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2015年12月 1日 (火)

弱者保護の否定につながるマイナンバーの否定

弱者保護の否定につながるマイナンバーの否定

BIGLOBEニュース:「私たちの一生が閉じ込められてしまう」マイナンバー違憲訴訟、原告が怒りあらわ
http://news.biglobe.ne.jp/trend/1201/bdc_151201_8271837139.html

原告の1人で、東京・杉並区の前区議会議員の奥山妙子さんは、会見で提訴理由を語った。

「なんといっても番号をふられることが気分悪い。書留をいくら受け取り拒否しても、番号は返上できず、不服審査することもできない。この怒りは、どう説明してもしきれないほど腹立たしく、原告に加わった。

恐ろしいのは、病歴や学歴、職歴も、この番号をキーに蓄積されていくこと。マイナンバーという、私が頼んだのでもない番号に、私たちの一生が閉じ込められてしまう。その情報を、当局がひもづけをして見ることができ、提供することを拒否できない。恐ろしい社会が待っていると思います」

マイナンバーが無くても政府は個人を把握している。出生届をだして戸籍や住民登録をしているのだから。個人の氏名、生年月日、出生地、住所などの情報があればマイナンバーがなくても個人を追跡することは理論的には出来なくはない。問題は精度とコストだけれども情報技術は進歩している。現在では無理でも10年先には判らない。

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国家が管理するという意味において、マイナンバーは、コストを下げて何年か先倒ししたにすぎない。

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しかし、「マイナンバーという、私が頼んだのでもない番号」ですか。

このブログの名前「乱読雑記」は私が名付けたものですが、私自身のもちろん別にあります。その名前は名前は「私が頼んだのでもない」のに親が付けたものなのですよね。まぁ、自分の名前を頼んで付けた人はいないと思いますが。

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社会に出ると様々な番号を付けられます。小学校では出席番号がありました。高校や大学には学生番号・学籍番号があると思います。どこかに勤めれば社員番号がつけられます。

管理を効率的にしようと思えばなんらかの番号がつくのです。

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マイナンバー制度を否定するのは、国家や政府による管理を否定することにつながります。それはそれで、ひとつの主義主張です。しかし、忘れてはならないのは「国家による管理を否定することは、国家による福祉や保護も否定することになる」ことです。

弱者保護をしたいのであれば、国家による管理(それによって、保護されるべき弱者を発見できる)を否定することは出来ません。このことは忘れてはなりません。

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