「税金の使い道に文句を言うな」ですか?
「税金の使い道に文句を言うな」ですか?
信濃毎日新聞 社説:国立大改革 自治守る声を高めよう
http://www.shinmai.co.jp/news/20151030/KT151029ETI090006000.php
大学の教育内容は大学自身が決める。
憲法が学問の自由を保障し、教育基本法が大学の自主性や自律性を尊重するよう求めている現代では、当然守られるべきルールだ。
ところが今の政権はこのルールを軽んじ、特に国立大学の教育内容に口を挟んだり、交付金をちらつかせて誘導したりしている。
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国立大は2004年度に法人化されたのを機に国の交付金が削られ、研究費などの確保に苦しむ。だからといって時の政権の意向に沿う教育をしていたらどうなるか。戦前の歴史が教える。それを学ぶのも人文社会科学の領域だ。
国立大学には国民の税金が使われています。であるならば、国民の代表者たる国会議員の監視を受けるべきであり、政権から独立ではいられません。もしも、国民の税金を使いながら自由に活動して良いならば、「(俺たちは知識階級だから)国民は黙って税金を払え」と言うのと同じです。
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大学を縛ることに賛成はしないけれど、それならば国民に向かって「あいつらは好き勝手にやらせた方が成果を出すんだ」と説得しなければならないのではないか。
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税金を使っている以上、政治(国民の代表者)から自由ではいられないのです。
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コメント
入学式や卒業式に国旗掲揚も国歌斉唱もしない大学など国立とは言わない。国民の血税など一銭も支払いたくないというのがホンネの所だ。
国立と言う名称を使うなら日本を背負って立つ人材の育成に尽力すべきだろう。
何か反日ばかりやっているような気がするのは気のせいだろうか?
投稿: しょうちゃんのつぶやき | 2015年10月31日 (土) 20時24分