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2015年3月14日 (土)

外圧として利用しないで、とドイツは言った

外圧として利用しないで、とドイツは言った

産経新聞:メルケル「和解」発言 民主・岡田氏は「紛れもない事実」と反論
http://www.sankei.com/politics/news/150313/plt1503130033-n1.html

メルケル独首相が民主党の岡田克也代表との会談で「(日韓関係は)和解が重要」と発言したことを独政府が「事実はない」と否定したことを受け、岡田氏は13日、「(メルケル氏から)問題を解決した方がよいという話があった。「私もかなり丸めて言っているが、(メルケル氏が)慰安婦問題を取り上げたことは紛れもない事実だ」と述べた。国会内で記者団に語った。会談内容を独政府と岡田氏がそれぞれ否定する異常事態となった。

岡田さんがボケていたとしても、全く何もない話を作るとは思えませんから、歴史認識や慰安婦について何か話したのでしょう。ご挨拶程度だったかもしれませんし、強い言葉だったかもしれません。

正確なやりとりは判りませんけれど、判ることもあります。それは「ドイツを巻き込まないで」というドイツの意志です。岡田さんはドイツのメルケル首相をダシにして(権威づけとして)利用しようとした。それに対して、ドイツは巻き込まないでくれと言ったのだと思います。

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ま、ドイツの立場では、この問題に関わっても利益があるわけじゃありませんから、当然です。

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岡田さんは、外圧を利用して国内の政敵を攻撃しようとした。政治家でない人間であれば、例えば研究者やマスコミが外国の有力者の言動を伝えることに問題があるとは思いません。けれども、政治家が政治的に利用しようとするのは、どうなんでしょうか。うまく利用だけさせてもらえれば良いんですけれど、恩義や借りができてしまいますから(この場合、うまく利用できたら、岡田さんはドイツ(メルケルさん)に頭があがらなくなる)、それは日本のためになるんでしょうか。

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外国の権威(有力者)の言葉に頼っている段階で、国内政治に負けてます、外の力を借りなくちゃ勝てませんってことなんですけれど。

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