受け皿は自民党

受け皿は自民党

朝日新聞:自民300議席超える勢い 衆院選・序盤情勢調査
http://www.asahi.com/articles/ASGD376BZGD3UZPS01L.html?iref=comtop_6_01

自民は過半数(238議席)を大幅に上回り、公示前の293議席も超える勢い。小選挙区では、都市部でも好調で、前回2012年衆院選で獲得した237議席にほぼ並びそうだ。比例区では、12年衆院選で得た57議席を超え、現行制度で最多だった05年衆院選の77議席に迫る。12年衆院選で善戦した「第三極」が離合集散し、失速したため、自民が無党派層の受け皿になっているとみられる。公明も小選挙区、比例区とも堅調で、公示前の31議席を確保しそうだ。

業界団体と結びついて、しかも無党派の受け皿になったら、投票率が高くても低くても自民党の勝利じゃないか?

  *       *       *

野党にはしっかりしてもらいたい。第一位の政党ではな第二位が全体のレベルを決めるのだから(第一位は第二位に抜かれさえしなければ一位でいられる。だから二位よりもマシであれば良く、抜かれる心配がなければ努力はしない)。

頑張るといっても方向性を間違えてしまっては困る。自民党の細かいミスをあげつらって政治を止めることに頑張ってもらっても政治はよくならないのだ。

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2014年12月 3日 (水)

聖徳太子のお手紙を覚えていますか?

聖徳太子のお手紙を覚えていますか?

人民網;中日関係は二千年の友好と五十年の恨み まさかさらに百年対立するのか?_人民網日本語版
http://j.people.com.cn/mobile/index.html?pageName=newsContent&pagePara={%22channelName%22%3A%22index%22%2C%22newsId%22%3A%228817589%22%2C%22pageNum%22%3A%221%22%2C%22listPageNum%22%3A%221%22}&v=1

中国から見ると、中日両国には「二千年の友好」の歴史と「五十年の対立」の教訓があるが、「さらに百年対立する」理由は全くない。長期的に健全で安定した中日関係の発展は、両国および両国民の根本的利益に合致する。日本は矛盾する言動を繰り返し、水掛け論を続けることを止め、両国が最近発表した4つの共通認識に沿って中国側と同じ方向に向かう必要がある。この点は明確に理解しなければならない。

2千年には届きませんけれど、1400年ごろ前、日本という国家の初期に聖徳太子という方がいらっしゃいました。その方が、手紙を出しました。

「日出処の天子、書を没する処の天子に致す。つつがなきや」

この手紙の解釈は色々とあるでしょうけれど、私は、日本は中国と対等の立場を求めたものと思っています。で、中国はこの歴史も友好の歴史と認識しているのでしょうか。

  *        *        *

中国は対等の関係を認めず中華思想からか、関係を上下関係でしか理解出来ないように思います。中国が日本を対等の相手と認識しそのように行動すれば、日中友好も現実的になるのですが。

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ヘイトスピーチ

ヘイトスピーチ

東スポ:【選挙】民主党ネトウヨの襲撃にビクビク
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/340109/

そんな余裕シャクシャクの安倍自民党の一方で、民主党は不思議な選挙戦をしていた。解散直後はホームページで幹部の遊説日程を公開していたが、数日前から公開をやめていた。30日夜になってようやく12月2、3日の遊説日程を出したが、少しでも多くの有権者に訴えたいはずなのに、どうして隠していたのか。

永田町関係者は「2012年の衆院選でもそうでしたが、民主党幹部の演説はひどい状態になっています。演説内容ではありません。演説会場に韓国の国旗を持った集団や、『民主党が地上から無くなりますように』と書いたプラカードを持った人が集まっている。ネガティブキャンペーンにさらされているのです」と明かす。

民主党ほど嫌われている政党ももずらしいと言うか、いま一番嫌われている政党なんじゃないかな。ネガティブキャンペーンの対象になりやすというか。

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「『民主党が地上から無くなりますように』と書いたプラカード」が悪口というかネガティブキャンペーンになるのは簡単に判るのだけれど、「韓国の国旗を持った集団」が現れることがネガティブキャンペーンになるのは(なると判断したのは)なぜでしょうか。

嫌韓感情が高まっているから民主党にとって利益のあることではないでしょうけれど、韓国と関係を持つこと(持っていると思われること)がマイナスだとあからさまに表現すると、広い意味でのヘイトスピーチなっちゃうんじゃないでしょうか。

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2014年12月 2日 (火)

そのあと、どうするの?

