« 中国は仮想敵ですが | トップページ | 民主党みたい »

2015年8月15日 (土)

政治の目的は正しさではない

政治の目的は正しさではない

産経新聞 主張:戦後70年談話 世界貢献こそ日本の道だ 謝罪外交の連鎖を断ち切れ
http://www.sankei.com/column/news/150815/clm1508150001-n1.html

重要なのは、この談話を機会に謝罪外交を断ち切ることだ。

「国際政治と謝罪のリスク」の論文もある米ダートマスカレッジのジェニファー・リンド准教授は「謝罪は和解の前提ではない」との指摘を重ねてきた。

歴史で政府が謝罪すれば国内に反発が生じ、改めて相手国の不信を高める。結果として、より大きなマイナスをもたらす。まさに日本の謝罪外交の構図である。

政治の目的は何だろうか。それは国民を幸せにすることだろう。そう考えると国内での合意の無い謝罪は不幸な結果をもたらす。それは引用した記事にもあるように「国内に反発が生じ、改めて相手国の不信を高める。結果として、より大きなマイナスをもたらす」からだ。

  *        *       *

謝罪というのは感情の問題であり、歴史には多様な見方があり、検証の難しい事実もある。そして、謝罪する事に抵抗を感じ傷つけられたと思う人間もいる。

そういった事を乗り越えて(きちんと事実を検証し、関わりのある人間の心を傷つけない配慮をし納得させた上で)なければ謝罪をしても逆効果だ。

  *        *       *

村山談話・河野談話について日本国内での合意は十分ではなかった。反発もあったし今もある。謝罪する上で乗り越えるべき課題をこなさないまま、発表されたものだ。

  *        *       *

これは国民の合意のないまま戦争をはじめるようなものだ。とりあえず最初の一発を撃った、国内に向かってだけれども。国内は当然反発して撃ちかえす。最初の一発を撃った人間を正確に攻撃することが出来れば良いが、おうおうにして、相手国や周辺諸国も巻き込んでしまい紛争は拡大し戦争が始まる。

  *        *       *

村山談話・河野談話は国民に平穏をもたらすと言う意味においては、明らかに間違いだったと言える。

政治の目的は正義ではない。世界は「正しいこと」をしたら幸せになるほど単純でもない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 中国は仮想敵ですが | トップページ | 民主党みたい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/62085190

この記事へのトラックバック一覧です: 政治の目的は正しさではない:

« 中国は仮想敵ですが | トップページ | 民主党みたい »