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2016年2月 5日 (金)

主権者って良いもの?

主権者って良いもの?

時事通信:日教組教研集会が開幕=岩手
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2016020500078

日本教職員組合(日教組)の第65次教育研究全国集会が5日、岩手県で3日間の日程で始まった。日教組によると、3日間で延べ約1万人の教員が参加。24の分科会で、18歳選挙権をめぐる主権者教育や防災・減災教育などについて683件の報告が予定されている。

権利には義務が伴う、また義務があれば権利もある。

私は会社と契約し会社の指示する仕事をする義務を負っている。同時に会社から給料をもらう権利を得ている。

仕事以外で言えば、例えば、夫婦はお互いに権利と義務を負っている。

さて、「主権者」という権利に伴う義務はなんだろうか。あるいは、どんな義務を負わされたから主権者としての権利が発生したのだろうか。

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「主権者教育」と言うからには、義務についても考えることを求めなければならない。

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古代ギリシャでは、戦争(国家の維持)が王族貴族のものであった時代には、王族貴族にのみ参政権が認められていた。戦費がかさみ富豪や商人からお金を徴収する必要が出てきたとき、富豪や商人にも参政権が認められた。奴隷が漕ぐガレー船が戦争に不可欠になると奴隷にも参政権が与えられた。

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船の下層で、ひたすら漕いで、でも甲板の指揮官の些細なミスが命にかかわる漕ぎ手の立場であれば、(戦争するかしないか、誰が将軍であるべきかなどについて)政治の場で話をさせろ言いたくなっても当然だ。

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法律上、あるいは制度上、主権者であることに義務はないかもしれない。しかし、権利だけ主張し義務を負わない人間は、軽んじられる、相手にされなくなる、影響力がなくなる。

そうならない為にも(特に政治を考える人間には)、主権者であることの義務、権利に対応した義務について考えてもらいたいと思う。

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主権者教育で主権に対応する義務を教えているかどうか知らない。しかし、教えなければ不誠実だとは言える。何故なら、知らせない義務を負わさせるのは騙すことだから。

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