« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »

2015年4月30日 (木)

戦時作戦統制権

戦時作戦統制権

中央日報 社説:かんぬきはずれた日本の自衛隊、韓国政府の対策は充分か
http://japanese.joins.com/article/722/199722.html?servcode=100&sectcode=110

特に自衛隊は有事の際に在日米軍を助けて韓半島(朝鮮半島)とその周辺に派兵できるところまで開かれた。韓国の同意に関連した部分は「第3国の主権を十分に尊重する」という程度で言及してやり過ごした。必ず同意が必要だという韓国の立場が反映された文面だというのが政府側の説明だが、戦時作戦統制権を米軍が持っている状況で100%安心できるのか疑問だ。

ニュースを見ていて、「あぁ、そうか」と思う瞬間があります。韓国が日本の集団的自衛権の容認に過敏であるのはともかく、日本が集団的自衛権を認めることイコール朝鮮半島有事の際に自衛隊が朝鮮半島に進出する思っているのは不思議でした。相手側が拒否したら集団的自衛権の行使なんてなりたちません。「助けないでくれ、来るな」と言っているのに、「集団的(≒共同・協調)」自衛権の行使なんてありえませんから。

韓国が拒否したら集団的自衛権の行使はできないし、朝鮮半島に自衛隊が入ることも出来ないと思っていました。でも、そうでもないかもしれません。それは、「戦時作戦統制権を米軍が持っている」からです。朝鮮半島有事となれば、米軍が韓国軍も指揮します。

戦争が起きて、軍の全ての指揮権を米軍が持っている、韓国政府は自衛権の行使をアメリカに任せている。その状況下で米軍が自衛隊に(アメリカが日本に)援助を要請し、朝鮮半島への派兵を要請してきたら、韓国に拒否権はあるでしょうか。軍隊の指揮権もなく自衛権の行使も(自主的には)出来ないのに拒否できるでしょうか。

  *        *        *

朝鮮半島有事となれば、韓国の意志は法的には無視してかまわないことになっている。これが、韓国が、日本が集団的自衛権の行使をするようになったら、自衛隊が朝鮮半島に進出するのではと心配する理由なのでしょう。

現在、戦時作戦統制権は韓国にはない。アメリカが持っている。そして、アメリカから韓国へ移譲されようとしているが、手続きは遅々として進んでいない(韓国側が返されるのを嫌がっているように見える)。そういった事は知っていましたが、そのことと集団的自衛権を結びつけて考えてはいませんでした。この二つを結びつけた社説でした。

  *        *        *

日本としては、その時点・時点で法的に許された範囲で行動するしかないでしょう。軍隊の指揮権を持っていない国の言うことをどこまで聞くべきか判りませんが(専門家にまかせますが)。

  *        *        *

戦時作戦統制権をアメリカから返還してもらえば、完全に日本を拒否できるようになるのですから、早めに返還してもらえば良いのにとは思いますけど。

国家としても、それが自然な姿ですし。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月29日 (水)

日本の勝利はありえても韓国の勝利はない

日本の勝利はありえても韓国の勝利はない

朝鮮日報:知日派米知識人、日本の地域覇権・膨張主義復活に懐疑的
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/27/2015042701275_3.html

-韓日関係を理想だけで解決するには、ほかの要素が多すぎる。

「一部の専門家は『韓国はなぜ中国の肩を持ち、日本を孤立させようとしているのか』と不満を口にしている。その一方で、『日本が歴史認識などで素直に謝罪しないため自らを孤立させている』と考える人もいる。こうした論争は健全ではない。韓日両国がワシントンで相手に対し後ろ指をさしながら『ゼロサム・ゲーム』をするなら双方にとって損だ。キッシンジャー(元米国務長官)のような戦略家が両国政府にいたら、条件なしに和解戦略を展開するだろう

それって、日本側の主張してることじゃん。

  *       *       *

日本は無条件の首脳会談を求めている。日本は、韓国側に日本の歴史認識に同意することを要求してたりしていない。「条件なしに和解戦略を展開」しているとも言える。少なくとも韓国の態度よりも日本の態度の方が「条件なしに和解戦略を展開」に近いと言える。

  *       *       *

日韓関係の問題となっている歴史認識。始めて知った人は色々とあるだろうが、この問題は知れば知るほど、「とりあえず放っといて」が正しく、現実の問題(軍事や経済)に対処すべきだと思うようになる。いがみ合いは形式的・儀式的なものとし、実質的な部分に影響が出ないようにするべきだと思うようになる。

しかし、それは、日本の勝利とは言わないまでも、日本の主張に近い。

  *       *       *

歴史認識は国ごとに違う。違って当然、何故なら事実は一つでも人間の解釈や認識はそれぞれだからだ。他国の歴史認識を気に入らないとか非難することは出来ても自分の気に入るものに変えることは出来ない。ならば、文句は言いつつも、必要な事はやるべきしかないのだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2015年4月28日 (火)

どちらの味方をする?

どちらの味方をする?

日本経済新聞: 中国「主権の範囲内」 ASEAN声明に反発
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H7Q_X20C15A4FF8000/

中国外務省の洪磊副報道局長は27日の記者会見で、26日の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が中国に南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島での埋め立て工事の中止を求めたことに「(工事は)完全に中国の主権の範囲内のことだ」と反発した。埋め立て地の用途については「民間目的であり、南シナ海での安全な航行や漁業活動の安全にも役立つ」とし、軍事目的を否定した。

中国批判を強めるフィリピンなどを念頭に「個別の国が自分の利益のために中国を批判し、さらにそれを中国とASEANの問題にしようとしている」と批判。南シナ海問題を巡ってASEAN内で連帯感が生まれつつあることに危機感をあらわにした。

紛争に完全な局外中立はない。中立を保った場合、それは強い側に「どうぞ、ご自由に」と言っていることになるからだ。

ASEAN vs 中国の対立が深刻化した時、おそらく量としての軍事力では、中国が圧倒的だろう。その状況下で中立ということは、中国の行動を黙認していることになる、結果として中国の側に立ったことになる。

   *        *        *

中国が南シナ海への進出を止めることはないだろう。そしてASEANは民主国家を含み、国民世論を無視できない。領土問題は、もっとも確実に世論がまとまる種類の問題だ。つまりASEANもこの問題で引くことは出来ない。問題は深刻化し、近い将来、軍事的対立・衝突が起きる可能性は十分にある。

   *        *        *

その時、日本はどちらの側につくべきだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月26日 (日)

目先の「かわいそう」で動いても

目先の「かわいそう」で動いても

中日新聞 社説:地中海密航転覆 人道的対応を最優先に
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015042502000100.html

リビア沖の地中海でイタリアを目指していた密航船が転覆、多数の移民らが犠牲になった。移民増加の背景には中東やアフリカの政情不安や治安悪化がある。移民への人道的対応を最優先したい。



転覆した密航船に乗っていた移民らの国籍は、エリトリア、シリア、ソマリア、シエラレオネ、マリなどとみられる。内戦状態や紛争で政情が不安定で、貧困に苦しんでいる。

これらの国々の状況をすぐに好転させるのは困難だ。

2つばかり書く。

ひとつめ、知恵がなければ、人道的対応が次の悲劇の種となるということ。

目の前で人が死ぬ。ほっとけないと思うのは人間として当然のことだ。でも、どうやって助けるか、あるいは助けないか、助ける範囲はどこまでか。こういったことに十分に知恵を働かせないと、次の悲劇の原因を作ってしまう。単純に救助すれば、救助されることを当てにして密航船は増えるし、場合によっては、救助される事を前提とした危険な(沈没前提の)船で渡ろうとするかもしれない。つまり、へたに救助したら事故は増える、より多くの人が死ぬことになる。

そして移民が増えると、特に経済的に困窮している場合、移民と元からの住民との間に軋轢が生じやすい。今回の場合は、さらに異民族・異文化なので、軋轢が生じやすい。社会に反移民・民族対立の雰囲気が満ちることになりかねない。これは次の悲劇の種になり得る。

下手に助けると、次の悲劇の種となりなかねない。

  *        *        *

ふたつめ、悲劇の根を断つことの困難さだ。

密航者の出身国は「内戦状態や紛争で政情が不安定で、貧困に苦しんでいる」。こういった国々を助けること、単なる経済援助ではダメで、現地の文化を変化させるような方法で介入しなければならないが、どんな文化が彼らに合うのか判らなし、文化の押し付け、文化侵略になってしまう。

自由や人権、多文化主義と文化侵略は矛盾するが、これはどうするのだろうか。

  *        *        *

表面的なものだけ見て騒いでも幸せはやってこない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月25日 (土)

正義を求めて不幸をもたらす

正義を求めて不幸をもたらす

時事通信:追悼式典でトルコに圧力=アルメニア人「虐殺」100年
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042400539&g=int

第1次大戦中に当時のオスマン帝国で始まった「アルメニア人虐殺」から、24日で100年を迎えた。旧ソ連アルメニアの首都エレバンにある追悼施設では、ロシア、フランスなど4カ国首脳を含む約60カ国の代表が出席して式典を開催。アルメニアのサルキシャン大統領は、隣国トルコに「ジェノサイド(集団虐殺)」と認めさせるため、国際的な圧力を強めたい考えだ。



追悼の日を前に、欧州では虐殺の史実を認めるようトルコに求める声が強まった。トルコは数十万人が戦乱などの犠牲になったことは認めているが、「150万人が虐殺された」とするアルメニア側の主張は否定している。

「欧州では虐殺の史実を認めるようトルコに求める声が強まった」

NHK-BS1を見ていたらドイツの外相が、この事件に対して「虐殺」という言葉を使ったことがニュースになっていた。ドイツは公式見解として「虐殺」であるという方向にかじを切ったらしい。そして、トルコは虐殺と認めないだろうとも伝えていた。虐殺と認めたら賠償問題が発生するだろうとも伝えていた。

   *         *         *

トルコに虐殺と認めさせることは正しい事なのだろうか。私には歴史的事実がどうだったのかは判らない。けれども、トルコに外部から虐殺と認めさせようと圧力をかけることが不幸な結果をもたらすと思う。少なくとも多大な軋轢をもたらすことは確実で、トルコとヨーロッパ、イスラム教世界とキリスト教世界との火種のひとつになってしまう。

