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2016年1月29日 (金)

間接民主主義なので

間接民主主義なので

NHK:甘利大臣辞任 政権運営への影響不可避か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010389821000.html

一方、衆議院予算委員会の竹下委員長は、29日に委員会で予定していた新年度予算案の趣旨説明を見送ることを決め、自民・公明両党は週明けの来月1日から予算案の審議に入りたいとしています。

これに対し、民主党などは「首だけすげ替えて審議入りというのはありえない」として、週明けの審議入りには応じない構えを見せており、今後、夏の参議院選挙もにらんで、安倍総理大臣の任命責任をただしていくほか、甘利氏の国会への参考人招致も検討するなど、国会審議で厳しく追及する方針です。

このため、与党内からは、今後の国会審議の状況によっては、新年度予算案の年度内の成立がおぼつかなくなるという懸念が出ています。

疑惑の追求も大事ですが政策や法案について議論してもらいたいと思わなくもないですが、だって、今回の疑惑は500万円ですが予算成立が送れた場合に日本全体が受ける打撃が500万円以下なんてありえませんから。

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しかし、日本は間接民主主義の政治をしています。間接民主主義では、有権者は政策ではなく政党や政治家を選択します。もちろん、政策は選択の根拠になるのですが、選択のときに正しかった政策がいつまでも正しいとは限りませんし、緊急事態において正しく判断ができる人間であることも重要です。

日本の有権者は、政党や政治家を選択する。であれば、小額といえども不正なお金を見逃すわけにはいかないのです。そのお金が示す人間性がありますから。

甘利さんを追求することには正当性があります。

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しかし、だからといって民主党の評価をあげることはありません。だって誰かがミスをしても別の人間の評価が上がることはありませんから。

そして、甘利さんのミスが500万円であるなら、民主党のミスは政治に関わるミスですから。

民主党は、先日の沖縄の宜野湾市長の選挙で普天間移設に反対する候補を応援しましたが、そもそも問題がここまで大きくなったのは民主党政権が「最低でも県外」と言ったからで、その後、散々迷走して、党の方針として普天埋設を賛成になって、で、反対派の候補を応援する。めちゃくちゃです。

だから、仮に、いまいま選挙があって、甘利さんと民主党の誰かを選択することになったら、甘利さんを選択するでしょう。

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甘利さんを追求することには正当性があるとは書きましたが、辞任した人間は(少なくとも今の時点では)過去の人であり現在の政策には影響しません。ですから、過去を追求するより現在と未来に影響する予算の審議を優先すべきであることに間違いはありません。

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