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2015年11月16日 (月)

思った以上に野党がダメダメだったので

思った以上に野党がダメダメだったので

毎日新聞 社説:自民党60年 包括政党の力取り戻せ
http://mainichi.jp/opinion/news/20151115k0000m070106000c.html

利権の争奪や金権体質を伴う権力闘争ではあったが、多数派工作の過程で極論を排し、政策を穏健なものに修正していく力学が働いた。多元的な価値観を党内に抱えていることが、自民党の強さでもあった。

それがなぜ変質したのか。

小選挙区制の導入が派閥の影響力を弱めた。代わって公認権や人事権を通じて党執行部に権力が集中し、党内の政策論争も影をひそめた。

中選挙区では自民党が常に多数派となり政権交代が起きないし、自民党内部の議論は公開の義務はないし、アンダーグランドの派閥間の取引で政策や法案が決まるのはよろしくない。と言うような理由で、小選挙区制度になったと記憶しています。

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中選挙区から小選挙区とすることで、派閥間ではなく政党間で議論が行なわれるようになる、裏取引などの派閥政治の弊害も解消する、政権交代の可能性も高まるので政治に緊張感をもたらすだろう。そう思われていました。

ひとつの考え方でありました。しかし、見誤ったことがありました。それは野党がダメダメだったということです。

共産党は小さくまとまって頑固だし、民主党には政権担当能力がないし、新しく生まれた政党(維新やみんなの党)もグダグダ、政党間の議論もレッテル張り(「戦争法案」など)を競う場にしかならなかった。その結果、自民党の一人勝ち状態になってしまった。

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包括政党としての能力が自民党からなくなったとしたら、それは小選挙区制度にすることの結果であり、当然に予想されるべきことでした。自民党から零れた部分、零れた人々や議論は野党が受け止め、公開で討論されるようになるべきでした。

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小選挙区制度の導入が失敗だったとするならば、原因は、野党がダメダメだったこと、それを見抜けなかったことです。

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