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2015年12月10日 (木)

近視眼的

近視眼的

BIGLOBEニュース:野坂昭如が死の4ヵ月前に綴った、安保法制と戦争への危機感「安倍政権は戦前にそっくり」「国民よ、騙されるな」
http://news.biglobe.ne.jp/trend/1210/ltr_151210_5983104084.html

戦争の犠牲となった人々、また、その悲しみを戦後70年間抱え続けた人々、そんな先人たちのためにも、いま一度「平和」への誓いを新たにしなければならない、と野坂は綴る。そんな野坂昭如の最期のメッセージをあらためて噛み締めたい。

〈戦争で多くの命を失った。飢えに泣いた。大きな犠牲の上に、今の日本がある。二度と日本が戦争をしないよう、そのためにどう生きていくかを問題とする。これこそが死者に対しての礼儀だろう。そして、戦後に生まれ、今を生きる者にも責任はある。繁栄の世を築いたのは戦後がむしゃらに働いた先人たちである。その恩恵を享受した自分たちは後世に何をのこすのか〉

〈どんな戦争も自衛のため、といって始まる。そして苦しむのは、世間一般の人々なのだ。騙されるな。このままでは70年間の犠牲者たちへ、顔向け出来ない〉

野坂昭如さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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野坂さんもそうですけれど、戦争反対を叫ぶ人々は、自分と国の関係しか見えていないように思うことが度々あります。戦争は悲惨だ、国は戦争をする、その準備をする。そこまではいいんです。でも、その先が見えていない。

戦争は、一国ではできません。必ず相手の国があります。その国のことを考えていないように見えるのです。

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戦争は、しかける時あれば、しかけられる時もあります。相手の都合、相手国の国内事情によって戦争をしかけられる可能性もあります。

野坂さんは(野坂さん達は)、そのことが見えているのでしょうか。

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優秀なエンジニアなら、自社の営業マンの言葉や交渉相手のユーザさんの言葉や様々な状況から、その先のことを考えます。ユーザの必要はユーザのユーザの必要から発生しているのです。その事が見えているか、ユーザの言葉だけで行動するか、それは大きな差を生み出します。

営業マンも商売人も同じ、自分のお客さんの要望や事情は大事、そこまでは大抵の人が見える。しかし、お客さんのお客さんがあるってこと。例えば、主婦の人が夕食のために買い物をしている。その時、主婦のひとだけ見るか、その主婦の人の家族まで想像するか。

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私には、野坂さん達、反戦活動をしている方々が、どこまで見えているか(見ようとしているか)疑問に感じています。彼等は、自分と政府(日本国)までは見えているでしょうが、日本が相手をしている国家までは見えていないのではないと感じているのです。

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