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2016年3月 1日 (火)

認知症と責任

認知症と責任

NHK:認知症で電車事故 きょう最高裁判決 家族の責任は
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160301/k10010426591000.html

9年前、愛知県で認知症の男性が電車にはねられ死亡した事故を巡り、JRが対応にかかった費用の賠償を男性の家族に求めた裁判で、最高裁判所は1日午後、判決を言い渡します。



先月2日に最高裁判所で開かれた弁論ではJRが「同居していた妻や介護の方針を実質的に決めていた長男には監督義務があったのに対策を怠った」と主張したのに対して、家族側は「一瞬も目を離さずに見守るのは不可能で、監督義務を課すと家族の負担が過酷になる」と反論しました。

最高裁判所は1日午後3時に判決を言い渡す予定で、認知症の人が事故を起こした場合の家族の責任について、どう判断するか注目されます。

自分は、どちらかと言えば被告側に共感する。認知症の人間の介護を家族だけで完璧に行うのは不可能だ。徘徊して出先で事故や事件を起こすことを完璧に防ぐことも不可能だ。

一方で、事故や事件の責任は誰かが取らなくてはならない。今日の判決では損害を受けたのが大企業(JR)だから、賠償がなかったとしても実質的に誰かが困るということはないだろう。しかし、被害を受けたのが小企業や個人だったらどうだろうか。

例えば、認知症の人間が徘徊し、どこかで火事を起こす、あるいは暴行し誰かに怪我をさせた場合、誰が責任をとるべきだろうか。被害を受けたのが小企業や個人で、賠償が行われないと人生に影響する場合、認知症だからと免責されて良いだろうか。

  *        *       *

交通事故における自動車保険のようなものが必要なのかもしれない。認知症と判断されたら保険の対象になって起こした事故や事件の被害を補償する。

介護者の側が無責任になると批判されるかもしれないが、被害者が泣き寝入りになったり、加害者が破綻するよりもマシではないだろうか。

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