« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月31日 (土)

国連の「権威」の減少

国連の「権威」の減少

読売新聞:ユネスコ委に日本人派遣へ…記憶遺産に発言力
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151030-OYT1T50149.html

ユネスコの記憶遺産には〈1〉世界〈2〉地域〈3〉国内――の三つのレベルがある。審査は各レベルの委員会で個別に行われる。世界レベルの場合は、14人で構成される国際諮問委員会が審査し、ボコバ事務局長に登録を勧告する。ただ、諮問委員の選考基準は明らかでなく、日本が委員の派遣を申し出ても、受け入れられる保証はない。

「諮問委員の選考基準は明らかでなく」

これって、自分達で(つまり行政側や政府側の人間が)恣意的に委員を選んでいるってことですか?

国連という組織には、なんとなく「権威」と「うさんくささ」を感じているのですが、こういう事では「うまくやった国が得をする」ようになってしまって、結果として、国連の「権威」が減少し「うさんくささ」が増大してしまわないでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月30日 (金)

「税金の使い道に文句を言うな」ですか?

「税金の使い道に文句を言うな」ですか?

信濃毎日新聞 社説:国立大改革 自治守る声を高めよう
http://www.shinmai.co.jp/news/20151030/KT151029ETI090006000.php

大学の教育内容は大学自身が決める。

憲法が学問の自由を保障し、教育基本法が大学の自主性や自律性を尊重するよう求めている現代では、当然守られるべきルールだ。

ところが今の政権はこのルールを軽んじ、特に国立大学の教育内容に口を挟んだり、交付金をちらつかせて誘導したりしている。



国立大は2004年度に法人化されたのを機に国の交付金が削られ、研究費などの確保に苦しむ。だからといって時の政権の意向に沿う教育をしていたらどうなるか。戦前の歴史が教える。

それを学ぶのも人文社会科学の領域だ。

国立大学には国民の税金が使われています。であるならば、国民の代表者たる国会議員の監視を受けるべきであり、政権から独立ではいられません。もしも、国民の税金を使いながら自由に活動して良いならば、「(俺たちは知識階級だから)国民は黙って税金を払え」と言うのと同じです。

  *        *      *

大学を縛ることに賛成はしないけれど、それならば国民に向かって「あいつらは好き勝手にやらせた方が成果を出すんだ」と説得しなければならないのではないか。

  *        *      *

税金を使っている以上、政治(国民の代表者)から自由ではいられないのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

問題を間違えている

問題を間違えている

中日新聞 社説:辺野古着工 民主主義に背く強行だ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015103002000120.html

沖縄県名護市辺野古で米軍基地の新設工事が始まった。海兵隊拠点の国外・県外移設を求める県民の民意を顧みない安倍政権の暴走だ。安全保障のみならず日本の民主主義の在り方をも問うている。



しかし、安倍政権は選挙で示された県民の民意をも顧みず、「抑止力」を掲げて、県内移設に向けた手続きや工事をやみくもに進める。法令の乱用であり、民主主義への逆行にほかならない。

安倍政権も民主的に成立したのであるから、「辺野古着工」をめぐる対立は、民主主義の問題ではなく、中央と地方の対立(あるいは部分と全体の対立)なのだ。

  *        *        *

なんで、中日新聞は民主主義の問題だと思うのだろうか。

  *        *        *

問題解決への第一歩は、原因追及でも対応策でもなく、正しく問題を認識することだ。民主主義の問題ではないものを、民主主義の問題だと捉えていては、解決することはできない。数学の問題を国語の問題だと思っていては正答なんて出来ないのと同じように。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月29日 (木)

中国は少子化を解消できるか?

中国は少子化を解消できるか?

朝日新聞:中国、一人っ子政策を廃止 2人まで 経済の減速で転換
http://www.asahi.com/articles/ASHBY6KBVHBYUHBI02R.html

29日に閉幕した中国共産党の重要会議、中央委員会第5回全体会議(5中全会)は、経済の中期計画・「第13次5カ年計画」案を採択し、すべての夫婦に2人の子供を産むことを認めて「一人っ子政策」を廃止することを決めた。経済の減速に対応するため、大きな政策転換が迫られていることを象徴する動きとなった。



12年には労働人口が初めて減少に向かったとされた。一人っ子政策が世界的にも例のない速度で少子高齢化を引き起こし、共産党政権が最も重視する経済成長にとっても悪影響を及ぼすことが意識された。

少子化すると、社会の仕組み、と言うか子育ての標準・常識が少子化に合わせて変化してしまう。塾に行って当然とか親の関わりかたの程度とか。そうなると2人め3人めを持った場合、親が負担に耐えられなくなる。

「『一人っ子政策』を廃止することを決めた」としても、それだけでは少子化は終わらないだろう。また、「12年には労働人口が初めて減少に向かった」そうなので、来年から多産化したとしても労働人口に影響するのは20年後だ。それまで社会は負担に喘ぐことになる。

中国は少子化を脱出できるだろうか。簡単には脱出できないのではないか。

独裁政権ならではの技、「子供を産まない男女に罰則」的な、逆一人っ子政策をしなければ少子化を脱することは出来ないだろう。

  *        *       *

国家の力は、長期的には、国民の数と領土・資源の大きさで決まる。中国を隣国とする日本としては中国の動向に無関心ではいられない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

間に合えば、

間に合えば、

京都新聞:滋賀知事「憎悪が連鎖」と苦言 辺野古移設の政府対応に
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20151028000025

沖縄県にある米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり、政府が移設に反対する地元自治体を通さず、移設先の地元集落へ公金を直接交付する方針を示したことについて、滋賀県の三日月大造知事は27日の定例会見で「一時的にうまくいっても反発や憎悪の連鎖を生む。時間はかかっても粘り強く理解を得るべきだ」とし、地方自治を軽視するような国の手法に苦言を呈した。

三日月知事は、地方自治体側が望まない施設の設置を国が求めていく場合、今回のような手法を「国が選択肢に入れることは理論上あるかもしれない」としつつ、「そういうやり方は反発や憎悪の連鎖を生む。私は否定的な見解を持っている」とした。

「時間はかかっても粘り強く理解を得るべきだ」

間に合えば良いけれど。

普天間基地の場合は、住宅地と近すぎて事故の危険が大きいからだ。延々と話し合っている間に、事故が起きたらどうするのだろうか。

  *        *        *

住民感情と施設の必要性を天秤にかけて、住民感情を優先する場合もあるだろう。しかし、事故の危険や不利益が起きていることも忘れてはならない。

  *        *        *

住民感情を無視して良いとは言わないけれど、完全な満足も不可能で、時には強引な方法も必要だ。でなければ、物事はすすまない。危険があると判っているのに放置されて、いつか事故が起きることになる。

  *        *        *

感情的に楽なのは、延々と話し合って、事故が起きたら怒って悲しんで、また延々と話し合うことだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月28日 (水)

慎重に協調せよ

慎重に協調せよ

WSJ 社説:南シナ海問題からみた米海軍の任務
http://jp.wsj.com/articles/SB10631682899670053547704581320621185669308

中国政府が他に対応を計画しているかどうかはまだ不明だ。だが、中国が領有権を主張する海域での航行を米国が継続的に行わなければ、努力は水の泡になる。そうした航行は日常的に行われるものとされており、米国の本気度を、それが最も疑われている場所で証明するには、1回限りの航行では足りない。

特に貴重なのは、同盟国のオーストラリア、日本、フィリピン、そしておそらくインドネシアが参加した追加的な巡視だ。インドネシアは、中国がナトゥナ諸島周辺を侵略することを懸念している。同国が呼び水になってマレーシアとシンガポールも参加するかもしれない。そうなれば、中国が最近示した東南アジア諸国連合(ASEAN)との合同巡視提案への非難になる。ASEANの一部加盟国は中国政府から敵視されている。

日本も同調して巡視航行を行なうべきだ。

ただし、日本にとって一番怖いのは「梯子を外される」「中国とアメリカの二正面作成を強いられる」ことなので、アメリカの姿勢には十分な注意が必要だけれど。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民主国家同士は戦争しない?

民主国家同士は戦争しない?

TPP:TPPは安全保障にも効果 中国参加なら民主化促せる 反対派の主張は杞憂
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151027/dms1510270830001-n2.htm

いずれ中国と韓国はTPPに参加せざるを得なくなるが、特に中国については民主化を促せるので、日本の安全をより高めるメリットがある。本コラムで再三指摘してきた、民主国家同士は戦争しないという「民主的平和論」があるからだ。

中国や北朝鮮は民主国家とは言えないでしょう。では、戦前の日本はどうでしょうか、大正時代には普通選挙を実施しましたが。また、戦前のドイツはどうでしょうか、ワイマール憲法は民主的だし、ヒトラーは選挙で権力を掌握しましたが(プロパガンダやデモや暴力もありましたが)。

民主国家であることをやめたから戦争をしたのだと強弁できるかもしれません。しかし、それでは民主国家が十年程度で世界大戦を起こせる独裁軍事国家へ変貌できると言うことになります。

  *        *       *

現代のロシアやウクライナは民主国家と言えるでしょうか。ロシアには議会があり、選挙によって大統領を選び、複数の政党が存在します。ウクライナも同様です。

ロシアとウクライナが戦争しないと言い切れるでしょうか。その理由は「民主国家だから」と言えるでしょうか。

  *        *       *

「民主国家同士は戦争しない」とは言えません。しかし、民主国家同士の戦争について言えることがあります。それは悲惨なものになる、と言うことです。民主国家の意思決定、つまり「国民の意思として」、相手国民を殺してよいと決定したと言うことだからです。

国民対国民の殺し合い、これが民主国家同士の戦争です。悲惨でない訳がありません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月27日 (火)

中国は航行の自由を保証すると言ったのでは?

中国は航行の自由を保証すると言ったのでは?

