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2015年1月29日 (木)

読み違いから戦争は始まる

読み違いから戦争は始まる

news-postseven:中国「尖閣諸島を奪取しても、米は経済制裁まで」と想定か
http://www.news-postseven.com/archives/20150127_296292.html

ロシアのクリミア侵略に対して、アメリカは経済制裁しかしなかった。ならば尖閣諸島を奪取しても、アメリカがやるのはせいぜい経済制裁だろう。中国はそう読んでいる。アメリカが尖閣を守れなかった時、日米同盟は無効化し、東アジアに中国を頂点とする秩序が成立する。そして日本は中国の覇権に屈する。だから中国は尖閣を執拗に狙っているのだ。

現在の状況では、日本の対応がアメリカの参戦を決める。中国が尖閣諸島を奪取したとして、つまり中国軍が尖閣諸島に上陸したとして、日本が排除しようとして戦闘状態になったら、アメリカは確実に参戦する。なぜなら、アメリカが多くの国と結んでいる安全保障条約が信頼されなくなるからだ。自分の巨大基地(沖縄の米軍基地)の目の前でやられて、条約発動の条件がそろっていて、動かないのであれば、それはアメリカの凋落を意味する。

アメリカが中国に全面的に負けている状況にでもならないかぎり、そんなことは起こらないだろう。

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日本とアメリカの安全保障条約、沖縄の米軍基地、こういったものの有無が、ウクライナと日本への対応では決定的に異なる結果をもたらす。

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尖閣諸島を奪取しても、アメリカ軍が動かない場合、それは日本政府が話し合いに応じてしまった場合だ。自分が恐れるシナリオは「中国軍が尖閣諸島に上陸すると同時に、日本政府に話し合いを求め、それに応じてしまう」、「そして日本は戦闘を停止する」。こうなると、日本は尖閣諸島の実効支配を失うから、安全保障条約の対象外になるので、アメリカは軍隊を動かす法的根拠も政治的動機も失う。

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尖閣諸島は日本の領土だから日本は戦ってでも護る。こういう姿勢がないかぎり尖閣諸島は護れない。自分は戦わないでアメリカに護ってもらえるなんて考えていたら、それこそ平和ボケのアメリカの属国ということです。そこを間違えてはいけません。

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しかし、戦争やトラブルって「ここまでなら、やっても大丈夫だろう」→「怒ったぁ」のパターンて多いから、中国が甘く考えて尖閣諸島に手をだしたりしないと良いのですが。

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コメント

習近平 愚か者は解りませんね 怖い話

投稿: 薩摩の昔船乗り | 2015年1月29日 (木) 15時52分

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