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2015年8月17日 (月)

アメリカと共にある危険、袂を分かつ危険

アメリカと共にある危険、袂を分かつ危険

日刊ゲンダイ:鳥越俊太郎氏が警鐘「集団的自衛権で日本はテロ標的になる」
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/162689/4

――長引くテロ戦争の原因はアメリカにあるということですね。

しかし、戦うといっても、アメリカは軍隊だが、テロリストの姿は見えない。東西冷戦下のような「軍隊対軍隊」の対称型ではなく、非対称の戦争です。仮に自衛隊が米軍の兵站で中東地域に行くような事態になれば、テロリストたちは「日本はアメリカの手先となって一緒に戦う敵」との認識を持つでしょう。理屈の上では、マドリードやロンドンで起きたようなテロ攻撃を、東京で仕掛ける可能性がないとは言い切れないのです。

日刊ゲンダイ:鳥越俊太郎氏が警鐘「集団的自衛権で日本はテロ標的になる」
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/162689/5

――しかし、安倍政権は日米同盟の強化が必要、と繰り返しています。

米軍と関わるとロクなことがないのです。日本の平和が米軍に保障されているなんてとんでもない。米軍がいるから危ない。米軍と一緒に行動するから狙われる。世界で戦争を仕掛けている国はアメリカだけです。イラク戦争だけじゃなく、ベトナム戦争も、アフガン戦争もそう。当然、報復テロが起きる。それなのに日本は米軍とより仲良くする、と言っているのです。

アメリカと行動を共にするために生じる危険があるという事は認めます。「自衛隊が米軍の兵站で中東地域に行くような事態」になれば、日本がイスラム原理主義者のテロの標的になることもあるでしょう。では、集団的自衛権を認めずなかった場合は何が起きるでしょうか。

いままでどうりの世界情勢なら大きな問題はないでしょう。しかし、中国とアメリカの力関係が変化しています。大丈夫でしょうか。

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アメリカはアメリカ自身の国益を第一に考えます。日本を護る利益がなければアメリカは日本を護ろうとはしないでしょう。アメリカにとっても利用価値が減ればアメリカは日本を護りません。

集団的自衛権の容認は、アメリカにとっての日本の利用価値を高めます。

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最悪のケースを考えます。それはアメリカに「敵認定」されることです。アメリカに敵視されえた時に何か起きるか、鳥越俊太郎さんは知っているでしょう。フセインやアフガニスタンで何か起きたでしょうか。戦前・戦中の日本に何が起きたでしょうか。

アメリカの国力は昔とは違いますから同じとは思いませんが、最悪のケースも考えておかねばなりません。

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集団的自衛権を認めてアメリカと行動を共にするリスクを考えることは必要なことですが、行動を共にしないリスクも考える必要があります。

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コメント

アメリカなんかロクでもない国です。
日本は自衛隊を軍に格上げし、更に大陸間弾道弾で武装して中立宣言を出して自立すべきです。
本来、これは左翼が言うべき事。
ところが日本の左翼は、実は中共とCIAによってコントロールされているから、これが言えないのです。
自民党もCIAだし、結局、日本は自立できずアメリカの言う通り、アメリカの戦争につきあうしかない。
日本はアメリカにとっての満州国みたいなもので、自立していないのです。
安倍首相は満州国総理に過ぎないので決定権は何もありません。

投稿: ななし | 2015年8月17日 (月) 23時40分

アメリカはろくでもない国だけれど、中国や韓国・北朝鮮はもっとろくでもない国だ。ロシアだってアメリカよりましとは言えない。

投稿: | 2015年8月18日 (火) 08時14分

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