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2015年9月30日 (水)

怖いのは政府の規制ではなく、不適切な議論

怖いのは政府の規制ではなく、不適切な議論

毎日新聞 社説:主権者教育指針 着実に実践を進めよう
http://mainichi.jp/opinion/news/20150930k0000m070164000c.html

教員が主権者教育にあたり特定の政党や候補を支援したり、個別テーマで生徒に一方的に意見を押しつけたりすることは中立性を損なう。ただ、教員に政策の中身に関する論評まで認めない風潮が広がると「偏向教育」との批判をおそれ、多くの学校が討論などの活動を手控えてしまう懸念がある。自民党には政治的中立の維持を厳格化するため教員への罰則強化を求める議論もあるが、過剰に規制すべきではあるまい。

模擬投票をめぐっては今夏、山口県の高校が安保関連法案をテーマとしてグループ討論の「説得力」を問う形で実施したことが県議会で追及され、県教委が陳謝したケースもある。

「模擬投票をめぐっては今夏、山口県の高校が安保関連法案をテーマとしてグループ討論の「説得力」を問う形で実施したことが県議会で追及され、県教委が陳謝したケースもある」

「模擬投票 山口」で検索してみると以下の記事がヒットしました。

産経新聞:高校授業の安保法案資料は朝日と日経だけ 「模擬投票の中立性不十分」山口県教育長が謝罪
http://www.sankei.com/west/news/150704/wst1507040027-n1.html

模擬投票は法案への賛成・反対でグループに分かれて議論し、どの主張に説得力があったかを問う形。3日の一般質問で自民党県議は、投票の参考資料に配ったのが朝日新聞と日本経済新聞の2紙だけだったとして「政治的中立性に疑問を感じる」と県教委にただした。

批判の対象は、模擬投票を行なったこと言うより、中身や参考資料についてです。これが批判の全てとは思いませんが、毎日新聞的な理解が進むと模擬投票そのものが禁止されているような空気が醸成されるかもしれません。それは確かに良くないことです。

  *        *        *

政敵を攻撃しようと、大雑把にバッサリ批判する。場合によっては拡大解釈・言葉の裏の意味を邪推するする。それは議論の質を悪くし、望ましくない結果をもたらします。政府の攻撃よりも、こちらの方が私は怖いです。

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