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2015年12月27日 (日)

民主主義のコスト、非民主主義のコスト

民主主義のコスト、非民主主義のコスト

産経新聞:中国でごみ施設に反対、150人が暴徒化し警察・学校襲撃 広東省
http://www.sankei.com/world/news/151225/wor1512250050-n1.html

中国広東省普寧市雲落鎮で、ごみ処理施設の建設に反対する学生や市民のデモ隊約150人が暴徒化し、警察や学校を襲撃した。普寧市が25日発表した。

デモ隊は24日に地元の二つの学校に侵入、ガラス窓を割り、他の学生や教師にけがを負わせた。警察車両も破壊し、地元政府庁舎も襲撃しようとしたため警察が鎮圧したという。デモ隊にけが人が出たかどうかは不明。

「民主主義のコスト」という言葉があります。民主主義は面倒くさい。合意形成に手間暇かかるし、選挙も手間暇かかる。対立派から罵詈雑言を浴びせられるのも我慢しなくちゃならない。時間もかかる。

民主政治を行なう国では、道路1本通すのにもゴミ処理施設を作るのも周辺住民の合意を得なくちゃならない。住民説明会などなど。

費用も時間も手間暇もかかります。こういったものが民主主義のコストだと思います。

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中国のような非民主主義の政治であれば住民の合意を得る必要はありません。政府内部で討論され決定されれば、それで(法的には)実行可能になります。

しかし、どんな社会であっても人間は意志を持ちます。建設に反対なひとは反対です。その意思表示を行ないます。民主政治では選挙という意思表示の方法がありますが、非民主政治にはありません。その中で、意思表示をしようとしたらどうなるか。

その一例が引用した記事にあります。

実力行使です。

これは「非民主主義のコスト」とでも呼ぶべきものでしょう。

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「民主主義のコスト」と「非民主主義のコスト」、どちらが「安いか」と言えば、民主主義のコストの方が(長期的には)安くつくと思います。

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