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2016年2月16日 (火)

命を大事にしなくなっている?

命を大事にしなくなっている?

朝日新聞:尾木教授、深まる怒り「事故ではなく事件」 バス転落
http://www.asahi.com/articles/ASJ2H63LTJ2HUTIL03V.html

一番感じるのは、日本社会が命を大事にしなくなっているのではということ。ハンドル一つに40人の命が乗っているという責任感が感じられないバス会社。誰が乗っていたか満足に説明できないツアー会社。それらを見逃してきた行政。競争原理で他社より一歩でも先んじようとする社会になってきている今、命を大事にする、ゆとりを持つ、という原点に戻る必要があるのではないでしょうか。

亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます。

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いまの日本が十分に命を大事にしているか?と問えば、そうでないかも知れないと答えるけれど、昔よりどうか?と聞かれたら、少なくとも軽く扱うようになったとは思えない。

たしかにバス事故は最近になって増えてきている。しかし、交通事故全体は減っている。日本社会全体が命を軽く扱うようになっているなら、交通事故全体が増えるのではないだろうか。また、自分の若いころのことを思いだしても、いまより命を大事にしていたようには思えない。

だから、私は「日本社会が命を大事にしなくなっている」ということには賛成できない。

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しかし、それは安全対策をしなくて良いということにはならない。私は、その責任(責任の一部を)をツアー会社に負わせるべきだと思う。何故なら、今回のような貸切バスによる事故では、バス会社と一般乗客の間に、ツアー会社が入る、しかも、一般人の乗客と違いツアー会社にはプロとしてバス会社を見定めることが出来るからだ。

今回のような事故の場合、ツアー会社には十分な賠償金や罰金を課すべきだし、事故に至らないまでも違反を起こしているバス会社を使ったことが判明したら、ツアー会社にも罰金を支払わせるべきだ。そうやって、ツアー会社に「良い(安全な)バス会社を使おう」という動機を持たせるべきだ。

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大事故の時だけじゃなく、小さな違反でも罰金を課して、それをツアー会社にも支払わせること。大きな事故の時だけだと一過性で終わってしまうから。

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しかし、様々な違反をしているという報道を見ていると「事故ではなく事件」という言葉に賛成してしまう。

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コメント

ここで言うツアー会社も彼らなりに人命尊重を心掛けているつもりなのでしょうが、その実質は面倒な部分を他人に押し付けているだけなんじゃないでしょうか。
自分で責任を負わないで済めば、他人に対してどうとでも高望みをしてしまう。それが顛末なんじゃないでしょうか。
よって管理人さんが、ツアー会社にも責任を持たせると言う事は賛成です。自分で責任を負う部分があれば、おのずと高望みもできないと思うのですよ。

投稿: DUCE | 2016年2月17日 (水) 20時25分

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