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2016年1月15日 (金)

議員定数の理論的根拠?

議員定数の理論的根拠?

しんぶん赤旗:定数削減「根拠」示せず 衆院選挙制度調査会が答申
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-15/2016011501_02_1.html

穀田氏は、答申の内容は「定数削減先にありきということが最大の問題だ。定数削減は民意の切り捨てであり、国会の監視機能を弱めるものだ」と指摘。答申自体が「現行の衆議院議員の定数は、国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難い」と認めており、「理由も根拠もなく提案するなどもってのほかだ」と批判しました。

議員定数に理論的根拠なんて存在しうるのだろうか。そもそも民主主義の根幹である国民(主権者)が誰であるか、誰が国民で誰が国民でないかという事に「理論的根拠」なんて存在しないし、そもそも民主的に決まったものでもない。

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日本国民が誰であるかを「理論的に」決めることも不可能なら、民主的に決めたのでもない。だって、民主的政府が誕生する時、つまり民主的政府が存在する直前、民主的な手続きが不可能な状態で「誰が参政権を持っているか(≒誰が主権者か)」を決めたのだから。

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政治に理論が不要だとは言わない。例えば、ある選挙制度の利点と欠点や癖を知ることは重要な判断材料になる。しかし、根本のところでは、理論ではなくイキオイや成り行きで決まったものであり、理論的に正しいかどうかより実利をもたらすものであるかどうかが大切なのだ。

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民主的政府は民主的に誕生することは出来ず、また、政治は理論的な正しさよりも実際に約に立つかどうかこそ重要なのだと言うことを忘れてはならない。

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