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2016年2月24日 (水)

違いを強調すること・野党勢力が結集すること

違いを強調すること・野党勢力が結集すること

中日新聞 社説:野党勢力結集 「安倍政治」の対抗軸を
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial

夏の参院選は「安倍政治」の継続か否かを問う重要な選挙だが、野党がバラバラで臨めば、安倍政権を利するだけだ。野党は党利党略を捨て、政権批判票の受け皿づくりに力を注ぐべきである。



国民の「冷めた目」を乗り越えて、民主党が再び政権を託すに足る信頼を得るには、安倍政治とは違う理念・政策の選択肢を地道に練り上げるしかあるまい。問われるのは見た目でなく中身である。

「批判票の受け皿」とか「安倍政治とは違う理念」などと「違い」を求めつづけ「違い」を強調するほどに野党は弱体化するでしょう。何故なら、物事には100点も0点もないからです。

安倍政治が0点なら、その逆をやれば良いでしょう。しかし、実際には0点ではありません。0点なら、あっというまに日本は崩壊してしまいますから、まだ崩壊してませんから。そして完全な政治もありませんから満点でもありません。

満点じゃないから、改善すべき点は多くある。でも全てを否定したら、いまやっている良いことも否定してしまう。

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改善することは、誰かが何かを獲得することです。いまやっている良いことを否定することは、誰かから何かを奪うことです。

人間は、同じ価値のものでも、獲得できない痛みよりも奪われる痛みを大きく感じます。同じ広さの領土でも侵攻失敗して獲得できないことよりも、奪われることの方が痛いのです。

安倍政治が満点とは思いませんが、50点以下とも思いません。安倍政治を全否定したら得られるものより、失うものの方が大きいと思いますし、奪われる痛みはとても大きなものになるでしょう。

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安倍政治との違いを主張したい気持ちは判ります。アピールしやすいですし。しかし、あれもこれもとやっていては、安倍政治の全否定になります。

政府の政策が「総花的」と批判される場合があります。全ての関係者に良い顔をしようとして、焦点が定まらず、結果、たいした効果を得られない。

同じように安倍政権を批判する者すべてに良い顔をしようとして批判が「総花的」になり、結果、全否定になる。

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総花的だと内部の関係者の合意を得やすいという利点があります。だって、利益は平等ではないかもしれませんが、組織内に損する人がいませんから。

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いろんな勢力が集まると、その政策は総花的になりやすい。

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野党勢力の結集、言葉の響きは良いけれど、結果が良いとは思いません。

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コメント

鳩山民主党に、小沢自由党に、さらに社民党に移行できなかった旧社会党の残党まで混ぜて、リベラル政党の「民主党」という、自民党に変わる政権担当能力を持った政党と作ったというので、更に、一度やらしてみてください。問うので、政権交代。 やってみたら、マニフェストとは絵に描いた餅であった。 政権与党なのに、与党内がまとまらないから、政策が決まらないまま、時が流れた。 有権者は、意外と記憶力良いと思うけどな。 だいたい維新の党って、民主党だと選挙に落ちそうだから、橋下維新の人気に頼って当選したやつらだろう。 前回の選挙で投票した人も、もはや、おおさか維新にしか投票しないだろうよ。 

投稿: 北極熊 | 2016年2月24日 (水) 13時57分

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