   *         *         *

世界には多様な価値観・多様な民族がある。それぞれの民族がそれぞれの歴史を背負っている。他民族に認識を改めるように要求することは、その民族を抹殺することに繋がり兼ねない。世界の全ての民族が同じ認識を持てば平和かもしれない。でも、それでは多様な価値観や民族のある世界ではなく、単一の色に塗りつぶされた世界になってしまう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月24日 (金)

他人を罰する(謝罪させる)ときに必要なものは

他人を罰する(謝罪させる)ときに必要なものは

朝鮮日報:「私がこうして生きているのに慰安婦の証拠がないなんて」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/24/2015042400612.html

「(元慰安婦)本人が証拠として生きているのに証拠がないなんて、あんまりじゃないか。日本の植民地から解放されたというが、私たちはまだ解放されていない」

23日午後、東京都千代田区の参議院議員会館講堂で「日本軍慰安婦問題解決のためのシンポジウム」が開かれた。日本の国会議員、市民団体関係者、ジャーナリストら聴衆300人の前で元慰安婦のキム・ボクトンさん(89)がマイクを握った。

「本人が証拠として生きているのに証拠がないなんて、あんまりじゃないか」

気持ちは判るけれど、被害者の証言だけでは他人を罰することは出来ないんだよね。遡及して罰するにしても証拠が必要なんだよね。物的な証拠がなければ他人を罰することは出来ない。

だって、本当にその人が犯人(責任がある)とは限らないんだから。本人の証言だけでは、本人が酷い目あった(と思っている)ことしか決まらないのです。

  *        *       *

私が証人、私が証拠、そういったことで他人を罰する事が許されたら多数の冤罪が発生してしまうし、強者(声の大きな者・権力者)にとって都合の良い社会になってしまうことになる。

  *        *       *

「本人が証拠として生きているのに証拠がないなんて、あんまりじゃないか」

気持ちは判るけれど、それではダメなのです。

そして問題なのは、私が非難したいのは、ダメと判っているハズの人々、知的な訓練を受けている、法的な判断をする為の基準を知りっている、あいまいな理由で他人を攻撃・非難したらどうなるか予想できる人々が、「元慰安婦」の方々に感情的に同調していることです。大衆は感情に左右されます。「元慰安婦」に同情し、でも日本が非難されたら反発する。「元慰安婦」の周囲の方々が、もっと賢く行動していたら日本の嫌韓感情は無かったのではないでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政治家を軽んじていると

政治家を軽んじていると

産経新聞:統一地方選 立候補者減、目立つ無投票 埼玉知事「議員報酬で生活、難しい」
http://www.sankei.com/region/news/150422/rgn1504220073-n1.html

自治体がウェブサイトなどで公開している議員報酬(月額)をみると、県議が92万7千円に対し、鳩山町議は21万1千円で、自治体の規模によって大きな差がある。上田知事は「子供を育てて家のローンを払うとなると職業政治家は難しい。地方では自営業も存亡の危機にある」と述べ、地方議員の生活基盤に構造的な問題があると指摘。また、「以前は(議員に対して)最小限度の敬意が地域からあったが、最近ではなかなか認めてもらえない時代感覚がある」とも説明した。

報酬は少なく社会からの敬意もない仕事には希望者が少なくて当然です。そして、希望者が少なくなれば競争も少なくなって質も落ちていくでしょう。そして、政治の貧困は全ての国民にとって不幸な事態をまねきます。

  *        *        *

議員報酬について言われる「身を切る改革」の行きつく果てがここにあります。議員としての報酬や適正な費用がどのていどであるべきかという議論は必要ですが、少なければ良いということではありません。

  *        *        *

政治家を批判するのは必要なことですが、尊敬することも必要です(批判は、敬意を持っての批判でなければなりません)。

  *        *        *

政治家に、社会的な尊敬と適正な報酬を与えることが出来ない社会は、政治の貧困(政治指導者の資質の低下)によって滅んでしまうでしょう。私は、日本がその道を歩んでいるのではないかと不安です。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月23日 (木)

反原発の限界

反原発の限界

紀伊民報: 「原発再稼働と知事発言」
http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=293229

原発再稼働をめぐる仁坂吉伸知事の発言が波紋を呼んでいる。福井地裁が関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを認める仮処分決定をしたことに対する、記者会見での発言である。

▼知事は、関電大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁の判決にも言及して「生存権があるから(原発の)リスクはゼロにというなら、自動車の使用差し止め請求もできる。人間の生命に対するリスクから言えば、こちらの方がはるかに大きい」と発言。「なぜ原発だけが絶対の神様みたいになるんだろう」と述べた。



▼原発事故から4年。現場は高濃度の放射線で汚染され、収束のめどさえつかない。持論を展開されるのは自由だが、その前に事故の現実を直視されてはどうだろう。それを謙虚というのではないか。

この記事を書いた記者は、自動車による事故では実際に命が失われていることを無視している。対して福島原発事故によって漏洩した放射能では1人の死傷者も出ていない。命が失われた(そして現在進行形で命が失われている)事故を無視し、命が失われていない事故について問題にしている。

反原発の方々は命を軽んじているように見えてならない。

   *        *       *

北海道新聞:反原発かすむ議論 北海道・泊村議選、全員再稼働反対せず
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125965.html

統一地方選前半戦の道知事選で大きな争点となった北海道電力泊原発の再稼働問題。お膝元の泊村を含めて後志管内各地では、町村議選が21日告示されたが、再稼働の是非を問う声はほとんどなかった。



ただ、東京電力福島第1原発の事故を受け、原発に不安を抱く人も少なからずいる。年金暮らしの男性(85)は「再稼働に反対だが、代弁してくれる候補がいない」と嘆く。50代の主婦も「選挙は論戦の場なのに、それができないなんて矛盾している」と不満を口にした。

選挙は論戦ではありますが、投票は、これからの数年間の判断を任せる人間を選ぶ手続きでもあります。選挙戦で、どんなに立派な論陣をはったとしても、いざという時の判断を誤ったら何にもなりません。選挙は、信頼できる(その人の判断が誤っていても仕方ないと納得できる)人間を選ぶ手続きでもあるのです。

   *        *        *

反原発の候補が出ないということは勝てないとうこと、不戦敗、闘うことすら出来ない。

反原発を言うような人間は地元では信頼されていないという事です。

   *        *        *

反原発派は、命を大切にせず、地元にも信頼されていない。これは今の反原発派の限界を示していると私は思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

マスコミがシンプルな答えを出すとき

マスコミがシンプルな答えを出すとき

毎日新聞:怒る女性誌:政権批判、読者に押され 改憲…本当に必要?
http://mainichi.jp/select/news/20150423k0000m040048000c.html

政治にモノ申す記事が増えてきたきっかけとして関係者が口をそろえるのが東日本大震災と福島第1原発事故だ。「週刊女性」の渡辺高嗣副編集長は「原発事故を経験して『最悪の場合、どうなるのか知りたい』というニーズが高まった。特に子供や家族を守る立場の女性にはその思いが強い」と話す。集団的自衛権やアベノミクスなどを取り上げる際にも「要するに、どうなるの?」という疑問に答えることを大事にしている。

「『要するに、どうなるの?』という疑問に答えることを大事にしている」

集団的自衛権やアベノミクについて、「要するに、どうなるの?」と聞かれたら「判りません」が正直な答えなんじゃないだろうか。こういった事に対して明確な答えを持っている人間の方が胡散臭いというか、自分は裏の理由があるんじゃないかと勘ぐってしまうのです。 

  *        *        *

まぁ、雑誌を含めてですが「わからない。考えよう」という結論より「◯◯になる!」と言い切ってしまった方が売れるというか受けると思うので、言い切るような雑誌があっても当然と思いますが。

  *        *        *

庶民には、私も含めてですが、情報・知識が足りません(特定の問題について、専門家・官僚・運動家なみの知識がないのは当然です)。考える時間も足りません(生活を支える為の時間が必要ですから)。庶民が、簡単な答えを求めるのは当然でしょう。

そういったニーズがあるので、判り易い(≒納得しやすい)答えを供給するのはビジネスとして成り立つのでしょう。

  *        *        *

マスコミがシンプルな答えを出している時には、用心した方が良いのかもしれません。中国は反日、韓国も反日。原発は危険、集団的自衛権は戦争に直結。こういった単純な答えをマスコミが返している時、それが真実なのか、それとも私達が見たいものをマスコミが売っているだけなのか、そういった疑問を持つべきなのかもしれません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

嫌韓になる

嫌韓になる

朝日新聞:安倍首相の演説、韓国が遺憾表明 「おわび」なしを批判
http://www.asahi.com/articles/ASH4Q72HQH4QUHBI02Y.html

ジャカルタで開かれているアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年首脳会議。安倍晋三首相が22日に行った演説について、韓国は、戦後70年で過去の「おわび」に言及がなかった点を批判した。一方、東南アジア諸国に問題視する空気は薄かった。

正しいかどうかは別にして、昔のある行為を問題にしない(すくなくとも「おわび」を要求しない)国、「おわび」を要求する国、どちらを避けるようになるでしょうか。嫌いになるでしょうか。

特別の思い入れ(韓国に対する・歴史に対する)がなければ、おわびを要求する国を嫌いになるのは普通のことです。

  *        *        *

現在の嫌韓は、短期間で出来上がったものではなく、長い年月の底流があった。つまり、あやまれあやまれと言われ続けてストレスがたまっていた。それが、ここ数年で激しくなった嫌韓の原因のひとつではないでしょうか。

  *        *        *

70年前の日本に誤りがあるとして、それを謝罪することが(謝罪を受けることが)大事な国って、どんな心理状態なのだろうか。というか、謝罪を必要としない方が(「問題視する空気は薄かった」という東南アジア諸国の方が)普通だと感じる。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月22日 (水)

人の意見を聞かないで偉くなれるのでしょうか?

人の意見を聞かないで偉くなれるのでしょうか?