レコードチャイナ:南シナ海で埋め立ての人工島、「海上輸送の利便性向上のため」=中国の大物軍人が語る―独メディア
http://www.recordchina.co.jp/a121437.html

2015年10月17日、中国人民解放軍の軍人で、中国共産党中央軍事委員会副主席の範長龍(ファン・チャンロン)上将(大将)は北京で開幕した第6回香山フォーラムで、中国が国際的に問題視されている南沙諸島(スプラトリー諸島)で暗礁を埋め立てて人工島を建設していることについて、「民間利用を主な目的としており、『航行の自由』には影響しない」と明言した。独国際ラジオ放送ドイチェ・ヴェレ中国語サイトが伝えた。

47NEWS:中国、米艦航行を非難 南シナ海、緊張激化必至
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015102701001759.html

中国外務省の陸慷報道局長は米艦船が「中国の南沙諸島近くの海域に中国政府の許可を得ずに不法に進入した」と批判。

米政府当局者は、12カイリ内での米艦航行が「一回限りではない」と明言した。

「『航行の自由』には影響しない」のであれば、「中国政府の許可を得ずに不法に進入した」なんて事を言ってはならないのではないか。「許可」を得なければならないのであれば、それは「航行の自由」と言えない。少なくとも国際慣例とは異なる。

  *        *      *

中国は、航行の自由を保証するか、しないのか態度を明確にするべきだ(部署や省庁、担当者によって違うとしたら、国家としての意思統一や統制が出来ていないことになる)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「無害通航」として無視も出来るが

「無害通航」として無視も出来るが

47NEWS:24時間以内に駆逐艦派遣か 中国「領海」に米海軍
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015102701001063.html

ロイター通信は26日午後(日本時間27日未明)、米海軍が横須賀基地配備のイージス駆逐艦「ラッセン」を24時間以内に、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で「領海」と主張する人工島の12カイリ(約22キロ)内に派遣する計画だと伝えた。米国防当局者の話としている。

国際的に認められた領海内であっても「無害通航」なら航行することが出来ます。実際、中国がアメリカに対して行なっています。

CNN:中国軍艦船、米アラスカ州沖の領海を航行 「違法性なし」
http://www.cnn.co.jp/usa/35070007.html

数の中国海軍艦船が先週、アラスカ州沖の米領海内を航行していたことが5日までにわかった。複数の米国防総省当局者などがCNNに明らかにしたもので、航行の海域は同州沿岸部から約19キロ以内だったという。



ただ、今回の中国艦船の展開は国連海洋法条約に基づく「無害通航」の行動だったとし、問題はないとの見方を示した。無害通航は、他国の領海内であっても、安全など損ねず迅速に移動した場合、認められる慣行となっている。

アメリカの行為は、政治的にはともかく法的には何の問題もありません。中国が埋め立てた島が中国の領土であっても領土でなかったとしてもです。

中国は、領土だと主張しつつ「無害通航」として無視することも出来ます。しかし、中国は、そうするでしょうか。

私は、無視しないような気がする(大声で抗議する)のですが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大言壮語

大言壮語

しんぶん赤旗:戦争法廃止 歩み止めない 学者と学生がシンポ開く 1300人の熱気 東京
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-26/2015102601_01_1.html

広渡清吾専修大学教授・前日本学術会議会長は「新安保法を実動させない、廃止し、閣議決定も無効にするため、国会に多数派を構築しないといけない」と強調しました。

小林節慶応大学名誉教授は「安倍政権は40%に満たない得票で7割の議席を得た。次の選挙で野党が共同して8割の議席をとれば、すべてが変わる」と展望を語りました。

長谷部恭男早稲田大学教授は「安倍首相は憲法についての自分の好き嫌いを政治に持ち込んでいる。大変危険だ」と批判しました。

「野党が共同して8割の議席をとれば」

8割の議席?

そりゃ変わるでしょうよ。

でも、不可能じゃん。

  *        *        *

こういう大言壮語、できもしないこと、現実とならないことを言う人間や政党は信用できない。政治は夢物語ではない、展望が出来ない(未来予測が不正確な)人間が政治を行なったらどうなるだろうか。太平洋戦争の開戦を決断した日本の指導部のようなことをしでかさないだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月26日 (月)

送り返す先のない難民をどうするべきか

送り返す先のない難民をどうするべきか

東京新聞:反難民の野党が圧勝 ポーランド、政権交代へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015102602000225.html

ロイター通信によると、二十五日投票のポーランド上下両院選挙は即日開票され、出口調査では、中東などからの難民受け入れに反対する右派で最大野党の「法と正義」が下院で単独過半数に達する勢い。八年ぶりに政権を奪還する見通しとなった。元首相のカチンスキ党首は勝利宣言をし、中道保守の与党「市民プラットフォーム」のコパチ首相は敗北を認めた。

難民を拒否したところで難民は存在し続ける。入国を求める人間を(傷つけないで)拒否できれば問題ないが、なかなかそうはいかない。入国しようとする人間を殺してしまうのか。パスポートも持たず出身国の証拠も持たない人間を何処へ送り返すのか。

  *        *        *

拒否できる難民は拒否し、送り返せる先のある人間はお繰り返し、ほんとうの意味での難民は受け入れ同化するしかないのではないか。

  *        *        *

日本に起こり得る極端なケースを考える。朝鮮半島や中国で動乱があって、難民が(船やイカダで)漂着したとする。パスポートなどの書類もなく、送り返すとしても、何処に送り返して良いか判らない。そんな人間をどうするべきか。

まさか、殺してしまう訳にもいかない。ならば、日本人として同化するしか(日本人の知識・習慣・常識を身につけてもらう)ないのではないだろうか。

同化政策・同化教育が必要になるだろう。でなければ、国内に民族問題をかかえることになる。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

頼んでもいないのに

頼んでもいないのに

しんぶん赤旗:環境破壊招くリニア新幹線 大義ない巨大開発は中止を 日本共産党が名古屋でつどい 沿線住民ら一堂に
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-25/2015102501_01_1.html

日本科学者会議の長田好弘リニア研究連絡委員会代表は、トンネル工事や超電導技術について、「技術・信頼性・安全性が確保されておらず、環境破壊もはかりしれない。中止・撤退する以外にない」と強調しました。

各地の住民や地方議員、専門家ら10人が報告。「“頼んでもいないのに稲作農家が何でこんなリスクを負わされるのか”と地域あげて怒り、測量もさせていない」(岐阜県恵那市の市議)、「環境影響評価は場所も明記しないズサンなものだ。5000人が不服審査を出しており、認可撤回訴訟を起こす」(ストップ・リニア訴訟弁護団)と語りました。畑野氏と本村伸子、藤野保史の両衆院議員、辰巳孝太郎参院議員が出席しました。

頼んでもいないのに WindowsやIEはバージョンアップするし、バージョンアップしたらトラブルが起きるかもしれない。ユーザは頼んでもいないのにバージョンアップされてスクを負わされる。

しかし、バージョンアップしないとセキュリティ上のリスクが大きくなる。

  *        *         *

世の中は変化しつづける、リニア新幹線を建設することもリスクを招くが、建設しないことも別のリスクを招く。

  *        *         *

確かに「頼んでもいないのに」なのだけれど、世界は勝手に変化する。その変化した世界に対応できなければ没落(あるいは経済的困窮)があるだけだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月25日 (日)

サンダーバードは政治に影響する

サンダーバードは政治に影響する

中日新聞 社説:安保法を問う 甦れサンダーバード
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015102502000111.html

安全保障関連法の運用で自衛隊の「国際貢献」も一変しそうです。そもそも平和憲法にかなう国際貢献とは。伝説の“救助隊”に重ねて原点をたどります。



非軍事でいかなる国家にも属さず、支援も受けない。あらゆる難事も分け隔てなく地球を守るという究極の国際貢献。サンダーバードの衰えない人気の一因は、この誰にも分かりやすい政治的中立の精神にあるのかもしれません。

サンダーバードの通過や侵入を許した各国空軍は何をしているんだ?というのは置いといて、サンダーバードが政治に影響を与えないことは有り得ないし、その正体はともかく存在を隠すことは出来ない以上、それを利用しよう、その影響を考慮した政治活動をしようとする政党や国家は出てくるだろう。

  *        *        *

例えば、大きな災害が起きて、
 (1)自衛隊が救助する。
 (2)サンダーバードが救助する。
のと2とおりあるとする。

さて、与党はどちらを好むか、野党にとって有利になるのはどちらか。

  *        *        *

具体的には、率先して自衛隊の軍縮を進め、それに代わるサンダーバードのような人命救助優先の専門組織をつくる。国家単位でも同盟関係でもない。貧困や飢餓や環境破壊など人類平和を脅かすさまざまな災禍から、地球全体を守る志を問いかけたものでした。

サンダーバードのような存在は、不可能だけれど、例え可能であったとしても政治に影響を与える存在、政治的存在になってしまう。その活動を好ましく思わない勢力にっとっては攻撃されているのと同じなのだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月24日 (土)

選挙が歯止めにならなければ

選挙が歯止めにならなければ

中日新聞 社説:安保法を問う 国会は歯止めとなるか
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015102302000129.html

集団的自衛権の行使で防衛出動を命じる際には原則、事前の国会の承認が必要だ。だが、前提となる事態の認定に「特定秘密」が含まれる場合はどうか。国会は歯止めとなる役目を果たせるのか。

日本では議院内閣制の国だ。つまり、政府の最高責任者(首相)は国会の多数派の最高位(与党の総裁・代表者)だ。このような国では、政府と国会が決定的に対立することはない。トップが同じ人間なのだから当然のことだ。

「国会は歯止めとなる役目を果たせるのか」

いや、無理でしょう。

  *        *        *

民主国家では国民が統治者を選挙で決める。この時が最大の「歯止め」であり決定的なのだ。

  *        *        *

選挙の時、私達は、戦争する/しないの判断をゆだねる人間を選んでいるのだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月23日 (金)

できるもんなら

できるもんなら

産経新聞:「賛成議員は選挙で落とせ!!」 反原発派が傍聴席でシュプレヒコール 愛媛県議会 県職員も厳重警戒
http://www.sankei.com/west/news/151009/wst1510090070-n2.html

採決の結果、再稼働を求める請願、再稼働の必要性を認める決議案はいずれも賛成多数で可決。県議会は再稼働に同意する意思表示をしたが、閉会後に納得できない傍聴者が声を挙げた。

「議員はどちらを見ているのか。県民の生命と財産に責任を持て」「私たちを被曝させるな」。退席する議員に向かって声を荒げた。さらに「(再稼働)賛成議員は選挙で落とそう」「再稼働反対」などとシュプレヒコールも。

「(再稼働)賛成議員は選挙で落とそう」

うん、出来るもんならやれば良い。と言うか、民主主義の社会では選挙結果で国民の意志が示される。国民が再稼働に反対なら、そしてそれが何より優先するなら、原発再稼働に賛成した議員が当選することはないだろう。

しかし、いままでの結果、反原発を訴えた候補の当落をみると、そうはなっていない。

  *        *        *

平日に行なわれた県議会を傍聴する。それは強い関心を示している。傍聴席でシュプレヒコールをする、それは強い情熱(と非常識)を示している。

政治に関心や情熱を持つことは悪いことではない。しかし、何かに強い情熱を持つと一般人の感覚とずれてしまいがちだ。そして、一般人の感覚とずれてしまうと大衆の支持は得られず選挙で負けてしまう。

  *        *        *

一般人の参道を得られない政治勢力は(民主政治の国では)勝利を得られない。反原発運動はニッチになっている。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

融和と同化に失敗している欧州

融和と同化に失敗している欧州

毎日新聞:スウェーデン:学校を刃物で襲撃、教師と生徒殺害2人重傷
http://mainichi.jp/select/news/20151023k0000m030105000c.html

