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2015年1月28日 (水)

バカの批判

バカの批判

GQ:現代日本の反知性主義、その起源と構造
http://gqjapan.jp/column/column/20150128/anti-intellectualism-in-japan/page/1

「反知性主義」という言葉がにわかに注目を集めている。現代の日本社会で何がそう呼ばれているのか、また、それは何に端を発するものであるのか、これを簡単に記述してみよう。

2014年7月に集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が行われた。繰り返されていたキャッチコピーが「安全保障環境の悪化」である。しかし集団的自衛権は自国を守るものではなくて、攻撃されている他国を守るためのものであるから、自衛力の強化とは無関係である。

「アンタがケンカに巻き込まれても、オレは助けないから。でもオレのことは助けてくれるよね」とか「オレがケンカしてるとき、アンタが助けに来てくれて、で、アンタが殴られてもオレ助けないから。でもオレのことは助けてくれるよね」とか言ってる人間がいたそして、そんな人間を助けようとする人間なんているだろうか。

集団的自衛権を否定することは、究極のところ、他人の助けを期待できない状況を招くのです。他人の(他国の)助けの有無が自分の(自国)の安全に影響しないと言えるのでしょうか。

そう考えている自分にとって、「集団的自衛権は自国を守るものではなくて、攻撃されている他国を守るためのものであるから、自衛力の強化とは無関係である」なんて言葉は理解不能というか、人間というものを判っていないとしか思えません。きつい言い方をすれば、知性を感じられません。

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GQ:現代日本の反知性主義、その起源と構造
http://gqjapan.jp/column/column/20150128/anti-intellectualism-in-japan/page/2

2013年を思い出してほしい。安倍首相は「憲法を国民の手に取り戻す」というスローガンのもと、憲法96条を改定して改憲を容易にするという裏技のような計画を立て、猛烈な批判を浴びた。もちろんこのスローガンは今や語られない。「とにかく改憲したい」、その気持ちしかなかったからだ。

何かのために改憲がしたいわけではなく、ただ「改憲したい」。だとすれば、この情念は戦後の憲法体制に対する憎悪としてしか理解できないだろう。現代日本を支配している反知性主義の起源は、つまり、戦後日本に対する憎悪にある。この憎悪を正確に分析しない限り、現代の反知性主義を理解することはできない。

なんあだかなぁ~。

安倍さんに危うさを感じないわけではないし、彼の政策に全面的に賛成しているわけでもない。しかし、安倍さんを批判している方々に知性を感じるかと言えば、感じないんだよねぇ~。アタマは良いんだろうし、難しい言葉も知っているんだろうけれど、他人を助けない人間(集団的自衛権を否定する人間)は他人には助けられないと言うことを判っていないように見えてしまったりすると、安倍さんの方がまだまだマシだと思えてしまう。

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いま問うべきは、安倍さんの政策や信念(執念・気持ち)あるいは安倍さんが反知性的であるかどうかよりも、なぜ安倍さんを批判する勢力(民主党・共産党・社民党などの野党、そして、リベラルな有識者)が国民に支持されないのかと言うことです。言葉を変えれば、そういった人々の知性ある言葉が国民に届かないのが何故か(あるいは、彼等には知性がないのではないか)ということを問うべきではないでしょうか。

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