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2015年2月18日 (水)

絶対を求めるのはやめよう

絶対を求めるのはやめよう

NHK:「安全神話の意識 卒業しなければならない」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150218/k10015558011000.html

その際、杉本副知事は「規制委員会は“安全”ということをすべて確認したわけではないとしている一方、政府も規制委員会が許可したものを再稼働していくとしている。住民の安全という面から考えて両者の間にある隙間を埋めていただく必要がある」と述べました。この発言について、18日の会見で、規制委員会の田中俊一委員長は「科学的にゼロリスクはない。国民に分かりやすく安全だと言うことによって、みずからを縛り、安全性を絶えず向上させる努力を放棄せざるをえなくなったのが福島第一原発事故の反省だ」と指摘しました。

ゲンダイ:虐待で改善勧告 急増する「悪質高齢者マンション」見分け方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157298/2

「特別養護老人ホームの入居待機者は、全国で約52万人。民間の有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅は料金が高い。余裕がない待機者の受け皿になっているのが、最近急増している高齢者マンションです。改善勧告されたマンションも、介護サービスを除いた家賃だけなら、1カ月8000円なんて部屋もある。込み込みの月額でも、一般的な老人ホームの半額程度だったようです」

行政の管轄下にある施設で事故(or虐待)があると大騒ぎが起きてしまう。となると、行政は完璧を目指す。それは悪いことではないかもしれないけれど、コストがかかり提供できる量を増やすことができない(収容人数を多くできない)。結果、あぶれた人が悪質な高齢者マンションの犠牲になる。

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社会的弱者・経済的弱者を助ける為には、安い価格で大量のサービスを提供する必要がある。となると、ある程度の質の低下や事故の発生は避けられない。

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高品質・完璧を求めたら小数にしかサービスできない。結果、弱者切り捨てになる。それは望ましい結果ではない。

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原発についても同じような事が起きていないか。

事故をゼロにする。放射能汚染をゼロにしようとする。それは間違った目標ではない。しかし、その結果、原発を運勢する側は安全だと強弁しなければならなくなり、極めて低レベルの(健康被害も起きないレベルの)汚染に怯えて避難して、結果、避難ストレスや風評被害で死者を出す。

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完璧を目指すのは良いことだ。しかし、現実が完璧でないと非難するのは悪いことだ。

できどなゆるさでいこう。

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