« 当然の備えを非難する者は | トップページ | ジャーナリストの使命とリスクと政治利用 »

2015年7月17日 (金)

なあなあと正義

なあなあと正義

東京新聞:歴史学者ら74人「侵略明記を」 70年談話で声明発表
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015071702000252.html

安倍晋三首相が今夏発表する予定の戦後七十年談話について、歴史学者や国際法学者、国際政治学者ら七十四人が十七日、声明を発表した。安倍首相談話で一九三一年の満州事変から四五年までの太平洋戦争について、日本の侵略戦争と明記しない場合、「過去への反省について関係諸国に誤解と不信が生まれる」として、首相に侵略戦争と明記するように求めた。

時事通信:慰安婦問題「包み隠して」=森元首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015071700624&g=pol

森喜朗元首相は17日、BS朝日の番組収録で、いわゆる従軍慰安婦問題について「戦争の悲劇は世界中どこにでもある。肯定しているわけではないが、そっと包み隠していく方が進む道として良いのではないか」との認識を示した。韓国政府の批判を招く可能性がありそうだ。

明確に正義を示そうとすると必ず軋轢が産まれます。その軋轢を踏み潰すだけの力があれば良いのですが。

   *        *        *

「首相に侵略戦争と明記するように求めた」

もし、70年談話で侵略戦争とか謝罪の言葉とかがあれば、日本の中から反発があり中韓からは謝罪が足りないという言葉が出てくるでしょう。

   *        *        *

何かを明確にすると、かならず何処からら反発が産まれます。それを避けるためには「そっと包み隠していく」というのも道なのです。

   *        *        *

国立競技場の問題のようにもっと早く明確にしていれば、と思わざるをえないものもあります。しかし、明確にすること決着をつけることに多大なコスト(下手をすれば戦争、そうでなくても日韓の国民感情の対立)がかかるような場合、なあなあですますことも必要なのではないでしょうか。包み隠すと言うと言葉が悪いですが、対立を避けるために玉虫色の決着ですますと言うのも悪くないと思います。

   *        *        *

韓国は明確にしようとしすぎます。自分が相手を踏み潰してしまう(それも短期間に)自信がなければ取るべき方法ではありません。

   *        *        *

欧米的な価値観の反映なのでしょうか、私達は「なあなあの効用」を忘れてはいないでしょうか。そして、そう思うと同時に国際社会では、特に韓国に対してはハッキリさせることを忘れてはならないと思います。あいまいな決着は相手がそれを受け入れなければつけ込まれますから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 当然の備えを非難する者は | トップページ | ジャーナリストの使命とリスクと政治利用 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/61903514

この記事へのトラックバック一覧です: なあなあと正義:

« 当然の備えを非難する者は | トップページ | ジャーナリストの使命とリスクと政治利用 »