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2016年3月 7日 (月)

当事者とは誰のことか

当事者とは誰のことか

山陽新聞 社説:性的少数者 まず当事者の声を聴こう
http://www.sanyonews.jp/article/310614/1/?rct=shasetsu

臼井さんはホルモン治療を受けているが、手術までは望んでいない。健康な体にメスを入れるリスクは避けたいと考えている。「世の中に男性として認めてもらうために、手術まで強制されるのはおかしくないか」と臼井さんは訴える。

心と体の性が一致しない人の中にも、手術で体の性を変えたいと望む人もいれば、そうでない人もいる。まさに一人一人の性は多様ということだろう。当事者の声を聴くことがいかに大切かを考えさせられる。

海外に目を向ければ、性別は本人の心の性に基づく自己申告を重視する考え方が広がっている。欧米では、性別変更を申し出た時、手術の有無を問わない国が増えつつあるという。14年には世界保健機関(WHO)などが、手術の強要は尊厳の尊重に反するとして、「手術を性別変更の要件として強制することはできない」とする共同声明を出している。日本でも人権問題ととらえ、特例法の要件のあり方について検討を急ぐべきだろう。

「心と体の性が一致しない人」が当事者であることに疑問の余地はない。しかし、当事者はその人だけだろうか。

例えば、女性トイレや女性用更衣室に心は女性でも身体や外見は男性にしか見えない人間が入って来たら、そこを利用する女性はどう感じるだろうか(逆も同じく)。その場合、女性用トイレや女性用更衣室を利用する人間は当事者ではないのだろうか。

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ホルモン治療を受ける体型は変化するだろうけれど、性器が無くなってしまう訳ではない。

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当事者は誰であるか。本人だけで良いのか。

人間は独りでは生きてゆけない。周囲の人間、同じ施設を利用する人間も「当事者」だ。

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ところで、「海外に目を向ければ」と言うと、その海外って欧米ですか?

でも欧米だけが海外じゃなくて、アフリカや中東には同性愛が犯罪である国もあります。そういった国では登録された性を変更するなんて夢のまた夢であることでしょう。

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コメント

少年ジャンプ掲載の「こち亀」には、本当は男でありながら、外観も心も声も女である事から、周囲の女たちから「同性」として受け入れられているキャラクターがいます。
性の多様性と言う物を強調するのであれば、まずは本人がそのような努力をする必要があります。それがなければ、単なるエゴとしか言いようがないのです。
ここに出て来る「本人」にしてみれば、切実な事なのでしょうが、安易に認めてしまえば、それに便乗してなにがしかの悪さを意図する人間にしてみれば、恰好のチャンスじゃないですか。

投稿: DUCE | 2016年3月 8日 (火) 14時15分

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