東洋経済:これが「意見を聞かない人」の精神構造だ 自分の都合ばかり押し通す人が急増中
http://toyokeizai.net/articles/-/66420

──安倍晋三首相の真骨頂なのですか。

あの方は他人の意見を聞かない典型だ。象徴的なのは、昨年12月の衆議院選挙開票の特別番組での言動だ。質問にいきなりイヤホンを外した。自分の言いたいことだけを言っているように見受けた。聞きたくないという意思表示にほかならない。沖縄県の知事にもなかなか会わない。会わないのは、その人の意見を聞かないことを態度で示すメッセージだ。自分に対して批判的な意見は聞かないし、聞きたくないのだと思う。

安倍さんが他人の意見を聞かないとして、それで偉くなれる(地位を獲得する)ことが出来るのでしょうか。私の知っている人間は、押しが強かったり癖があったりはしますが、地位を獲得した人間は、他人の意見を聞くことが出来る人達なんですが(もちろん「聞く価値がない」と判断したら、切り上げるのも早いですが)。

   *        *      *

安倍さんのことを「あの方は他人の意見を聞かない典型だ」と言うのには、違和感があります。頑固者ではあると思いますが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

いつまで保つかな?

いつまで保つかな?

時事通信:安倍首相の真榊奉納批判=「論評」出さず配慮か-韓国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015042100659

韓国外務省報道官は21日の定例記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社への真榊(まさかき)奉納について「国際秩序を否定する行為だ」と批判した。外務省はこれまで首相の真榊奉納に対し、批判する「論評」を出してきたが、この日は質問に答えて言及するにとどめた。日本への一定の配慮とみられる。

その配慮、いつまで保つかな。マスコミや野党が騒いで意味ナシになったり、押されて非難したりすることにならないかな。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月21日 (火)

日本共産党は視野が狭い?

日本共産党は視野が狭い?

しいぶん赤旗 主張:歴史教科書 過去の誤りと向き合う教育を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-21/2015042101_05_1.html

日本とアジア諸国との「和解と友好」にとって歴史問題はきわめて大切な課題です。アジア諸国は日本の侵略戦争と植民地支配により、深刻な被害を受けた国々に他ならないからです。

その一つの重要な分野に歴史教育があります。近現代史を学び、過去の誤りを知ることは、日本の子どもたちがアジアの人々と共生していくためにも不可欠です。しかし、かつての戦争について「しっかりと教わった」という人は日本では13%で、ドイツの48%と大きく違います(「朝日」14日付)。戦後70年の今年、社会全体で解決にあたる必要のある課題です。

自分の誤り、あるいは残虐性を知ることは必要なことです。しかし、それでは十分ではありません。他人の誤りや残虐性も知る必要があります。何故なら、世界のみんな優しくて良い人ではないし、他人の誤りから学ぶものもあるからです。

  *        *        *

私は、日本が無謬であるとは思いませんし、残虐な事をしたことがないとは思いません。そのことを知るのは必要なことであるとも思います。でも、教育が幸せな人生を歩ませる為にあるのであれば、他人も誤ること、他人も残虐になり得ることを知るのも必要なことです。

  *        *        *

十分な証拠(正当性のある資料)に基づいて日本の誤りについて教育することに反対ありません。しかし、同時に、他国の誤りや残虐性についても知っておく必要があります。例えば、中国がチベットや南シナ海で何をしているか、韓国がベトナム戦争で何をしたか、ソ連が自国民に対して何をしたか、北朝鮮が日本国民を拉致していること、アメリカがインディアンに対して何をしたか、イギリスやフランスが植民地で何をしたか、こういった事も知ることも必要なことではないでしょうか。

  *        *        *

自分のことだけで良い。これは子供の発想です。それでは幸せな人生は遅れません。日本共産党の主張は(部分的には正しいですが)人間を幸せにするものではないと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

社民党が示す政治の劣化

社民党が示す政治の劣化

朝日新聞 社説:言論の府で―異論への異常な圧力(2015年4月21日(火))
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

福島氏は質問の中で「安倍内閣が、14本から18本以上の戦争法案を出すと言われている。集団的自衛権の行使や後方支援という名のもとに、戦場の隣で武器弾薬を提供することを認めようとしている」と述べた。

安倍首相はその場で「レッテルを貼って議論を矮小(わいしょう)化していくことは断じて甘受できない」と反論した。

その後、自民党の堀井巌・予算委理事が福島氏に会い、「戦争法案」との表現を修正するように要求。福島氏は拒否し、「国会議員の質問権をこういう形で抑え込もうというのは極めておかしい。表現の自由に関わる」と反発している。

国会議員の国会内での発言は、国会の外で責任は問われないと憲法は定めている。すべての国民を代表する議員が自由に議論するためだ。それほど尊重されるべきものだ。

政敵にレッテルを張って攻撃する。民主国家・大衆政治の世界では当然のことかもしれません。しかし、そういった行為は議論のレベルを落とします。やりすぎ、使いすぎに注意しなければなりません。

国会内であれば、何を言っても責任を問われはしません。言論の府として特別扱いされていますから。でも、言論のレベルが落ちるという結果は同じです。

  *        *       *

社民党は人数も少ないし、派手なキャッチコピーが欲しいのは判りますけれど、そういったレッテル張りで起きることを考えてほしいと思います。

  *        *       *

憲法の規定により、国会での発言に対しては民事、刑事での責任を問われることはありません。では、社民党の事を「反日売国政党」と呼んだり、「衰退しつつあつ政党」と呼んでも(それが国会議員が国会内での発言である限り)責任を問われることはありません。

でも、こういったレッテル張りでの応酬は、子供の悪口以上のものにはなりません。慎むべきです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月20日 (月)

不況の足音

不況の足音

FNN:上海モーターショー開催 会場から「コンパニオン」は消える
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00290702.html

ところが、今回はどのブースも車が並んでいるだけで、派手な女性コンパニオンの姿はなかった。

来場者は「(コンパニオンは)いた方がいいですよ。いなかったら、車を見るしかありません」と語った。

中国のインターネット掲示板には「美女がいないモーターショーは、とてもつまらない」、「美女がいなくて、いったい何を見るの?」など、コンパニオン禁止を嘆くコメントが寄せられていた。

一体なぜ、コンパニオンが禁止となったのか。

その理由を、主催者は「低俗で悪趣味、社会に悪影響を与える」としているが、中国情勢にくわしい、拓殖大学海外事情研究所の富坂 聰氏は「習近平政権になってから進められている、派手なことを避けるという風潮が、中国社会に定着してきた。それを反映したものではないかということが考えられる」と語った。

ぜいたくの禁止などを掲げる習近平国家主席の姿勢に配慮し、主催者が自粛したのではないかという。

富坂氏によれば、中国では今、ぜいたくを避ける風潮が、あらゆる分野に浸透しているという。

贅沢禁止だけでは経済(と気分)が萎縮し不況になってしまいます。中国で本格的な不況が起きたら、どうなるでしょうか。一度、贅沢の味を憶えた人々が大人しくしているとは思えませんが。

  *        *      *

大きな格差が中国の問題であり克服すべき課題であることは認めます。しかし、風紀をしばる(贅沢の禁止)ことでは解決にはなりません。贅沢の禁止ではなくて、底辺の向上が求めれているのだと思います(しかし、贅沢の禁止の方が簡単なのですよね)。

  *        *      *

なんだか中国から不況の足音が聞こえてくるような気がします。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民主主義と戦争

民主主義と戦争

サーチナ:日本人が「自由と民主」を得たのは戦後? 中国ネットユーザー「米国のすりよりで得たもの」、「民主だって? 笑わせるな」=中国版ツイッター
http://news.searchina.net/id/1570275?page=1

ツイートは、ある中国人が日本人の教師に「日本人はなぜ第2次世界大戦中に国をあげて獣のようになったのに、戦後はこんなに文明的になったのか」と質問したところ、教師が「戦時中の日本人は天皇を除いてみんな奴隷で、奴隷が別の奴隷をこき使っていた。戦後の日本人は民主制度を打ち立て、徐々に自由になっていった。自由な人が他人の自由を尊重するようになったのだ」と語ったとした。

引用元の発言者には、文明的で民主的なら平和で戦争をしないという思い込みがあるように思います。多くの人が民主主義であれば平和主義で戦争をしないと思っているのかもしれません。

それは正しいでしょうか。

アメリカは民主国家です(完璧ではないかしれませんが)。ところで第二次大戦以降、もっとも多く戦争を闘ったのはどの国でしょうか。それは民主国家であるアメリカです。アメリカの文化や文明が完璧とも最上とも言いませんが、アメリカが文明国であることに多くの人が同意するでしょう。

民主主義国で文明国であるアメリカが、もっとも多くの戦争をしている。その過程で残酷な行為もしている。

民主主義で文明的なら戦争しない、暴力的にならないというのは思い込みに過ぎません。

  *        *        *

人間の本質は発展途上の独裁国でも先進民主主義国でもかわりません。

自分達の利益を優先するのは普通のことです。戦争になって庶民が犠牲になる。有権者の多数を占める庶民が嫌うのは当然でしょう。しかし、戦争の犠牲以上の害を相手国から受けると思えば戦争に賛成するでしょう。

  *        *        *

蛇足ですが、戦前の日本は、それなりの民主国家でした。国民が天皇陛下の奴隷だったなんてことはありません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月19日 (日)

結果は?

結果は?

朝日新聞 社説:中国と世界―新たな大局観育てたい
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

中国との新しい距離感を模索し、どの国も悩んでいる。かねて米国でも、世界貿易機関(WTO)に中国を迎える際、中国を国際経済秩序に取り込めば、やがて政治も変わるだろうとの議論が盛んだった。

それが今や中国が秩序づくりに意欲を見せる時代である。日米にとっても自身の利益のために、中国とアジアの市場が死活的に大切だ。89年の天安門事件当時のように、中国を制裁で国際経済から突き放すような選択肢はありえない。

南シナ海に見るような中国リスクをどう抑え込み、融和志向へ導くか。難問である。

「中国を国際経済秩序に取り込めば、やがて政治も変わるだろう」

結果は、どうなりましたでしょうか?

