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2016年2月27日 (土)

国家は殺人もできるんですよ

国家は殺人もできるんですよ

朝日新聞:(池上彰の新聞ななめ読み)高市氏の電波停止発言 権力は油断も隙もない
http://www.asahi.com/articles/DA3S12228246.html?iref=comtop_fbox_d1_02

「総務省から停波命令が出ないように気をつけないとね」

テレビの現場では、こんな自虐的な言い方をする人が出てきました。

「なんだか上から無言のプレッシャーがかかってくるんですよね」

こういう言い方をする放送局の人もいます。

高市早苗総務相の発言は、見事に効力を発揮しているようです。国が放送局に電波停止を命じることができる。まるで中国政府がやるようなことを平然と言ってのける大臣がいる。驚くべきことです。欧米の民主主義国なら、政権がひっくり返ってしまいかねない発言です。

最大の「悪」といえば殺人です。人間を殺すことが悪いことであることに反対する人はいないでしょう。でも、国家は殺人を行うことがあります。死刑の執行や戦争です。そういった行為に対して国家に罰があたえられることは(めったに)ありません。

人さえも殺せる国家という存在が、停波命令ぐらい出来ないと思っているのでしょうか。

問題は、出来る出来ないではありません。誰がどのように決定するのか。異議申し立ては認められるのか。手続きは透明性をもって進められるのか。こういったことが問題なのです。

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独裁国家での裁判と死刑執行と民主国家での裁判と死刑執行。どちらも死刑執行であり、行為としては人間を殺すことですが、非難されるのはどちらでしょうか。それは何故でしょうか。

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具体化するのが嫌だから具体的手続きについて議論しない。それも戦術ではありますが、周囲から見ると駄々をこねているようにしか見えませんし、共感も得られないでしょう。

民衆の共感は、民主国家では力を意味します。彼等は力を持てないでしょう。

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「なんだか上から無言のプレッシャーがかかってくるんですよね」

ところで、上部から明示的にでも暗示的にでも、現場にプレッシャーがかからない組織なんて存在するのでしょうかね。

組織から仕事や給料をもらっておいて、プレッシャーもかからない現場や立場。それって隠れた権力者ってことですよね。

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