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2015年2月 9日 (月)

リベラル派が支持されないわけ

リベラル派が支持されないわけ

gooニュース:「能率的に死なせる社会」が必要になる 建て前としての"命の平等"は外すべき
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/entertainment/toyokeizai-59971.html?pageIndex=2

──日本では対応能力が限られる中、今後高齢の死者が急増します。

命は平等かという問題について、私も揺れ動いてるところはあります。ただ建前としての“命は平等”というのはもう外してもいいのかな。現実問題、すでに平等じゃない。

救命センターの研修医時代、パンク寸前で受け入れ制限せざるをえなくなったとき、指導医はこう指示しました。労災は受ける、自殺は断る、暴走族の“自爆”は断る、子供は無条件に受け入れると。僕もそれを正しいと思った。現実的に命に上下は存在すると思っている。老衰の人に点滴して抗生物質使って、無理やり生かしてどうする? はたしてそれがいいんですかね? 貴重なベッドを老衰患者でずっと塞いでしまうことが。



──結局、誰かがどこかで線を引く日が来るのでしょうか。

誰か考えてるんですかね? たぶん左右両極端には行けず、宙ぶらりんのまま状況見て、多少右へ左へってことをやっていくんだと思う。それとも何とかなっちゃうんですかね。今では孤独死を、それでもいいと思う人が増えてるように、日比谷公園で一晩に3人5人死ぬことに慣れちゃって、そんなもんだと思うようになれば、キャパうんぬんも何もどうとかなっちゃうのかもしれない。

いわゆるリベラル派は、こういった問題に向き合っているだろうか。いのちは平等になどと正しい理想を訴えることはあっても、現実に直面してはいない。それどころか現実に直面している人々の足を引っぱったりする。

もちろん、右翼や保守派にも正しい理想だけれど現実的でないことを主張する方々はいるし、足を引っぱる人もいるけれど、リベラルと比べると少ないんじゃないか(目立たない)。

   *        *        *

現代の日本では、保守派の理想よりもリベラルな理想の方が語られることが多かった。そして、多く登場するリベラルな方々は、理想を語っていても、現実にどうするかについて判っていなかった。助けられる命に限りがある時に、どうするべきか答えてこなかった。

反日うんぬんよりも、正しくて役に立たない言葉を語りつづけたことが、この国のリベラルの凋落をまねいたのだと思う。

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