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2015年11月19日 (木)

政治的に安易な道は

政治的に安易な道は

朝日新聞 社説:政権、沖縄知事を提訴 「第三の道」を探るとき(2015年11月18日(水))
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

改めて考える。辺野古移設は安全保障上、唯一の選択肢か。

答えは、否である。

政府は「辺野古が唯一の選択肢だ」と繰り返す。だが実際には、辺野古しかないという安全保障上の理由はない。むしろ、米国との再調整や、関係自治体や住民との話し合いなど、代替策の検討に入った場合に生じる政治的な軋轢(あつれき)を避けようとする色彩が濃い。

辺野古移設か、普天間の固定化か――。その二者択一を超えて、政府と沖縄、そして米国が納得しうる「第三の道」を探るべきときだ。

いいけど、何年かかかる?

普天間の海兵隊は(地理的な制約から)沖縄に基地を持つべきだと思っているけれど、仮に違うとして、海外や国内の代替地をさがして地元と交渉して、さて、いったい何年かかるだろうか。その間、普天間はどういう状態におかれるだろうか。

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朝日新聞のこの社説にある方法は、一見、沖縄の人々に優しいようで、けれど事故の危険にさらしつづける道だ。もっと言えば、政治的にも「努力しています」というフリもできる安易な道でもある。

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何かを開発する、何かを作る場合、「ユーザの欲しがるもの」と「ユーザが必要とするもの」が違う場合があると思わなければならない。「ユーザの言うとおり」に作ることは安易な道だ。責任もかぶらないですむし。けれども、ユーザの言う方法では上手くいかない(ユーザの必要を満たせない)と判っているとき、どうするべきだろうか。

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引用した社説の方法では、沖縄の負担を軽減できない。政治家は「努力している」というフリはできるだろうが。

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