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2015年2月 8日 (日)

危険な仕事

危険な仕事

 

読売新聞:危険地域のテロ被害「責任は本人にある」83%
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150207-OYT1T50100.html?from=ytop_main1

読 売新聞社の全国世論調査で、政府が渡航しないように注意を呼びかけている海外の危険な地域に行って、テロや事件に巻き込まれた場合、「最終的な責任は本人 にある」とする意見についてどう思うかを聞いたところ、「その通りだ」が83%に上り、「そうは思わない」の11%を大きく上回った。

47NEWS:シリア行きを旅券返納で阻止 外務省、新潟のカメラマン

http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020701001851.html

外務省は7日、シリアへの渡航を計画していた新潟市在住のフリーカメラマン杉本祐一氏(58)に対し、旅券法に基づいて旅券(パスポート)の返納を命じ、渡航を阻止した。外務省筋によると、杉本氏はトルコを経由して、シリアに入国することを公言していたという。今回の措置は初めてで、憲法が保障する「渡航の自由」との兼ね合いで論議を呼ぶ可能性もある。

外務省(政府)の立場は理解する。国民の安全は政府の義務だから。しかし、それで良いのだろうか。いや、私は「憲法が保障する『渡航の自由』との兼ね合いで論議を呼ぶ」かどうかは興味がないし、危険な行動をする人間(するだろうと予測される人間)の自由を制限することは(決められた手続きを踏めば)仕方ないことだと思うので、そういう意味では問題だとは思わない。

問題なのは、シリアの(現地の)情報が入らなくなることだ。他国のジャーナリスト経由では入って来るだろうが、日本のジャーナリストが行かなくても良いのだろうか。

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世の中には、残念なことだけど、危険な仕事がある。警察官・自衛官・消防士・海上保安官、危険だと判っていても、少なくとも一般人の立ち入りを禁止するほどに危険な状況でも、行わなければならない仕事がある。

ジャーナリストと警察官・自衛官・消防士・海上保安官などを同じに比べる訳にはいかないけれど、危険地帯に行って取材(調査)することも国家・社会にとって必要なことではないだろうか。

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人質になっても、救出しない(救出できない)、テロ組織の要求は全て無視する、それで殺されても仕方ないとする。そういった条件で渡航を許可することも選択肢ではないだろうか。

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