  *        *       *

中国の政治は変わりませんでした。

私達は、中国と、どう付合うべきでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月18日 (土)

原発事故と交通事故の違い

原発事故と交通事故の違い

ハフィントンポスト:村上春樹さんに読者が聞いてみた 「原発より交通事故の方が問題では?」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/09/murakami-haruki-nuclear-power_n_7030608.html

男性の質問は「年間5000人近く亡くなっている交通事故の方が原発よりも身に迫る危険性が大きいのでは?」という趣旨。

これに対して村上さんはまず、交通事故の関して「なんとか方策を講じなくてはと、もちろん僕も思います」と理解を示したが、「福島の原発(核発電所)の事故によって、故郷の地を立ち退かなくてはならなかった人々の数はおおよそ15万人です。桁が違います」として、原発事故の被害者は、数字としても大きいことを指摘した。

死亡した人間と退避した人間を比べるのもどうかと思いますが、交通事故は1年あたりで、原発事故は、日本で原発が稼働しはじめてから約50年ということで、交通事故の5000人x50年で25万人になります。村上さんは「桁が違います」と言っていますが、同じ桁になるというか逆転してしまいます。

それに原発事故の死者は2次被害で、つまりマスコミや周囲の行動で引き起こされたもので、交通事故の死者は直接的なものです。

  *        *        *

原発事故が政治問題になって、文学者のテーマになって、交通事故がなりにくいとするなら、それは「慣れ」と「集中」と「分散」が原因と思います。

新しいもの、新しい事故は問題になります。分散して単発の事故であれば、個々の被害は小さいので、問題になりにくいのです。それが、原発事故は大きな政治問題・政治運動になって、交通事故はならない理由です。

  *        *        *

ですか、個々の人間にとってはどうでしょうか。例えば、交通事故で子供を失うのと原発事故で失うのと違うのでしょうか(原発事故で漏洩した放射能での死傷者は出ていませんが)。死んだ本人にも子供を失った親にとっても「交通事故の方がマシ」なんてことはないでしょう。死ぬなんて極端な話じゃなくても、子供を心配する親にとっても交通事故による事故は安心で、放射能は不安だなんてことはありません。どちらも心配です。

  *        *        *

被害者(あるいは弱者)にとっては差がありません。失われた悲しみに違いなんてありません。

  *        *        *

原発事故が政治問題になるのは、ぶっちゃけた話、「目立つから」に過ぎません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フランスのイスラム系移民にとっての歴史とは何だろうか

フランスのイスラム系移民にとっての歴史とは何だろうか

NHK:仏 民族差別への取締り強化など抜本対策
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150417/k10010052361000.html

具体的には、ソーシャルネットワークを通じて広がるヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動などの監視を強化して、犯罪と見なして取り締まるために、警察に「サイバー・パトロール」と呼ぶ専門チームを発足させます。また、差別に基づく犯罪を厳罰化するほか、学校で道徳や歴史教育を拡充して子どもたちが差別について学ぶ機会を増やすことなどを柱に掲げています。

「学校で道徳や歴史教育を拡充」ですか。フランスに長くある家系の子弟にとっては、ユダヤ教徒の歩んできた苦難の歴史を学ぶことになるのでしょう。では、最近増えているイスラム系フランス人の子弟にとっては、どうなのでしょうか。

フランス国民である以上、イスラム系だろうが何系だろうが、国家としてのフランスが歩んできた歴史を自分の歴史として受け入れるべきでしょうか。それとも自分の家族・家系が歩んできた歴史を自分の歴史とするのでしょうか。

  *        *        *

フランス国民であることを優先した場合、それは多様性の否定になります。家族・家系の歴史を優先した場合、イスラムとユダヤ(イスラエル)との確執をフランス国内に持ち込むことになります。フランスは、どちらを選ぶのでしょうか。

  *        *        *

おそらく、学校でということ、ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動の防止を目的とすることから考えると、ユダヤ教徒への攻撃を悪いものとする「正しい歴史」を教えることになるのでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月17日 (金)

テレビ局は毎日新聞の非難に対してどう応える

テレビ局は毎日新聞の非難に対してどう応える

毎日新聞 社説:テレビ局聴取 政権党は介入を控えよ
http://mainichi.jp/opinion/news/20150417k0000m070119000c.html

安倍政権が放送法をひいて細かい「配慮」をたびたび求め、結果としてメディア側にそんたくや、萎縮の傾向があることは否定できない。

過去には、2007年に捏造(ねつぞう)が発覚した関西テレビのバラエティー番組「発掘!あるある大事典2」や1993年にやらせが明らかになったNHKスペシャル「奥ヒマラヤ・禁断の王国・ムスタン」が、行政指導の対象となったことがある。テレビへの信頼を大きく失わせたが、これとて各局が自浄能力を示すべき問題だった。

民放は総務相から放送免許を交付され、5年ごとに更新する。NHKの予算は国会が承認する。制度上、放送局は政治の影響を受けやすい。

圧力ではないと説明しても、「要望」のかたちをとったパフォーマンスは威圧効果を持つ。政権党はもっと自制的にふるまうべきだ。

政府を攻撃していると同時にテレビ局を攻撃しています。「メディア側にそんたくや、萎縮の傾向がある」と言っていますから。テレビ局は、これに対してどう応えるでしょうか。素直に「配慮しています」と言うとも思えませんが。

  *        *        *

ところで、「これとて各局が自浄能力を示すべき問題だった」とありますが、テレビ局が「自浄能力を示す」ことが出来ないまま、政府が「行政指導」を止めたらどうなるでしょうか。テレビ局は好き勝手にやることにならないでしょうか。

政府に、政権党に自制的ふるまうことを求めて、メディアの暴走と無責任を招くのも良いことだとは思えないのですが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月16日 (木)

倫理観の高低が社会の繁栄を左右する

倫理観の高低が社会の繁栄を左右する

河北新報:電力出身者を環境省大量採用「原発知識必要」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_71016.html

東京電力福島第1原発事故に伴う対応や原子力規制を担う環境省管轄の機関で、民間企業出身者採用枠として、同省が電力会社や関連企業から相次いで職員を受け入れている。原発関係の専門知識を持つ職員が必要になっていることが背景にある。事故対応に当たる規制官庁に、原子力推進企業の出身者が大量採用されることに疑問の声も上がっている。

「原子力ムラ」に関わった人間を排除することは、そのまま原子力関係の知識の枯渇を意味します。もちろん「原子力ムラ」に関わりがなくても知識のある人間はいるでしょう。しかし、原発で働いたこと、原発を動かす側でなければ得られない経験というものもありますし、絶対量の問題もあります。「原子力ムラ」に関わった人間を排除することは、原子力関係の知識ないまま、さまざまな判断や決定を行うことになります。

それで安心できる決定が出来るのでしょうか。

  *        *        *

もちろん「癒着」という問題があることは判ります。ですから、排除しよう(制限しよう)という意見にも一理あることにも賛成します。しかし、知識の欠如という問題を無視してはならないと大きな声で言いたいです。

  *        *        *

行政にたずさわる人間、そういう立場にある人間に求められる倫理というものがあります。その倫理を信頼できれば出自・出身に関わりなく、その能力と知識に基づいて採用することができます。

倫理観が信頼できる社会であれば、知識経験を優先して人間を選ぶことができる。そうでない社会であれば出自に基づいて人間を選ばなければならない。どちらの社会が繁栄するか言うまでもないことです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

厳しい選択

厳しい選択

47NEWS:ボート移民、転覆で4百人死亡か 地中海、リビアを出発
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041501000955.html

非政府組織(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは14日、北アフリカのリビアからの移民を乗せイタリアを目指していたボートが地中海で転覆、生存者の証言によると推定400人が溺死したとみられると発表した。

時事通信:不法移民、また1000人救助=「まるでタクシー」と右派批判-伊
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015041200018&g=int

タリア沿岸警備隊は11日、地中海を越えて同国を目指していた不法移民ら約1000人を10日に救助したと明らかにした。イタリア沖では先週も1日で約1500人が救助されており、右派勢力から当局の姿勢に批判の声が上がっている。

貧困や圧政から脱出しようとする人々、受ける人々、そして受け入れると失業したり犯罪や軋轢にさらされることになる人々。

難民受け入れの負担がなければ、助けようと言うのは簡単です。でも、負担だから見殺しせよと言うことも難しい。幸いにして、日本は、多量の難民を受け入れるような状況にはありませんが、朝鮮半島有事や中国大陸での混乱があれば、そういう状況になっても不思議はありません。

思考実験は行っておくべきでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月15日 (水)

実行犯は誰?

実行犯は誰?

朝鮮日報:和田氏「慰安婦は植民地時代に行われた最も残酷なこと」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/15/2015041501543_2.html

-安倍首相は慰安婦連行に「強制性」があったかどうかに特にこだわっています。

「慰安婦問題が台頭した初期に、韓国で『(日本の軍警が韓国人女性を)奴隷狩りをするかのように連れ去った』などの主張が広まった。こうした主張は明らかに事実と異なる部分がある。日本の右翼傾向がある一部の学者は(そうした初期の間違いを口実に)『銃刀を使って連行した証拠はない』と主張した。さらに、『慰安婦は売春婦だ』という主張も広まっている。安倍首相もこうした論理の影響を受けているようだ。多くの研究を見ると、元慰安婦のほとんどは旧日本軍の委託を受けた業者にさまざまな手段で連行された。これら業者は女性たちを旧日本軍所有の船舶に乗せ、中国や東南アジアの慰安所に連れて行った。慰安所で強制されて生活していたという点は認めなければならない」

この業者はどこのどいつでしょうか?

