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2015年11月 7日 (土)

間接民主主義・直接民主主義

間接民主主義・直接民主主義

朝日新聞:SEALDs、辺野古埋め立てに抗議「民主主義を否定」
http://www.asahi.com/articles/ASHC64K7JHC6UTIL01N.html

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画で、政府が同県名護市辺野古の埋め立て本体工事に着手したことを受け、安全保障関連法制に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーらが6日、東京都内で会見し、「地方自治の原則をないがしろにし、民主主義を否定する暴挙」とする抗議声明を発表した。

日本の民主主義は機能してるでしょ。ちゃんと選挙で選ばれた人々が政府を掌握しているのだから。でも、批判する人の気持ちもわかる。実行する政策が、原発政策にしても安保法制にしても民意(世論調査の多数派)とは言い難い部分もあるから。

でも、世論調査の結果との食い違いを理由に「民主主義の否定」と言うのは間違っている。発言者は間接民主主義の意味を判っていない。

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間接民主主義では「統治する人間」「法律を決める人間」を国民が選ぶ。

直接民主主義では「政策」「法律」を国民が選ぶ。

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間接民主主義でも民意は無視できない。国民の望む政策を無視しつづければ選挙で負けてしまうから。けれども、民意が直接的に政策や法律に反映する訳ではない。

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間接民主主義では、民意が必ずしも政策に反映されない。しかし、政策決定の早さ(毎回国民投票をしなくても良い)や国民が個々の政策に精通しなくても良い、政治家への責任転嫁が可能という利点がある。

さらに言えば、現実的には、一般人があらゆる政策に精通して判断するなんてことは出来ないから、誰かを決めて任せる~つまり間接民主主義~しか選択肢は存在しない。使うとしても、せいぜい、直接民主主義は特別な時にしか、あるいは補助的にしか使えない。

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自分の意見と違うから、世論調査の結果と違うから、ある地域の選挙結果と国全体の結果が違うからという理由では「民主主義を否定」という事にはならない。

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