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2015年2月 5日 (木)

イスラム国、慣性の法則

イスラム国、慣性の法則

日本経済新聞:中東緊迫一段と 対「イスラム国」で強硬論噴出
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC04H0P_U5A200C1EA2000/

中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織がヨルダン軍パイロットの「殺害」映像を公開し、ヨルダン政府が報復を宣言したことで、中東情勢は一段と緊迫してきた。ヨルダンをはじめ周辺国ではイスラム国に対する強硬論が噴出。米国はイスラム国掃討の有志連合の結束強化を急ぐ。報復の連鎖が続けば中東は泥沼化のおそれがある。

組織、大企業、政府などの集団には慣性の法則が働きます。成功体験にとらわれると言っても良いかもしれませんけれど。

例えば、まじめに練習もできない弱小の運動部があるとします。そこに新任顧問が来たりして、とにかく練習させる。練習を強制する(体罰してでも)。そうすれば、それなりに強くはなります。練習してなかったのだから、無理矢理にでも練習させれば少しは強くなる。1回戦突破できるぐらいにはなります(シードに当たらなければ)。

でも、そこからは体罰とか強制とかではなく、科学的なトレーニングをしなければ強くはなりません。しかし、強制して強くなった経験が、もっともっと強制すればもっと強くなると思わせてしまいます。そして、その先には「しごき」という悲劇がまっています。

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イスラム国は残虐にすることで力を得てきました。その経験が、もっと残虐にすればもっと力を得られるのではないか。最近の不振は残虐さが足らなくなったせうではないか。彼等はそう思っているのかもしれません。

しかし、現実は、残虐さが周囲の反発を強めています。イスラム国内部のことは判りませんが、ついていけない人々が出てくるだろうし、敵に残虐にしてもダメなら(戦果が得られないなら)、仲間に対して残虐になったりもするでしょう。

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イスラム国の残虐さ止まらないでしょう。同時に残虐さの故に崩壊するでしょう。

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