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2015年11月15日 (日)

臭い物にふたをしても

臭い物にふたをしても

朝日新聞:イスラム社会、排斥の動き加速を懸念 パリ同時テロ
http://www.asahi.com/articles/ASHCG5GNTHCGUHBI02J.html?iref=comtop_6_03

「イスラム憎悪に関する研究所」によると、9月末までに確認された事例は330を数え、すでに昨年1年間の3倍に達している。アブダラ・ゼクリ所長が「反イスラムの感情をあおる」と警戒するのが、仏右翼・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首だ。

ルペン氏は2017年の大統領選で決選投票に残ると目される。13日夜、ルペン氏は、12月の地方選に向けて仏西部ノルマンディーのルーアンへ遊説に出ていた。500人ほどの支持者らを前に、「イスラム原理主義の土壌が、我々フランス人の生活のあり方や自由をおびやかしている」などと訴えた。

臭い物にふたをして、中身が無くなって(あるいは変質して)しまうまで、ふたが出来るのであれば、良いけれど、ふたをしきれないとき、あふれだしてしまうとき、表面的なものを批判しても意味が無い。

「アブダラ・ゼクリ所長が『反イスラムの感情をあおる』と警戒するのが、仏右翼・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首だ」

ルペン党首の主張が受け入れられる、共感される状況そのものが問題なのであって、その状況をなんとかしないかぎり、ルペン党首のような意見の人間を排斥しても、次から次へと出現するだろう。

  *        *        *

イスラム教徒がイスラム過激派を排除できないので、イスラム教徒全体が攻撃対象になってしまうのは避けられない。穏健なイスラム教徒と過激なイスラム教徒を、一般人は区別できないのだから。

それが良いこととは思わないけれど。

  *        *        *

人道主義、多文化共生にどの程度の価値をおくのだろうか。こういったテロを我慢しながら維持するべきものだろうか。

理想と現実、人間の限界を理解しない政策は不幸な結果をもたらす。

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