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2014年12月 9日 (火)

他国の歴史認識を非難する国家を近代的な主権国家と呼べるか

他国の歴史認識を非難する国家を近代的な主権国家と呼べるか

中日新聞 社説:「三十年戦争」に学ぶなら 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014120702000097.html

いわば不戦の誓いの下、欧州の安定を回復するため諸国代表が独南西部の地で開いたのがウェストファリア平和会議でした。オランダやスイスの独立を認めるなど、領邦国家の主権を尊重すること、紛争は国際協議によって解決を図ること、などが合意されました。

現代の国際政治の基本単位ともいえる「主権国家」という考え方が近代欧州史上初めて認められた会議ともいわれています。

統治の正統性というより、主権尊重、内政不干渉といった制度面から勢力均衡を図ることが最優先された。価値中立的な現実主義に則していたため、その後欧州以外の文明社会にも受けいれられるようになった」というのがキッシンジャー氏の歴史観です。その基本的な枠組みは、仏革命後の混乱を収拾したウィーン体制、二度の大戦の戦後秩序に至るまで通底している、といいます。

他国の歴史認識や宗教的儀式をどうこう言うことは、「統治の正統性」を追求することに繋がる。つまり、近代的な主権国家であるならば、他国の歴史認識や宗教的儀式をどうこう言うべきではないということ。

  *       *       *

中国や韓国が近代的主権国家であるならば、日本の歴史認識や靖国参拝に文句を言うことはないだろう。国民感情から言わざるを得ないとしても、形式的なものにとどめ実質的な交流を止めることは避けるだろう。

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