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2015年8月 4日 (火)

民主主義では

民主主義では

産経新聞:「漠然とした危機感ある」 「BSL4」施設で周辺住民
http://www.sankei.com/region/news/150804/rgn1508040069-n1.html

息子が庁舎に近接する小学校に通っているという女性(45)は、「漠然とした危機感はあるが、何がどう問題なのか地域には周知されていない」と国や市の説明の不十分さを指摘。無職男性(67)も「安全をどう確保するか、私たちは知らされていない。安全管理の方法を住民にきっちり説明してほしい」と納得いかない様子だ。

この45歳の女性がキッチリとした説明を受けたとして理解できるだろうか。理解できるようになるまで、どれくらい勉強したら良いだろうか?

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現在の科学技術は普通の人間が少しぐらい勉強したレベルでは理解できるものではない。専門家を志して何年も心血を注いで努力して始めて理解できるレベルになってしまっている。つまり、一般人の漠然とした不安を解消することは現実的には不可能なのだ。

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私達は科学技術の利用を止めることは出来ない。一般人は(そして専門家も専門外の分野では)理解しきれないものを相手にしなければならない。

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そして民主主義社会では、国民(大多数を占めるのは一般人)の指導者を選ぶ。となると「こいつに任せて大丈夫だ」という人間を選ばなければならないという事だ。あるいは「こいつに任せて失敗しても(そのために自分が死んでも)しかたがないか」という人間を選ばなければならない。

と言うか、そういう権限を国会議員や大臣は持っている。

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もっとも現実の選挙では、そんなに信頼できる候補はいないけれど、それでもそいう権限を持つ人間を選んでいるのだから、それなりの覚悟を持って投票するしかないのだけれど。

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政治家の大事な資質の一つは「人間を見抜く」ことだと思う。多くの専門家の相反するi意見を聞いて、その中から一つの意見を選ぶ。その意見について政治家自身は(専門家でないので)理解しきれていなくても正しいものを選択しなければならない。つまり信頼できる人間を選ぶ目が政治家には求められている。

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