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2015年12月 8日 (火)

戦争が静かにやってくるとしたら

戦争が静かにやってくるとしたら

中日新聞 社説:「サビタの記憶」が描くもの 開戦74年に考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015120802000106.html

戦争は突然始まるものではありません。いつの間にか人々に忍び寄り、気付いたときには巻き込まれている。先の大戦もそうでした。きょう十二月八日。

北海道を拠点に活躍した作家、原田康子さん(一九二八~二〇〇九年)の作品に「サビタの記憶」という短編があります。



小説は次の一文で終わります。<その年の十二月に、イギリス、アメリカとの戦争がはじまった>

長い紹介になりましたが、この時期、日本はすでに満州事変に端を発する十五年戦争に突入していました。原田さん自身は四五(昭和二十)年八月十五日、勤労奉仕先だった北海道津別町の軍需工場で終戦を迎えます。



原田さんにとって「サビタの記憶」は「挽歌」以上に好きな作品だったといいます。七十四年前、日本が太平洋戦争に突入したきょう、原田さんが「サビタの記憶」に込めたメッセージを読み取りたい。繰り返します。戦争は突然始まるというよりも、足音静かにやってくるのです。

戦争の始まりを宣戦布告などで捉えるのは、受験勉強的には正しいかもしれませんが、ほんとうにそうかと問うと、なかなか答えにくい問題です。ですから、中日新聞の社説の言うように「戦争は突然始まるというよりも、足音静かにやってくるのです」というのには共感できます。

では、太平洋戦争の始まりは、いつなのでしょうか。

満州事変でしょうか、二・二六事件などの昭和初期の事件の時期でしょうか、それともペリー来航でしょうか。

たぶん、正解はないのでしょう、でも自分にはペリー来航のように思えてならないときもあります。

   *        *        *

いま戦争が、足音静かに始まっているとしたら、どんな戦争でしょうか。

日本の場合は、中国の膨張によるものでしょうか、ヨーロッパの場合は対イスラムか内部分裂になるような気がします。

   *        *        *

ヨーロッパの場合は、第二次大戦の反省からか、人道主義的でありすぎました。庶民の許容範囲を超えて移民を受け入れ過ぎました。その事への反発・反動から戦争が始まるとしたら、戦争の始まりは、人道主義的でありすぎた時期が始まったときを、戦争の始まりとするべきでしょう。

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