「従軍慰安婦」が犯罪行為(犯罪的行為)であるならば、この業者は実行犯に相当します。どんな素性の業者がどんな手口で募集したのでしょうか。そういったことはあまり知られていません。ですが、「従軍慰安婦」の犯罪性を知るためにはとても大事なことではないかと思うのです。

  *         *         *

募集した業者が韓国人で、で、その子孫がいまも生きているから、こういった事柄を封印している、なんてことはないですよね。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

反対なのに高支持率

反対なのに高支持率

沖縄タイムス:社説[後半国会の焦点]安保法制で憲法無力化
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111525

いずれも戦後日本の安全保障政策の大転換となるものだ。後半国会は、従来の安保論議とは異なり、日本の将来を左右する重要な議論の場となる。政府の説明責任は重大だ。

安保法制に対する国民的理解は得られていない。共同通信社が3月末に実施した世論調査では、関連法案の今国会成立を図る安倍晋三首相の方針に、ほぼ半数の49・8%が反対と答えている。

NHK:NHK世論調査 内閣支持率51%
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150413/k10010047161000.html

NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月より5ポイント上がって51%、「支持しない」と答えた人は、3ポイント下がって34%でした。

原発について世論調査をすると個々の項目には反対多数なのに、内閣としては比較的高い支持率になります。これは何故なのでしょうか。そして、安全保障についても同じような現象になるのでしょうか。

  *        *        *

原発の場合、反対運動が反対の為の反対になっている、政府与党を攻撃するための道具になっている。そういった状況があるので、そして、実務にたけた政治家は原発の必要性を理解してしまうので、反原発派の政治家は実務にうとい者ばかりになってしまっているのではないか。だから、世論調査では再稼働に反対なのに、選挙では再稼働に賛成な政治家が当選してしまう。

同じようなことが安保法制でも起こるのでしょうか。

  *        *        *

安保法制、原発再稼働、こういった事で政府にしたがえと言う気持ちはありません。しかし、個々の項目では反対が多いのに選挙で勝てないのは何故か。地縁血縁などのしがらみや業界団体などの利権の結果だと解釈していては、永遠に自民党を超えることは出来ないでしょう。

  *        *        *

野党の奮起、自民党政権に反対の方々の奮起を期待します。ただし、ちゃんと現実的な対応とセットでなければ、いままでと同じような結果になるので、それでは困ります

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2015年4月14日 (火)

同じ人が裁判長で良いのか?

同じ人が裁判長で良いのか?

朝日新聞:高浜原発再稼働を差し止め 福井地裁が仮処分決定
http://www.asahi.com/articles/ASH3X43MLH3XPTIL00M.html

関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町、定期検査中)の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、地元住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。



樋口裁判長は昨年5月、関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転をめぐる訴訟で、東日本大震災後では初めて原発の運転差し止めを命じる判決を言い渡した。だが、関電が控訴して判決は確定せず、規制委の審査が終わって知事の同意などがあれば再稼働できる状態にある。

この裁判長は原子力に詳しくて担当しているのでしょうか。それとも特定の裁判官に担当させることが出来る裏技があるのでしょうか。もし、そういった裏技があるのであれば、その裏技は政府も利用可能でしょう。

これは裁判所の独立性に関わる問題です。だって行政、あるいは告訴した人間に都合の良い裁判官に担当させることが出来るということですから。

それで良いのでしょうか?

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

日本が拒否しているのではなく

日本が拒否しているのではなく

朝鮮日報:【寄稿】韓国外交の「日和見主義」がはらむ危険性
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/13/2015041301259_2.html

中国との友好・親善関係は強化していくべきだが、北朝鮮の脅威が常に存在する状況で、日米は韓国の安保の支えだ。日本との関係が改善しなければ、韓米関係にひびが入る可能性があると見抜く眼力が必要だ。複数のチャンネルを通じ率直に対話することで、韓日間の歴史認識問題を解決するため互いにいっそう努力しなければならない。日本も米国の同盟国である韓国を見捨てるなら、民主国家連帯のつながりに立とうという戦略の半分しか成功しないということになり、安倍首相の外交も「地球の半分しか見ていない」とのそしりを免れない。

自分には、韓国が日本を拒否しているのであって、あるいはアメリカに対する言い訳として(「日本が歴史問題で挑発するから、日本と協力できない」)であって、日本が韓国を拒否しているのではないように見えるのですが。

  *        *        *

「日本も米国の同盟国である韓国を見捨てるなら、民主国家連帯のつながりに立とうという戦略の半分しか成功しないということになり、安倍首相の外交も『地球の半分しか見ていない』とのそしりを免れない」

日本が見捨てると言うより、日本は出来ることをして出来ないことは出来ないと言っているだけだし、韓国を見捨てても、韓国は地球の半分なんて大きさじゃない。韓国を見捨てても地球の半分しか見ていないなんてことにはならない。

  *        *        *

現代社会では、明治の頃のように内政に干渉したり保護国化することは出来ません。特に西側先進国が他国を保護国化するには様々な手順を踏まなければなりません。韓国の同意なしに韓国の内政に干渉は出来ないし、集団的自衛権の発動もそう。

日本が韓国の意志を無視して、表向きの言葉を無視して、韓国を助ける事はないでしょう。それを「見捨てる」と言うなら見捨てることなんでしょうが、それは韓国自身の問題と言わざるを得ません。

  *        *        *

ところで、中国は西側先進国じゃありませんし、韓国に対して内政干渉することへも抵抗感も少ないでしょうから、中国が韓国を(韓国の意志を無視して)助けるのではないかと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

安全なのですが、風評被害をどうしましょう?

安全なのですが、風評被害をどうしましょう?

NHK:指定廃棄物の最終処分場 原状回復の考え方案示す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150414/k10010047361000.html

放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場を巡り、環境省は、処分場に運び込まれる放射性物質の濃度が下がった場合を想定して、廃棄物を再生利用したり、別の施設で処理したりして処分場を元どおりにするなど、将来の考え方の素案をまとめました。

化学的な毒ではなく、量も微量、放射線量さえ基準以下になれば全く問題はありません。他の種類の最終処分場、例えば有毒物質を含んだものの場合、物質を隔離しているだけで無くなったりしませんから、永遠に危険です。それに対して放射性物質は自然崩壊して勝手になくなりますから時間がたてば安全になります(いまの基準では、基準を少々越えていたからといって危険ではありませんけれど)。

 

  *        *       *

最終処分場の「放射性物質の濃度が下がった場合」、その場所は全くの安全な場所になります。

問題は「気持ち」です。風評被害はいまだに無くなりません。同じような状態になるのではないでしょうか。

  *        *       *

原発事故で最大の被害をもたらしたのは風評であり、過剰な避難・過剰な対策です。そのことへの対応が何もなされていないように見えて仕方ありません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月13日 (月)

民主党は消滅する?

民主党は消滅する?

読売新聞:民主党内に執行部批判も「回復の兆しすらない」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150413-OYT1T50068.html

民主党は、統一地方選前半戦の議員選で、議席を前回から大幅に減らし、党勢回復の道のりが見えない現状が露呈した。

同党は統一選を来年夏の参院選に向けた「党再生の土台固め」と位置づけていたが、戦略の練り直しを迫られそうだ。

民主党は自民党に替わり得るものとして存在価値があります。逆に言えば自民党に替わり得ない民主党には存在意義はありません。

そして自民党に反対するだけの政党では自民党には替わり得ません。

政権担当をするには実務者能力が必要です。民主党に実務者能力が欠けていることは前回の政権を担当した時に明らかになりました。実務者能力を獲得するためには、民主党は自民党に協力してでも経験を積むべきなのですが、独自色を出そうとしたり自民党のミスをつついてマスコミ受けを狙ったりしていては、そういった経験を積むことはできません。

民主党の行動を見ている限り、国政での実務経験を積むための行動をしていません。

  *        *        *

民主党は旧社会党のように徐々に衰退して消滅に向かっていくのではと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

歴史認識の正しさを求めること

歴史認識の正しさを求めること

47NEWS:法王、アルメニア殺害は「虐殺」 トルコは抗議
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041201001767.html

ローマ法王フランシスコは12日、オスマン・トルコ帝国末期の1915年に多数のアルメニア人が殺害された事件について「20世紀最初のジェノサイド(民族大量虐殺)」と非難した。AP通信によると、トルコ政府は強く反発し、トルコのバチカン大使を呼んで抗議した。

法王は昨年11月、国民の大多数がイスラム教徒のトルコを訪問し、異宗教間の融和を訴え、過激派組織「イスラム国」によるテロや暴力の根絶に向けてイスラム圏との関係強化を図ったばかり。今回の発言をめぐり、ローマ法王庁(バチカン)とトルコとの関係が悪化する可能性がある。

「オスマン・トルコ帝国末期の1915年に多数のアルメニア人が殺害された事件」って、日本にとっての南京事件のようなものなんですよね。何か事件があったことはあったんだけど、「虐殺」なのかどうか判断が別れている、トルコとアルメニアで認識が異なる。

  *        *       *

アルメニアはキリスト教、そこへバチカンがアルメニア側にたって口を出すと、下手をすれば、キリスト教社会vsトルコの対立になりかねません。

ローマ法王のこの発言はイスラム過激派を利するものです。

  *        *       *

アルメニアもトルコもバチカンも歴史認識にかかわりすぎて、で、ISILなどのイスラム過激派への対応がみだれないようにお願いします。歴史認識にかかわりすぎて、現実の問題に影響して、そして新たな歴史的悲劇を起こしたり(防げなかったり)しないようにお願いします。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月12日 (日)

原発は目立つから

原発は目立つから

中日新聞 社説:言葉よ自治の種になれ 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015041202000095.html

東山さんと一緒にアンケートを実施したおおい町の僧侶宮崎宗真さんの言葉が忘れられません。

「気がついていただきたい。福島の皆さんの犠牲の上に、私たちの今の暮らしが成り立っているんです。私は心苦しくて…」

福島の人に思いを寄せながら、福井の自治を、そして未来を考える-。宮崎さんは、涙で言葉を詰まらせました。

さて私たちは、どうでしょう。

原発のある場所の方々の犠牲の上に(リスク負担の上に)成り立っている。それは事実でしょう。では、ほかにリスクを負担しているものはないでしょうか。

私達は、原発以外でも電気を作ります。例えば、石炭です。そして石炭を掘る炭鉱では事故が起きます。鉱夫の命と(命のリスク負担と)引きかえに、電気を使っています。その方々に対して私達はどう思うべきでしょうか。

日本には稼働している炭鉱はありません。もう少し身近なところで考えましょう。私達は日々、スーパーやコンビニで買い物をします。その商品はトラックでお店に届けられます。残念なことですが交通事故が起きてしまう。そして、死傷者が出てしまいます。私達がコンビニやスーパーを全く使わなければ、そういった方々は犠牲にならずにすんだ。私達は交通事故の犠牲者に対してどう思うべきでしょうか。

同様にリスクは様々な職業や立場にあります。その方々に対してどう思うべきでしょうか。

  *        *        *

原発事故とそれ以外のリスク負担している方々、実際に被害を受けた方々、私達は、原発を特別扱いしていないでしょうか。特別扱いしているとしたら、その理由はなんでしょうか。

  *        *        *

私には原発を特別扱いする理由が判りません。ただ目立つから、政治的に利用しやすい、政治力を持ちやすい、攻撃対象が判り易いからであるように思えます。そして、そういう理由であるように思っている私には反原発運動に説得力を感じないのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月11日 (土)

国民の税金を好き勝手に使って良いと?

国民の税金を好き勝手に使って良いと?

朝日新聞 社説:国旗国歌―大学への不当な介入だ (2015/04/11)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

まず安倍首相である。国立大が「税金によって賄われていることに鑑みれば、教育基本法の方針にのっとって」実施されるべきだとの考えを示した。

「基本法の方針」とは「我が国と郷土を愛する態度を養う」という目標を指したつもりだろう。だが、基本法は大学について「自主性、自律性が尊重されなければならない」と定めている。これを忘れてはいないか。

カネを出しているのだから、政府の言うことに従えといわんばかりの論法は乱暴すぎる。国が補助金を出している私立大にも同じことを求めるのか。

乱暴な論法であるかもしれないし、結論が正しいかどうかは別として、「カネを出しているのだから」、そのお金は税金なんですよね。そして、国立大学の職員は国家公務員(に準じる立場)です。つまり、ちょっと極端かもしれませんが、朝日新聞の言葉を言い換えると「国民の税金を、公務員は好き勝手に使ってよい(国民の意志を無視してよい)」となります。

   *        *        *

大学の自治や自由は学問を進歩させ、結果として、国家・社会の利益になることが多いのだけれど、国民の意志を無視して税金を使って良いということはありません。大学といえども国民の意志を無視はできないのです。

朝日新聞は日本が民主国家であり安倍首相は国民の代表(の最高位の一人)であることを忘れていないでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月10日 (金)

イノセントな琉球新報

イノセントな琉球新報

琉球新報:<社説>辺野古基金 民主主義を守る試み 平和の世論を喚起したい
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241632-storytopic-11.html
<社説>辺野古基金 民主主義を守る試み 平和の世論を喚起したい

国際的に訴える際、強調したいのは、沖縄に対する日本政府の姿勢が非人道的という点だ。選挙という民主的仕組みを通じてなされた沖縄の意思表示をないがしろにしていること、すなわち沖縄に民主主義を適用しない実態を率直に伝えれば、どちらに正義があるかは一目瞭然であろう。

沖縄の戦後史も伝えたい。沖縄の自治を「神話」と一笑に付し、代表を選ぶ選挙すら退けたキャラウェイ高等弁務官のような米国の差別的な植民地統治も、本国ではほとんど知られていないはずだ。

この機会にその点も訴えれば、沖縄の基地反対が、歴史に由来する、分厚い民意に基づく不退転の要求であることが分かるだろう。

この社説の著者は、人が良いと言うか、人間を信用していると思います。正しいことを訴えれば聞いてくれる、判ってくれると思っているのですから。

例えば、「沖縄の戦後史も伝えたい。沖縄の自治を『神話』と一笑に付し、代表を選ぶ選挙すら退けたキャラウェイ高等弁務官のような米国の差別的な植民地統治」と訴えて、アメリカ本土の人々はどう思うでしょうか。チベットの人々はどう思うでしょうか、シリアなどの中東の人々、ウクライナの人々はどう思うでしょうか。

アメリカの統治下にあった沖縄よりも厳しい環境にある人々は、現在でも数多くいます。では、その人々に対しアメリカや国際社会の人々は、そういった人々に対してどうしているでしょうか。

彼等はあまり関心を持っているようには見えませんし、何か出来ているかというと、悲しい限りです。

人間は、優しいものではあったても、関心を持てる範囲が世界を覆うほどには広くないのです。

  *        *        *

政治は理想を求めるものではありますが、結果で評価されるものでもあります。米軍機による事故を減らす為には辺野古に基地を移転するのは良い判断だと思うのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

絶対を要求するひとは

絶対を要求するひとは

上越タウンジャーナル:観桜会のブルーインパルス編隊飛行や自衛隊パレード中止を要請
http://www.joetsutj.com/archives/52124210.html

関係団体が指摘した編隊飛行の安全性については「(事故は)あってはならないし、ないように訓練を積み、万全の対策を講じている。隊長が現場で指揮を取り、管制気象隊が来て危険な天候なら中止(の判断)もあり得る」と理解を求めた。

それに対し、要請団体からは「1982年には墜落事故があり、(2014年1月に)訓練中の接触事故もあった。原発と一緒で“絶対”はない。公園の上空というのが心配。誘致をした上越市は責任を取れるのか」と反発した。

野口副市長は「高田の桜は、明治41年に第十三師団の誘致が実ったことから、翌年に2200本の桜が植えられた経緯がある。65年間の駐屯地の存在が、市民の方々から理解、認知をいただいている」と、歴史的見解を述べた。

ふ~ん、じゃあ、あなたは道を歩いていて誰にも「絶対ぶつからない」と言える?そのぶつかった相手がお年寄り、ころんで怪我してしまったっり(場合によっては)死んでしまったりしないと言える?

その場合、あなたは責任をどうとるの?

  *        *      *

ぶつかって、ころんで、死ぬと言っても現実感がないかもしれないけれど、身近に老人がいれば、それが十分にあることだと判るだろう。

  *        *      *

世の中に「絶対」はない。あるいは人の為すことに絶対はない。

他人に(特に実務を担う者に)対して「絶対」を持ち出す者は、世間知らずか無責任か、クレーマーか、政治的意図があってやっているのだ。

  *        *      *

引用元の記事をみると、中止を要請しているのは、共産党系の団体のようです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 9日 (木)

沖縄分割論?

沖縄分割論?

琉球新報:安保法制に疑問 NDシンポジウム 佐藤、柳沢氏登壇
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241415-storytopic-3.html

佐藤氏は「外務省で第1次大戦時のドイツ人のようなことをいう人がいる。『必要は法律を知らない』。自衛隊が出て行く議論でどういう方向に行くかが怖い」と述べた。

安全保障法制で政府が前提とする尖閣諸島の問題については「尖閣は琉球のものだ。中国も尖閣は台湾省のものと認めている。台湾と沖縄の地方政府レベルで実務協定をやれば共同利用ができるかもしれない。沖縄が外交権を回復すれば問題は解決する」と提案した。

「外交権」ということは独立に等しいのではないかと思いますが、佐藤優さんて、こんな極端な方でしたっけ?

  *        *        *

外交には力の裏付けが必要です。言葉がいくら巧みで誠実で道徳的に正しくても、相手が武力を繰り出してきたときに、手も足も出ないのでは、相手はいくらでも約束を破り放題ですから。

沖縄の大きさでは、軍事力も経済力も、不十分です。沖縄に外交権を与えて、で、上手くいくとは思えません。日本政府がバックについて、と言うことであれば、約束に裏書するのは日本政府なので、交渉窓口がひとつ増えただけで現在と変わらないか、より混乱するだけでしょう。

  *        *        *

佐藤優さんて、なんだが、どんどんトンデモな方向に行っているような気がします。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国式民意反映方法

中国式民意反映方法

読売新聞:中国で焼却場建設反対の住民1万人が警察署襲撃
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150408-OYT1T50091.html?from=ytop_main3

6日には、集まった住民5000人近くに対し、警官隊が催涙弾や警棒で抑え込み、住民側に多数の負傷者や拘束者が出たという。翌7日には反発した住民1万人近くが、地元政府庁舎を取り囲み、警察署に乱入、警察車両をたたき壊すなどした。同市政府は7日、建設計画の停止を発表した。

中国では近年、ゴミ焼却場の建設に反対する抗議活動が多く、計画が相次ぎ中止に追い込まれている。

民主政治の国であれば、選挙で民意を示すことができ政治に反映されます。非民主国家では選挙で民意を表すことが出来ないので、実力行使が選択肢になります。

   *        *        *

「地元政府庁舎を取り囲み、警察署に乱入、警察車両をたたき壊す」ことで「同市政府は7日、建設計画の停止を発表した」のであれば、それは民意を暴力を使って表現し権力に反映させたと言えるのではないでしょうか。

   *        *        *

しかし、住民に侵入されて車両を叩き壊される警察って、大丈夫なのでしょうか。それとも民意が政府の側にないと知っていて無抵抗だったのでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 8日 (水)

「奪う」「与える」

「奪う」「与える」

北海道新聞:歴史、正しく伝わるか 中学教科書検定、アイヌ民族に「土地あたえた」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0120513.html

文部科学省が6日公表した中学校の教科書検定では、政府見解による新しい基準に基づき、従来は認めていた表現についても修正を求めた。



<狩猟採集中心のアイヌの人々の土地を取り上げて、農業を営むようにすすめました>

日本文教出版(東京、大阪)の歴史教科書は従来、1899年(明治32年)施行の同法についてこう表記していたが、次のように修正された。 

<狩猟や漁労中心のアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとしました>

表現上、逆の意味となったことについて、文科省は「アイヌ民族を保護するという法律の趣旨に照らすと生徒が誤解する恐れがある」と説明する。 

「教科書誤報事件」のこともありますし、政府がどこまで修正を求めたか(圧力をかけて修正させたか)は疑問に思わないでもないですが、前回と今回の教科書で記述が異なっていることは事実のようです。