スウェーデン南部トロルヘッタンの学校に22日、刃物を持ったマスク姿の男が侵入し、男性教師と男子生徒の計2人を殺害し、別の生徒と教師に重傷を負わせた。AFP通信によると男は警官に銃で撃たれ、病院で死亡した。容疑者は地元に住む21歳の男とみられるが、動機は不明。一部地元メディアは、同校は移民が多く、男が移民の増加に反対していたと伝えている。

ドイツでも難民関連の施設への放火が頻発しています。こういっ状況下で、さらに難民を受け入れたら、さらに同様の事件が起きるでしょう。このままでは憎しみの連鎖が始まってしまいかねません。

  *         *         *

学校を襲撃して良い訳がありません、他人を殺傷して良い訳がありません。悪いのは襲撃犯であり放火犯です。しかし、難民や移民を大量に受け入れれば、こういった犯罪をする人間が出てくることは予想可能でしたし、現実になっています。ならば、国家の指導者達、社会を導く者達はどうするべきでしょうか。

襲撃犯・放火犯を非難して終わり、で良いわけがありません。

  *         *         *

数年前、深夜で1人勤務のファーストフード店に頻繁に強盗が入ったことがありました。悪いのは、もちろん、強盗です。

でも、経営者が「悪いのは強盗だ」と言って何もしなかったら、どうなったでしょうか。

  *         *         *

悪いのは襲撃犯であり放火犯です。その人達は心が狭いのかも、おかしな政治思想にかぶれているかもしれません。でも犯罪を止めることが出来なければ、憎しみの連鎖が始まってしまい、欧州は暴力の支配する世界になってしまいます。

そうなることが判っていながら、対策をしないとしたら、それは犯罪行為です。

  *         *         *

対策には2つの方向性があります。ひとつは教育、ひとつは難民や移民の受け入れ制限。教育には時間がかかり、成果も確実ではありません。受け入れ制限では、すでに居る難民についての問題は解決しませんし、他国との軋轢も起きるでしょうが、緩和することが期待できますし、すぐに出来ることです。

欧州は難民移民の受け入れ制限を厳しくするべきでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2015/10/23 23:10 修正
 修正前: 数年前、深夜で人勤務のファーストフード店に
 修正後: 数年前、深夜で1人勤務のファーストフード店に

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月22日 (木)

分裂ではなく無能力が原因では?

分裂ではなく無能力が原因では?

朝鮮日報:「来年の参院選で野党5党が『反安倍』を旗印に協力」 来韓の日本共産党・志位委員長インタビュー
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/22/2015102201182_2.html

―現在の状況に至ったのは誰の責任なのか。

野党の責任が最も大きい。ばらばらの状態になっているため、国民が政治を変えられるという希望を持てなくなっている。野党が結束すれば、これまで投票しなかった人や、特に支持政党がない人たちも考えが変わるだろう。現在、安倍政権の参議院に占める議席の比率は55%だ。ひとまず、参議院だけでも野党側が過半数を占めれば、安倍政権が新たな法案を通すのが難しくなり、その後の政権崩壊につながる可能性もある」

野党がバラバラだから、じゃない。野党が無能で対案を出せないからだ。民主党政権で明かになったように、きちんとした政策が実行できなければ悲惨な結果になることが明らかだ。

  *      *       *

特定秘密保護法時もそうだが安保関連法案の時もマスコミや野党は派手なキャンペーンをやった。けれど、きちんとした事実に基づかないキャンペーンは長続きしない、きちんとした政策や統治にも結びつかない。そういったことを見抜いている人々が多いということではないか。

  *      *       *

いまの状況を招いたのは、野党がバラバラだからじゃない。野党が政治キャンペーンやキャッチコピー以上のもの生み出せないからだ、野党が無能だからだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

野党は改憲を求めるべきだけれど

野党は改憲を求めるべきだけれど

中日新聞 社説:臨時国会要求 憲法の定め軽視するな
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015102202000117.html

いずれも国会での追及に値する問題だ。召集を拒み続ければ、追及逃れと疑われても仕方がない。

憲法五三条は衆参どちらかで四分の一以上の要求があれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと明記するが、期限は定めておらず、政府は過去二回、要求に応じなかった。

しかし、野党の要求は憲法に基づく重いものだ。前例を口実に要求を拒み、憲法の規定を軽視する愚を再び犯してはならない。

憲法九条だけでなく、現行憲法には多くの欠陥がある。例えば、憲法53条は召集の期限を定めていない。だから、ずるずる先延ばしにすることが出来る。召集の意味がなくなるまで先延ばしにして国会を開かないなんてことも出来てしまう。

野党は、そういった欠陥をどう考えているのだろうか。このままで良いと考えているのだろうか。

  *       *        *

憲法は人間が作ったもの、人間の作ったものだから欠陥もあるし、人間の手によって変えることもできる。

しかし、野党の多くは(護憲派は)改憲に反対する。

何故だろうか。

理由の一つは、反対することは出来ても対案を出せない彼等の性格にあるのだろう。改憲案も現行憲法(や自民党の改憲案)に対する対案なのだから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月21日 (水)

国民連合政府は共産党と民主党に白紙委任と言うことですか?

国民連合政府は共産党と民主党に白紙委任と言うことですか?

日経BP:共産党が仕掛けた野党共闘の勝算
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/100463/102000035/?P=5

野党各党もおそらく来年の参院選までは安保関連法への対案は考えないという戦略をとるだろう。対案作りで各党の意見がまとまらず、共闘できなければ意味がないからだ。

志位委員長は、こうして野党5党が協力し合い、全国で32ある1人区(改選数1)すべてで自民党を落とせば、野党が勝つと語っている。

参院選に勝ったところで、対案をどうするのか、日本をどうしようかと考える。それはそれで僕はいいと思う。

選挙で勝ってから政策を出します、と言う政党に投票できますか? 私は出来ませんけれど。

  *        *        *

「参院選に勝ったところで、対案をどうするのか、日本をどうしようかと考える。それはそれで僕はいいと思う。」

私はそれではいけないと思います。民主党の「政権交代。」というキャッチコピーは秀逸でした。政権を奪ったあとのことは何も考えていないという意味で「。」は最適でした。

で、民主党が政権を奪ってどうなったでしょうか。それは悲惨なものでした。

  *        *        *

共産党の「国民連合政府」は、もしも実現したらならば、民主党の「政権交代。」よりも悲惨な結果をまねくでしょう。

  *        *        *

しかし、政権を奪ってから、選挙に勝ってから政策を考えることを許すのであれば、安倍自民党政権は選挙に勝ったのだから、何をやっても許されるということになるのですが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バカじゃないの?と思ってしまう

バカじゃないの?と思ってしまう

レコードチャイナ:日本の大学教授「日本から一刻も早く離れないと、琉球人の尊厳は踏みにじられる」=中国ネット「独立を支持する」「日本の言論の自由度には驚き」
http://www.recordchina.co.jp/a121581.html
日本の大学教授「日本から一刻も早く離れないと、琉球人の尊厳は踏みにじられる」=中国ネット「独立を支持する」「日本の言論の自由度には驚き」

記事は、日本の龍谷大学の松島泰勝教授の寄稿文を掲載した朝日新聞の記事を紹介。寄稿文では、「琉球が日本の一部になったのはたかだか140年ほど前。しかもその時、日本政府は軍事力で無理やり日本の一部にした」と指摘。「オスプレイ配備や辺野古新基地建設を強制し、宮古・八重山諸島への自衛隊基地設置を進め、集団的自衛権法制化によって日米同盟体制を強化しようとする日本から一刻も早く離れないと、琉球人の尊厳は踏みにじられ、沖縄戦のように琉球は再び戦場になる」などとし、米国の英国からの独立をモデルケースに、「沖縄独立は机上の空論ではない」と主張している。

確かに「琉球が日本の一部になったのはたかだか140年ほど前。しかもその時、日本政府は軍事力で無理やり日本の一部にした」のでしょう。で、いま独立したら140年前と同じになってしまいませんかねぇ。

つまり、日本の再侵攻や中国による侵攻は無いと言えるのか? その時、沖縄はどうするのかと言うことです。

  *        *        *

独立しようと思えば、独立は出来るでしょう。でも独立を維持できるでしょうか。脱サラも企業も独立も、始めることより維持することの方が何倍も難しい。

沖縄が独立したとして、独立を維持できるでしょうか。

  *        *        *

こういった偉い人達が歴史に学ばない、人間の持つ暗い性質(暴力)を無視するのを見ると、バカじゃないの?と思ってしまいます。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

原発優遇

原発優遇

朝日新聞:「福島で働いたこと悔いない」 被曝で労災認定の作業員
http://www.asahi.com/articles/ASHBN6K42HBNUGTB00H.html?iref=comtop_6_01

厚労省は20日の会見で、「今回の認定により科学的に被曝と健康影響の関係が証明されたものではない。『年5ミリ以上の被曝』は白血病を発症する境界ではない」とした。白血病の認定基準については「労災保険の精神に基づき、労働者への補償に欠けることがないよう配慮し、また、76年当時の一般公衆(住民)の被曝限度が年5ミリだった点も考慮した」と説明した。

いまの労災認定の基準は科学的ではないけれど、労働者の心理や社会の雰囲気には合っていると言えなくもない。つまり、5ミリシーベルトの被爆で白血病になるとは思えないけれど、原発で働くことの不安や風評被害があるので、それに対する補償としてだ。

しかし、行政が科学的でない基準で行動していることを、我々は認識しておかなければならない。でなければ、ありもしない危険にとんでもないコストをかけることになる。

  *        *        *

行政は、科学的理由ではなく社会的要請や政治的理由で動く。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月20日 (火)

常識的には

常識的には

朝日新聞:辺野古承認「取り消しは無効」 普天間巡り市民が提訴
http://www.asahi.com/articles/ASHBN4KGFHBNTPOB001.html

訴状によると、原告らは「承認に法的瑕疵(かし)はなく、取り消しは違法であり、知事権限の乱用」と主張。普天間飛行場が固定化されて住民への生存権侵害が継続されるとしている。原告1人あたり1千万円の慰謝料を県と知事に求めた。

常識的には、普天間基地より辺野古の方が安全なのだから移転で安全性は高まります。そして日米の力関係や国際情勢を考えると、単純に米軍出てゆけとも言えませんから、辺野古への移転は「満点じゃないけど、いまよりマシ」なのですよね。

  *       *      *

自分の要求が全て完璧に通らなければ拒絶する人々は、世界征服するまで、世界を敵にした戦争をすることになるでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平和だ

平和だ

日本経済新聞:有権者はおごりに敏感だ
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO93003530Q5A021C1EA1000/

島尻安伊子沖縄・北方相の選挙区内でのカレンダー配布も感心しない。うちわを配って閣僚辞任に追い込まれた松島みどり衆院議員の騒動の教訓がいかされていない。政府が臨時国会の召集を見送ったのは「野党の追及を回避するため」との見方が出ている。そうでないならば、閉会中審査に積極的に応じ、森山、島尻両氏に国会の場で事情説明をさせるべきだ。

