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2015年7月 6日 (月)

民主主義社会を壊すもの

民主主義社会を壊すもの

しんぶん赤旗:「日の丸」「君が代」押し付け反対 学問の自由守れとシンポ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-06/2015070601_02_1.html

政府が国立大学の入学式などで「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱を要請している問題について考える公開シンポジウム「学問の自由をめぐる危機」が4日、東京大学で開かれ、約500人が参加しました。学者・研究者有志でつくる「学問の自由を考える会」が主催したもの。

民主主義社会が完全に自由だと思っているなら、それは洗脳されている。民主主義社会では、言論の自由もあり思想信条の自由もある。しかし、民主主義を支えるものに対しての異議申し立てはタブーとされる。それは言論の自由や民主主義が良いものだという事への疑義であり、ひとつの国家としてのまとまりを傷つけることだ。

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民主主義が良いものだと私も思っている。しかし、マスコミ報道などで行われる非難の言葉を見ていると、民主主義的であることが絶対善であるかのようで、なぜ民主主義が良いのかの理由ぬきで語られている。それは良いことなのだろうか。

ISISのような場所では民主主義ではなくイスラムと彼らが信じているものが絶対善で民主主義が良いものとはされていない。ISISが民主主義よりも良いとは全く思わないけれど、民主主義以外にも政治制度や統治のしくみはある。

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民主主義が良いものだと思うこと以外に、もうひとつ民主主義に必要なものがある。それは国家としての統一、国民が互いに仲間であると信じ、各個人の信念よりも、国家としての統一の方が価値があると思うこと。

民主主義では賛否をとる。多数決。つまり否定された少数派が必ず存在するということ。その少数派が自分のものと異なる信念をがまんできず実力行使をしたら民主主義は終わってしまう。その我慢は「仲間のみんなの言うことだから」と思うことで可能になる。つまり仲間と思えなければ、否定された少数派は多数決の結果にはしたがえないだろう。

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そして、国旗や国歌は国民としての一体感を育むツールでもある。政府や権力者にとって都合の良い道具かもしれないが、民主主義社会にとって必須の道具でもある。

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国旗・国歌を否定する人々は、最終的に民主主義社会を壊す存在となるだろう。

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