« 民主主義に必要なもの | トップページ | テロは続くだろう »

2015年1月 9日 (金)

根本的に無理なんじゃないか

根本的に無理なんじゃないか

中日新聞 社説:共存社会に大きな試練 年のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015010902000115.html

イスラム風刺画を掲載したパリの新聞社が白昼銃撃された。欧州連合(EU)解体の危機がささやかれる中、「共存社会の将来」が問われています。

現地からの報道では、犯人らは覆面姿で風刺週刊紙シャルリエブドの編集会議室に押し入って銃を乱射、編集長や風刺画家、警官ら十二人を射殺しました。「預言者ムハンマドのために復讐(ふくしゅう)した」と話していたそうです。

どんな理由であれ、表現や言論に暴力で対抗することは、絶対に許されるものではありません。



異文化との共存や、異なる立場との向き合い方は欧米だけの問題ではありません。国内に目を転じても、在日外国人へのバッシングを目的としたヘイトスピーチが横行し、外国への強硬姿勢を訴える極右的主張も支持を得ています。自らと異なる主張を容赦なく攻撃する風潮も目立ってきました。

グローバル化で、民族、文化、立場など、さまざまなものが共存しなければならない時代です。共存社会をどう築いていくか。その回答となる、欧州の取り組みを注視したいと思います。

科学技術の世界では先人の知恵や経験を学んでその先の世界に行くことができる。アインシュタインはニュートンよりも、個人的な能力として優れていたからではなく、ニュートンの業績を学ぶことで、ニュートンには見えなかった世界を見ることが出来た。

科学技術の世界は進歩する。しかし、芸術や文化の世界は進歩すると言うよりも変化すると言った方がしっくりくる。例えば、現代の文学が源氏物語の時代の文学と比べて進歩しているだろうか。時代によって変化はしているだろうが進歩しているとは言い難い。

  *        *        *

人間は、源氏物語のころから、現代と同じように、くっついたり離れたり、けんかしたりしている。本質的なところは変わっていない。

  *        *        *

社会の変化や進歩は、科学技術よりも芸術や文化に似ている。

偏見や対立は簡単には解消しない。

レッテル張りはなくならない。

交流が増えれば対立が無くなるということもない。知り合ってもなかなか仲良くなれない人間は存在する。知り合えば必ず仲良くなるのであれば、家族間の争いなんか存在しないはずだ。

一人の偉人があらわれて共存させても、その人がいなくなったら、もとの木阿弥。

  *        *        *

「共存社会をどう築いていくか。その回答となる、欧州の取り組みを注視したいと思います」

私は、欧州の取り組みというより失敗の過程を見ることになるのではないかと思います。無理なものは無理なのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 民主主義に必要なもの | トップページ | テロは続くだろう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/60945224

この記事へのトラックバック一覧です: 根本的に無理なんじゃないか:

« 民主主義に必要なもの | トップページ | テロは続くだろう »