そのあと、どうするの?

毎日新聞:衆院選公示:加速する野党共闘 前回の3倍195区
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000e010192000c.html

今回の衆院選では、公示前勢力で「1強」状態の自民党に野党がどう挑むかが焦点になる。毎日新聞の集計によると、共産党、諸派、無所属を除く野党候補が1人しかいない「野党共闘型」の小選挙区は195で、2012年の前回選挙(64選挙区)からほぼ3倍に広がった。各党の選挙準備の遅れをカバーする「次善の策」という側面はあるにせよ、「第三極」候補の乱立で野党が共倒れした2年前の教訓を生かそうとしているのは間違いない。

自民党を倒せば世界は平和になって幸せな世界がやってくるのでしょうか。もし、そうなら、野党共闘で自民党に対抗するのが正しいでしょう。でも、現実は違います。自民党を倒しても現実世界を運営しなければなりません。その時、思想や政策がバラバラで妥協の方法も知らない野党がなんとかなるのでしょうか。

よくて民主党政権のようなものでしょう。

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野党共闘は方便にすぎません。自民党を困らせることは出来ても、生産的なことが出来るようには思えません。

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現実・下働き

現実・下働き

時事通信:トイレ掃除や雑用に幻滅=「イスラム国」から失意の帰国-印
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120200056

シリアやイラクで活動する過激組織「イスラム国」に加わるため、イラクに渡航したインド人学生(23)が、トイレ掃除や雑用に幻滅し、失意のうちに帰国したことが分かった。地元メディアが伝えた。

工学を学んでいたこの学生は5月、友人3人とイラクに渡航。11月28日に帰国したムンバイで、国家捜査局(NIA)にテロ関連容疑で逮捕された。

学生はNIA捜査官に対し、希望していた戦闘参加が認められず、水の確保やトイレ掃除を命じられたと供述。「とても聖戦とは言えず、聖典(イスラム教のコーラン)の教えも守られていなかった」と、幻滅した様子で振り返った。

被弾して負傷した際も、「(イスラム国のメンバーに)懇願して、ようやく病院に連れて行かれた」と恨み節を口にした。

このた「インド人学生」がどんな人間なのか(運動能力・学力)わかりませんけれど、夢見て新天地に行って、でも結局、下働きってことはあるんだよね。でも、下働きをする人間がいないと社会は動かない。

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下働きする人間がいること、下働きする人間への待遇(名誉・報酬)がきちんと出来ること、そういったことが出来る社会や国家が永続し発展するのだと思う。

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いや、でも、いまの会社に不満で飛び出したものの、脱サラや転職に失敗した人間みいたいって思ってしまったことが、この記事をアップする理由なのですが。

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芸能人の政治活動

芸能人の政治活動

京都新聞:京撮で苦闘、スターに 菅原文太さん死去、環境や原発にも関心
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20141201000163

菅原文太さんの訃報に京都の映画関係者をはじめ、ゆかりの人々から驚きと悲しみの声が広がった。

菅原さんは東映京都撮影所製作の数々の作品に出演。「仁義なき戦い」(1973年)に代表される、暴力団の抗争と男たちの人間模様を生々しく描いた「実録路線」の作品群は、「任侠(にんきょう)もの」に陰りが見える中、より強い刺激を求める観衆の心をとらえ、スターの座に押し上げた。



2年前の衆院選で「卒原発」を訴える日本未来の党が結成された際、菅原さんは賛同人に名を連ねた。党代表を務めた嘉田由紀子・前滋賀県知事(64)は当時、脱原発へ転換したドイツの女性首相を引き合いに「日本のメルケルになって」と激励を受けたことに触れ、「選挙前に電話し、命を粗末にしている国はおかしい、頑張れと励まされた。憂国の同志だと感じて心強かった。もう一度会って話をしたかった」と悼んだ。

菅原文太さんのご冥福をお祈りもうしあげます。

  *        *        *

前回の総選挙の時、菅原文太さんが選挙の応援をしたことに違和感と危機感を覚えたことを思い出す。有名人が応援する。それで反原発の得票が増えたとしたら、それはそれで国民の意志ではあるけれど、そういった方法で決まってしまって良いものか。

