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2016年3月 2日 (水)

嘘くさっ

嘘くさっ

朝日新聞 社説:認知症訴訟 問われるのは社会だ  2016年3月2日(水)付
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

昨年1月に公表された認知症施策の国家戦略「新オレンジプラン」で、政府は「住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現」を掲げている。判決を機に、この歩みを着実に進めていきたい。

認知症の人が安心して暮らせる社会は、誰にとってもやさしい社会になるはずだ。

理想的な意味で「認知症の人が安心して暮らせる社会」であれば、「誰にとってもやさしい社会」になるだろうけれど、実現しようとしたら、下手をすると、認知症の人を優先する社会でそれ以外の人々が圧迫される社会になるんじゃないか。

  *        *        *

「◯◯にとって優しい社会は、全ての人にとっても優しい社会」という言葉をさまざまな場所で見聞きするけれど、「嘘くさっ」って思うことが度々ある。

人間は多様な存在なので、様々な必要があって、あるグループにとって優しいことが他の人々にとって厳しいことであることは珍しくないのだ。

  *        *        *

だけど、全部が嘘じゃない。例えば、身体障害者のための設備は多くの人にとっても便利だ。

「◯◯にとって優しい社会は、全ての人にとっても優しい社会」

全部が嘘じゃないけど、嘘くさい言葉ではある。

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コメント

最高裁の判決のニュース見て思ったこと。 
やはり、認知症の人は隔離しないと本人のためにも社会のためにもならない。 
外出が好きな認知症の人が暮らし居やすい社会って、例えば、ディズニーランドの中を認知症の方の町にして、その外側と隔離する事じゃないのかね。 

投稿: 噴火湾 | 2016年3月 2日 (水) 15時01分

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