登場したのは、いずれも自民党の政治家である。「安倍1強」のもとで、多少のことは大丈夫と思っていないか。有権者はそうしたおごりに敏感である。「違法ではない」で済まさないでほしい。

自民党政治家の金銭的不正をマスコミが追求する。なんだか「平和だ....」と思ってしまう。

  *        *       *

庶民の生活に、政治家の金銭的不正は関係ない。政治家が少々裏金をとったところで影響なんか無い。問題は政策なのだから。政策がしっかりしていれば金銭的不正なんてたいした問題ではない。

しかも、不正の金額が、億にも達していない。引用した社説では「うちわ」や「カレンダー」が問題になっている。いったいいくらぐらいだろうか、部数にもよるから判らないけれど、中小企業の広告費にも達しないだろう。

  *        *       *

自民党政治家の金銭的不正をマスコミが追求する。昔からある平和な光景で、庶民にとっては幸せな光景なのかもしれない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月19日 (月)

民衆に応えよ

民衆に応えよ

時事通信:右派与党が躍進=難民への危機感反映-スイス総選挙
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015101900025&g=int

中東などから難民が欧州に殺到する中、国民党は欧州連合(EU)が進める難民受け入れに反対の論陣を張り、治安悪化などを警戒する有権者の支持を集めた。国民党のブルンナー党首は、AFP通信に「欧州に難民を呼び寄せるべきではない」と強調。社民党の候補者は「国民は恐怖に駆られて右派に投票した」と敗因を分析した。

サヨクの失敗は民衆の恐怖に応えることが出来ていないことにある。これは日本でも同じだ。自分もヘイトスピーチや移民排斥は良くないとは思っている。しかし、恐怖を感じているのも事実だ。

右翼や在特会的なものを批判するのは結構なのだけれど、民衆の恐怖に応えることが出来なければ、選挙では勝てない。結果として、移民・難民を拒否する国家になってしまうだろう。

  *        *        *

サヨク、あるいはインテリ、有識者は民衆の不安や恐怖に応えなければならない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

難民問題は何故問題なのかというと

難民問題は何故問題なのかというと

東洋経済:ソロス氏が提案する「難民問題解決策」とは?   「最低でも年100万人は受け入れるべき」
http://toyokeizai.net/articles/-/88354?page=2

そしてEUの運用、財政方式は、亡命希望者や移民の待遇に関する世界標準の策定にも生かされるべきだ。これが総合計画の第5項目だ。

最後に、亡命希望者や移民が社会と融合するため、NGOや教会団体、企業などの民間スポンサーを募る必要がある。十分な資金のみならず、移民とスポンサーを組み合わせる人材と情報技術も必要だ。

難民問題は何故問題なのかというと、受け入れ側の社会を変化・変質させてしまうからだ。これが単純な経済的負担(海外資金援助など)とは大きく異なる点だ。

この点は軽視されていないだろうか。

引用元の記事も多少は理解しているようで「亡命希望者や移民が社会と融合するため」などと書いているが、具体性が無く分量も国境警備や資金援助について述べられている部分に比べて極めて少ない。

   *        *        *

難民を受け入れても、社会が変質しないのであれば、もっと多くの難民を受け入れることが出来る。軋轢も生じないだろう。

   *        *        *

人間のもっとも重要なものは何か、社会の性質を決めるものは何か。それは人間の心であり文化だ。しかし、難民の心や文化と、受け入れ側の心や文化について、述べられているものは少ない。

   *        *        *

難民として他国にいくのであれば、自国の文化は封印するべきだ。軋轢を生じない為に、移民先が出身地と同じ状況(他国へ行かなければならない状況)にならないために。

受け入れ側は、難民に「我々の文化宗教を受け入れろ(≒自分の文化・宗教を捨てろ)」と求めるべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月18日 (日)

どちらが正しい?

どちらが正しい?

朝鮮日報:オバマ氏が韓国の対中政策支持=共同会見で朴大統領
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/17/2015101700688.html

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日(日本時間17日未明)、ワシントンでオバマ米大統領と会談後に共同記者会見を行い、オバマ大統領が「韓米関係と韓中関係の両立は可能だ」と述べ、韓国の対中国政策を支持したと紹介した。米国などでは、韓国が中国に過度に接近していると指摘する声が出ていた。

読売新聞:オバマ大統領、韓国の対中傾斜にクギ刺す
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151017-OYT1T50112.html

米国のオバマ大統領は16日、韓国の朴槿恵大統領とホワイトハウスで会談した。

オバマ氏は共同記者会見で、「中国が国際的な規範や規則を順守しないところでは、韓国も我々のようにはっきりと声を上げてほしい」と要求し、韓国の対中傾斜にクギを刺した。

オバマ大統領が韓国の対中国政策を支持した言う朴大統領、クギを刺したと言う読売新聞。どちらが正しいのでしょうか。

  *        *        *

私は、「韓国の対中傾斜にクギを刺した」という読売新聞の見方が正しいと思います。

  *        *        *

人間は自分の間違いを認めたがらないものですし、自分のやっていることが支持されていると思いたがるし、支持されていないと言うこと自体が敗北宣言の場合もあります。

朴大統領は、否定されたとかクギをさされた言う訳にはいかなかったのでしょう。朴大統領も判っていると思います。しかし、韓国の対中傾斜が終わるかというと、私は終わらないだろうと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月17日 (土)

嫌韓感情が大きいので

嫌韓感情が大きいので

時事通信:ソウルで日中・日韓首脳会談へ=安倍首相、近隣外交強化に意欲
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015101600791&g=pol

ただ、慰安婦問題に関して日本側は、1965年の日韓請求権協定で解決済みで、アジア女性基金設立など人道的な措置も講じてきたとの立場。菅義偉官房長官は16日の記者会見で、「わが国の立場は、韓国側にこれまでも伝えている」と強調し、外務省幹部も「日本の譲歩は無理な話だ」と指摘した。

日本側の国民感情としても、(政府や政治家に)韓国に譲歩して利益のある状態ではありませんから、「日本の譲歩は無理な話だ」という言葉に肯いてしまいます。

  *        *        *

どちらの世論も感情的になっていますし、庶民は精緻な法律論や歴史学を理解できません。理解できないと言うと言い過ぎかもしれませんが、専門家同士の議論を理解し判断できるのは専門家か相当勉強した人間だけですから。

  *        *        *

この問題は「未解決のまま他の問題に悪影響を与えないようにする」以外に、道はありません。

しかし、朴大統領が他国で慰安婦問題などの対日批判を行なう度に、日本の嫌韓感情を少しづつ育てているように思えます。

時事通信:「日韓首脳会談は可能」=慰安婦問題の進展要求-朴大統領
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015101600112&g=pol

訪米中の朴槿恵韓国大統領は15日、ワシントン市内で講演し、日中韓首脳会談が11月初めにソウルで開かれる際、安倍晋三首相と初の2国間首脳会談を行うことが可能だと述べた。



具体的な課題としては、いわゆる従軍慰安婦問題に触れ、「この問題の進展をもたらす会談こそが、有意義な首脳会談と見なすことができる」と改めて主張。安倍首相との会談で取り上げる方針を示した。

このニュースを読んだときの最初の印象は、なんでアメリカでいうかなぁ~、という微妙な不快感です。

  *        *        *

良い政治とは正義を求めるものではなく、国民に安全と良い生活をもたらすもである、と私は思います。私には、朴大統領の政治は良い政治とは思えません。慰安婦問題も火をつけただけですし(韓国にとっても「正義を求めた」だけで、結果は良くありませんし)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月16日 (金)

反原発派は勝てない原因を考えるべき

反原発派は勝てない原因を考えるべき

中日新聞 社説:2号機再稼働 “ひな型”は通用しない
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015101602000123.html

発電用タービンを回す蒸気をつくりだす重要な機器で、老朽化した配管が破れると、無論、重大事故につながる恐れがある。

地元紙が四月に県内で実施した世論調査では、再稼働に反対、計画に沿った避難は困難との回答が、いずれも約六割に上っている。

原発とその周辺環境は、それぞれ違う。周りの声に耳をふさいで、それを“ひな型”でくくるのは、乱暴だし、危険過ぎないか。

内閣支持率や政党支持率が60%もあったら、選挙で圧勝です。では「世論調査では、再稼働に反対~中略~約六割に上っている」のに、なんで、選挙で勝てないのでしょうか。

それこそが問題なんです。それが判らない限り反原発派に明日はありませんし、議論は深まりません。

私自身は原発容認派ですが、それでも反対派・反対の言論があることは良いことだと思っています。考えの隙間というかミスを指摘してくれる存在は、よりよい議論を育てますから。でも、どうせ選挙で勝てるのだと思ってしまっていたら、容認派を見くびってしまって、そんな議論は起こりません。

  *        *        *

反原発派は、世論調査では多数派なのに選挙で勝てないのは何故かを考えるべきです。

  *        *        *

私が思うに、自民党なみに統治ができて(国民に利益を与えることが出来て)、自民党なみの人格的な信頼(失言・言葉づかい、汚職などの程度)があれば、そこに国民多数の支持がある反原発を加えれば選挙に勝てるはずです。それが勝てないのであれば、統治という実務者能力が欠けているか、人格的に嫌われているかです。

  *        *        *

反原発派が(選挙で危機感を感じさせる程度には)成長しなければ、お互いに不幸です。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民意?

民意?

琉球新報 社説:不服審査請求 政府は民主主義に立ち返れ
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-154227.html

辺野古新基地を拒否する沖縄の民意を政府はいつまで無視し続けるつもりなのか。今求められるのは行政の継続性よりも、民意に反した施策は許されぬという民主主義の基本に立ち返ることだ。



政府は県を批判する際、法治国家という言葉を用いてきたが、法的瑕疵が指摘された埋め立て承認に固執し続けること自体、法治国家を否定するものだ。政府はそのような愚行をやめ、新基地建設を直ちに断念すべきだ。それが民主国家のあるべき姿である。

民主的な手続きを経て安倍政権は誕生した。そして、その民主的な手続きを経て誕生した政権は、辺野古への移転を進めている。

「今求められるのは行政の継続性よりも、民意に反した施策は許されぬという民主主義の基本に立ち返ることだ」

民主主義的に進めているように私には見えるのですが。

  *        *        *

沖縄県としては、民主主義的手続きによって、反対派の知事を選択しました。この民意には反していると言えるでしょう。しかし、軍事は国家全体で決定するもので、一部地域だけで決めることは出来ません。

沖縄県は、どうしても不服であるなら「独立」をすべきです。ただ、沖縄単独の力では、アメリカや中国に対抗できませんから、いまより悪い状態になることを覚悟しなければなりませんが。

  *        *        *

しかし、「辺野古新基地」ですか。私には、普天間基地が無くなることを隠蔽したいように見えて仕方がありません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月15日 (木)

パレスチナは国家ではない、あるいは国家が存在しないことの不幸

パレスチナは国家ではない、あるいは国家が存在しないことの不幸

NHK:パレスチナ人の男 イスラエル人女性を刺す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270311000.html

イスラエルとパレスチナの間で緊張が続くなか、大勢の観光客が利用するエルサレムのバスターミナルの前で、パレスチナ人の男がイスラエル人の女性をナイフで刺し、その場で警察に射殺されました。

エルサレム中心部にあるバスターミナルの前で14日、パレスチナ人の男がイスラエル人の女性をナイフで刺し、逃げようとしたところをイスラエルの警察に射殺されました。女性はけがをしてバスの中に逃げ込み、その後、病院に運ばれました。

パレスチナ自治政府は犯人を捕まえることも罰することも出来ていない。他国(イスラエル)から自国民を守ることも出来ていない。これではパレスチナは国家とは言えない。

  *        *        *

国家対国家であれば、政府間の交渉によって和平も可能だけれど、国民対国民、民族対民族の場合は、交渉による和平は不可能だ。交渉する主体と言うか代表がが存在しないのだから。

2ちゃんねるなんかを見ていると判るけれど、大勢の人間がいたら、どうしたって喧嘩する人間はいる。そして直接的な暴力は、過激な反応を呼び起こす。少数の人間が争いを大きくし長引かせることになる。

  *        *        *

この暴力は長引くだろう。多くの人間が死ぬだろう、突然、隣人から攻撃されて。あるいは、反撃によって。

  *        *        *

国家が弱体化したとき何が起きるか、どんな悲劇が起きるかの実例がここにある。国家が不幸を招かないとは言わないけれど、国家が(あるいは、きちんとした政府が)存在しないことの不幸は間違いなく存在する。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「おおすみ」は?

「おおすみ」は?

朝鮮日報:日本を偏愛する米国、韓国にも戦略的価値に見合う待遇を
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/14/2015101401051.html

1975年の時点で、人工衛星を宇宙に打ち上げた国は米国とソ連しかなかった。そんな時、日本が「きく2号」という衛星を宇宙に打ち上げた(編集部注:きく2号打ち上げは77年2月23日)。日本の船舶エンジン技術者らがロケットエンジンの開発を始めたのは、わずか6-7年前のことだった。そんな日本が、どうやって衛星を打ち上げることができたのか。米国のおかげだ。両国は69年、宇宙開発で協力するという協定を結んだ。「協力」とはいうが、実際には設計からソフトウエアまで、米国が技術を提供した。

きく2号の打ち上げにアメリカの技術支援があったことは、その通りなのですが、間違いもあります。「1975年の時点で、人工衛星を宇宙に打ち上げた国は米国とソ連しかなかった」、ここは間違いです。

日本初の人工衛星はおおすみですが、1970年に打ち上げられています。アメリカの支援もうけていません。ですので、「1975年の時点で、人工衛星を宇宙に打ち上げた国は米国とソ連しかなかった」というのは間違いです。

  *        *       *

日本初の人工衛星は日本独自の技術で(アメリカの支援なしに)打ち上げたものです。

  *        *       *

記事全体の論旨に大きな影響はないかもしれませんが、気になりましたので。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月14日 (水)

「新基地」という言葉に何を感じますか

「新基地」という言葉に何を感じますか

しんぶん赤旗:辺野古 承認取り消し 翁長知事、新基地阻止へ決断 政府、法的根拠失う
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-14/2015101401_01_1.html

沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は13日、県庁で記者会見し、同県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う前知事による沿岸部の埋め立て承認を取り消したと発表しました。埋め立て承認の取り消しにより、政府が強行してきた新基地建設工事の法的根拠が失われました。これに対し、政府は公有水面埋立法を所管する国土交通相に行政不服審査法に基づき不服審査請求をするとともに、その裁決が出るまで、取り消しの効力を止める執行停止を求める方針を示しました。

普天間基地の辺野古への移転に反対する方々の言葉で、気になるものに「新基地」、あるいは「新基地建設」があります。この言葉は、辺野古の拡張工事が完了すれば普天間基地がなくなるということを無視しています。

私には、自民党政権を攻撃するために、都合の悪いことから目をそらすために「移転」ではなく「新基地建設」という言葉を使っているように見えるのです。

  *        *       *

人間は自分の都合の良いように言葉を使います。「特売」とか「徳用」とか、「大安売り」とか。政党や政治家が自分の政治宣伝の為に、都合の悪いことを隠そうとしても不思議でもなんでもありません。

  *        *       *

「新基地」という言葉に何を感じますか。

私は「新基地」という言葉に、人間の業と愚かさを感じます。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

原因はどこにある?

原因はどこにある?

日本経済新聞 社説:沖縄の基地のあり方にもっと目を向けよ
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO92787080U5A011C1EA1000/

本土のわがままで沖縄がひどい目にあっている。県民がそう思っている限り、たとえ最高裁が名護市への移設にお墨付きを与えても摩擦はなくならない。移設を円滑に進めるのに必要なのは、本土側の真摯な取り組みである。

「本土のわがまま」、う~ん、わがままと言うよりも歴史的経緯と地理的要請によるものではないでしょうか。

  *       *       *

日本では軍事がタブーのようになっていて、国民に軍事的知識が足りない、考えたくないという態度がよくありません。一方、関心があるはずの反基地運動の方々も政治的でありすぎます。

  *       *       *

「本土のわがまま」を生み出したものは、なんなのでしょうか。第二次大戦の結果という歴史的経緯は確かにあります。しかし、日本で軍事がタブーになってきたことも原因ではないでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月13日 (火)

出来ることを出来る範囲ですること

出来ることを出来る範囲ですること

NHK:ヨーロッパ激震 押し寄せる難民
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3715.html

泥沼の内戦が続くシリアなどからヨーロッパをめざす難民や移民が過去にない規模で急増している。その数は今年だけでこれまでに50万人を超えている。人道的責任を掲げて「難民受け入れ」を表明したドイツに対して、ハンガリーが難民を押しとどめようと国境沿いにフェンスを設けるなど東ヨーロッパ諸国は猛反発。難民への対応をめぐって欧州内の対立は深まっている。一方、シリアやその周辺国での人道危機は、国際社会が有効な対策を打ち出せないまま、悪化するばかりだ。難民の数は400万人にまで増え、資金不足から食糧援助が減らされるなど、支援が頼みの綱の難民たちは追い詰められている。「今世紀最大の人道危機」に私たちはどう向き合うべきなのか、考える。

「『今世紀最大の人道危機』に私たちはどう向き合うべきなのか、考える」

出来る範囲で出来ることをするだけ。

  *        *        *

社会の基本的な理念を明確にし、それを受け入れる人間だけを受け入れること。ヨーロッパは(信教の自由のタテマエから、キリスト教を全面に出せないなら)寛容の精神を受け入れる人間だけ(同性愛や無神論者やニカブを拒否する人間を許容する人間だけ)を受け入れること。

イスラム教を、難民を、そのまま受け入れたらヨーロッパの社会状況が中東のようになってしまうだろう。

  *        *        *

自分達の出来る以上の難民を受け入れること、それも価値観の異なる人々を受け入れることは、社会の自殺にほかならない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

風化なのか、時間による審判なのか

風化なのか、時間による審判なのか

佐賀新聞:玄海原発再稼働、賛成46・8%
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/238631

佐賀新聞社が実施した県民世論調査で、九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に46・8%が賛成し、反対の45・3%を上回った。東京電力福島第1原発事故以降、同じ質問で賛成が反対を初めて逆転した。8月には新規制基準の下、九電川内原発1号機(鹿児島県)が全国に先駆けて再稼働。史上最悪の原子力災害から4年7カ月が経過し、記憶も風化して原発回帰のムードが広がりつつある現状が浮かび上がった。

「原子力災害から4年7カ月が経過し、記憶も風化して」

風化、なのでしょうか。自分には、時間による審判の結果ではないかと思います。原発事故後の恐怖は本物(怖かったと言う意味で)でしたが、現実の被害は過剰とも思える避難によるもの、風評によるもので、漏洩した放射能によっての死傷者はゼロなのです。その事実が、死傷者が出ないという日々が積み重なり、再稼働を認めるようになってきたのだと私は思います。

「風化」ではなく、時間の審判の結果なのです。

  *        *        *

しかし、「風化」という言葉に書き手の意志を感じます。中立であろうとしても、そこに書き手の気持ちが出てしまうものが文章ですから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月12日 (月)

心配なのは

心配なのは

中日新聞 社説:中韓接近どう向き合う 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015101202000115.html

心配なのは、慰安婦問題や戦前、戦中の徴用工に対する補償で、中韓連携の動きが過度に強まることです。首相は七十年談話に込めた思いと今後の政策を、言葉と行動で示す必要があります。歴史認識が政争の具に使われてはならないし、それはどの国民も望むところではないでしょう。

歴史問題が「政争の具」だけに使われているのであれば大きな問題ではあっても、コントロール可能な問題だろう。しかし、韓国で徴用工に対して補償すべきという判決があったように、経済問題(金になる)とか司法の問題になってしまうと、コントロール不能になってしまいかねない。

最悪の場合、実質的な断交状態~中国や韓国に行くと、何をされるか(どんな補償を求められるか)わからないから、ビジネスが出来ない~になってしまいかねない。

断交だけで済めば良いが、そこに領土問題や資源問題が重なると、戦争すら覚悟しなければならなくなる。

心配なのは、歴史問題が経済問題などに波及してしまわないかと言うことだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月11日 (日)

選挙に勝てないのは何故かを問うべき

選挙に勝てないのは何故かを問うべき

愛媛新聞 社説:伊方再稼働容認決議 県民の不安は払拭できていない 2015年10月10日(土)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201510108611.html

県議会が、四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働を認める決議案を自民党などの賛成多数で可決した。中村時広知事は県議会を「県民の代表」と位置付けており、その意思決定を再稼働の是非を判断する重要な材料の一つに挙げている。



地元の伊方町議会は一足先に再稼働を求める陳情を全会一致で採択した。とはいえ、議会の特別委員会はほぼ非公開。本会議での質疑や討論もなかった。反対派の町民の意見がきちんと反映されたのか、疑問を抱かざるを得ない。



県議会の「再稼働容認決議」には議長を除く46人の議員中、39人が賛成した。しかし、再稼働に賛成する県民が同じ比率でいるとは到底思えない。



愛媛新聞が2~3月に実施した世論調査では、県民の69.3%が再稼働に否定的だった。西予、宇和島両市が行ったアンケートでも反対意見が過半数を占めた。こうした県民の意向を無視することは許されない。



原発を今後どうするか。県民の間で賛否が分かれる重大な問題にもかかわらず、公開討論会なども開かれていない。原発と無関係ではいられない一般県民の意見を聞く機会すら設けようとしない県の姿勢は、政府と同様「再稼働ありき」との批判を免れまい。

ぐぐってみると、愛媛県議会の選挙は2015年4月12日に投開票されています。また、伊方町議会議員選挙は2013年04月22日に行なわれています。つまり、2011年の福島原発事故の後に行なわれています。選挙民は福島原発事故を知ったうえで投票したのです。

そして「伊方町議会は一足先に再稼働を求める陳情を全会一致で採択」し、「県議会の「再稼働容認決議」には議長を除く46人の議員中、39人が賛成」したのです。

  *        *        *

確かに、「しかし、再稼働に賛成する県民が同じ比率でいるとは到底思えない」というのは正しいでしょう。世論調査の結果にも出ています。

では、何故、再稼働賛成の議員が多く当選しているのでしょうか。再稼働反対を訴える候補が多数派になれないのは何故でしょうか。

再稼働反対の候補は、こう思われているのでしょうか、「政策には賛成なんだけど、アイツには投票したくない」。

  *        *        *

民衆は、少なくとも一般庶民の多くは、全ての政策に精通している訳ではありませんし、下手をすれば問題の存在そのものを知らないことだって多いでしょう。複雑化し巨大化した現代社会では間接民主制を、つまり「民衆は統治者・代表者を選ぶ」ことしか出来ないのです。

そして、その民衆は、再稼働賛成の人間を自分達の統治者・代表者として選んだ。

  *        *        *

原発に限りませんが、世論調査と国会や地方議会の判断が食い違うとき、「民意を反映せよ」と求めることも大事ですが、何故、食い違うのかと問うことも大事なことだと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月10日 (土)

やっぱり、「戦争法案」は流行歌だった

やっぱり、「戦争法案」は流行歌だった

今週の初め「『戦争法案』は流行歌」という記事を書きました。その記事で、しんぶん赤旗を引用しました。

「憲法の平和主義、立憲主義、民主主義という政治の土台を破壊し、国民の命を危険にさらす戦争法の強行成立への国民の怒りが一時の『嵐』だと思っているのか。」

「戦争法の危険性が明らかになればなるほ ど、反対の『嵐』はいっそう強くなることは必至です」

共産党以外の政党も安倍政権への批判は強くなると言っていました。では、現在のところどうなのでしょうか。

時事通信:内閣改造、効果は限定的=守りの人事でインパクト欠く-各社世論調査
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015100900754&g=pol

第3次安倍改造内閣の発足を受けて報道各社が実施した世論調査では、内閣支持率が回復したものの上昇は小幅にとどまった。



◇報道各社の内閣支持率
       支持          不支持
読売新聞 46%(5ポイント増) 45%(6ポイント減)
毎日新聞 39%(4ポイント増) 43%(7ポイント減)
日経新聞 44%(4ポイント増) 42%(5ポイント減)
(カッコ内は前回調査比)
(2015/10/09-18:25)

39%~46%という支持率は高くはありませんが、低いとは言えません。政権を維持するに十分です。

それに、支持率は回復を始めています。

  *        *        *

やっぱり、「戦争法案」は流行歌だったようです。

  *        *        *

しんぶん赤旗(共産党)も他の野党も批判は長く続くし強くなると言っていました。しかし、それはハズレました。

もちろん、しんぶん赤旗は学術誌じゃありません。議員は学者じゃありません。内容の正しさだけで評価されるのではありません。しかし、逆に言えば、彼等の言葉は「広報」でありチラシのようなもの。本気にとるとガッカリするということです。

大袈裟な言葉を使う政治家、政治家の使う大袈裟な言葉は、「彼等はハデに言うのが仕事だ」ぐらいに思っておかなくちゃなりません。これは与党も野党も同じです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 9日 (金)

平和への思い

平和への思い

日本経済新聞:湯川秀樹氏の書簡 短歌で京都の荒廃嘆く 終戦前後、吉井勇宛て
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG08H19_Y5A001C1CR0000/

日本人で初めてノーベル賞を受賞(1949年、物理学賞)した湯川秀樹氏(1907~81年)が太平洋戦争末期から敗戦2年後にかけて、歌人の吉井勇氏(1886~1960年)に宛てた書簡6通の詳しい内容が8日、判明した。

自宅があった当時の京都の荒廃ぶりを「わびしさは太綱引きて埃立てどうと倒るゝ家を見る時」と短歌に記し「心が悲しくなる」と述懐。研究者は「悲しみを繰り返してはならないという、平和への強い思いが伝わってくる」と話している。

平和への思い、これは反戦団体や九条の会や護憲派だけでなく多くの人々が(立場の異なる人々が)持っている。

極端な話、原理主義者のテロリスト集団も「平和への思い」を持っているだろう。ただ、その平和が「自分達の主義主張に合致したものしか認めない」というものだけれど。

   *        *       *

平和への思いは多くの人々が持っている。自分と主義主張が異なり、支持政党が異なった人々も持っている。安保関連法案(一部の人達は「戦争法案」と呼ぶ)を提案した人々、賛成した人々も平和への思いを持っている。

そう信じられなければ、対話も出来ないし、自分の正義以外認めない独裁者や全体主義者と同じになってしまう。

   *        *       *

自分の主張に賛成しない人間は戦争を望んでいる、という考え方は争いを招くのだ。それを右であれ左であれ意識してもらいたいと願う。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

犯罪?、犯罪的無能?

犯罪?、犯罪的無能?

ロイター:VW排ガス不正は少数の技術者が実施、米公聴会で現法CEO
http://jp.reuters.com/article/2015/10/08/vw-us-house-idJPKCN0S22JW20151008

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の米国法人のマイケル・ホーン社長兼最高経営責任者(CEO)は8日、排ガス試験の不正問題をめぐり米下院で行われた公聴会で、不正はVWが会社として決定したことではなく、少人数の技術者により行われたものとの認識を示した。



「このソフトウエアは数人のエンジニアが、何らかの理由で導入した」と述べた。ただ、調査が継続中であることを理由に詳細については述べなかった。

1100万台に影響する不正行為を「少人数の技術者」で実行可能、しかも発見できないというのは信じがたいのですが。

  *        *       *

「少人数の技術者により行われた」のであれば、フォルクスワーゲンは信じられないほど無能な会社ということになります。そうでなければ、会社ぐるみ、組織的犯罪ということになります。

犯罪か、犯罪的無能か、どちらかです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 8日 (木)

どうでもいい

どうでもいい

NETIB-NEWS:安保法案反対デモが残したものとは?(後)~福岡市で公開討論
http://www.data-max.co.jp/271008_ymh02/

SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の「民主主義ってなんだ」のコールが象徴し、憲法学者の水島朝穂氏や音楽家の坂本龍一氏がスピーチで指摘したように、安保法案反対の国会前デモには、民主革命の様相があった。しかし、「60年安保」では、安保条約批准と引き換えに岸首相は退陣したが、安倍首相は政権に居座り続ける。GDP600兆円という非現実的な「新3本の矢」に続き、「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」(自民党ポスター)の公約に違反して、TPP閣僚会議で大筋合意した。

安倍さんが首相を退陣しようが居座り続けようが、私にはどうでもいい。庶民の大部分にとってもどうでもいい。問題なのは政府の政策であり、国家の法律だ。

  *        *       *

「しかし、『60年安保』では、安保条約批准と引き換えに岸首相は退陣したが、安倍首相は政権に居座り続ける」

岸首相が退陣しても安保条約は残った。庶民の、国民の生活に影響を与えたのは岸首相が退陣したことではなく、安保条約が残ったことだ。安保条約のプラス(平和・安定)とマイナス(在日米軍基地)が国民の生活に影響を与えたのであって、首相の名前が岸であるか池田であるかなんて(受験勉強している学生以外には)生活に影響しない。

岸首相を退陣させたことを戦果としたりするのは間違いであり、政策が変わらなければ意味がない。目先を誤魔化されているにすぎない(それを「戦果」とする野党の愚かしいことよ)。

首相が誰であるか、政権党がどこであるかなんて、利権を持っていない庶民にはどうでも良いことで、庶民には「どんな政策か」かどうかが唯一最大の問題なのだ。

  *        *       *

退陣させた、なんてことは成果ではない。どうでも良いことだ。政策こそが問題なのだ。それが判っていない人達は、権力闘争・政治ゲームをしているだけだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

論文が掲載されたことの意味

論文が掲載されたことの意味

47NEWS:「被ばくで発症」と主張 福島事故後の甲状腺がん 
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100601002207.html

東京電力福島第1原発事故後、福島県で見つかっている子どもの甲状腺がんの多くは被ばくで発症したものだと主張する分析結果を岡山大の津田敏秀教授(環境疫学)らのチームがまとめ、国際環境疫学会の6日付の学会誌電子版に発表した。別の疫学専門家からは「結論は時期尚早」との指摘がある。

私は、福島原発事故で漏洩した放射能では死傷者は出ないと思っていますし、このブログでもそのように書いています。ですから、この話は無視できません。

  *        *        *

科学的知見は発表されてこそ意味を持ちます。自分だけ、(あるいは少数の人間)が知っている知識は、魔術や宗教にはなっても科学にはなりません。科学は発表され知られてこを意味を持ちます。そして有名な場所で発表されると注目を浴びることになります。注目には賞賛もあれば批判もあり、場合によっては命取りにもなります。

STAP細胞も理研の研究室に留まっている限りは、賞賛も批判もありませんでした。有名な論文誌であるネイチャーに掲載されたことで騒ぎになり、結果は悲惨なものとなりました。

  *        *        *

著者の津田敏秀さんの名前でぐぐってみると、けっこう毀誉褒貶のある方のようです。また、国際環境疫学会もまっとうな学会で掲載された学会誌も査読のあるまっとうな論文誌のようです。いいかげんな雑誌であれば無視されて当然でしょうが、まっとうな論文であれば批判が起こるでしょう。

この論文によって起きる議論に注目したいと思っています。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 7日 (水)

相手をバカと言うだけでは

相手をバカと言うだけでは

毎日新聞:難民中傷:日本人漫画家に批判集中 FBにイラスト投稿
http://mainichi.jp/select/news/20151008k0000m040053000c.html

難民を中傷するイラストを日本人の漫画家がフェイスブック(FB)に投稿し、「極めて差別的」などと国内外から批判が集中した。イラストは、実在するシリア難民の少女の写真と酷似しており、英国在住の写真家からの要請を受け、7日に削除された。

イラストは9月上旬、漫画家の蓮見都志子氏がFBに投稿。少女のイラストに「安全に暮らしたい 清潔な暮らしを送りたい 美味(おい)しいものが食べたい」「何の苦労もなく 生きたいように生きていきたい 他人の金で。 そうだ難民しよう!」などと書かれていた。



ジャーナリストの安田浩一氏は「根底にあるのは他者に対する想像力の欠如。平和に暮らしたいという人として当たり前の感情を否定している」と指摘。生活保護受給者らへのバッシングとも共通し「弱者が権利を主張すると手のひらを返してたたく。日本社会の一部にある気分を反映している」と語った。

問題のイラストは見ました。画家の主張に賛成する訳ではありませんが、批判する側の意見にも賛成はできかねています。

「根底にあるのは他者に対する想像力の欠如。平和に暮らしたいという人として当たり前の感情を否定している」

このイラストを書いた側は、偽装難民ではないかと疑っていますし、仮に本物の難民だったとしても難民を受け入れて苦労する義理が各国にあるのかと言えば、必ずしもあるとは言えないのではないかと思います。

  *        *        *

国家や社会は、受け継いだものです。私たちの国家・社会が内戦状態ではないのは、私達の祖先の働きによるものです。そこへ平和を維持できない人々(or平和な社会を作れなかった人々の子孫)が、「ここは平和だから」とやってきたら、どう思うでしょうか。私達の祖先の成果にタダ乗りしているように思わないでしょうか。

  *        *        *

平和な社会に生きたいという希望や感情は理解できます。しかし、平和な社会を築くことが出来た社会へ移ることは、その社会へタダ乗りしていることでもあるのです。

  *        *        *

こう言い換えてみましょうか。貧乏人の子供が、金持ちの子供に、「食べられて、医療も教育も受けられて、うらやましい」と言っている。どう思うか、と言うことです。金持ちの子供は、どこまで支払うべきでしょうか。

  *        *        *

社会の安定の為に、底辺は低すぎない方が良いです。教育や医療を受けられない人間が多くなると治安が悪化します。社会の生産性が低下します。実利面からも金持ちの子供は援助するべき理由があります。

しかし、「タダ乗り」「他人の金で」というものが出てくるのは避けられません。それを「想像力の欠如」と切って捨てていては説得は出来ないでしょう(≒多数派になれない。民主国家では意見を政策に反映できない)。

  *        *        *

難民援助について、私は実利から考えて判断すべきと思っています。どんな難民援助をすれば、私と私達の子孫に利益があるのか。精神論やカワイソウという感情論を越える議論が見てみたいと願っています。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2015/10/08 05:10 訂正:
 訂正前:感情論以上の議論が見てみたいと願っています。
 訂正後:感情論を越える議論が見てみたいと願っています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ノーベル賞

ノーベル賞

AFP:メルケル独首相にノーベル平和賞のチャンス、独紙
http://www.afpbb.com/articles/-/3062052

今年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を、戦争や迫害を逃れ欧州に押し寄せた難民に門戸を開く決断をした勇気が世界で称賛されているドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(61)が受賞する可能性があると、2日付の独日刊紙ビルト(Bild)が伝えた。

「メルケル首相はノーベル平和賞を受賞するチャンスが十分にある」とビルト紙は述べ、「理由:ウクライナ危機と難民政策における同首相の行動」と続けた。



さらに同氏は「道義的リーダーシップをとり、難民問題に対する欧州の議論の方向性をひっくり返したのはアンゲラ・メルケル氏だ」と付け加えた。

とはいえ、ドイツ国内ではメルケル氏の人気が下落している。独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)が先週発表した政治家人気ランキングによると、メルケル氏は1位から4位に転落した。

今年は日本から2人のノーベル賞受賞者が出ました。おめでとうございます。しかし、単純に喜んでよいかというと、簡単ではありません。ノーベル賞は(科学関係は)過去の業績に対してのもの。賞の対象になった研究が行なわれた当時のレベルはともかく、現在はどうなのでしょうか。

現在の研究のレベルは10年20年たたないと判りません。ノーベル賞だけでなく現実世界に研究が影響するには時間がかかりますから。

勝って兜の緒を締めよでしょうか。

でも、めでたいことだと思います。

   *        *        *

ところで、科学関係のノーベル賞が過去の実績に対して出されるものだとしたら、ノーベル平和賞は受賞者を応援するために出されます。つまり期待値とノーベル委員会の政治的方向性によって出されるもので、「平和をもたらした人間」でも「平和をもたらす人間」でもない人間に出される可能性があります。

じっさい、マララさんは未成年で受賞時には実績はありませんでした。オバマ大統領は、ノーベル平和賞を受賞しましたが(憶えていますか?)、核軍縮にも平和の構築にも成功しているとは言い難い。

「メルケル首相はノーベル平和賞を受賞するチャンスが十分にある」

確かに、チャンスは十分にあります。人道主義・難民受け入れは、ノーベル委員会の政治的な方向性にあっているように思いますし、期待し応援するという意味でも、そう思います。

   *        *        *

しかし、メルケル首相は平和をもたらすでしょうか。人道的にしようとして、人間同士の争いを増やした。平和をもたらそうとして紛争を招いたという結果にならないでしょうか。

   *        *        *

メルケル首相がノーベル平和賞を受賞したなら、未来の歴史家は、オバマ大統領とメルケル首相とノーベル平和賞を、どう評価することになるでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 6日 (火)

偏見の責任は誰にある?

偏見の責任は誰にある?

ロイター:原発事故で被ばく不安
http://jp.reuters.com/article/2015/10/06/idJP2015100601001971

東京電力福島第1原発事故で被ばくや偏見といった不安を負っているなどとして、福島県伊達市の月館地区の住民ら約1200人が6日、1人月額10万円の慰謝料を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた。

福島原発事故で漏洩した放射能での健康被害は出ていませんし、これからも出ないでしょう。でも、「不安な時期があった」というのは事実でしょう、自分も恐怖した時期がありますし。

しかし、現在の不安や偏見は、東京電力の責任でしょうか。いえ、東京電力の責任がゼロとは言いませんが、東京電力だけに責任をおわせるのは正しいのでしょうか。

マスコミや不安を煽った有識者に責任はないのでしょうか。マスコミや有識者に不安や偏見の解消をすることの義務はないのでしょうか。

  *        *        *

被害者救済の為に、取れるところから取るというのは正しいかも知れませんが、なんだか納得できないという感覚をもってしまっています。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

人間だもの

人間だもの

WSJ:難民流入のドイツ、不安に変わる国民感情-騒動や過激派流入懸念も
http://jp.wsj.com/articles/SB12246400191940043417704581270453881131150

デメジエール内相は1日夜、公共テレビZDFに出演し、「夏までは、移民はドイツにいられることに感謝していた」としたうえで、今では、移民の中に「施設が気に入らないという理由でストを起こしたり、食べ物が気に入らないという理由でトラブルを起こしたり、施設内でケンカをする」人たちがいると述べた。

人間だもの、要求は際限なく膨らむよね。常識、文化的な価値観、共通認識があればまだしも異文化異民族異教徒だから、お互いに「ここまで」って基準が異なるから、ちょっとしたことでトラブルが起きてしまうだろう。そして、常識が通じない人間同士が暴力で解決するのもありがちなことだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 5日 (月)

憲法を「学ぶ」

憲法を「学ぶ」

朝日新聞:鳥取)お茶飲みながら憲法学び語ろう 母親ら参加
http://www.asahi.com/articles/ASHB351W6HB3PUUB00C.html

お茶を飲んでゆったりしながら、憲法について学び、語り合う学習会「けんぽうカフェ」が3日、鳥取市であった。市内の母親ら約30人が参加し、講師役の谷口麻有子弁護士(県弁護士会所属)と、憲法と安全保障関連法との関わりなどについて意見を交わした。

お経や聖書を学ぶように憲法を学ぶのでしょうか?

  *        *        *

憲法は人間の作ったもの、神様や仏様の作ったものではありません。人間の作ったもの、人間が作れるものであり、「実用品」なのです。ですから、そこに自分達の意見も取り入れさせることも(タテマエとしては)可能なのです。それを目指しての学習ならば、諸手を上げて賛成なのですが、聖書やお経を学ぶように憲法を学ぶのは間違っていると思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「戦争法案」は流行歌

「戦争法案」は流行歌

しんぶん赤旗:戦争法成立でおごり高ぶる自民執行部 「嵐過ぎ去れば」と世論をみくびる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-04/2015100401_03_1.html

同党の高村正彦副総裁の発言(2日)も看過できません。中国新聞3日付によれば、同氏は広島市で講演したさい、「嵐が過ぎ去って冷静になれば(戦争法の必要性を)わかっていただける」などと述べました。

憲法の平和主義、立憲主義、民主主義という政治の土台を破壊し、国民の命を危険にさらす戦争法の強行成立への国民の怒りが一時の「嵐」だと思っているのか。

共産党は安保関連法案に対して「戦争法案」とレッテルを張りました。共産党の意見を簡潔に表現した効果的な「レッテル」でした。しかし、レッテルはレッテルにすぎません。そして、内容が良くても悪くても、内容を民衆に実感させることの出来なければ運動は長続きしません。

  *        *        *

「戦争法案」は流行歌のようなもの、そこそこヒットしたかもしれないが、流行にすぎない。

ひとつヒットがあるとファンがつく。そのファンに向かって活動を続けていれば、トップにはなれなくても活動を維持することは出来る。

今回の「戦争保安」でも注目を浴びたグループや人間がいました。彼等はトップになる(政権を奪る)ことは出来なくても、政治活動を続けることは出来るでしょう。

  *        *        *

特定秘密保護法の時の騒ぎと現在の静かな状態を思うと、今回の安保関連の法律も同じになると思ってしまいます。

将来を正しく予想することは重要です。何かを正しく予想できたということは、それを正しく理解しているからかもしれません。予想を間違えるということは対象を理解できていないからかもしれません。そして民衆を理解できない政治家・政党は良い政治をすることは出来ません。

しんぶん赤旗は以下のように予想しています。

2日の東京・日比谷野外音楽堂での「安倍政権NO!☆大行進」集会と銀座へのデモ行進には2万人が参加しました。戦争法の危険性が明らかになればなるほ ど、反対の「嵐」はいっそう強くなることは必至です。“おごれるものは久しからず”――政治の世界でも決して例外ではないでしょう。

この予想は当たるでしょうか。特定秘密保護法の時のことを考えると期待薄ですが。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2015/10/05 21:40 タイトル訂正
 訂正前:「戦争保安」は流行歌
 訂正後:「戦争法案」は流行歌

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 4日 (日)

反戦のダメなとこ

反戦のダメなとこ

東京新聞:反戦 願い集めて 絵本「戦争のつくりかた」短編アニメに
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015100302000250.html

東京を中心に活動するアーティスト集団「ノディン(NOddIN)」が、日本が「戦争できる国」になる過程を描く絵本「戦争のつくりかた」を原作にした短編アニメーションを完成させ、都内で開催中の展示会で4日公開する。



原作の「戦争のつくりかた」(マガジンハウス)は十一年前、イラク戦争への自衛隊派遣に反対する市民のグループが刊行。易しい言葉でその後の安保法制の整備や改憲を目指す政府の動きを記し、「予言の書」として話題に。昨年には、集団的自衛権行使容認の閣議決定などの動きを盛り込んだ新装版が出版された。



完成したアニメは「疑え」をテーマに、目黒区中央町のギャラリー「クラスカ」で開催中のノディンの展覧会で、四日午後三時と五時四十五分に上映する。今月半ばには、インターネットでも無料公開する予定。

「戦争のつくりかた」でぐぐると、原作の絵本のサイトが見つかる。で、読んでみたのだけれど、反戦運動のダメなところが凝縮されていると思った。

何がダメなのか。それは、

戦争には相手が居る(要る)という事を判っていない。
人間は、動物ではないけれど、動物としての性質を持っていることを判っていない。

結局、他者への配慮が出来ない自己中人間になってしまっている。自分の必要(食べて・着て・トイレする、など)が満たされているので、それが必要であることを忘れてしまっている。

  *        *        *

日本だけで戦争は出来ない。アメリカが必要ということではない。戦争には相手国が必要で、相手国が戦うことに合意しなければ戦争にはならない。日本が戦争をしかけたとしても、相手国が、ただちに降伏すれば戦争にはならない(相手国は、何故、降伏しないのか)。

相手国はには、相手国の事情と都合があって降伏しない。場合によっては、その都合で日本に戦争をしかけてくる。

そういったことを、反戦運動は無視しがちだ。

  *        *        *

人間は、動物ではないけれど、動物としての必要や性質を持っている。自分と似ているものを信用し、自分と違っているものを疑う。自分と同じものを食べ、自分と同じ言葉を話す人間を信用し、そうでない人間を警戒する。

そして群れを作り、群れで安全を確保し、利権を獲得しようとする。その究極の形が国家であり戦争だ。

そういった事を無視して、戦争と平和を語っても夢物語にしか見えない。

  *        *        *

反戦運動や反原発運動の主張やプロパガンダにに、現実が見えていないのではないか?と言う感想を持つことがある。現実が見えていない人間は、優れたアーティストにはなれるかもしれないが、優れた政治家にはなれない。

選挙の時、反原発や反戦運動の候補者が勝てないのは、そのせいだろう。

  *        *        *

ところで、

完成したアニメは「疑え」をテーマに、...(略)....上映する。

疑って考える材料はいろいろある。このアニメや絵本だってそうにちがいない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2015/10/05 04:30 訂正
 訂正前:結局、自分の事しか考えられない自己中人間になってしまっている。
 訂正後:結局、他者への配慮が出来ない自己中人間になってしまっている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年10月 3日 (土)

信用できない自白

信用できない自白

47NEWS:日本の公安庁、情報収集依頼か 中国で逮捕の2人、当局に示唆
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100201002988.html

中国当局がスパイ容疑で日本人男性2人を逮捕した問題で、日本の公安調査庁が2人に、中国や北朝鮮の動静について中国内での情報収集を依頼していた可能性が高いことが2日、日本政府関係者への取材で分かった。日中外交筋によると、2人は中国当局に対し、公安庁からの依頼を示唆しているもようだ。

数ヶ月も拘束されていれば、その精神状態はどうなるでしょうか。その状態で「公安庁からの依頼を示唆している」と言っても信用できるでしょうか。

  *        *        *

人が人を裁く以上、間違いは発生してしまいます。日本でも冤罪が起きてしまっています。自分も少しばかり興味があって、冤罪事件や何故冤罪が発生してしまうかについて、ネットで調べてみたりしていました。

人間は強くもありますが、弱い生き物でもあります。長期間拘束されて(拷問でなくても)取調べられたら、相手の望む答えを、つまり自白をしてしまう場合もあるのです。

  *        *        *

この「スパイ容疑事件」で、2つのことに注意しています。

ひとつめは、被疑者が「公安庁からの依頼を示唆」しことで、日本国内で日本政府への攻撃があるかどうか。日本政府に「海外で(戦争につながる)スパイをしていたんじゃないか」という攻撃や批判があるかもしれません。攻撃・批判はあるでしょうか、誰が攻撃・批判するでしょうか。

ふたつめは、そういった攻撃・批判をする人々が、自白の信頼性についてどんな態度をとるかどうかです。長期間拘束され取調べも公開されないのです。それを信用して政府を攻撃する人はどんな人でしょうか。日本での取調べの録画録音について、どんな態度を取っているでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 2日 (金)

野党とマスコミがハードルを上げてますから

野党とマスコミがハードルを上げてますから

Blogs:政権交代こそ野党連携の最大の目的(談話) 、 小沢一郎, 
http://blogos.com/article/137064/

野党連携の政治的な旗印は、「非自公」、「反安保法」など主要政策の一致で良いと思います。政策論議で細かいところまで詰めて一致させる必要はありません。国会の場でも、党議拘束を外せば同じ政党内でも各議員の考えで賛否の意思表示をすることができます。同じように、野党連携も国民にとって重要ないくつかの問題を共有できればそれで十分です。

「重要ないくつかの問題を共有できれば」とか言っていると、政権を獲ったあと意見や政策の違いを野党やマスコミに叩かれて、あっというまに崩壊しちゃいます。自民党政権に対して行なっている攻撃に耐えられる程度には一致していないとダメなんですよ、小沢さん。

  *      *      *

このへんのハードル、他で言えば金銭の取扱いの厳しさとかのハードルは野党やマスコミが攻撃してきた結果、上がっちゃってるんですよね。自分たちが上げたハードルを越えられる、自分たちが行なってきた攻撃に耐えられるレベルに達しないと政権を獲ってもたちまち崩壊です。そして、国民は民主党政権の経験もあって学習しています。

  *      *      *

野党とマスコミがハードルを上げちゃってますから、民主党、その他の政党が政権を獲るのは、当分、無理でしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政治家は引退できない

政治家は引退できない

毎日新聞:おおさか維新の会:政権との近さ、頼み 「清新さ」不透明
http://mainichi.jp/shimen/news/20151002ddm002010188000c.html

新党は、橋下氏が大阪都構想の住民投票否決から復活するための最初のステップだ。都構想実現のためには、ダブル選で勝利し、来夏の参院選でも存在感を示す必要がある。

しかし、内紛が続いた揚げ句、分裂で生まれた新党が、どこまで「清新さ」をアピールできるかは不透明だ。しかも新党参加の国会議員は、衆参で50人の現在の維新の党からは激減する。国政での存在感を発揮するためには、橋下氏や松井一郎大阪府知事が個人的に親しい安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら政権中枢との関係に頼らざるを得なくなる。松井氏は記者会見で「政府とは是々非々だったが、維新の党はいつのまにか安全保障関連法でもなんでも反対になったので、原点に返る」と強調した。

橋下新党に「清新さ」があるかどうかは判断できかねますが、清新さだけでは政治は出来ません。清新さで、人気は出るかもしれないけれど、現実の問題に対応できなければ政治は出来ません。対応できなければ「清新さ」などたちまち吹き飛んでしまいます。

橋下さんの新党に現実対処能力はあるでしょうか。

  *         *        *

私のような年寄りには、「新党ブーム」を経験した人間には、新しい政党だから何?って感じで関心を持てません。

  *         *        *

しかし、橋下さん、やっぱり引退しませんでした。芸能人・芸術家や作家のような自己表現する種類の仕事は「売れなくなる」「仕事が出来る状況ではなくなる(結婚・病気など)」はあっても、自分で進んで仕事をやめると言う意味での「引退」は珍しいんですよね。

宮崎駿も、引退するすると言いつつ何かを作ってるし。

橋下さんも引退は出来ないと思っていました。政治家も芸術家と同じで自己表現・自己主張の仕事ですから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 1日 (木)

国民の審判を受けているもの、受けていないもの

国民の審判を受けているもの、受けていないもの

毎日新聞:◇全国各地で訴訟の動き相次ぐ 統治行為論の壁
http://mainichi.jp/shimen/news/20151001dde012010002000c.html

統治行為論とは「高度の政治性を有した国家行為については、一見して違憲無効と認められない限り、司法審査権の範囲外」とする考え方。日米安保条約の合憲性が争われた砂川事件の最高裁判決(1959年)で言及され、その後も自衛隊の合憲性が問われた長沼ナイキ訴訟控訴審(76年)などで司法判断を避ける際にも使われた。

裁判所の消極的な姿勢に対し、「やっぱり九条が戦争を止めていた」などの著書がある弁護士の伊藤真氏は「今回は統治行為論で逃げてはいけない」とくぎを刺す。この論理で憲法判断を政治に投げ返す場合、二つの前提条件があるとの考えに基づく批判だ。

一つが、正当な選挙で選ばれた国会議員で構成された国会であること。もう一つは、政党同士が立憲主義という価値観を共有し、審議で歩み寄る姿勢を持っていること−−だ。伊藤氏はいずれの条件も満たしていないと指摘する。

一票の格差はあっても国会は国民の審判を受け、国民が選んだものです。ところで、憲法は国民の審判を1度でも受けていましたっけ?

   *        *       *

国民の審判を1度も受けていないものと、国民を受けているもの。国民の審判を受けていないものを重視し、国民の審判を受けている人々の判断を軽視する。それは民主主義なのでしょうか。それで国民に主権があると言えるのでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

50年先のことまで判りますか?

50年先のことまで判りますか?

河北新報 社説:電力供給予備率/原発の必要性問う契機に
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20150930_01.html

この国は本当に原発なしではやっていけないのかどうか。あらためて考えるきっかけにしていいのではないか。

今夏の電力需給の話だ。記録的な猛暑となったにもかかわらず、事前に想定された通り、電力不足という危うい事態には陥らなかった。

今年大丈夫だったから、来年も再来年も大丈夫とは言えません、5年先も10年先も大丈夫とは言えません。

ひとつの原発を建設するのに10年はかかります。これは日本が原発の技術を持っていて、です。もし、原発を放棄し設計や運用の経験者がいなくなった状態ではどうでしょうか。ひとつの原発を建設し安定して運用できるようになるまで10年では済まないでしょう。

  *        *        *

数十年先に原発が必要な状況にならないと誰が言えるのでしょうか。化石燃料は有限です、いつかは枯渇します。世界は、平和であることを望んではいますが、世界は戦争に満ちています。原油が入手できない状況になるかもしれません。

心配してたらきりがないですが、原発建設にかかる時間、設計や運用の経験を蓄積する時間を考えたら、危機の10年・20年前から準備を始めないといけなくなるのです。ならば、いまある原発を放棄せず、維持すれば良いのです。捨てなければ使える、ただそれだけ。

  *        *        *

多様性は大事です。原発は維持するべきです。エネルギー危機を20年前に予知することが出来るのであれば別ですが。

  *        *        *

しかし、いまだに、福島原発事故で漏洩した放射能での死傷者はゼロなのですよね。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »