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2015年4月16日 (木)

倫理観の高低が社会の繁栄を左右する

倫理観の高低が社会の繁栄を左右する

河北新報:電力出身者を環境省大量採用「原発知識必要」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_71016.html

東京電力福島第1原発事故に伴う対応や原子力規制を担う環境省管轄の機関で、民間企業出身者採用枠として、同省が電力会社や関連企業から相次いで職員を受け入れている。原発関係の専門知識を持つ職員が必要になっていることが背景にある。事故対応に当たる規制官庁に、原子力推進企業の出身者が大量採用されることに疑問の声も上がっている。

「原子力ムラ」に関わった人間を排除することは、そのまま原子力関係の知識の枯渇を意味します。もちろん「原子力ムラ」に関わりがなくても知識のある人間はいるでしょう。しかし、原発で働いたこと、原発を動かす側でなければ得られない経験というものもありますし、絶対量の問題もあります。「原子力ムラ」に関わった人間を排除することは、原子力関係の知識ないまま、さまざまな判断や決定を行うことになります。

それで安心できる決定が出来るのでしょうか。

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もちろん「癒着」という問題があることは判ります。ですから、排除しよう(制限しよう)という意見にも一理あることにも賛成します。しかし、知識の欠如という問題を無視してはならないと大きな声で言いたいです。

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行政にたずさわる人間、そういう立場にある人間に求められる倫理というものがあります。その倫理を信頼できれば出自・出身に関わりなく、その能力と知識に基づいて採用することができます。

倫理観が信頼できる社会であれば、知識経験を優先して人間を選ぶことができる。そうでない社会であれば出自に基づいて人間を選ばなければならない。どちらの社会が繁栄するか言うまでもないことです。

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