  *        *        *

政治はみんなのものだ、そしてあらゆる分野に関係する。だから誰が何を語ってもよい。例えば原子力について詳しくなくても、原子力政策について語って良い。自分が持っているもの(例えば芸能活動で得たイメージ)を使って政治活動をしても良い。

しかし、聞き手は語り手のレベルを判断しなければならない。相手が素人でイメージや願望を語っているのか、それとも知識と経験に裏打ちされているのか。

ある分野で成功した人間が、他の分野について語る場合には注意が必要だ。

有名人が専門外の分野について語っているとする、その言葉が正しいかどうかは(その言葉に従って幸せになれるかは)、一般市民のものとさほど変わらない。だけど、名を成した人の言うことだから正しいような気がしてしまうのだから。

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2014年12月 1日 (月)

宗教の危険性と示すもの

宗教の危険性と示すもの

読売新聞:「オウム」拡大傾向…保有資産6億5千万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141201-OYT1T50047.html?from=ytop_main4

オウム真理教に対する団体規制法の観察処分の期限が来年1月末で切れるのを前に、公安調査庁は1日、3年間の更新を求める請求書を公安審査委員会に提出した。

請求書では、教団資産が約6億5000万円に膨らみ、構成員も増加していると指摘。



国内の増加人員の6割以上は35歳未満の若い世代。アレフはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを使い、ヨガサークルや「女子会」など教団と無関係に見えるイベントを企画して参加者を募るなど、勧誘方法も多様化しているという。

宗教の危険性は2つの原因からなる。ひとつめは「自分より偉い何か(教祖様)を認めること」。自分より偉い何か(誰か)があることは楽で良いけれども、間違った相手を偉い存在と認めてしまった場合には悲惨な結果になる。ふたつめは、偉いと認めた存在が、国家や社会と独立した存在になり得ること。ブラック企業が法律違反をしているとして、その社長に心酔している社員がいるとして、でも、その企業は日本の法律の支配下にあることになっている。対して、宗教の場合には、すべてを無視することが可能だ。そのぶん過激な行動を取ることも可能になる。

  *        *        *

人間は思想や理想よりも「仲間」を大事にする存在だと思う。思想や理想がどんなにおかしいと思っても、自分の仲間で自分よりも偉いと認めた人間の言葉には従ってしまう。

そして、仲間内で地位争い(権力闘争)を始める。

  *        *        *

宗教は特別なものではない。むしろ人間の限界を示しているように見える。

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自民党勝利≒再稼働容認

自民党勝利≒再稼働容認

47NEWS:自民、原発再稼働90%賛成 衆院選候補アンケート
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014113001001488.html

共同通信社は第47回衆院選の立候補予定者に政策アンケートを実施し、11月30日までに947人から回答を得た。原発再稼働について、自民党の90・7%、公明党の79・4%が賛成したのに対し、民主党の72・2%が反対した。維新の党では反対が90・9%を占めた。選挙後の最優先課題(複数回答)では、全体で「景気・雇用対策」が84・6%となりトップだった。

自民党の候補の90%が原発再稼働に賛成していて、それが報道されている状況下で、自民党が勝利したら国民は原発再稼働を容認したことなります。

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「選挙後の最優先課題(複数回答)では、全体で『景気・雇用対策』が84・6%となりトップだった」

有権者は原発再稼働よりも経済政策や景気対策を優先して候補者を選択するかもしれません。その場合は、原発再稼働を直接的に容認したことにはなりません。しかし、支持される経済政策を行う候補者は原発再稼働を容認しています(自民党が勝利した場合)。経済や雇用の為には原発が必要だと考える人間が支持されていることになります。

  *        *       *

ぶっちゃけた話、原発再稼働をしないと損だって考えるのがまともだってこと。原発再稼働に反対するなら、稼働する場合の危険を訴えるだけではなく、再稼働しない場合の損についても説明し納得させないといけません。

でなければ、経済的な常識に従って原発は再稼働されるでしょう。

いま、その方向に動いていて、私はその動きを歓迎しています(もう少し、テンポよく進まないかとも思います)。

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