なんか嬉しそう
なんか嬉しそう
毎日新聞 社説:消費増税の判断 政治の打算を離れよう
http://mainichi.jp/articles/20160330/ddm/005/070/039000c
首相は14年に延期を決めた際、「再延期はない。(旧)三本の矢を前に進め、(増税できる)経済状況を作り出せる」と明言していた。
仮にどうしても増税できない状況だというのなら、アベノミクスの失敗を認めるのが先だ。
消費税増税を延期したら、野党などの自民党や政府に反対する人々は何と言うだろうか。おそらく、アベノミクスは失敗した失敗したと騒ぐだろう。たぶん嬉しそうに。
でも、仮にアベノミクスが失敗だったなら、それは日本国民の多くにとって不幸な出来事なんだ。
不幸を喜ぶような人々を好きになるのは難しい。
* * *
野党などには政府を批判することが期待されている。批判されないものは腐敗するのだから、批判者は必要だ。しかし、それが「嬉しそうに」見えてしまっては、人間性を疑われる。選挙ではマイナスになるだろう。
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コメント
消費税増税を延期や凍結させるとすれば、リーマンショック級の経済情勢であるという事だから、野党は「アベノミクスの失敗」と言いたいのだろうが、「アベノミクスによる好影響を打ち消して余る世界経済の他の悪い要因がある」というのが、正しい。 世界経済の外部要因が大きく変わらなければ、政府の経済政策は国内景気に影響を及ぼしうるが、日本政府の経済政策が政界景気に影響を及ぼせるがごとくに、「増税延期(=世界経済悪化)は、国内経済政策の失敗」というのは、経済オンチにも程がある、、、というレベル。
投稿: 北極熊 | 2016年3月30日 (水) 14時56分