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2015年4月18日 (土)

フランスのイスラム系移民にとっての歴史とは何だろうか

フランスのイスラム系移民にとっての歴史とは何だろうか

NHK:仏 民族差別への取締り強化など抜本対策
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150417/k10010052361000.html

具体的には、ソーシャルネットワークを通じて広がるヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動などの監視を強化して、犯罪と見なして取り締まるために、警察に「サイバー・パトロール」と呼ぶ専門チームを発足させます。また、差別に基づく犯罪を厳罰化するほか、学校で道徳や歴史教育を拡充して子どもたちが差別について学ぶ機会を増やすことなどを柱に掲げています。

「学校で道徳や歴史教育を拡充」ですか。フランスに長くある家系の子弟にとっては、ユダヤ教徒の歩んできた苦難の歴史を学ぶことになるのでしょう。では、最近増えているイスラム系フランス人の子弟にとっては、どうなのでしょうか。

フランス国民である以上、イスラム系だろうが何系だろうが、国家としてのフランスが歩んできた歴史を自分の歴史として受け入れるべきでしょうか。それとも自分の家族・家系が歩んできた歴史を自分の歴史とするのでしょうか。

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フランス国民であることを優先した場合、それは多様性の否定になります。家族・家系の歴史を優先した場合、イスラムとユダヤ(イスラエル)との確執をフランス国内に持ち込むことになります。フランスは、どちらを選ぶのでしょうか。

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おそらく、学校でということ、ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動の防止を目的とすることから考えると、ユダヤ教徒への攻撃を悪いものとする「正しい歴史」を教えることになるのでしょう。

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コメント

フランスに暮らそうという外国人は、家を借りようとした途端に、フランスが恐るべき階級社会であり、自分が、そのどこに位置付けられたかを知ることになる。
自由・平等・博愛の現実。

投稿: kan | 2015年4月19日 (日) 17時18分

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