内容が変わったことの原因(理由)は判りませんが(単純に政府にあると言ってよいのか?)、記述の変化で思っことを書きます。

  *        *        *

「土地を取り上げて」と「土地をあたえて」、正反対の記述ですが、両方とも正しいのではないかと思います。

  *        *        *

アイヌの人々と明治新政府の人々の接触。片側は文字を持たない人々、もう片方は産業革命の最中にある人々。力の差は歴然です。ここで言う力とは経済力や軍事力のことです。

近代的な「力」を持った政府をもつものともたないものの接触。何が起きるかは想像に難くないです。

  *        *        *

アイヌの方々は土地を登記もしていなかったでしょう。所有を証明するものは何もない。そういった場合、「みんなの土地」になってしまいます。そして「みんな」を代表するものが国家や政府なので、そういった土地は国有地になってしまいます。そして、みんなの土地(国有地)なので、個々人が勝手に使うわけにも使わせるわけにもいかない。

アイヌの側からみると昨日まで平気で入っていって採集できた場所が立入禁止になったり許可がいるようになったことになる。これは「奪われた」と言うことが出来ます。

そして、日本政府の側から言うと、そういう経緯であっても国有地をアイヌの人々に開放し入植させて農業を営ませたなら「与えた」ことになる。また、アイヌの人々が住んでいなかった土地で農業に適した場所にアイヌの人々を入植させたこともあるかもしれない。この場合は、もっと純粋に「与えた」と言うことが出来る。

  *        *        *

日本政府は(明治新政府は)、奪うことも与えることもやったことでしょう。アイヌは奪われることも与えられることもあったでしょう。

  *        *        *

一方的な記述が良くないと言うのであれば、多様な価値観や見方を示して考えさせることを求めるならば、「狩猟採集中心のアイヌの人々の土地を取り上げて、農業を営むようにすすめました」も「狩猟や漁労中心のアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとしました」も同じように悪いのだと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

死者も健康被害も出ていないので

死者も健康被害も出ていないので

ロイター:原発再稼働に反対70.8%、事故の懸念73.8%=学者・民間機関調査
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MY0JX20150407?sp=true

短期的な再稼働問題では否定的な回答が目立つ一方、原発の将来像に関する質問では、再稼働容認派が否定派を大きく上回る結果が出ている。

「再稼働を認めず、直ちにやめるべき」「再稼働を認めて、段階的に縮小すべき」「再稼働を認めて、現状を維持すべき」「再稼働を認めて、段階的に増やすべき」「再稼働を認めて、全面的に原子力発電に依存すべき」「その他」の選択肢を設けたところ、「再稼働を認め段階的に縮小すべき」が最も多く52.6%、次いで「再稼働は認めずに直ちにやめるべき」が29.7%、「再稼働を認め現状維持すべき」は11.8%、「再稼働を認め段階的に増やすべき」が2.9%だった。

福島原発事故では、漏洩した放射能では死者も健康被害も出ていないので、原発再稼働に賛成します。

再稼働に反対している方々は、死者も健康被害も出ていないということを、どのくらい意識しているのでしょうか。

  *        *        *

原発事故に関連しての死者は、風評被害や非難によるストレスによるものです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月 7日 (火)

演舞のようなものになれば良いのですけれど

演舞のようなものになれば良いのですけれど

朝鮮日報:「歴史に逆行」 日本の外交青書を批判=韓国外交部
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/07/2015040702314.html

韓国外交部は7日、日本政府が2015年版の外交青書で独島の領有権を主張したことについて、報道官声明を発表するとともに在韓日本大使館の金杉憲治総括公使を呼んで強く抗議した。

韓国にも譲れないタテマエがあるでしょうから「強く抗議」などしても良いし、日本も日本のタテマエでもって拒否すればよろしい。

武道の演舞のように。

問題は、こういったタテマエを現実の問題に持ち込むというか、これを理由にして対話を拒否したりして実務に停滞を生じさせることです。

タテマエはタテマエというか、少なくとも竹島について現実の行動を日本がとる可能性はありません。なのにタテマエというか現実にならないことを騒ぎ立てて、現実の問題を作ってしまうのは困ります。

  *       *      *

韓国はこういった事を理由にして日本との実務を停滞させます。理想主義というかタテマエを大事にするもの良いし、理想やタテマエを無視しては無原則になってしまいますが、韓国は限度を越えてます。

  *       *      *

限度を越えたタテマエや理想の追求は害悪です。会社で無闇にタテマエを言う人間ばかりになったらどうなるでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

よけいなお世話

よけいなお世話

朝鮮日報:韓国与野党 日本の教科書検定結果を非難
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/06/2015040602774.html

韓国の与野党は6日、韓国固有の領土、独島に対する不当な領有権主張を強化した日本の中学校教科書検定の結果に対し憂慮を示し、日本政府の自省を促した。

与党セヌリ党の金栄宇(キム・ヨンウ)首席報道官は書面で、「日本の歴史歪曲(わいきょく)が日本の未来の世代にまで広まることは非常に遺憾だ」とした上で、「歴史を忘れた国家に未来はなく、歴史を歪曲する国家に友はいないことを肝に銘じるべきだ」と指摘した。

他国がどんな教育をしているか関心を持つのは必要なことだと思いますけれど、非難して修正して正しくしようなんてことは、余計なお世話なんじゃないでしょうか。

うっとしい。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (1)

そうだっけ?

そうだっけ?

朝日新聞 社説:検定発表―教科書はだれのものか
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

どんな教科書をつくるかは、出版社が判断することだ。国の検定は控えめにすべきである。

政府見解は絶対的なものではない。時の政権で揺れ動く。

検定でそれを書くよう強いれば、合格がかかるだけに教科書会社や執筆者は萎縮し、政府の主張ばかり記すようになる。

教育内容が国に左右される危うさを、この社会は先の大戦で痛感したのではなかったか。

勝ってこない大戦に突入したのは、集団愚というか空気を読む特性が悪い方へ出たということで、あるいはセクショナリズムの最悪の結果であって、国が教育内容に介入したからじゃない思うけど?

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 6日 (月)

必要なのは「知恵」

必要なのは「知恵」

NHK:被爆者の「空白の10年」振り返る講演会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010039281000.html

広島への原爆投下後、昭和31年に日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会が設立されるまで、行政からの医療や生活支援がないまま、被爆者が原爆症や差別に苦しんだ10年間を振り返りながら、核廃絶を訴える講演会が広島市で開かれました。



そのうえで「被爆者を二度と出さないよう、核兵器廃絶と戦争反対の声に共鳴してくれる若い力を信じています」と訴えました。

キャッチコピーや定型文に文句を言ってもしかたないですが。

   *       *        *

単に情報を継承するだけなら「若い力」で十分でしょうけれど、核兵器廃絶には、それでは不十分です。必要なのは、互いに武器を持っていて相手を怖がっている人間同士に武器をおいても大丈夫だと思える状況をもたら「知恵」なのではないでしょうか。

   *       *        *

戦争に賛成する人間なんて極少数でしょうし、核兵器そのものを偏愛する人間も極少数でしょう。人間の大部分は平和を望み(税金に関係する)軍事費も少ないほうがよいでしょう。これは日本人に限らないと思います。多くの人が平和を望んでも、戦争を憎んでも、戦争はなくならない。

   *       *        *

必要なのは、足りないのは、戦争を憎むことではなく、平和をもたら智恵なのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

直接支配ならOK

直接支配ならOK

しんぶん赤旗:主張 企業・団体献金禁止 抜け道ふさぐには全面禁止を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-05/2015040501_05_1.html

日本共産党が衆院に、企業・団体献金全面禁止法案を提出しました。通常国会冒頭の政党助成法廃止法案に続くもので、昨年の総選挙で躍進し、衆院でも獲得した議案提出権を活用したものです。

「政治とカネ」をめぐる疑惑が、安倍晋三政権のもとであとを絶ちません。しかも、小渕優子前経済産業相の疑惑も西川公也前農林水産相の疑惑も、閣僚を辞任しただけで解明がつくされていないのは重大です。企業・団体献金は腐敗政治の温床です。疑惑の徹底糾明とともに、企業・団体献金を全面禁止し、腐敗政治防止の抜本策を取ることが不可欠です。

日本共産党は機関紙「しんぶん赤旗」を発行することで収入を得ています。その収入があるので政党助成金も企業団体献金もなしに活動できています。

これを逆に考えてみましょう。

収入の面から考えると、しんぶん赤旗が主役で政治部門が従です。しんぶん赤旗が政治活動を行っているとも言えます。

では、他の企業が、例えばトヨタが政治部門をもったらどうなるでしょうか。きっと、しんぶん赤旗など比較にならない資金量でもって政治活動を行うでしょう。

  *        *        *

トヨタ党はジョークにすぎませんが、直接的経済活動を行っている日本共産党が企業団体献金の禁止を求めても、それは、間接的なルートである献金はNGで、直接的なルート(政治活動と経済活動の一体化)はOKと言っているだけで、それはお金にキレイであることを意味しません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月 5日 (日)

避難したことは正しかったのか

避難したことは正しかったのか

47NEWS:震災関連死の増加「一番の問題」 シンポで福島・浪江町長
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040401001789.html

東電福島第1原発事故で今も全域が避難区域になっている福島県浪江町の現状を話し合うシンポジウムが4日、早稲田大(東京)で開かれ、馬場有町長が、避難後に体調悪化で亡くなったり自殺したりする「震災関連死」が増え続け、約350人に上っていると報告、「一番気になる問題だ」と訴えた。

人は死ぬものですから、避難した先で死者が出ることは避けられませんし増え続けることも仕方ありません。しかし、4年で350人ですか。

町全体が避難区域になって、全員避難した。その結果、漏洩した放射能では死者ゼロで、震災関連死で350人。

漏洩した放射能での死者ゼロは良いことなのですが、震災関連死350人は多いです。避難しなかったら漏洩した放射能で死者は何人でたのでしょうか。それは350人よりも多いのでしょうか。

  *        *       *

避難しなかったらどうなっていたか。その予測なしに避難することの是非は判断できません。

放射能が恐ろしいものであるならば、単なる印象ではなく、数字で見せてほしいと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2015年4月 4日 (土)

日本の所為にしないでね

日本の所為にしないでね

朝鮮日報:【コラム】第2の「アチソン・ライン」と朴槿恵外交
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/03/2015040303114.html

第2の「アチソン・ライン」が引かれているのだろうか。1950年1月、米国のディーン・アチソン国務長官は、米国プレスクラブにおける演説で、アジアの防衛線について、アリューシャン列島・日本・沖縄を結び、韓国と台湾を除く、いわゆる「島しょ防衛線」に言及した。それが「アチソン・ライン」だった。6カ月後、北朝鮮の金日成(キム・イルソン)は、米国の防衛線の外にある韓国に侵攻し、6・25戦争(朝鮮戦争)を起こした。

それから65年が過ぎた現在、米日を一方に、韓中をもう一方にまとめ、東海(日本海)を境界線にして東アジアを二分する「アチソンの亡霊」が、またしてもよみがえりつつある。それを操る主人公は日本の安倍政権で、米国の共和党主流派が相づちを打っている。その反対側で、中国の「大陸崛起」が笑っており、韓国の機会主義がとまどっている。

「それを操る主人公は日本の安倍政権」

日本も状況に対応しているだけで、操っているなんてことはないんじゃないかな。日本のことを過大評価しているのかな。それとも自分が中国に寄っていって米韓の距離が開いてしまったってことから目を背けたいのかな。でも、どっちにせよ米韓の距離が開いてしまって、そこに「第2のアチソン・ライン」ができるかもしれない状況になりつつある。

   *        *        *

アメリカにしたって、日本に操られるほど単純じゃないし。そんな能力が日本にあるのなら、すごい安心なんですけど。

   *        *        *

日本を大きく評価してもらえるのはうれしくなくもないのですが、出来ないことを出来ると思われて、責任を問われるのは勘弁して欲しいと思います。韓国にとっても、日本を非難することにかまけっていては時間を無駄にするだけで良いことはないでしょうし。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月 3日 (金)

政治家は偉くないと困るんですけど

政治家は偉くないと困るんですけど

統一地方選挙が始まりました。今日、帰り道に、ふと選挙ポスターを見るとスローガンというかキャッチコピーが目に入りました。

「政治家なんて偉くない」

え~......偉くないと困るんですけど。

    *        *        *

その地位や権限にふさわしくない政治家がいることは否定しないし、みっともない政治家がいることも事実です。しかし、政治家は偉くないと困るんです。だって、私達の生殺与奪の権限を握っている人達なんですよ。

    *        *        *

政治家に「威張るべきだ」「威張って当然だ」と言うつもりはありません。威張る事と偉いことは別ですから。

    *        *        *

国家は暴力装置です。その地域で圧倒的な暴力を振るうことが出来るようになったものが国家となるのです。

国家の三要件、領土・人民・主権。主権というのは、その地域で自分の意志を貫く能力がなければ与えられません。自分の決めたルール(法律)に逆らう者がいたら罰する能力がなければなりません。場合によったら生命・財産を奪うことだって出来なければなりません。

財産を奪う....さまざまな税金をかけて財産を奪うことが出来なければなりません。

生命を奪う....場合によっては死刑にする能力が必要ですし、外敵を撃退できなければなりません。

そういった事が出来なければ国家とは呼べません。

    *        *        *

国家の指導者、つまり、国民の財産を奪ったり生命を奪ったりする決定、あるいはその基準となる法律、こういったものを決めるのが政治家です。

だから、政治家は偉くないと困るんです。

「政治家なんて偉くない」

キャッチコピーとしては、理解できます。親しみやすさをアピールできますし、反対勢力に厳しい態度をとっている政治家への批判に使えるかもしれません。けれども、政治家は偉くないと困るんです。

    *        *        *

威張ることと偉いこととは違います。

政治家には偉くなって欲しいと願います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

反権力がダメになる例

反権力がダメになる例

朝日新聞:古賀茂明氏「圧力、言われた側がどう感じるかだ」
http://www.asahi.com/articles/ASH4264JVH42UCVL00Q.html

テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の生放送中に突然、自身の番組からの「降板」について語った元経済産業省官僚の古賀茂明氏が2日、インターネットメディアの「IWJ」で約1時間半にわたり、ジャーナリストの岩上安身氏の取材に応じた。

「官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けてきた」という古賀氏のテレビでの発言に対し、菅義偉官房長官が記者会見で「事実無根」「放送法という法律があるので、まずテレビ局がどう対応されるかを見守りたい」と話したことについて、岩上氏が「放送法を持ち出すことが圧力ではないか」と問うと「そうです」と同意した。

過去に圧力があったのかどうかを巡るやりとりで古賀氏は「圧力とは、言われたほうがどう感じるかだ」などと話した。

ほんとうに圧力があったのかどうか私には知りようがないし、微妙な言葉や行動で行われたら現場にいた人間でも判らない場合もあるでしょう。そういった事とは別に、古賀さんのこの発言をみて、反権力がダメになる(ダメだと判断される)一例なのではないかと感じた。

  *        *        *

「圧力とは、言われたほうがどう感じるかだ」

間違っていないかも知れない。実際、圧力をかけたとしても圧力をかけられた側が何にも感じなければ圧力にはならないのだから。

でも、この言葉で他者を非難することは出来ない。何故なら、これで批判が成立したとするなら、感じた側が警察となり検察となり裁判官となることを許すことになるのだから。

  *        *        *

単なる不満の表明なら、あるいは芸術や表現の世界なら「言われたほうがどう感じるかだ」と言っても良いだろう。しかし、権力と戦う人間が、こういった事を言っていては説得力(≒実行力)を失ってしまう。なぜなら「自分が法律だ」「証拠はない」と言っているのだから。

  *        *        *

この言葉を許したまま権力をにぎったら、独裁者になってしまう。しかし、それよりありそうなのは、証拠もなしに非難する人への冷やかな視線であり影響力の喪失だろう。

このままだと古賀茂明さんは陰謀論の世界の住人になって行くだろう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 2日 (木)

大学は「華」であり「種」なのですが

大学は「華」であり「苗床」なのですが

ロイター:ケニアの大学をイスラム過激派が襲撃、14人死亡 キリスト教徒人質に
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0MT0DY20150402

ケニア北東部のガリッサで2日、イスラム過激派の武装集団がガリッサ大学のキャンパスを襲撃し、警察当局によると、少なくとも14人が死亡した。多数の負傷者も出ている。武装集団はキリスト教の学生を人質に取り、治安当局と数時間にわたって銃撃戦となった。

大学は、その国の到達した科学や文化レベルを示す「華」であり、その国の将来を担うエリートや技術を育てる「苗床」でもあります。そういった場所である大学を攻撃していてはイスラム世界には(すくなくともイスラム原理主義の世界には)明るい未来はないでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

反原発は宗教?

反原発は宗教?

ロイター:焦点:袋小路の原発汚染水処理、トリチウム放出に地中保管の案も
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MS3QN20150401?sp=true

トリチウム処理をめぐって議論が行き詰まっている理由は、「今回の問題は科学だけの話ではない」(経産省有識者会合の田内教授)からだ。

水産総合研究センターの森田氏も、トリチウムについて「生物に影響があるのかどうかというと、ほぼ影響はない」としながらも、「影響がないことと、海に放出してよいということはリンクしていない」と話す。

「いつか分解されるからといって、りんごの芯やバナナの皮を人の家の前に捨ててもよいという理屈が通じるか。通じないだろう」。森田氏はこう語り、事態の打開には、「安全性」の議論を超えた政府側の誠意ある対応が必要と強調している。

「りんごの芯やバナナの皮」は分解されてしまうまで、腐臭がするので、迷惑なんですが。私が例えるなら「墓石を砕いたものを公園にばらまく」と言います。

墓石は、病原菌でも有害物質でもありませんけれど、公園の砂場などに墓石を砕いたものを使うなんて言われたら害はなくても気分の良いものではありません。ま、使うなら、そ~っと、こそっと使うべきで、トリウムもこそっと放出したら良いんじゃないでしょうか。

ほんとうは、世論が害を理性的に判断できれば良いんですが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 1日 (水)

正確には「敗北した(敗北しつつある)軍は国民を守らない(守れない)」です

正確には「敗北した(敗北しつつある)軍は国民を守らない(守れない)」です

琉球新報 社説:本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241233-storytopic-11.html

70年前のきょう1日、米軍は沖縄本島に上陸した。米軍の戦史に「ありったけの地獄を集めた」と刻まれる、とてつもない悲劇がここに始まった。

沖縄戦の最大の教訓は「軍隊は住民を守らない」である。これは抽象的なスローガンではない。無数の実体験、戦場の実際によって立証された事実である。

こう言い換えてもいい。「軍隊がいると住民は犠牲になる。とりわけ、心の底では住民を同胞と思っていない軍隊が一緒にいると、住民はむしろ死を望まれる」。この教訓を忘れまい。

沖縄戦の日本側の司令官である大田実中将から「県民ニ対シ後生特別ノゴ高配ヲ賜ランコトヲ」と電文が打たれたように、守りたい気持ちがあったことは間違いないでしょう。

でも、気持ちはあっても実力が無ければ守れないのです。

「軍隊は住民を守らない」という言葉は不正確です。正確には「敗北した(敗北しつつある)軍は国民を守らない(守れない)」と言うべきです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マナーと序列と正邪

マナーと序列と正邪

朝鮮日報:読者の感想:朴大統領、先に近づく外交マナー失うな
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/31/2015033100906.html

「韓国大統領府『安倍首相の方から朴大統領に近づいた』」(3月30日付)記事の感想

「歴史問題で対立はあるが、日本はいくら遠ざけようとしても遠ざけられず、また遠ざけてはならない隣の大国だ。少なくとも日本とは敵対関係となってはならない。外交の舞台では朴槿恵(パク・クンヘ)大統領も先に近づくマナーを失うべきではない」(ユン・ヨンインさん)

礼儀正しくすることが負けであると誤解しているひとがいる。悪人やお馬鹿さんに礼儀正しくしたら、自分が彼等以下の存在になってしまうような誤解をしている人がいる。悪人やお馬鹿さんに対してであっても礼儀正しく振る舞う人を、そういった人々の仲間と誤解する人がいる。

引用元の記事は朝鮮日報のものだけれど、このことは韓国人に限らない。日本人にだっている。世界中にいるだろう。なにより自分自身を振り返らねば。

自戒せよ、自戒せねば。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »