« 相手をバカと言うだけでは | トップページ | どうでもいい »

2015年10月 8日 (木)

論文が掲載されたことの意味

論文が掲載されたことの意味

47NEWS:「被ばくで発症」と主張 福島事故後の甲状腺がん 
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100601002207.html

東京電力福島第1原発事故後、福島県で見つかっている子どもの甲状腺がんの多くは被ばくで発症したものだと主張する分析結果を岡山大の津田敏秀教授(環境疫学)らのチームがまとめ、国際環境疫学会の6日付の学会誌電子版に発表した。別の疫学専門家からは「結論は時期尚早」との指摘がある。

私は、福島原発事故で漏洩した放射能では死傷者は出ないと思っていますし、このブログでもそのように書いています。ですから、この話は無視できません。

  *        *        *

科学的知見は発表されてこそ意味を持ちます。自分だけ、(あるいは少数の人間)が知っている知識は、魔術や宗教にはなっても科学にはなりません。科学は発表され知られてこを意味を持ちます。そして有名な場所で発表されると注目を浴びることになります。注目には賞賛もあれば批判もあり、場合によっては命取りにもなります。

STAP細胞も理研の研究室に留まっている限りは、賞賛も批判もありませんでした。有名な論文誌であるネイチャーに掲載されたことで騒ぎになり、結果は悲惨なものとなりました。

  *        *        *

著者の津田敏秀さんの名前でぐぐってみると、けっこう毀誉褒貶のある方のようです。また、国際環境疫学会もまっとうな学会で掲載された学会誌も査読のあるまっとうな論文誌のようです。いいかげんな雑誌であれば無視されて当然でしょうが、まっとうな論文であれば批判が起こるでしょう。

この論文によって起きる議論に注目したいと思っています。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 相手をバカと言うだけでは | トップページ | どうでもいい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/62432928

この記事へのトラックバック一覧です: 論文が掲載されたことの意味:

« 相手をバカと言うだけでは | トップページ | どうでもいい »